おしゃれな雰囲気が楽しめる北欧映画16選。各国の魅力がたっぷり詰まった名作揃い

邦画もハリウッド映画もたくさん観たから、次は違うジャンルを開拓したいなとお考えなら、北欧映画はいかがでしょうか?今回は北欧映画の魅力と、おすすめの名作をデンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーの国ごとにご紹介します。

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おしゃれな雰囲気が楽しめる北欧映画16選。各国の魅力がたっぷり詰まった名作揃い
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tomomy08

ライター

夫と猫一匹と暮らす30代の主婦ライターです。毎日をゆったりと過ごしたいので、家事が楽になる便利雑貨や、時短の家事術を常に取り入れています。生活にゆとりができるような役立つ情報をわかりやすくお届けしていきます。

おすすめの北欧映画をご紹介!

邦画もハリウッド映画もたくさん観たから、次は違うジャンルを開拓したいなとお考えなら、北欧映画はいかがでしょうか?

シリアスだったりほっこりしたりと、北欧映画は幅広いテーマの素敵な名作がたくさんあるのですよ。

今回はそんな北欧映画の魅力と、おすすめの名作をデンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーの国ごとにご紹介します。

北欧映画の魅力

北欧映画の魅力①インテリアがおしゃれ

北欧映画の魅力①インテリアがおしゃれ

北欧映画は、登場する家具や小物がおしゃれなのが魅力の一つ。日本でも根強い人気を誇る北欧インテリアですが、映画に登場するのはもちろん本場のものなので、さりげなくハイセンスです。

ポップで可愛い雰囲気に心くすぐられたり、暖かい雰囲気の北欧インテリアは自宅の参考になったりしますよ。

 

 

北欧映画の魅力②旅行した気分になれる

北欧映画の魅力②旅行した気分になれる

北欧映画は、観るだけで現地を旅行した気分を味わえるのも魅力です。日本からはちょっぴり行きづらい北欧の国々。ですが映画に登場する美しい街並みや雄大な自然、日本にはない冷たく澄んだ景色などが、北欧の空気感を画面越しに伝えてくれます。

ぜひ映像の美しい名作をチョイスして、旅情を感じてくださいね。

 

北欧映画の魅力③子供と一緒に楽しめる

北欧映画の魅力③子供と一緒に楽しめる

北欧映画と言うと、暗い、大人向けといったイメージがあるかもしれませんが、実は名作童話を映画化したものも多いのですよ。

『ムーミン』や『長くつ下のピッピ』など、昔読んだことのある児童文学の映画は大人でも懐かしい気持ちになれるはず。親子で北欧映画を観る、というのも楽しいものですよ。

 

北欧映画の魅力④教養を深められる

北欧映画の魅力④教養を深められる

北欧映画は目をそむけたくなるような辛い史実や、どうしようもない現代の問題から逃げずに描ききる、シリアスな名作が多いのも特徴です。

ですが映画自体のテーマや意見が押しつけがましくなく、観る人間に委ねられ、自然と考えさせられるようなつくりが魅力。北欧映画は教養を深めたいときにもおすすめですよ。

 

おすすめの北欧映画《デンマーク》

美しい風景の中で人間関係が交差する

『アフター・ウェディング』は美しいデンマークの風景の中で、それぞれの思いや事情が複雑に絡み合う名作です。

インドで孤児院を営む主人公ヤコブは、とある会社から寄付を受けるため、その会社のトップ、ヨルゲンに会いにデンマークへ戻ります。

そこでヨルゲンの娘アナの結婚式に参加することになりますが、紹介されたヨルゲンの妻は彼の昔の恋人ヘレナで…というスト―リー。


 

ブラックユーモアがさえる聖書を元にした作品

コメディ好きなら『アダムズ・アップル』がおすすめ。

主人公は仮出所中のネオナチで、更生のため田舎の教会で暮らすこととなります。そこに住む人々は、教会の神父を始め訳アリばかりで…。

聖書の『ヨブ記』をモチーフにした物語ですが、おかしな人間模様をブラックユーモアたっぷりで描いた、思わずニヤッとしてしまう北欧映画ですよ。


 

