世界の恋愛のことわざを集めました。昔から伝わる愛にまつわる素敵な言葉をご紹介

恋愛は万国共通。各国には、恋愛にまつわることわざがたくさんあります。そこで今回は、日本と海外の恋愛に関することわざをご紹介します。有名なことわざから、あまり耳にしたことのないおしゃれで珍しいことわざまで、さまざまにピックアップしました。

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世界の恋愛のことわざを集めました。昔から伝わる愛にまつわる素敵な言葉をご紹介
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ライター

海沿いの町で夫と子ども達と暮らしながら、英語を使った仕事をしています。映画・キャンプ・海・手作り・本・エクササイズ、色んな事が大好きです。Let’s try anyway!とにかく何でもやってみよう。

恋愛に関することわざをご紹介!

今も昔も、恋愛は万国共通。各国には、恋愛にまつわることわざがたくさんあります。同じ意味を持つことわざでも、日本と海外では言い回しが異なる場合も。

そこで今回は、日本と海外の恋愛に関することわざをご紹介します。有名なことわざから、あまり耳にしたことのないおしゃれで珍しいことわざまで、さまざまにピックアップしました。

恋愛のはじまりから結婚、別れに関するものなど、心に響く素敵なことわざが色々。時にはことわざを使って、相手に想いを伝えるのもおしゃれですよ。

恋愛に関することわざ《日本》

恋愛に関することわざ

まずは、恋愛に関する日本のことわざをご紹介します。

「源氏物語」などにも見られるように、古くから手紙や和歌に想いをのせてきた日本人。日本人の恋愛模様を表すのに、ことわざを用いるのは珍しいことではありません。

一つずつのことわざを見てみると、現代の恋愛事情とあまり変わらないように感じるのも面白いところ。

平安貴族はこれらのことわざを使って恋文に想いをのせ、おしゃれに恋愛を楽しんでいたのかもしれませんね。

 

 

理想的な恋愛関係

落花流水の情(らっかりゅうすいのじょう)

出典:https://kotowaza.jitenon.jp/

「落花流水の情」は、両思いの心を表すときに使われることわざ。まさに「相思相愛」の状況です。

散っていく花の下を流れていく川の水。花は水の流れに身をまかせたいと感じ、水も花を自分の流れに乗せていきたいと思っている様子を表しています。お互いの気持ちが一致して、想いが自然と重なるような、素敵なことわざですよね。

音の響きや漢字の並びがとても綺麗なので、海外の友人に教えてあげると喜ばれそう。恋人に意味を教えてあげるのも、おしゃれかもしれません。

 

恋愛は大胆に

恋と願いはよくせよ

出典:https://proverb-encyclopedia.com/

「恋愛をするときは大胆に、願いを持つなら大きく持て」という意味を持つことわざです。

とかく大人の恋愛は臆病になってしまいがちですが、大胆に行動するのは気持ちがいいもの。もし友人が片想いで悩んでいたら、ぜひこのことわざを伝えてみてください。

また、つねに大きな夢を心に抱いて生きるのも素敵な心がけ。願いが大きいほど、叶ったときの喜びもひとしおですし、叶えたい気持ちが強いほど、なんだか叶う気がしませんか?

とてもポジティブで、いつも心にとめておきたい素敵なことわざですね♪

 

恋愛の条件

一押し二金三男(いちおしにかねさんおとこ)

出典:https://imidas.jp/proverb/

「一押し二金三男」とは、モテる男性の条件を表すことわざ。まずは「押しの強さ」、次に「お金」、最後は「顔」が大事だと言っています。

いつの時代も、女性は押しの強さに負けてしまうようです。顔よりもお金が大事というのも、現実主義の女性ならでは。

特に昔は、恋愛=結婚という概念があったので、お金は重要な項目だったんですね。

ちなみに、この後に「身分」と「芸」が続く、「一押し二金三男四程五芸」という5段階バージョンもあります。「身分」は家柄やステータス、「芸」はおもしろい人といった感じでしょうか。

 

運命の恋愛

合縁奇縁(あいえんきえん)

