【連載】「防災の日」命を守る家になるためにチェックしておきたいこと・買っておきたいもの

9月1日は「防災の日」。 生き残り・生き延びられる「命を守る家」になるために、今一度家の中で気を付けてチェックしておきたいこと。 また、最低限備えておきたいものをご紹介します。

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【連載】「防災の日」命を守る家になるためにチェックしておきたいこと・買っておきたいもの
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中村 佳子

ライター

片づけのプロ・ライフオーガナイザー+防災士 “子どもが自分でできる”ための「収納の仕組み・声掛け・考え方」を提案。 個人宅・企業での片づけ作業、セミナー、収納・子育て関係の記事を執筆。 2018年9月『男の子が』ひとりでできる「片づけ」』(KADOKAWA)を出版。 プライベートは、13歳・9歳の男の子がいる4人家族で3LDK80㎡のマンションに暮らす。

9月1日は「防災の日」。

生き残り・生き延びられる「命を守る家」になるために、今一度家の中で気を付けてチェックしておきたいこと。

また、最低限備えておきたいものをご紹介します。

もう一度チェックしておきたい”家の中”

家の中の家具が全て倒れたとしたら…

「地震が起きた時の避難経路をチェックしておく」というのは聞く話ですが、地震が起きた時今の状態と同じ状況ですか?

地震後きっと家の家具が倒れ、モノが散乱しているはず。

一度家の家具が全て倒れたと想像してみて、それでもすぐに避難できる道があるか、倒れた家具が道をふさいで外に出ないようなことがないかチェックしてみてください。

わが家もそうですが、マンションでは1か所道がふさがったことで外に出れないということがありえます。

そんなことを考えても、背の高い家具は避けたいですね。


 

 

そのドア、開けることができますか?


 

もう1つ、家の中で気を付けたいのは「ドア」。

背が高くなくても何かが倒れてモノがドアにつっかえたり、開ける方向をモノがふさがないかも要チェックです。

時々、お客様宅で見かけるのがドアの横に積んだ段ボールに入ったお茶のペットボトル。

重さもあるので、ドアを塞ぐと子どもの力ではドアが開けられません。

防災に「想像」は必須。「もし○○になったら…」で家中をシュミレーションしてみてください。

 

最低限買っておきたい 5つの防災グッズ

大人1人につき、水分は2・3リットル必要だと言われています。

食べ物よりもまずは水。夏は冬よりも多めに買っておきたいところです。

トイレなど飲料以外でも必要になるので、お風呂に貯めておいたり、雨水を貯めれる家庭用タンクを用意するのも有効的です。


 

モバイルバッテリー

連絡手段・情報源…今の時代ではなくてはならない必需品なのは災害時も同じです。

停電になることを見越して、太陽電池タイプのものが1つあると便利です。

日常から外出時に災害にあう可能性を考えて、持ち歩く習慣を付けるといざというときに困りません。


 

非常用トイレ

食べるのと同じくらい大切なのが「出す(排泄)」こと。

トイレが不衛生になると途端に遠のき、体調不良に繋がります。子どもは特に。

衛生面で維持しやすいグッズを購入しておきます。


 

サランラップ


 

災害時、意外と使えるのが「サランラップ」と言われています。

・お皿に敷いて、洗い物を減らす(洗った汚れた水を流せないので)

・ケガをした際の止血・包帯替わり

・寒い日に体に巻き付け保温効果

・ねじってロープや紐へ

・ガラスやタイルなどに貼って伝言板がわりに

ざっと書いても5通り。

わざわざ買って保管をしなくても、いつもキッチンに予備を1つと心がけるだけでも防災です。

 

防臭効果の高い袋

臭いは目に見えないので見過ごしがちですが、汚物など臭い問題は体調が悪くなったり・イライラしたりと体と心の両方にダメージを与えてしまいます。

わが家は高い防臭力と菌を通さず衛生的な「臭わない袋 BOS」を購入しています。


 

まとめ

まずは生き残るために家の危険をチェックし、生き延びるために必要なグッズを備える。

9月1日の「防災の日」を目前にぜひ見直してみましょう!

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