好意の返報性という言葉は、あまり知られていない言葉ですが、恋愛心理学では常識ともいえる「効果的なアプローチ方法」です。
好意の返報性を使うことで、男性の恋愛心理に深くあなたの存在を印象づけることや、場合によっては男性からお付き合いを申し込まれる可能性だってあり得るのです。
好きな人に「付き合ってください」なんて言われると、とても嬉しいし幸せなことですよね。
今回は、恋愛心理学の観点から見る「好意の返報性」とはどんなものなのか、好意の返報性の効果的なテクニックとは、好意の返報性を使う上での注意点などをご紹介します。
好意の返報性とは
好意の返報性とは「自分が相手に好意を表すことで、相手からも好意が返ってくる」という法則です。
好意の返報性という法則は、交友関係や仕事上でのお付き合いなど、全ての対人関係に効果が期待できる法則ですが、実は恋愛においても素晴らしい効果を発揮してくれる可能性があるのです。
せっかく好きな人へアプローチをするなら、効果的に相手の気持ちに近づいていきたいものですよね。
ここでは、好意の返報性をより詳しく解説していきます。
恋愛心理学を使ったアプローチ方法
好意の返報性とは、恋愛心理学を使った効果的なアプローチ方法です。
恋愛心理学というと「どうせ効かないんじゃないの?」と、構えてしまう人も少なくないでしょう。
ですが「恋愛心理学なんて、自分には難しそうだな」と思う必要はありません。
好意の返報性は、実は誰にでも実践することのできる簡単なアプローチ方法なのです。
恋愛心理学の中でも基本中の基本である「好意を示す」ということをきちんと行うことができれば、好意の返報性が成功させる近道にもなります。
恋愛心理学を使ったアプローチ方法で、よりスムーズに好きな人との距離を縮めていきましょう!
人はプレゼントや好意を受け取るとお返ししたくなる
好意の返報性とは、好意が好意で返ってくるという恋愛心理学でも極めて単純明快な法則です。
例えば、恋愛を抜きに考えてみるとわかりやすいのですが「人からプレゼントをもらった時」のことをイメージしてみましょう。
自分が欲しかった物でも、別に欲しくないというものでも、プレゼントをもらうと真っ先に浮かぶのが「ありがとう」という気持ちですよね。
そして次に思い浮かべるのが「何かお返ししなきゃ」という気持ちではないでしょうか。
このように、人は他人からプレゼントを受け取ると「何かお返ししなければ…」と考える生き物です。
これは「好意」でも同じで、人から優しくされるとその人にも優しくしてあげたくなることから、恋愛にも上手く取り込むことができる法則なのです。
好意の返報性で気づいたら女性の虜に♡
恋愛心理学で好意の返報性を上手く取り入れると、恋愛はよりスムーズに流れ始めます。
好意の返報性の基本「あなたに気がある」ということを示したり伝えたりすることで、好きな人との距離は良くも悪くも大きく動き出しますよね。
もしも男性に「自分に好意があるなんて気づきもしなかった」と言われても落ち込む必要はありません。
「好意に気づいてもらうこと」こそ、恋愛が動き出す重要なポイントなのです。
自分に好意があると知ると、男性でも女性でも好意を示してくれた相手のことが気になりだしますよね。
職場や学校でもついつい目で追ってしまうのではないでしょうか。
そうして相手のことばかりを気にしている内に、いつの間にか「気づいたら好きになっていた」という状況が生まれるのです。
好意の返報性を受けた男性心理とは
恋愛心理学の好意の返報性を利用して、男性に「あなたが好き」だとか「あなたのことが気になっています」ということをアピールすると、好意を示された男性は、少なからず好意を伝えてくれた女性のことを意識しだします。
今までその女性のことを何とも思ってなかった男性でも、好意を伝えてくれた女性はやはり、他の女性とは印象が違ってくるものです。
ここでは、好意の返報性を受けた場合、男性心理がどのように動くのかということをご紹介します。
男性心理①職場での「ただの仕事仲間」ではなくなった
好意の返報性を受けると、途端にその女性のことを意識しだすという男性はとても多いです。
人間というものは難しくもあり簡単なものですし、誰でも「自分に好意を抱いてくれている人」を邪険にしようとは思いませんよね。
ですから、もしも職場で自分に好意を示してくれる女性がいると、つい男性はその女性のことを意識してしまいます。
今までは「職場でのただの仕事仲間の1人」だったにも関わらず、好意を感じた途端に「職場でのただの仕事仲間とは思えない、つい意識してしまう女性」へとステップアップすることができるのです。
男性心理②女性からの好意が嘘か本当か気になっている
好意の返報性を受けた男性心理は、その女性からの好意に少し戸惑う気持ちがあるようです。
