はじめに
突然ですが皆さん、おうちの地震対策していますか?
先日の大阪府北部地震をうけて、私もおうちの中の地震対策についてあらためて考えてみました。
いろんな耐震グッズがありますが、なるべく手軽に取り入れられて、なるべくインテリアの邪魔にならない。
そんな視点で選んだ地震対策グッズを今回はご紹介させて頂きます♪
突っ張りポール
1番転倒防止対策が必要な、本棚や食器棚などの背の高い家具。
我が家にも気になっていた家具がありました。左の棚です。
こちらは穴を開けずに気軽に取り付けできる突っ張りポールで対策することに。
ただプラスチックの突っ張り棒って、どうしてもおうちのインテリアの中で浮いて見えてしまいがちなんですよね。
見た目がちょっとなぁ…と内心、躊躇していたときに見つけたのが、家具調木製つっぱりポールという商品です。
早速、背の高い木製家具に設置してみました。
やはり木製家具には、プラスチック製より木目調の突っ張り棒の方が違和感ないですね。
さらにドライフラワーなど落下しても危険のないもので、突っ張りポールを隠してしまうのもひとつの手。
ちなみに突っ張りポールにあわせて、家具を壁際に傾斜させるストッパーを組み合わせて使えば、より強い効果が期待できるそうです。
コンセントカバー
地震で万が一、花瓶や水槽、ポットなどの水がこぼれてコンセントにかかると火災の原因になることも。
基本的にはコンセントのそばにそういった物を置かないのが一番ですが、どうしてもの場所にはコンセントカバーを取り付けることにしました。
インテリアの邪魔にならないように白と木目のシンプルなものをセレクト。
ドライバーひとつで簡単に取り付け可能です。
木目調なのでインテリアに違和感なく溶け込みました。
ただ購入してから気づいたのですが、こちらの商品は防水目的ではなく小さいお子さんやペットのいたずら防止、ホコリ対策のための商品だったようです。
購入の際は防水かどうかしっかり確認した方がよさそうですね。
話が少し逸れるのですが、こちらはコンセントの差し込み口につける安全プラグカバーです。
ホコリと湿気が原因で起こるトラッキング火災も決して他人事ではないので、これを気に一緒に対策してみました。
普段なかなか手が届かないコンセントは特につけておくと安心ですね♪
粘着マット
こちらはすでに取り入れている方も多いのではないでしょうか?
普段動かすことの少ないガラス製品やテレビ、電子レンジなどの家電の裏にペタリと貼るだけで、とても簡単に安価に地震対策できます。
例えば枕元のライト。本当はベッド周りにあまり重たい物は置きたくないのですが、寝室が暗い我が家にはベッドサイドのライトは必需品。
そこで登場するのがこちらのマット。
調べたところ耐震マットはかなり効果的なようですが、正しい取り付けと定期的に新しいものに取り替える、もしくは水洗いをするといったケアが大切なようです。
耐震ラッチ
戸棚の扉部分が地震の揺れで開いて、中の物が落下してくるととても危険です。
キッチンの吊戸や食器棚のような割れ物が入っている場合はなおさらですよね。
とは言え、扉が開かないようにいちいち掛け金をかけるのは普段の生活の中ではかなり面倒。
そんな方にオススメなのが耐震ラッチです。
揺れを感知すると扉が開かないように自動ロックしてくれる優れものです。
このようにそれぞれの部品を扉の内側に取り付けます。
取り付けるのは内側なので見た目が変わらないのが嬉しいですね。
取り付けはネジを使って固定しなくてはいけないので少し手間ですが、揺れを感知したときだけロックがかかるシステムなので、普段は普通に開け閉めできてとても便利です。
ガラス飛散防止フィルム
最後にご紹介するのが、食器棚などのガラス部分が割れてしまったときにガラスの飛散を防いでくれるシートです。
石鹸水を吹き掛けながら貼り付けていきます。
少し面倒でしたが、いざやってみると意外と簡単できれいに貼れました!
心配だったシートの継ぎ目もほぼ気にならず、見た目はまったく変わりません。
震災時におけるガラスが原因のケガはとても多いそうです。食器棚のガラス部分などには貼っておくといざというとき安心ですね。
まとめ
いかがでしたか?
一部になりますが、我が家で使っている地震対策グッズを紹介しました!
今回調べて驚いたのですが、阪神大震災の際に建物の倒壊による圧迫死というのはわずか17%で家具や電化製品による死因がなんと全体の70%を占めたそうです。
逆に言うと、家具や家電の転倒、落下対策を出来る限りすることで助かる命があるということです。
もしまだ対策できてないという方がいたら、自分のため、大切な家族のため、今一度、おうちの中の安全対策見直してみませんか?
地震対策に絶対はないかもしれないけれど、できることからひとつずつ。
我が家も引き続き、おうちの安全対策について考え、出来る限り実践していこうと思います。
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