戦争の矛盾と少年たちの悲劇

デンマークとドイツの知られざる史実を題材とした『ヒトラーの忘れもの』。

1945年、ドイツ占領下から解放されたデンマーク。ナチスドイツが埋めた200万もの地雷を撤去するために駆り出されたのは、取り残されたドイツの少年兵でした。

過酷な環境と地雷撤去作業のため、1人また1人と亡くなっていく少年たち。とても辛い、シリアスな名作ですが、目を背けてはいけない歴史がここにあります。


 

ドキドキハラハラのデンマークサスペンス

サスペンスやミステリーが好きなら『THE GUILTY/ギルティ』はいかがでしょうか。

緊急通報指令室に努める主人公アスガー・ホルムはある日、一本の通報を受けます。

それは今まさに誘拐されている女性からのSOSで、主人公は電話のやり取りとそこから漏れ聞こえる音だけを頼りに、女性の救出に奮闘していきます。

とても想像力をかきたてられる、没入感がたまらない名作ですよ。


 

おすすめの北欧映画《スウェーデン》

世界一力の強い奔放でキュートな女の子の物語

子供と一緒に北欧映画を楽しむなら、『長くつ下のピッピ』がおすすめ。有名なスウェーデンの名作童話を映画化したものです。

トミーとアニカという兄妹が世界一力の強い女の子ピッピと出会い、楽しい冒険の日々を過ごしたり、泥棒を追っ払ったりするストーリー。

1969年公開の少し古い北欧映画ですが、レトロ可愛い雰囲気が逆に魅力となっています。


 

不機嫌な少女と暖かく見守る大人たち

『長くつ下のピッピ』と同じ作者の児童文学作品をもとにした『ロッタちゃん はじめてのおつかい』もおすすめです。

ニイマン家の次女ロッタちゃんは、子ども扱いが嫌いで素直に甘えられない、ままならない日々を過ごす不機嫌な女の子。

そんなロッタちゃんが巻き起こす出来事を描いたオムニバス作品です。

ニイマン家の家具や小物がおしゃれなので、北欧インテリア好きな方も楽しめる名作ですよ。


 

スリリングな大人のファンタジー

大人の女性にはこちらの『ボーダー 二つの世界』のようなちょっぴりダークな北欧ファンタジーもおすすめです。

主人公ティーナは生まれつきの特別な嗅覚を活かして、国境フェリー税関職員として働いています。

容姿にコンプレックスのある彼女はある日、ボーレという奇妙な旅行者と出会い、次第に心惹かれていきます。

ですが実は彼はティーナの出生にもかかわる秘密を抱えていて…という映画です。


 

スウェーデン発ハートフルな人間ドラマ

『幸せなひとりぼっち』は、ほっこりあたたかな気持ちになれる北欧の名作です。

愛妻を失い、仕事も首になって人生に絶望し自殺しようとした59歳の主人公オーヴェ。

彼とむかいに引っ越してきたイラン人女性とその家族との喧嘩や交流が、やがて彼の心を立ち直らせていきます。

こちらもほっこりするストーリーはもちろんのこと、スウェーデンの素敵な街並みやインテリアも注目の映画ですよ。


 

 

おすすめの北欧映画《フィンランド》

フィンランドの国民的児童文学の映画版

オンネリとアンネリのおうち(字幕版)

『オンネリとアンネリのおうち』はフィンランドの名作児童文学を映画化したものです。

親友のオンネリとアンネリはある日、「正直者にあげます」という手紙とお金が入った封筒を拾います。

そのお金で水色のおうちを買い、気難しいお隣さんや魔法の使える陽気な姉妹などと交流しながら楽しい2人暮らしを始めますが…。

何もかもがポップで可愛い、女の子がキュンキュンする北欧映画です。


 