何となく女性からの好意は感じるものの、いまひとつ「自分に好意があるという確信が持てない」そんな気持ちが強く働いている状態だと言えます。
「女性からの好意は嘘か本当か」恋愛に対して臆病になっていたり、自分に自信がない男性に多く見られる特徴のひとつです。
恋愛で傷つくことを恐れているため、女性からの好意に対して「その好意は本当?嘘だったらどうしよう…」と構えてしまうのです。
男性への好意が嘘ではなく本当だということを、きちんと伝えていくことが恋愛を成就させる秘訣だということをしっかりと意識しましょう。
男性心理③いつの間にか女性のことばかり考えるようになった
好意の返報性を受けた男性心理は、好意を示してくれた女性のことを気になり始めた時から、ついついその女性のことを意識してみてしまうようになります。
同じ職場内や学校内でしたら、好意を示してくれた女性の行動や発言を注意して観察するようになるでしょう。
このように、女性のことを意識して目が追っている内に「いつの間にか女性のことばかりを考えるようになってしまった」というのは、よく聞く話ですよね。
好意の返報性を上手く利用することで、自然に男性心理や男性の意識に自分の存在を組み込ませることができるのです。
好意の返報性の注意点
好意の返報性は恋愛心理学の観点においても、円滑な対人関係を築く上でもとても利用価値の高い法則です。
なぜなら、好きな人とはスムーズに距離を縮めたいと思うものですし、人とのコミュニケーションが円滑になれば、人生はもっと豊かなものになるからです。
ですが、好意の返報性を上手く活用したいのであれば、いくつか注意しておきたいことがあります。
ここでは、好意の返報性を活用する際の注意点をご紹介しますので、好意の返報性の注意点をしっかり認識して、日々の生活の中に上手く取り入れてみてくださいね!
「彼氏募集中です♡」という曖昧な言葉は意味がない
好意の返報性を活用する時の注意点1つ目は「彼氏募集中です♡」というような曖昧な言葉は、何の意味もなさないということです。
「彼氏募集中です」と好きな人にアピールしたところで、そんなことを言われた男性は「そうなんだ」くらいの意味にしか思わないのです。
それどころか「とりあえず彼氏が欲しいのだろう」というように、軽いイメージを与えてしまう恐れがあるので要注意です。
「彼氏募集中です」というよりも、もっと明確に「あなたに彼氏になってほしいのです」ということをアピールした方が効果的です。
好きな人の状況をしっかり把握してアプローチする
好意の返報性を活用する時は「相手の状況をしっかりと把握する」ということが大切です。
なぜなら、恋愛はタイミングがカギを握るものだからです。
もしも好きな人の現在の状況が、仕事に追われていてプライベートの時間さえ取りづらい状況であったり、今は趣味に没頭したいので、女性とのお付き合いは考えられない、というような状況だといくら恋愛心理学を駆使してアプローチをしても意味がありません。
相手の男性に「恋愛をスタートできる精神的余裕があるか」ということをきちんとチェックしてから、アプローチを始めましょう。
好きな人と日頃からコミュニケーションがとれていることが大切
好意の返報性を活用する時の注意点で大切なのが「好きな人と、日頃からある程度のコミュニケーションがとれているか」ということです。
例えば、同じ職場や学校の仲間なら「廊下ですれ違った時に、毎回挨拶を交わすことができているのか」ということや「たまには軽い会話ができるような関係性なのか」ということが重要です。
全く何の接点も無い女性に、突然好意を伝えられると「意識しだす」というよりも「衝撃や警戒心」の方が強くなってしまいますよね。
好意の返報性を活用する事前準備期間として、小さくても接点を持つことからスタートしましょう。
好意の返報性を成功させるテクニック
好意の返報性は、恋愛心理学の中でも比較的簡単に取り入れることができる、とっつきやすいアプローチ方法です。
好きな人に意識してもらうためには、好意の返報性をきちんと理解することが大切なのです。
どうせなら、好意の返報性のテクニックさえも駆使して、好きな人にどんどんアプローチをしていきたいものですよね。
ここでは、好意の返報性を成功させるテクニックを3つご紹介します。
きちんと告白をするなど好意を伝える
好意の返報性を成功させるテクニック1つ目は「きちんと告白をするなどとした、明確な好意を伝える」ということです。
やはり自分の気持ちを明確に伝えるには「告白」が一番明確でわかりやすいです。
しかし、告白はいくら何でもハードルが高いという女性でしたら「好意を抱いている男性に、好意を抱いているということを具体的にアピールする」ということをおすすめします。
