不倫から結婚した人の現実とは?
もしも既婚者である男性を好きになってしまったら、この気持ちを貫いていいものか深く悩んでしまうことでしょう。
もしも相手に妻子がいることを知っておきながら関係を続けてしまったとしたら、それはもう「不倫」です。
しかし、不倫から結婚したカップルがいるのもまた事実です。不倫から結婚したカップルを待ち受けている現実とはどんなものなのでしょう。
今回は、不倫結婚のリスクと幸せになるために必要な覚悟についてご紹介します。
不倫はリスクが大きい
相手が既婚者だと知っていてもどうしても抑えられない気持ち、不倫を経験したことがある女性ならきっと理解できるでしょう。
人を好きになることは理屈ではありませんが、不倫には大きな大きなリスクが付きまとうものです。
ここでは、不倫のリスクの大きさについて解説していきます。
リスク①自分の婚期を逃してしまう
不倫のリスク1つ目は「自分の婚期を逃してしまう」ということです。
1人の女性である以上、幸せな結婚をしたいと考えるのは当たり前のことです。
とくに女性は妊娠する時期だって気になってしまいますよね。
しかし、結婚できるかわからない相手との不倫に時間を取られてしまっていると、大切な婚期を逃してしまう可能性が高くなってしまうのです。
恋愛や結婚はタイミングが重要ですし、時間は取り返すことができないものだということをしっかり考えてみましょう。
リスク②相手の妻から慰謝料を請求される可能性がある
不倫のリスク2つ目は「相手の妻から慰謝料を請求される可能性がある」ということです。
もしも相手の妻に不倫がバレて訴えられると、高額な慰謝料を請求される可能性があります。
不倫の慰謝料には明確な基準というものは存在しませんが、だからこそ相手の言い分で金額が跳ね上がってしまう可能性があるのです。
不倫が原因で離婚をすることになった場合には250〜300万が慰謝料の相場だとされています。
また、相手に子どもがいた場合には増額の対象となります。
リスク③社会的信用を失う恐れがある
不倫のリスク3つ目は「社会的信用を失う恐れがある」ということです。不倫は人の倫理に外れた行為です。
不倫に対しての明確な法律がある訳ではありませんが、戸籍上夫婦となった者同士には「夫婦の貞操義務」という義務が生じます。
この「夫婦の貞操義務」を違反すると、慰謝料の請求が認められます。
問題が裁判まで発展し大きくなれば、周囲に隠し通すのも難しくなってしまうでしょう。
社会的に「不倫はNG」とされていますので、不倫が周囲にバレると社会的に信用を失うことに繋がるのです。
リスク④相手が本気で離婚してくれるかはわからない
不倫のリスク4つ目は「相手が本気で離婚してくれるかはわからない」ということです。
例えば、あなたには「もうすぐ妻とは別れるから」だとか「夫婦仲がうまくいっていない」とボヤいていたとしても、実際自分の目で確認した訳ではありませんよね。
相手がきちんと離婚して、本気であなたと結婚してくれるなんて保証はどこにもないのです。
もしも相手が本気ではなく、遊びの不倫だった場合はあなたが深く傷つくだけではなく、膨大な時間を無駄にすることになります。
不倫を終わらせるには
相手の家族の未来や幸せをじっくりと考えてみる
不倫を終わらせるためには「不倫相手の家族の未来や幸せをじっくりと考えてみる」ということです。
あなたが関係を持っている相手には家族がいます。
一度は永遠を誓いあった妻と、もしかすると可愛い子どもだっているかもしれません。
奪略愛に踏み切るということは相手の家庭を崩壊させるということです。
相手の妻や子ども達から夫、パパを奪うだけではなく、当たり前だったはずの幸せな未来や日常までも奪うことになるのだということを、しっかり考えることが大切です。
きちんと自分の将来設計をしてみる
不倫を終わらせるためには「自分の将来設計をきちんとしてみる」ということが大切です。
人は幸せになるために生まれてきたのです。今あなたは幸せな人生を歩けていますか?
