気になる!離婚の原因と離婚に必要な条件とは?

離婚の原因と一口に言っても、その理由はさまざまですよね。 離婚しようと思って結婚したわけではないけれど、近年の日本では約3割の夫婦が離婚をするという統計もでています。それだけ、今の日本において離婚というものは、珍しいものではないということがわかりますね。 また、離婚原因をみていくと離婚してよかったと思えるようなものもあったりします。 とはいえ、離婚原因として多いものとは何なのでしょうか? 今回は、そんな離婚原因についてと、離婚に必要な条件をお伝えしていきますので、最後までお付き合いください。

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気になる!離婚の原因と離婚に必要な条件とは?

離婚の原因と一口に言っても、その理由はさまざまですよね。

離婚しようと思って結婚したわけではないけれど、近年の日本では約3割の夫婦が離婚をするという統計もでています。それだけ、今の日本において離婚というものは、珍しいものではないということがわかりますね。

また、離婚原因をみていくと離婚してよかったと思えるようなものもあったりします。

とはいえ、離婚原因として多いものとは何なのでしょうか?

今回は、そんな離婚原因についてと、離婚に必要な条件をお伝えしていきますので、最後までお付き合いください。

夫婦の離婚の原因で最も多いのは?

離婚原因といっても人によってさまざまだということはお分かりだと思います。では、近年の日本で最も多い離婚原因とは、いったい何なのでしょうか?離婚の理由として最も多いTOP10をご紹介していきます。

 

 

①なんといっても性格の不一致

最も多い理由のダントツはやはり性格の不一致。結婚前に性格なんてわかりそうなものですが、実際はそんなことはないのです。

結婚したからこそ見えてくるもの・暴かれるも・結婚したから気づくお互いの性格というものもあるということなのです。

例えば、同棲の経験がなく結婚してしまうと「付き合ってるときと違う」「こんな性格だと思わなかった」などと見えていなかった素が出る分、気になってしまう事が増えたりしてくるものなのです。

そもそも生まれも育ちも違うので仕方ないとも思いますが、結局「思ってたのと違った」ということで、”性格の不一致”を理由に離婚してしまう人が多いという結果になりました。

 

②妻の浮気・不倫 /夫のDV・暴力が原因

一番わかりやすい離婚パターンといえば、浮気や不倫といえますよね。妻が気が付けば別の異性に本気の恋愛をし、心変わりをしてしまうのが原因で破綻してしまう事例です。

これは夫側からの主張が多いようで、離婚理由の事例としてはかなり上位となるようです。昨年話題になったドラマでも取り上げられていた、女性の不倫というのは案外どこにでも存在し起こっています。

最近は、男性の不倫や浮気だけではなく女性の場合も多いというのは意外でしたが、夫側の離婚理由としてはかなり多いようです。

 

妻側で多い離婚理由としては、暴力・DV(ドメスティック・バイオレンス)が、あげられます。夫婦関係が破綻するだけではなく、暴力・DVは紛れもない犯罪行為なのです。

DVを受けた女性はその恐怖心から精神的にも崩壊してしまう場合も存在します。また、暴行・障害で最悪命を落としてしまう危険もあるわけですし、DVは心も体も蝕まれてしまいます。

それを思うと、離婚理由の上位になるのは当然だともいえますよね。

 

③妻の精神的虐待/夫が生活費をくれない事が原因

夫からの離婚理由としては少なく、妻からの離婚理由として多いのが「生活費をくれない」です。

ちょっと前までは嫁姑問題などの家族間の不仲などが多く聞かれていましたが、近年は「生活費をくれない」の方が理由としても多いようです。

近年は、結婚をしても共働きをする夫婦が増加しているようにも思えます。しかし、それでも夫が家計を支えている場合が多いということが伺える離婚理由ともいえますね。

 

また、夫側からの離婚理由としての精神的虐待は、女性が社会進出するようになり男性よりもバリバリと仕事をこなす「肉食系」と呼ばれる女性が増えてきたからなのでしょうか?

それとも、夫の浮気問題がいまだ健在化しているという現状で妻の方が敏感になり過ぎているからなのでしょうか?