「あなたに好意があります」ということに気づいてもらうことこそ、好意の返報性の第一段階なのですから「○○さんって私の理想のタイプの男性なんです」ということや「○○さんの彼女になれる女性は、きっと幸せだろうなぁ」という風に、少し積極的なくらいにアピールしないと明確な好意は伝わりません。
知り合ってからの期間が浅い内がおすすめ
好意の返報性を成功させるテクニック2つ目は「知り合ってからの期間が浅い内にアピールを開始する」ということです。
実は、好意の返報性というものは「お互いに気心しれた仲良しな2人」よりも「まだお互いに気を使っている段階の2人」の方が成功しやすいと言われているのです。
なぜなら、知り合ってからの期間が浅いと相手のことをよく知りませんし、相手が自分の生活に踏み込んでいる訳でもありません。
ですから相手の男性は、例え女性から明確に好意を示されても、変に構えることなく相手を観察したり、興味本位で近づいてみたりすることがしやすいという男性心理が働くのです。
絶妙な間隔でLINEを入れる
好意の返報性を成功させるテクニック3つ目は「絶妙な間隔でLINEを入れる」ということです。
知り合ってからの期間が浅かったり仕事仲間だったりすると、なかなか気軽にLINEをするにも躊躇ってしまうことでしょう。
しかし、それで良いのです。毎日のようにLINEを入れて「友人」のような関係になってしまうと、好意の返報性は効果が発揮されづらくなります。
大体週に1回〜2回程度、LINEで軽くコミュニケーションをとるくらいの時期に好意の返報性を活用することで、LINEがお互いの恋愛感情を刺激するツールと変化するのです。
好意の返報性が成立しないケース
好意の返報性は、もちろん全ての男性に通用する訳ではありません。
いくら恋愛心理学で効果があると言っても、受け取る男性側が恋愛に対して前向きじゃなかったり、女性に対して不信感を感じていたりすると好意の返報性は成立しないのです。
では、好意の返報性がうまく成立しないケースには、一体どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、好意の返報性が成立しない理由や、その時の男性心理について解説していきます。
そもそも「嫌いカテゴリ」に入れられている
好意の返報性が成立しないケースとして、最大のウィークポイントなのが「そもそも嫌いだと思われている」ということです。
何かしらの理由で相手の男性に「嫌い」と認識されてしまっている場合、好意の返報性の成立は難しいでしょう。
もしも、好きな人がそっけなかったり「私のこと嫌いなのかな」と思うような場合は、とにかく男性の誤解を解くことや、嫌いだと思われてしまった理由の根本的な解決策から探してみましょう。
嫌いだと思われている時に恋愛アプローチをすると、更に距離をとられてしまう可能性が高くなります。
相手が仕事で忙しく恋愛どころではない
好意の返報性が成立しないケースでありがちなのが「相手が仕事や趣味で忙しく、恋愛どころではない」ということです。
相手の状況をしっかりと把握してから「アプローチをすることが大切」です。
恋愛モードになっていない相手に、いくら恋愛アプローチを仕掛けても弾かれてしまうでしょう。
とくに男性は「仕事が忙しく、職場で仕事に追われている時」に好意の返報性で恋愛アプローチをされると、気づかないどころか迷惑だと感じる可能性もあるので気をつけましょう。
鈍感な相手には効かないことも
好意の返報性が成立しないケースとして気をつけたいのが「相手の男性の性格や特徴を、きちんと理解してから行動に移る」ということです。
もしもあなたの好きな人がかなり鈍感で、恋愛慣れもしていない男性だった場合、いくら好意の返報性を活用しようとしても効かない可能性が高くなります。
好意の返報性は、ある程度恋愛経験のある「人の感情に敏感な男性」に対して、より効果を発揮するということを意識しておきましょう。
鈍感な男性には、かなり明確に「好き」を伝えないと好意の返報性が効かないということや、好意が伝わらないということを十分理解することが大切です。
好意の返報性を上手に使おう♡
好意の返報性はとても簡単で誰でも実践しやすく、高い効果も期待できる恋愛アプローチです。
しかし、いくら効果的なアプローチ方法だとしても、受け取る側のその時の心理状態や生活の状況によっては、好意の返報性がうまく成立しないこともあり得るのです。
恋愛を成功させるには、タイミングをしっかり見計らうということがとても大切です。
もしもタイミングを逃してしまうと、上手くいくものも上手くいかなくなるものです。
好きな人と自分のタイミングをきちんと把握して、上手に好意の返報性を活用しましょう!
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物