日本の蒸し暑い夏の気候。クーラーや扇風機などを使用すれば当然涼しくなりますが、まずおすすめしたいのが、インテリアから涼感を取り入れること。人の心理に働きかけるようなインテリアを作ることで、少しでも夏の暑さのイライラを解消するというものです。実践してみれば、家電類を使った時の効果アップにもつながるかもしれませんよ♪
寒色系は涼感を得られる定番カラー
夏の定番マリンスタイル♡
夏のインテリアの定番と言えばマリンスタイル。海の写真をたくさん飾ったり、クッションカバーを寒色系のものに変えたりするだけでも涼し気になりますよ♪ヤシの木のような熱帯植物を飾るのも、マリンスタイルの雰囲気作りに有効な手段です。
海の生きもののウォールステッカーを貼ってみたり、古びた空き瓶、ヒトデや貝殻などの雑貨を飾ったりしているディスプレイコーナーです。まずは、海を感じさせる雑貨類を集めていくことが、プチプラで簡単な手段の1つかもしれません。
お気に入りの布で簡単チェンジ
生地屋さんなどで気に入った寒色系の生地を見つけたら、テーブルクロスにしてみてはいかがでしょうか。テーブルに敷くだけなのでとっても簡単ですよ♪ヒトデや海の生きものなど、夏を感じさせる柄の生地があれば、より涼しさを感じられそうですね。
壁やテキスタイルの大胆チェンジで効果絶大!
思い切って壁やテキスタイル類を変えてみるのも1つの方法です。こちらの実例では、タイルやソファで寒色系を取り入れています。タイルは接触冷感を得られる素材なので、見た目だけではない魅力がありますよ!ソファはカバーを変えてみるだけもイメージチェンジになります。
アースカラーで涼しさと自然の癒しを♡
ラグを変えるだけ!
アースカラーとは、木の幹や葉などの自然を感じさせる色のことです。自然の色は見ているだけでも心癒され、涼しさを感じられますよ♪こちらの写真のように、モスグリーンのラグを敷けば、簡単にアースカラーを取り入れることができます。観葉植物や木のチェストをお部屋に取り入れているのも参考になりますね。
ダークトーンで森の奥の雰囲気に
一般的なフローリングも、アースカラーインテリアを作るのに役立ちます。ご自宅がフローリングの場合は、こちらのような実例を参考にしてみてはいかがでしょうか。ダークグリーンのソファや暗めのウッド調サイドテーブル、観葉植物などで、森の奥まで来たかのような少し薄暗い雰囲気を楽しむことができます。
ダークブラウン系の家具で統一
ダークブラウン系の色は、木の幹の色を想像させますよね。こちらの実例では、家具類をダークブラウン系のものを使用しています。まずは簡単にできそうなソファからイメージチェンジをはじめてみてはいかがでしょうか。ソファ自体は変えられなくても、ソファカバーをダークブラウン系に変えることは比較的プチプラで実現可能です。
ダークブラウン系の家具でも、黒色などのよりダークな色をプラスするとより涼しさを感じられます。こちらの実例では、家具類を中心に、ダークブラン系のみならず黒色が使われています。お部屋をあえて暗くすることは、涼しく過ごす手段でもあります。
お部屋を暗くして視覚的に温度を下げる
間接照明であえて暗さを楽しむ
夜になったら照明をつけるのは当然かもしれませんが、お部屋全体を均一に明るくしてくれるシーリングライトなどの全般照明だと、感覚的に暑く感じるかもしれません。おすすめなのは、必要な場所にだけ照明をつけること。あえて暗さを楽しむことは、リラックス効果も期待できます。
昼間のリビングは自然光で過ごす
昼間はお部屋の照明をつけず、自然光で過ごすのがおすすめです。自然光で陰影ができて、この場合でもリラックス効果が期待できますよ♪リビングの照明は1日中つけっ放しという方は、これを実践すれば電気代の節約になりますね。なお、何か作業をする際に明かりが足りないと感じたら、照明をつけるようにしましょう!