いずれにしても、精神的虐待を訴える夫は多いようです。

 

④妻が家族・親族と折り合いが悪い/夫の精神的虐待が原因

最近では、嫁姑問題よりも夫と妻家族との抗争が激化しているようですね。

夫側に問題があるというよりは、近年の動向を見ると妻やその家族の方が変わってきたのが要因ではないかと思われます。

妻側の主張する「精神的虐待」は、日常の常識的範囲を超える束縛や暴言などが上げられるようです。

直接的な暴力は、体にもそのあとが残りますが、たちの悪いことに目には見えないということ。

しかし、やられてる方にとっては、DVをされてるのと変わりません。

あまりにもひどいモラハラの場合は、DVと同じく支援機関などを利用して非難することをお勧めします。

 

⑤妻との性的不調和/夫の浮気・異性関係が原因

レスなどの性的不調和、これは妻側から性交渉を拒否されるという場合が多いようです。円満な夫婦関係を続けていくためにもとても重要といえるのが性生活。

常識の範囲内での夫婦としての要求も拒否されてしまうのは、離婚理由となっても仕方のないこと。それが続くことによって、いわゆるセックスレスの問題へとも発展していきます。

また、レスになってしまえば夫は、妻で満たされぬ欲求を外で発散してしまうなんて事にもなりかねません。妻側の離婚理由の浮気・異性関係についてもやはり、夫婦の性生活の重要性を物語っているように感じますね。

 

⑥浪費癖が原因

わかりやすく男女どちらも多い離婚理由としては浪費癖です。

夜遊びや趣味への散財はもちろん、ギャンブル、バッグや洋服・嗜好品の過剰購入などがこれに当てはまります。

浪費と言ってもその家庭の経済状況により大きく変化はしてきます。

しかし、生活を確実に圧迫しているようであれば、それは紛れもなく浪費といえます。

浪費し散財した挙句に借金なんていうケースも多く聞きますので、離婚理由としては妥当ですよね。

 

⑦妻の同居拒否/夫が家庭を省みない事が原因

夫の離婚理由である「同居拒否」これは、民法第753条「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と記されています。

しかし、妻側の一方的な理由で家出をし戻らないという状況をさし、同居義務違反であるということになります。

ただ、それでも「同居したくない」「一緒に居たくない」という場合は、離婚するしか道はありませんね。

妻の離婚理由である「家庭を顧みない」は、健全な結婚生活を続けることができない・困難であると思われる状況が当てはまります。

例えば

  • 家庭での約束事があっても毎日のように酒を飲んで帰ってくる。
  • 夫婦生活において家事や育児に対して非協力的である。
  • 就労・仕事などをしない

こういった場合は、結婚生活困難と思われる状況といえます。

 

 

⑧妻の異常性格/夫との性的不調和が原因

突然怒り出したり、気に入らないことがあると当り散らしたり、場合によっては暴力を振るうなどが見られる「異常性格」。

極めて自己中心的になってしまうのが、「異常性格」もしくは「人格障害」と呼ばれるものなんだそうです。

 

妻側が訴える性的不調和は、夫側の理由とは多少異なり、3つのケースに分けられます。

  1. 子供が欲しくて積極的な要求をしたところ、夫に拒まれる。
  2. 夫から求められる性交渉の回数が多い。
  3. 夫の特殊な性的趣向を強要される。

女性と男性では、性に対しての考え方なども違ってくるので仕方ないとはいえるのですが、女性としては理解して欲しい部分もあります。

しかし、何事もバランスが大事ということを忘れてはならないようです。

 

⑨妻の暴力・DV/夫が家族・親族と折り合いが悪いことが原因

男性側の離婚理由としての「暴力・DV」こちらは、結婚前とのギャップが離婚のきっかけに繋がっているようです。

結婚前は、毎日顔を合わせるわけでもないし、そんな事をするようには思えなかった彼女が結婚したら暴力的に…。

そうなると夫としては、「結婚前はそんなことなかったのに…」ということになってしまい離婚理由となってしまうようです。

 

妻側が主張する「家族・親族との折り合い」。一昔前と比べると嫁姑問題なども減少傾向にはあるようです。

しかし、育ってきた・生きてきた環境が違えば多かれ少なかれ衝突が生じるのは仕方のないことではあります。

その辺をきちんと肝に銘じておいた方がいいともいえますね。

 

⑩妻が家庭を省みない/夫の飲酒過多が原因

近年の日本では、女性の活躍の場も増え、主婦ではなく主夫なんて言葉もでき「家を守るのは女の役目」なんていう風習もだいぶなくなってきましたよね。

しかし、家事・子供の世話などの夫婦としてお互い協力し合う場面において何もしないというのは、夫婦の基本原則に反していると言えます。そうなってしまうと、「家庭を省みない」と判断され、離婚理由となりえてしまいます。

 

お酒は程々に、とはいえそれができないのが「飲酒過多」の人に見られる傾向。お酒というものは、人の性格や態度すらも変えてしまう飲み物。

普段は温厚な人でも、お酒の飲みすぎが原因でDVに発展するなんてパターンもありえます。

また、お酒を飲みすぎると言動が変わってしまうことも…そうなってくると、精神的虐待に繋がる場合も大いにあるといえるのです。

お酒を軽くたしなむ程度、楽しむ程度なら何の問題もありませんが、何事も過ぎるのはよろしいこととはいえませんね。

 

離婚に必要な5つの条件

離婚原因といってもお互い様々ということがわかりました。

しかし、お互いに納得したうえで離婚するのであれば、何の問題もなく離婚することが可能なのですが、そうでない場合が存在します。

相手が、話し合いだけでは納得せず離婚に合意してくれない場合は、裁判所の手続きを踏んで離婚することとなります。

このような場合は、どんな理由があれば離婚できるのでしょうか?

