幼馴染との結婚はうまくいく?
幼馴染同士で付き合っているカップルにとって、このまま結婚するべきかどうか悩む人は少なくありません。それは昔から知っている分、普通の彼氏・彼女とは少し違った恋愛模様であり、ラブラブで甘い関係というよりも現実的な関係性のカップルが多いからと言えます。
一緒にいて楽な存在だからこそ、結婚生活を続けられるのかという心配を抱えている人も多いことでしょう。そこで今回は、幼馴染と結婚することのメリット・デメリットを始め、幼馴染と幸せな結婚生活を送るためのポイントなどをご紹介します。
幼馴染との結婚で迷うこと
まずは、幼馴染との結婚を考えている人が、どういった点に気になって迷うのかを見ていきましょう。多くのカップルは、大人になってから出会った人と恋愛して結婚に至りますが、小さい頃に住んでいた場所で既に出会っていた幼馴染が相手の場合、どうしても「恋愛関係」というよりも「現実的な関係」であることが多く、この先も長く一緒にいられるか心配になる要因になります。
また、親族の関係も近く、昔からの友達付き合いや思い出など共通点が多いことも、幼馴染との結婚で迷うことの一つになっています。詳しく見てみましょう。
新鮮味がない
幼馴染との結婚で迷うこと1つ目は、新鮮味がないことです。恋愛感情だけではない現実的なカップルだからこそ、いい夫婦関係を築けたりするものですが、小さい頃から知っている友人の一人のため、付き合う中で、過去の話を聞いたり相手の新たな一面を知るといった新鮮さがほとんどありません。
よく知っているからこそ素の自分でいられるのはとてもいいことですが、長い結婚生活を送るにあたっては新鮮さが重要となります。そのことは今付き合っている中でも、安定と引き換えに不安に感じやすいポイントと言えます。
共通の知り合いが多すぎる
幼馴染との結婚で迷うこと2つ目は、共通の知り合いが多すぎることです。小さい頃、同じ土地や学校で過ごした者同士のため、友達や知り合いはほぼ共通して、お互いの親にもよく知られていることでしょう。そんな幼馴染同士で結婚すれば、何かあればすぐに広まってしまう姿が目に見えますよね。
カップルとして恋愛しているだけであればまだしも、万が一離婚してしまった場合に帰省しにくくなるのが現実です。このように共通の知り合いが多い環境が理由で結婚に踏み切れないでいる人は少なくありません。
恋愛結婚に憧れがある
幼馴染との結婚で迷うこと3つ目は、恋愛結婚に憧れがあることです。大人になって素敵な男性と出会って、大恋愛の末に結婚したいという夢を持っている女性は少なくありません。しかし実際にカップルとして付き合っているのは幼馴染で、彼氏・彼女という間柄ではあるものの、100%恋愛モードになることはなく安定した関係を保っているという現実。
そういった夢と現実の違いに気付き、改めて自分の結婚観について考えた時に、このまま結婚に踏み切っていいものかどうか、本当に自分は幸せなのかという疑問を持つようになります。
幼馴染と結婚するメリット
続いて、幼馴染と結婚するとどんなメリットがあるのか見ていきましょう。カップルとして恋愛しているだけであれば楽しいことだけを考えていてもいいかもしれません。しかし夫婦になることで、大変なことも一緒に乗り越えていかなければならないとう現実がありますが、実は幼馴染という関係は良い夫婦関係を築く上でメリットになるのです。
昔からよく知っている間柄ということで、取り繕った姿ではなく自然体で過ごせることや、お互いの信頼関係が既にできあがっていることが大きいです。具体的に見てみましょう。
自然体でいられる
幼馴染と結婚するメリット1つ目は、自然体でいられることです。大人になってから出会った人と彼氏・彼女という関係になると、どうしても自分を良く見せようとしたり、嫌われたくないという気持ちから自分を取り繕ってしまうことが多いです。
そういった恋愛モードのまま夫婦になることで、大事なところで気持ちの擦れ違いが生じることがあります。その点、幼馴染カップルはお互いをよく知っていて、背伸びせずに自然体で過ごせることから、最初から現実を受け止めた状態で夫婦になれるので、簡単に亀裂が入るようなことはありません。
お互いの親族との信頼関係ができあがっている
幼馴染と結婚するメリット2つ目は、お互いの親族との信頼関係ができあがっていることです。カップルとして恋愛している間は、本人同士の関係が全てですが、夫婦になることによってお互いの親や家族との関係を避けて通れないのが現実です。