透過性のあるカーテンで明るさ調節
採光率の高いお部屋は、透過性のあるカーテンを引いて照明を確保しつつ、お部屋の明るさを調節するのも有効な手段です。こちらの実例で使われているのは、リネン生地のカーテン。リネン生地は夏の衣服としても活躍する機会が多いですよね。生地選びでも夏を意識すると、より涼感を得られそうです。
家具全体をダークトーンに
こちらの実例のように、お部屋の家具をダークにして暗さを感じるのもありです。奥にあるピンク色の1人かけソファで、1つだけでも明るい色のものがあれば暗くなりすぎずにすみます。
お部屋に植物を取り入れて自然の癒しを感じる
大きめ観葉植物で空間にメリハリを
植物のグリーンは、人の心を癒してくれる効果があります。日本の夏の蒸し暑いイライラが、少しでも解消されるかもしれませんね。大きめの観葉植物を飾ると存在感抜群!空間にメリハリが生まれ、味気ないお部屋が一気におしゃれなお部屋に大変身します。
四方八方にさまざまな大きさを飾る
観葉植物をたくさん飾ると、さらに癒し効果がアップします。天井から壁、台の上など、四方八方に、大きなものから小さなものまでたくさん飾ると、森の中にいるかのような、非日常の気分が味わえるかもしれませんね。
グラスに入れて川や海のキラキラ感
お花をグラスなどの透明の容器に入れて飾ると、グラスの中の様子が川や海などを連想させ、キラキラしてとてもきれいです。植物をどのように飾ろうかお困りの方は、お花や植物を1輪だけでも透明のグラスなどに飾るのが一番簡単かもしれません。
ブリキポットの無骨さで視覚的な冷たさを
観葉植物を飾る際の容器は、ブリキなどの無骨さがあるものを使用して視覚的な冷たさを得るのも1つの方法です。なお、ブリキ缶に直接観葉植物を植えると、水やりの影響で錆びが起きやすくなります。よく考えてから使用しましょう!
アジアンスタイルは日本の気候に良いこといっぱい♪
蒸し暑い気候にぴったりのい草ラグ
い草は畳にも使われている素材なので、親しみがある方は少なくないはず。い草は、湿度調節をしてくれたり、気温を一定に保ってくれたりと、夏蒸し暑い日本の気候にはメリットがたくさんある素材です。さらには、い草の香りにはリラックス効果があると言われています。
ウォーターヒヤシンスで見た目も触感も癒し効果
ウォーターヒヤシンスとは、インドネシアなどの熱帯雨林地帯に生息する水草の一種です。とても繁殖力が強いので、環境に負担をかけない素材として近年注目されている素材です。自然素材は見た目にも涼しげで、触感も心地いいものですよ。
菊の花で贅沢なリゾート気分を味わう
菊のお花を大胆にあしらったソファが目を引くコーディネートです。菊の花は中国から日本に伝わったと言われており、現在では高貴なお花として日本国内で広く使われています。そのため、菊はアジアンリゾートのようなちょっとした贅沢感を出すのにもってこいのお花です。リゾート気分を味わえると、暑さも吹き飛んでくれるかもしれませんね。
ロースタイルで空間に開放感を
視界を遮るものが多いと空間が狭く感じ、心理的な開放感があまり得られにくくなります。そこでおすすめしたいのが、インテリア全体を日本のようなロースタイルにすること。家具の高さを低くしたり、床に座る形式にしたりするスタイルです。空間に開放感をもたせて暑さを和らげましょう。
まとめ
いかがでしたか?夏を涼しく過ごすための方法として、案外盲点なのがインテリアを工夫することです。今回ご紹介した例を実践してみれば、夏にお部屋で過ごすのが楽しくなるかもしれませんよ♪
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