素敵な男性と出会い結婚し、妊娠し子どもを生む。
女性にとっては当たり前の未来でも、不倫をしていると婚期を逃してしまったり難しくなってしまいます。
自分が思い描く未来を生きるためにどうしたら良いのか、きちんと考えてみましょう。
相手の好きなところと不倫のデメリットを紙に書き出す
不倫を終わらせたいと思っているのでしたら「相手の好きなところと、不倫のデメリット」を紙に書き出してみることがおすすめです。
どんなに小さなことでも良いので「堂々とデートできない」や「いつも虚しさを感じる」といった、自分がデメリットに感じている部分を書き出してみましょう。
相手の好きなところより不倫のデメリットが上回ったら、それがあなたの心が下した答えなのではないでしょうか。
相手が再婚者になった理由を家族に言えるのか考える
不倫を終わらせるには「相手が再婚者になった理由を家族に説明できるのか」を考えてみましょう。
もしも相手が本気であなたと結婚をするために離婚をしたとします。
すると相手は、あなたと結婚をする時には「再婚者」となるのです。
もちろんあなたの家族や両親は「なぜ再婚者になったのか」理由を知りたがるでしょう。
その時にあなたは家族に対して、きちんと彼を庇いながら自分達の現状を説明することができるでしょうか。
不倫結婚する前に考えたいメリット・デメリット
メリット:結婚生活を安定させやすい
不倫結婚をする前に考えたいメリットは「結婚生活を安定させやすい」ということです。
不倫をしている時に相手から聞いた「結婚生活の不満」を活かすことができるというメリットです。
相手がどんな結婚生活を理想だと思っているのか、どんな結婚生活を送ると相手の気持ちが離れていくのか、不倫の時に得た情報を上手く利用すれば、相手が不満を抱かなかいように結婚生活を安定させることができるのです。
メリット:相手の行動の変化にすぐ気づける
不倫結婚をする前に考えたいメリットとして「相手の行動の変化にすぐに気づける」というものがあります。
もしも相手が、また同じように新しい女性に目を向けてしまった時、いち早く相手の行動に気づくことができます。
不倫から結婚したからこそ、相手の動きや態度の変化にすぐに気づいて対処できるのではないでしょうか。
少し寂しい現実かもしれませんが、相手には一度でも「永遠を誓った自分の妻を裏切った」という事実があります。
デメリット:不倫結婚には常に罪悪感が付きまとう
不倫結婚をする前に考えたいデメリットとして「不倫結婚には、結婚後の生活で常に罪悪感が付きまとう」ということがあります。
人の家庭を壊したという罪悪感、元妻や子どもたちを深く傷つけたという罪悪感……。
拭おうと思っても簡単に拭うことはできないほど、不倫結婚のデメリットは大きいものなのです。
デメリット:既婚者になっても安心できない
不倫結婚をする前に考えたいデメリットとして「既婚者になっても安心することができない」というものがあります。
不倫を経て、奪略愛からの結婚をしたという記憶や経験は消えません。
もしかすると「彼のことだからまた不倫をしてしまうかもしれない」だとか「いつ裏切られるかわからない」という不安感に悩まされる日々を送ることになるかもしれないのです。
不倫結婚が成功するパターン
お互いに強い覚悟を持てたら成功する可能性が高い
不倫が成功するパターン1つ目は「お互いに強い覚悟を持てたら成功する」というパターンです。
不倫結婚を成功させるためには並大抵の努力では成し得ることはできません。
あなたも相手も「何が何でも相手と一緒になりたい」という強い思いと「周囲に何と罵られても構わない」という強い覚悟が必要なのです。
お互いがいかに本気かということがカギを握るのです。
相手を信じ抜くことが大切
不倫結婚が成功するパターン2つ目は「相手を信じ抜くことができるか」ということが重要なポイントです。
不倫結婚という奪略愛からの結婚生活は、結婚後も多くの壁や試練が立ちはだかるでしょう。
どんな状況に陥ってしまった時にも、相手のことだけは信じているという強い意思が必不可欠です。
相手をとことん信じ抜くことができれば、不倫結婚を成功させることができるでしょう。
自分が不幸にした人への配慮を忘れない
不倫結婚が成功するパターン3つ目は「自分が不幸にした人への配慮を忘れない」ということです。
不倫結婚まで貫いたとしても、きっと今後も自分が不幸にした人達への罪悪感から開放されることはないでしょう。