次からは、裁判所を通しての離婚に必要な5つの条件を見ていきましょう。

 

 

①不貞行為(不倫・浮気)

離婚原因の中でも最も多く聞かれるのが「不貞行為」。いわゆる異性関係の問題、不倫・浮気で他の異性との肉体関係があった場合にこの「不貞行為」が立証されます。

「不貞行為」が立証されると、裁判でも離婚が認められる場合があります。

しかし、不貞行為そのものを証明する証拠があるのか、不貞行為以前に婚姻関係が破綻していたかどうか、などによっては認められない場合も。

また、浮気の証拠も必要になるので、自分ひとりで全ての証拠を集めるというのは結構大変ではあります。

もし、相手の浮気が原因で離婚を考えているという方は、探偵や興信所など浮気調査に特化したところに相談するのもいいかもしれません。

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悪意ある放棄

夫婦関係において正当な理由もなく同居を拒む、家事・育児に協力をしない、同等程度の生活の保障をしない場合は離婚が認められる場合があります。

例えば

  • 子供を放置し、家に帰らず遊びほうけていた
  • 生活費を家族に渡さず自分のためだけに使っている
  • 家事や育児など、夫婦間で協力すべきことを片方に押し付けている

このような場合も、裁判所を通してなら離婚が認められる場合があるので、裁判所で話しを聞いてみるのもいいかもしれません。

 

3年以上の生死不明

何らかの原因で3年以上、配偶者の生死が確認できない状態が現在まで続いていると、離婚できる可能性があります。

最後の音信・消息があった時から起算して3年経過していること、生死不明であるという客観的な証拠があることなどが認められた場合によるようです。

 

重度の精神病になり回復の見込みがない

相手の精神障害の程度が、夫婦間義務を果たせないと判断された場合は、離婚できる可能性が出てきます。

また、重度の精神病に該当するのかは、医師の診断書などを参考に裁判官が判断するというかたちになります。

裁判官がそれを判断する際の決め手は、精神的繋がりがなくなってしまい、夫婦として正常な結婚生活の継続が、期待できない程の重度の精神障害であるのかという点になるようです。

 

その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき

具体的な内容をこれまで示してきました。しかし、結婚生活の継続がしがたい重大な理由とは、個々の事情により判断する必要がある場合といえます。

 

性格の不一致

価値観や考え方が違うのは、育ってきた環境も違うので当たり前ではあります。ですが、そこから”夫婦関係が破綻してしまった問題の深刻さ”が、認められるかというところが要点となります。

 

暴行・虐待

いわずもがな、身体的な暴力・精神的な暴力、いわゆるDV(ドメスティック・バイオレンス)が離婚理由となります。

 

金銭トラブル

多額の借金や・ギャンブル依存・度を越した浪費癖などがこれに当たります。

 

親族問題

最近多いのは、親の介護やその時の態度もこれにふくまれます。また昔から多いのは、配偶者の親族との不仲。嫁姑問題・婿姑問題などもこれに当たるといえます。

 

宗教上

宗教活動の自由がわが国では認められています。しかし、日常生活を脅かすような支障をきたしたり、家族の犠牲があるのかなどが要点となってきます。

 

性的問題

最近よく聞くのは、セックスレスではないかと思います。他にも常識の範囲を超える性生活やそれの強要なども含まれます。

夫婦間においての「性的問題」はかなり根深いものともいえます。気になる方は、色々と調べて参考にしておくのもいいかもしれませんね。

 

その他

そう多いケースではないと思いますが、回復の望めない病気や犯罪などがこれに当たります。

 

まとめ

今回は、離婚原因についてと、離婚に必要な条件をお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?

本来ならば、あまり考えたくない事でもありますが、そうもいってられないのが離婚問題。

個々の事情などにより離婚できるかどうかが決まってくるので、上記以外のものでも離婚が認められる場合もあります。

離婚を考えてる方は、弁護士や裁判所などに相談してみるのもいいかもしれませんね。

また、離婚まではいかないけれどもと悩んでいる方は、自分が現状どれに当てはまるのかと対処法をしっかりと行うことをお勧めします。

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