 

人生で本当に大切なものは何かを問う

ミニマリストやシンプルな暮らしに興味のある方は『365日のシンプルライフ』がおすすめ。

彼女にフラれたヘルシンキ在住の26歳、ペトリが物で溢れかえった自分の部屋がイヤになり、一度リセットするためにとある大胆な方法をとる、というドキュメンタリー。

本当に必要なものや何が幸せなのかを、自分と向き合って吟味していく、淡々とした雰囲気の北欧映画です。


 

ソ連との戦いを描いた戦争映画

『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』は1941年、冬戦争後も止まらないソ連の侵攻に抗うため、ドイツと手を結び立ち上がったフィンランドの戦いを4人の兵士の目線で描いた映画です。

ただ勝った負けたという話ではなく、強国の間で揺れ動くフィンランドの苦悩と英雄ではない、それでも守りたいもののために戦う兵士たちの姿が胸をうつ重厚な名作です。


 

湖を舞台にしたネイチャードキュメンタリー

フィンランドの美しい自然や風景を堪能するなら、『ブルー・ジャーニー/湖のものがたり』がおすすめ。

とある湖を舞台に、愛くるしいビーバーやアザラシの家族、獰猛な表情を見せるカワウソや湖に潜む魚など大自然の中で生きる様々な動物たちが映像に収められています。

フィンランドの光り輝く湖と、雄大な森林は美しいの一言です。北欧の自然に癒されたい時にぜひ観てくださいね。


 

おすすめの北欧映画《ノルウェー》

バレエに全てをかける少年たちの青春

『バレエボーイズ』はノルウェーのオスロで、プロバレエダンサーを目指してひたむきに頑張る、3人の少年の姿を追った記録映画です。

12歳から16歳という青春まっさかりの彼らが、バレエや学校、将来とまっすぐ向き合う姿に胸をうたれます。

バレエ好きな方や、子育て中のママにこそ観て欲しい名作です。


 

ちょっと変わった北欧スリラー映画

ホラーやスリラー好きなら『テルマ』がおすすめです。

ノルウェーの田舎町に住む幼少期の記憶がない少女が、成長してオスロの大学に進学しそこで出会った同級生に恋します。

しかしそれ以来テルマは発作におそわれ、周辺では不可解な事件が起こるようになり…というストーリー。

ノルウェーの自然や、冷たくのしかかるような暗い映像が、独特の雰囲気をかもしだす北欧ホラーです。


 

復讐に燃えるおじさんのドタバタコメディ

『ハロルドが笑う その日まで』はゆるく観られるコメディ映画です。

小さいながらも高品質な家具を売る店を40年営んできた主人公ハロルド。ですが近くに「IKEA」ができてしまい、閉店する羽目になります。

仕事も妻も亡くした彼は、復讐のためにIKEAの創業者を誘拐するべくスウェーデンに向かう、というストーリー。

北欧のインテリアや景色を楽しみつつ、くすっと笑える作品ですよ。


 

北欧バイオレンススリラー映画

バイオレンスなアクションものがお好きなら『ヘッドハンター』はいかがでしょうか。

主人公は美人な妻に裕福な暮らしと全てを手に入れたノルウェーのヘッドハンター。ですが実は生活を維持するために、美術品の盗難を裏稼業にしています。

最後の裏仕事と決心して盗みに入った先がとんでもなく最悪で、主人公は人生最大のピンチに見舞われてしまいます。

読めない展開と、疾走感がたまらない作品ですよ。


 

おすすめの北欧映画まとめ

今回は、北欧映画の魅力やおすすめの北欧映画16作品を国ごとに分けてご紹介しました。

重厚なテーマを描く名作から、おしゃれでキュートな雰囲気の映画、自然美あふれるドキュメンタリーまで様々な映画がありましたね。

この記事を参考に、早く帰れた平日やお休みの日に、どっぷり北欧映画の世界にひたっていただければ幸いです。

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