家族に「片づけて!と言ってもやってくれない」とお悩みの方も多いかと思います。「やってくれない」を「やりたい!」に変える工夫をしてみませんか?100均グッズを使って、暮らしを楽しむ方法をご紹介します。
ゴミ箱のゴミを捨てる、という行為
普段の家事にひとつひとつ作業名をつけていくと、その工程が思いのほか多いことに気づきます。例えばゴミ捨て。我が家のゴミ箱は蓋つきなので、蓋を開けるところから始まります。
①ゴミ箱の蓋を開ける
②ゴミ箱からゴミを出す
③ゴミ袋の口を縛る
④ゴミ箱に新しいゴミ袋を設置する
⑤ゴミ箱の蓋を閉める
以上、5つの作業工程があります。
このうち、④ゴミ箱に新しいゴミ袋を設置する、という工程が抜けると、誰かがやらなくてはならないので一連の流れで作業してくれると大変助かります。
「なぜやってくれないの?」では波風が立つので、自然と行動できる工夫をしてみましょう。
インデックスを使う
100均キャンドゥさんの「ホワイトボードインデックスステッカー」を使います。吹き出しタイプで可愛いですよね。
ここに、思わず行動したくなるコメントを書いておくのです。
例えば、こちらの写真のように。これをゴミ箱の中に貼っておきます。
ゴミ袋を取り出した人が、中に入っている袋をセットしてくれるという流れが出来上がります。
これなら「やらされてる」という感じではなく、自然とセットしてくれる流れが出来そうですね。
ホワイトボードマーカーで書いて消せるのですが、こすれて文字が消えてしまうので油性マジックで書くといいですね。
「やってくれない」とイライラするのではなく、思わず「やりたい!」に変えるコメントを書いてみましょう。
トイレでは
トイレットペーパーの補充も、率先して行ってほしい作業です。
最後の人が補充してくれるように工夫したいですね。
こんなコメント付きならつい取り換えちゃいますね!
こちらもペーパーでこすれて消えないように油性マジックで書くのをお勧めします。
冷蔵庫では
冷蔵庫の扉にもピタッ!
開けっ放しで中の食材を探すと、庫内温度が上がるので電気代が気になります。そこで一言。
「早く閉めて!」と言わなくても、ゲーム感覚で楽しくできそうですね。このステッカーは、貼ったり剥がしたりが簡単に出来るので家具家電にも使えます。
また、ホワイトボードとして書いたり消したり出来るのもポイントです。「今日のおやつはプリンです」といったメッセージボードとしても使えますよ。
行動経済学「ナッジ」を応用する
実はこれ、行動経済学でいう「ナッジ」を応用したものなのです。ナッジとは、「ひじで軽く突く」という意味があり、行動を促すときのきっかけになるものを指します。
ルールで決まっている、これはマナーだから守らなくてはダメというようなことでは、人はやらされていると感じますが、自分から行動するように働きかけるには「面白そう」「やると気持ちいい」と思えるような何かが必要な場合もあります。
自分でその行動を選択したことになり、「やらされた」「面倒くさい」がなくなるのですね。吹き出しというイラストも、つぶやきのようでなんだかかわいらしいですよね。
暮らしを楽しむことを諦めない
いかがでしたか?「やってくれない」とイライラしたりあきらめるのではなく、楽しくなる工夫をしてみましょう。
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