幼馴染同士の結婚の場合、既にお互いの親とも顔なじみで信頼関係ができあがっているパターンが多く、結婚してから何かと反対されて対立したり嫁姑問題などに悩むこともありません。お互いの人間性が昔から分かっているので、結婚してから親族関係に苦労することが滅多にない点は、大きなメリットになります。
共通の思い出がある
幼馴染と結婚するメリット3つ目は、共通の思い出があることです。通常のカップルの場合、大人になってから出会っているため、彼氏・彼女としての思い出しか作れませんが、同じ年代に同じ場所で同級生として過ごしてきた幼馴染同士の場合、様々な共通の思い出があります。
自分達の思い出だけではなく、共通の友達や先生のことなど、恋愛以外の共通の思い出が多くあることは、長い夫婦生活の中でも会話のきっかけになります。日々の会話の中に「懐かしいね」と楽しめる話題があることは、幸せな夫婦生活を築く上で大事なことです。
幼馴染と結婚するデメリット
続いて、幼馴染と結婚するデメリットを見ていきましょう。恋愛だけであれば感じることはないかもしれませんが、結婚となるとより深い関係になるため、現実的にマイナスに感じることも多いです。通常のカップルにはない、幼馴染だからこそのデメリットとしては、新鮮味がないことや、周囲に共通の知り合いが多い分逃げ道がないことが挙げられます。
ほとんどがメリットでもあり、良し悪しは考え方や対応次第とも言えますが、デメリットになり得る部分を整理することは、悩みを払拭するために重要です。詳しく見ていきましょう。
ときめきが少ない
幼馴染と結婚するデメリット1つ目は、ときめきが少ないことです。大人になってから出会った人と大恋愛の末に結婚するカップルは、夫婦になっても恋愛感情が続いている状態のことが多いでしょう。
しかし昔から知っている幼馴染同士の場合、彼氏・彼女の関係の時から既に安定した関係のため、好きという感情よりも居心地の良さの方が強いというのが現実です。関係が安定しているのはいいことですが、夫婦関係にはたまにときめくことも必要な要素で、長い期間良好な夫婦関係を築いていく上で重要なポイントになります。
ストレス発散する場が限られる
幼馴染と結婚するデメリット2つ目は、ストレス発散する場が限られることです。周りに共通の知り合いが多いということは、彼と喧嘩をした時に相談したり愚痴を聞いてもらう相手も、2人の共通の友達になってしまうということが多いです。
2人のことを知っている友達だからこそ話しやすいこともありますが、彼のことも知っている仲間なので、必ずしも自分だけの味方をしてくれるわけではなかったり、余計な噂が広まってしまう可能性も高く、彼のことで問題が生じた時にストレス発散する場が限られるという辛い部分もあるのが現実です。
お互いの実家が近い
幼馴染と結婚するデメリット3つ目は、お互いの実家が近いことです。お互いの実家が近いというのは、カップルとして仲良く付き合っている時は一緒に帰省しやすいというメリットになりますが、夫婦になってからのことを現実的に考えるとデメリットとなることもあります。
例えば、夫婦喧嘩をしてしまい少し距離を空けたい時など実家に帰りたいと思っても、相手の実家も近いので気軽に帰ることができず、実家にいることが周囲に知られることで噂も気になるでしょう。少しの間離れて冷静になりたい時にお互いの実家も近いと、行く場所に困るというわけです。
幼馴染との結婚の決め手となるポイント
続いて、幼馴染との結婚の決め手となるポイントをご紹介していきます。メリットやデメリットを知って改めて考えてみて、なおさら悩んでしまうという人は多いでしょう。その多くは相手が幼馴染という点で迷っているかもしれませんが、一番大事なのは幼馴染かどうかではなくどんな人と結婚するかという点であることを忘れてはいけません。
この先長く一緒に過ごしていくパートナーを決める上で重要なポイントとなるのは居心地の良さです。彼と一緒にいる時の自分自身がどんな気持ちになっているか、どう感じているかを見つめ直してみましょう。
一緒にいて楽
幼馴染との結婚の決め手となるポイント1つ目は、一緒にいて楽ということです。結婚生活に夢見ている女性も多いですが、結婚生活こそ現実的な日常であり、今までカップルだった2人も、この先長く共に過ごしていく「パートナー」に変わるわけです。
自分だけの生活ではなくなるので自分勝手に暮らすわけにもいかないですし、逆に一緒にいて毎日のように気を遣っているようでは長続きしません。さりげないことで笑えたり、無言の空間も苦じゃない関係であることが大事になってくるので、一緒に過ごしてどう感じるかは決め手になり得るポイントです。