出典:https://dictionary.goo.ne.jp/

人が互いに心惹かれ合うのは、説明のつかない巡り合わせによるものだ、という素敵な意味を持つ「合縁奇縁」。

人同士の全般的な”ご縁”に関して言うことができますが、特に男女間の恋愛関係を表すときに多く使われることわざです。

何度別れてもヨリを戻したり、離婚してもまた同じ人と再婚する、なんてパターンは「合縁奇縁」の2人と言え、珍しいことではないんですよ。

「運命」と呼ぶこともできますが、古くから「ご縁(えん)」というものを大切にしてきた、日本人らしいことわざと言えますね。

 

恋愛に関することわざ《英語圏》

恋愛に関することわざ2

続いては、海外のおしゃれなことわざをご紹介。まずはアメリカやイギリスなど、英語圏のものを集めました。

日本のことわざと同じ意味でも、その国の気候や文化によって使う表現が変わる珍しいものも。一方で、日本語をそのまま直訳したようなことわざもあります。

簡単な単語で、素敵な表現やおしゃれな言い回しをしているので、ことわざで英語を学ぶのもおすすめですよ。

海外映画を見ていると、ことわざが使われていることもあります。いくつか知っておくと面白いですよ♪

 

恋愛は勝ってこそ

All is fair in love and war.

恋愛と戦争では手段を選ばない

出典:https://www.ihcway.com/

「恋愛も戦争も勝たなくては意味がない」という考えがベースにあり、「そのためには手段を選ばない」という、なんとも欧米らしいアグレッシブなことわざです。

アメリカのラブコメ映画「10日間で男を上手にフル方法」では、セリフ中におしゃれに登場。

主人公の女性が、男性に「このことわざの考えに賛成かどうか?」を尋ねています。確かに、まだよく知らない相手の恋愛観を確かめたいときにはぴったりの質問ですね!

男性も女性も、恋愛のはじまりには多少の強引さも必要なのかもしれません。

 

全世界共通の恋愛戦術

The way to a man’s heart is through his stomach.

男の心をつかむには胃袋から

出典:https://kakuyasu-eigo.com/

「美味しい料理で男性の気をひこう」という意味のこのことわざは、日本語でもそのままよく使われますね!

“through”という単語は”通り抜ける”などのイメージが強いかもしれませんが、「〜を介して・通じて」などの「手段」を表したいときにもよく用いられる単語。

このことわざに使われているのは、どれも簡単な単語ばかりなので、ぜひ覚えてみましょう。

外国の人と恋愛の話題になったとき、サラッと言えたらおしゃれですね♪

 

恋愛は気まぐれ

Woman are as fickle as April weather.

女は4月の天気のように気まぐれ

出典:https://nativecamp.net/

イギリスのこのことわざは、日本の「女心と秋の空」と同じ意味で使われています。今でもよく聞く、有名なことわざですね。

1年を通して雨が多いイギリスですが、冬から春へ移る4月は、特に天気が変わりやすい季節。今晴れていたのに急に雨が降り出す、そんな気まぐれな天気は、どこの国でも女性の心に例えられているようです。

イギリスではほかにも、”A woman’s mind and winter wind change often”(女心と冬の風は変化しやすい)といった、同様の意味を持つことわざもあります。

 

恋愛はポジティブに

Tis better to have loved and lost than never to have loved at all.

失恋でも恋しないよりまし

出典:https://www.shane.co.jp/

「失恋しちゃっても、恋愛できただけいいよ!」という、とてもポジティブなことわざ。日本語の「当たって砕けろ」とニュアンスが似ているでしょうか。

「失恋」を「失敗」に、「恋」を「挑戦」に置きかえてみると、恋愛だけでなくさまざまなことに当てはまりますね!