ですが、その覚悟があって不倫結婚に踏み切ったはずです。
自分が不幸にした元妻や、子どもたちへの慰謝料の支払いや配慮をきちんと行う気持ちを持ち続けることが大切です。
不倫結婚が失敗するパターン
自分も奪略されるのではと常に不安が拭えない
不倫結婚が失敗するパターン1つ目は「不倫結婚後、自分もいつか誰かに奪略されるのではないか」という不安が拭えないことによるものです。
あなたは相手に対して少なからず、不倫結婚をしてしまえる人だという認識を抱いているのではないでしょうか。
その気持ちを「信じる」という気持ちでしっかりカバーできれば良いのですが、もしも不信感の方が暴走してしまうと、2人の関係すら崩壊してしまう恐れがあります。
妊娠した時に不倫されてしまった
不倫結婚が失敗するパターン2つ目は「妊娠した時に不倫されてしまった」というものです。
不倫結婚でも、お互いが本気で相手を愛して求めているのならこれはもうどうしようもないことです。
しかし、中には「癖」という言葉で片付けて不倫を繰り返す男性もいます。
そんな相手を選んでしまうと、妻が妊娠していて構ってくれないことを理由に不倫されるというパターンもよく聞く現実なのです。
罪悪感に押し潰されてしまった
不倫結婚が失敗するパターン3つ目は「罪悪感に押し潰されてしまった」という理由からくるものです。
もちろん、元妻や相手の子どもたちへの罪悪感は一生付きまとうものでしょう。
そして、不倫によって振り回してしまったあなたの両親や家族、そして相手の両親や家族、友人達、時には社会からの重圧に押し潰されてしまう可能性だって否めないのです。
不倫結婚で幸せになるための覚悟とは
世間から批判されても貫きたい気持ちなのか
不倫結婚で幸せになるための覚悟は「世間から批判されても貫きたい気持ちなのか」ということをしっかり意識するということです。
不倫という、倫理に外れた行為に寛容な目を向けてくれる人はなかなかいないでしょう。
もしかしたら、信じられる相手は彼だけだという状況に立たされてしまうかもしれません。
そんな状況になっても構わないという覚悟が持てるかどうか、しっかり自分自身に向き合いましょう。
自分のせいで不幸になる人達がいるということ
不倫結婚で幸せにになるための覚悟に「自分のせいで不幸になる人達がいることへの意識をきちんと持つ」ということがあります。
あなたが相手と結ばれて幸せになることと引き換えに、相手があなたと結ばれることによって不幸になる人達がいるのです。
もしもその現実の重さに耐えられそうにない場合は、不倫結婚をすることはおすすめできません。
不倫結婚には、大きすぎるほどのリスクと覚悟が必要になるのです。
相手を信じる強い気持ちはあるのか
不倫結婚で幸せにになるための覚悟は「相手を信じる強い気持ちはあるのか」ということです。
不倫結婚がうまくいく人達と失敗してしまう人達の根本的な違いと言えば「相手をどこまで信じることができるのか」ということです。
一度でも、不倫をして違う女性と結婚をした経験を持つことになる彼を、どこまで信じることができるのかという覚悟が必要になるのです。
経済面でかなり苦労することになるかも
不倫結婚で幸せになるための覚悟として「経済面でかなり苦労することになるかもしれない」という事実をきちんと受け入れられるかということが重要になります。
もしも相手の元妻から多額の慰謝料を請求されたとしたら、夫婦の貞操義務違反をした彼と、夫婦の貞操義務を犯す原因を作ったあなたは高い確率で慰謝料の支払い義務が発生するでしょう。
そうなった場合は、お互いに何百万の支払いを抱えた状態で結婚をすることになります。
そのことも見据えて覚悟を持つことが、不倫結婚で幸せになるためには必要な覚悟なのではないでしょうか。
不倫結婚はリスクがあることを理解して
不倫から結婚した人の現実をお伝えしました。
人を好きになるという気持ちは誰にも止められません。
一度でも好きだと認識してしまうと、恋心にセーブをかけることは難しくなってしまいます。
だからこそ、既婚者の男性には一線を引いて接するべきだったのですが、もう歯止めがきかないところまできてしまっているのなら「不倫結婚にはリスクがある」ということをしっかりと理解しなければいけません。
大きな覚悟と強い気持ちを持つということが、不倫結婚から幸せになるための方法なのではないでしょうか。
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