日常生活を送る上でスムーズな動線が描ける間取りを取り入れることは、暮らしやすさにつながります。
今回は、心地良いライフスタイルを実現できる動線の良い間取りや工夫を、玄関やリビングなど場所別にご紹介します。是非、お家づくりの参考にしてみてくださいね。
暮らしやすい家づくりのヒント集
玄関
玄関ホールからダイニングの光景が見通せると、視界を遮らずに空間の広さを演出できます。
引き戸なら荷物を持っていても入りやすく、人の出入りが多い場合でもぶつかることなくストレスフリーですね。
枠部分を上質な風合いに仕上げることで、室内を美しくフレーミングできる効果も期待できます。
こちらは、玄関ホールからすぐにLDKに入ることができる間取りです。
通勤や通学などで出入りが多い場合でも声を掛けやすいため、忙しい日々を送るファミリーにもぴったりの造りですね。
真っ白な壁や天井が爽やかで、室内に広がりをもたせているのもポイントです。
キッチン
対面式キッチンのすぐ横にダイニングテーブルをレイアウトすれば、調理台との距離が近いため食事の配膳から片づけまでの動線がスムーズです。
出来立ての料理をすぐにサーブできたり、お茶やコーヒーのおかわりを準備するなどにも便利なので、おもてなしにも役立つ配置ですね。
キッチンから出入りしやすい位置に設けられたウォークインパントリーは、買い物をした時に直接荷物を持ち込んだり、調理道具を出し入れしたりするのに役立ちます。
こちらは、置くものに合わせて棚の位置を自由に決められるダボレールを採用しています。
立ったまま取り出せる位置に棚を設置できるため、快適な使い心地ですね。
犬は飼い主といつも一緒にい行動したがることが多いため、室内では近くで休んだり寝ていたりすることが常ですよね。
アイランドキッチンなら犬がキッチン周辺にいても目が届きやすく、ダイニングやリビングとのつながりもあるため、ケアしやすい環境が整いますよ。
リビング
トップライトから差し込む陽光がレンガ壁風の壁面を美しく彩るリビングです。
横幅のあるAVボードが設置されているため、空間をより広く見せる効果を与えていますね。
夫婦で寛いだり、子供と遊んだりするなどして居心地良く過ごせるレイアウトです。
こちらは、階段を中央にして左奥に洗面所と浴室、右には収納庫が設けられているリビングです。
どちらもリビングと同じエリアにあるため、利便性の高いのが特徴的です。
これなら共働きで忙しい中子育てをしていても、時間を有効に使うことができますね。
ロフトを取り入れたため、天井高で開放感に溢れるリビングです。
階段は壁面に設けられているため、ロフトと行き来しやすいのが魅力的。
家族が思い思いに過ごしていてもお互いに気配を感じられ、居心地の良い空間づくりが実現しています。
ディスプレイと収納を楽しめるキャビネットが、階段下に設けられている個性的なリビングです。
階段と床材の木の質感を馴染ませ、ソファもブラウン系で統すれば全体的に包み込まれるような雰囲気になりますね。
リビングに階段があると生活動線が良くなり、家族とのコミュニケーションも活発になるのもうれしいですね。
デッキテラス
部屋のあらゆる方向からアクセス良好なインナーデッキテラスは、トップライトから採光が得られて室内にゆとりと開放感をもたらしています。
観葉植物を育てたり、子供の遊び場になったりと、用途を選ばずに活躍する機能的なスペースですね。
スタディスペース
キッチンに隣接されたスタディコーナーは子供が使いやすく、キッチンで作業をしていても見守りやすいのがポイント。
調理や片付けなどをしながら、宿題の進捗を確認したり、翌日の教材の準備を促すなどできるため、時間を有効に使えます。
ワークスペース
こちらは、2階のウォークスルークローゼットへつながる廊下に設けられたワークスペースです。
アクセントクロスを取り入れれば、書斎のような素敵なインテリアが実現しますね。
2階ならプライベート感もあるため、落ち着いて過ごせるのもメリットです。
洗面所
こちらは、シューズクロークからウォークスルークローゼット、洗面所と浴室が真っすぐにつながっている快適動線。
帰宅後すぐに靴を仕舞ったり、洗面所で手を洗ったりするなどが自然に習慣になるため、家族にあれこれ指示したり、毎回片づけをしたりする手間などを減らすことができますよ。
夜に洗濯をしたり、天気が不安定な日など、部屋干しをするお家は多いですよね。
洗濯物を洗う・干す・畳む・しまうの一連の動作がスムーズにできれば、いつでも快適に使えます。
造作棚を取り入れれば棚上をカウンター代わりにして、洗濯の準備をしたり畳んだりするなどに便利に使えますよ。
洗面所とフラットにつながるバルコニーのある間取りなら、洗濯物をすぐに干すことができますね。
洗面所は湿気が籠りやすい場所ですが、扉を開けておけば空調のコントロールも容易なので、カラッとした状態を保ちやすくなります。
洗面台周りの壁はタイル貼りにすれば水ハネが目立ちにくくなり、ワンランク上のインテリアを楽しめますよ。
まとめ
今回は、生活しやすい動線を反映させた間取りや工夫についてご紹介しました。
家事の負担が軽減できたり、家族のコミュニケーションが深まるなど、生活動線が良ければ、ライフスタイルに寄り添うお家が完成しますね。
是非、ご紹介した実例を参照し、お家づくりの参考にしてみてくださいね。
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