”Tis”は聞き慣れない単語ですが、”It’s(It is)”を意味する古い英語。”ティズ”と発音します。英語のことわざでは、現代ではあまり使われない、おしゃれで古風な英語の表現が学べるのもおもしろいところです。

 

恋愛に関することわざ《その他の国》

恋愛に関することわざ3

英語圏以外の海外の国にも、恋愛にまつわるおしゃれなことわざがたくさん。ここでは心に響く、素敵な恋愛のことわざを4つご紹介します。中にはあまり有名ではない、珍しいことわざも。

たくさんの経験を重ねてきた大人ほど、恋愛のことわざに奥の深さを感じますよね。自分と重ね合わせるところはあるでしょうか?

「愛は国境を越える」と言いますが、話す言語は違っても、恋をしたときの感情は日本も海外も同じなのかもしれません。

 

恋愛とは月のよう

月と恋は満ちれば欠ける(ポルトガル)

出典:https://iyashitour.com/

月を使ったおしゃれで素敵なことわざ。月が満ちて欠けるように恋愛もピークを過ぎると冷めていく、というポルトガルのことわざです。

なんだか少し淋しい気もしますが、月が欠けた後はまた満ちてくるもの。恋愛でも倦怠期を越えた2人がまた盛り上がる、なんてことがあります。

満月や半月、三日月のように、色々なときがあるからこそ恋愛はおもしろいのです。

夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したのは有名な話。国は違えど、どちらも月で恋愛を表現した、おしゃれで素敵な言葉ですね。

 

恋愛は溢れでるもの

恋は口を閉ざしていても語り出す(ドイツ)

出典:http://meigen.ko2ko2.net/

恋愛中のウキウキした心が体全体から溢れてしまうような、そんな素敵なことわざです。

片想いでも両思いでも、恋愛をしていると感情が表に出てしまうもの。隠そうとするほどに周囲にはバレバレ、なんてこともあります。

女性は恋をすると美しくなるとも言われているので、キラキラと輝く外見にも心の内がもれてしまっているのでしょう。

凛とした真面目なイメージのあるドイツ人女性も、恋愛をするとこんな感じなんだ♪と思うと、なんだか嬉しくなります。どこの国でも、恋とは勝手に語り出すものなんですね。

 

恋愛とは繊細なもの

愛はガラスのようなものだ。いいかげんにつかんだり、しっかりつかみすぎたりすると割れる。(ロシア)

出典:https://iyashitour.com/

続いては、おしゃれで素敵なロシアのことわざ。色々な恋愛経験を重ねてきた大人にこそ、響くのではないでしょうか?

恋愛中の人の心はもろくて難しいもの。大切に扱わなくてはいけないし、だからといって束縛しすぎても気持ちが離れてしまいます。

そんな恋愛の繊細さを、ガラスに例えて物語っているところが素敵ですね。恋愛中のカップルのみならず、結婚生活を長く続けている2人の心にもしっくりくるのでは?

ガラスのように美しいけど、デリケート。恋愛って難しいけど、だからこそおもしろいと感じられる素敵なことわざです。

 

恋愛結婚は慎重に

結婚へは歩け、離婚へは走れ(ユダヤ)

出典:https://iyashitour.com/

最後はユダヤのことわざ。結婚を決めるときはよく考えて慎重に、離婚を決めたらさっさと次の人生へ進もう!ということを意味しています。

「離婚は罪」と考えるキリスト教と違い、ユダヤ教徒は現実主義。努力をしてもお互いが幸せでいられないのなら離婚もアリ、という考え方のようです。現代の人たちにも使える、前衛的で素敵な考え方ですね。

とてもストレートなこのことわざ。シンプルな言い回しもおしゃれですよね。結婚を迷っている人にも、別れを迷っている人にも、かけてあげたい言葉です。

 

恋愛に関することわざのまとめ

世界中のさまざまな素敵な恋愛のことわざ。有名なものから、おしゃれで珍しいものまで色々ありました。

古くから伝わることわざには、その国の文化や風土を感じられるものも。海外のことわざは、比較的わかりやすいシンプルな言葉で綴られているので、外国語を学びたいときにもぴったりです。

自分の恋愛に行き詰まったとき、恋愛で心が乱されているときは一度ことわざを探してみてください。昔の人も海外の人も、恋愛においてはみんな同じなんだなとわかると、心が晴れるかもしれませんよ。

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