価値観が似ている
幼馴染との結婚の決め手となるポイント2つ目は、価値観が似ていることです。価値観が全く一緒という人はいないものですが、特に大事にしたいことや根本的な考え方などの価値観が似ていることはとても重要です。
カップルとして付き合っているだけであれば、価値観の違いも刺激になるものですが、育った環境が違う程、夫婦になって子供ができた時などに子育て論やお金の遣い方などの考え方の違いから、夫婦関係に溝ができてしまうというのが現実です。育った環境が似ている幼馴染でも、今一度、大事にしたい価値観が似ているかを確認してみましょう。
親族関係
幼馴染との結婚の決め手となるポイント3つ目は、親族関係です。結婚は、本人同士だけのことではなく家族同士のことなので、親族関係はとても重要です。嫁姑問題など、夫婦関係以外のことが原因になって溝ができてしまい、うまくいかなくなる夫婦も少なくありません。
本人同士の関係を見直すことも大事ですが、自分の親と彼の仲であったり彼の親と自分の仲が良好かどうかも、結婚を決意する上で大きいポイントとなるでしょう。幼馴染であればなおさら、親族との関係は結婚生活に影響してくるので見直してみましょう。
幼馴染と幸せな結婚生活を送るコツ
次に、もし幼馴染と夫婦になった場合を仮定して、良好な夫婦関係を築くコツを見てみましょう。迷っている今だからこそそのコツを知ることで、迷いを後押ししてくれるものです。幼馴染の彼と幸せな結婚が出来そうか、自分が幸せになれそうかを考えても答えが出ない時は、あえて違う視点に立ち、幸せになる方法やコツを考えることで気持ちが楽になります。
そして悩みの種となっている部分やデメリットとして気になっている部分についても、解決できることでしょう。一度肩の力を抜いて考えられるように、幸せな結婚生活を送るコツをご紹介します。
定期的に新鮮なデートをする
幼馴染と幸せな結婚生活を送るコツ1つ目は、定期的に新鮮なデートをすることです。幼馴染と安定した付き合い、関係性を保てるのはいいことですが、長い期間夫婦として良好な関係を築くにはときめきも必要不可欠です。いつまでもお互いに素敵なパートナーとして感じられるように、定期的に新鮮なデートを取り入れましょう。
結婚記念日や誕生日など、年に1回は夫婦2人だけでお洒落なレストランで食事したり、あえて遊園地に行って一緒にはしゃぐというデートもいいですね。たまにでいいので「非日常」の時間を一緒に過ごすことが大事です。
異性として意識する
幼馴染と幸せな結婚生活を送るコツ2つ目は、異性として意識することです。夫婦になると、異性として意識することよりも家族という目で見るようになってくるものです。昔から知っている幼馴染同士であればなおさらで、カップルという関係の時から既に家族のように安定しているという人も多いでしょう。
安定した関係も大事ですが、夫の前では「妻として」「女性として」過ごすように、日々のさりげない言動を意識しましょう。幼馴染だからという理由で「今更女っぽくしても…」と思わず、彼にとって唯一の「妻」であることを忘れないことが大事です。
会話を大事にする
幼馴染と幸せな結婚生活を送るコツ3つ目は、会話を大事にすることです。長い間一緒に過ごしていると、自然と会話は減ってくるもので、馴れ合いから「ねえねえ」「あのさ」などと呼びかけることも多いでしょう。また、相手の話を聞く時に、スマホをいじりながら聞いているような「ながら聞き」をしている人も少なくありません。
言いたいことは分かっているなどとは思わずに、話しかける時はきちんと名前で呼び、目を見て会話をすることを忘れないようにしましょう。幼馴染であっても、会話を大事にすることは信頼関係を深めることに繋がります。
幼馴染との結婚で自分らしい幸せを手に入れよう
幼馴染との結婚には、メリットもデメリットもあることが分かったと思いますが、それ以上に、幸せになれるかどうかは、幼馴染かどうかではなく考え方次第であるということに気付いたのではないでしょうか。
結婚は人生においてとても重大な決断ですから、簡単に決められるものではなく、悩んでしまうのは極自然なことと言えますが、デメリットはメリットでもあり、対策次第で解決できることが多いです。今回ご紹介した幸せな結婚生活を送るコツを参考にして、幼馴染との結婚で自分らしい幸せを手に入れましょう!
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