男前だけど落ち着きがあって大人っぽい。そんなインテリアに憧れませんか?インテリア雑貨をたくさん飾った男前インテリアもいいですが、もう少しシンプルなインテリアにしたいという方におすすめなのが「塩系」です。今回はそんな塩系インテリアにするためのポイント4選と実例集のご紹介をします。
塩系インテリアとは?
塩系インテリアという言葉を聴いてどんなインテリアをイメージしますか?あっさりしているけど男前なイメージの『塩系インテリア」。
この言葉はインテリア系のSNSサイトから生まれました。男前だけれどすっきりとシンプルな雰囲気がある部屋が塩系インテリアと言われれています。
生活観が少なくでも遊び心も失わない、そして男前の無骨さも持ち合わせたインテリアが基本です。
塩系インテリアにするポイント
①色素薄めのトーン
一般的な男前インテリアの基本は、ブラックとダークブラウンの組み合わせが多いですが、塩系インテリアではホワイトや淡いカラーの木目といった薄い色のトーンが基本です。
家具や雑貨も部屋に合わせてスッキリと見せるのがポイント。
こちらはワークスペースを木目も感じるインダストリアル系にしていますね。
色素薄目なインテリアにはナチュラルベージュの家具が似合います。
特に、木目が少し見えている方が作りこまれた感じがしないので、しっくりくることが多いです。
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こちらもナチュラルベージュカラーのキューブボックスの天板です。
馴染みやすいカラーなので、違うカラーのボックスと合わせても使えそうですね。
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色素を薄目にしたいけど収納は大きいのが欲しい!というかたにおすすめの、壁面収納です。
こちらは組み合わせて購入ができますので、間取りに合わせることができますよ。
壁の色と合わせて設置することで、圧迫感がなくなりますね。
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シンプルでさっぱりとした印象のインテリア。塩系では、見た感じを淡くて薄い感じになるようにコーディネートをするのがポイント。
ホワイトからグレーにかけてのグラデーションを使ったカラーリングも基本です。
壁面にかけた、シンプルだけどちょっと遊び心のあるホワイトボードがいいですね。
②無骨で飾らない雰囲気
そっけなくて少しいかついイメージの無骨。そんな言葉がぴったりなアイテムが似合うのも塩系インテリアの特徴です。
どこか洗練されていない無骨なアイテムを、さりげなく飾るというのもポイント。
こちらはインダストリアルな雰囲気のアームスタンドが無骨な雰囲気。
うちっぱなしのコンクリート壁のような空間に、堂々と置かれたカウチソファー。
グレー系でインテリアがまとめられていて、ソファーの足がブラックなところがインテリアをひきしめてくれていますね。
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③色の濃いものはアクセントとして
塩系インテリアは全体的にトーンを淡くするのがポイントですが、あまり淡い色ばかりだと全体がぼやけてしまいますよね。
そこでアクセントとして濃い目のカラーを取り入れるというのも、素敵な塩系インテリアを作るポイントなんです。
イタリア製本革のハイバックソファーは、存在感がありますね。
アクセントにブラックを入れて、ラグと壁の飾りの形をリンクさせているのがポイント。
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こちらのソファーは、柔らかそうな座り心地で塩系インテリアに似合いそうですね。
ソファーの足がベージュカラーなので、グリーンやベージュのインテリアが多い部屋に似合いそうです。
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④生活感が薄い
たくさんのものがインテリアの中にあり、必要なものがすぐ手が届くところにあるというような部屋は、塩系インテリアとしてはNGです。
全体的にあまり生活観を出さずに仕上げるのもポイント。
アンティーク調ダイニングスツール・ベンチです。
どこか海外の雰囲気が漂うデザインで、合わせるもの次第で塩系や北欧風など色々楽しめますよ
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シンプルなデザインでも機能に特化した、スマホがおけるアルダー材のダイニングベンチです。
座面の一部は小物がおけるように板のままになっています。テーブルの上がスッキリして使えるのでいいですね。
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塩系インテリア実例
リビング
シンプルで細いデザインな木枠のソファー。ものが少なく、すっきり片付いて見えるので理想の空間ですね。
ちゃぶ台のような低いテーブルに、ウォーターヒヤシンスのスツールという組み合わせが楽しいインテリア。
全体的に淡いカラーリングで大人っぽい雰囲気のインテリアですよね。
こちらも淡いグレーやベージュを基調とした落ち着きのあるインテリア。
柔らかな印象なので、若い方から年配の方まで誰にでも好かれそうなインテリアに仕上がっていますよね。
ニットのプフがかわいいインテリア。ソファの上のクッションカバーの柄など、北欧風のテイストですが、全体的に装飾が多くなく、すっきりとしたインテリアに淡いカラーリングで塩系の雰囲気を併せ持っています。
自然光を浴びるさわやかなリビング。ライトグレーのカラーは自然光を浴びると、優しく光を部屋全体に広げてくれる効果があるんですよ。
そんなライトグレーの光の中にブルーのアイテムが入ることで、爽やかさをさらに増していますね。
塩系インテリアでは珍しいくらい鮮やかに見えるブルーのラグですが、少しくすんだカラーリングなので落ち着いた雰囲気がありますよ。
グレーとの相性もよく、すっきりと清涼感のあるインテリアに仕上がっていますね。
観葉植物のグリーンが心地よいインテリア。
コンクリート打ちっぱなしの壁は、薄めのグレーでインダストリアルな雰囲気なので、塩系インテリアにぴったりですよね。
淡いカラーの木目の家具との相性も◎です。
モノトーンインテリアの中にグレーを取り入れて、グラデーションコーディネートにしています。
モノトーンインテリアはスマートでかっこいいイメージですが、シャープで落ち着かないという方もいますよね。
そんな方にはグレーを取り入れるのがおすすめですよ。
これぞシャビーで塩系!といった雰囲気のインテリアですね。
使い込んだ雰囲気の天板が印象的なテーブルや、打ちっぱなしの雰囲気の床、金属製の収納アイテムなど、淡いカラーリングでやさしい雰囲気を持ちながらもインダストリアルな雰囲気も入っています。
ラグの上にティピーをおいた遊び心あふれる空間。配色の比率がホワイト7割・ブラック3割というのが絶妙。
ホワイトは部屋を広く見せてくれるというメリットがありますが、少しぼやけた印象になることも。
そこにブラックで引き締め効果を入れています。所々に置かれたグレーのアイテムもきいていますね。
好きなものだけを心地良いソファの周りに配置したという感じのインテリア。
ホワイトと淡いカラーの木目を多く使った柔らかな雰囲気の中に、レトロなストーブや金属製の無骨なかごなど、男前な雰囲気のアイテムを取り混ぜています。
淡いグレーのソファーとホワイト多めのモノトーン家具が良いコンビネーションですね。
要所要所に置かれた観葉植物がさし色の役割を果たしています。
フレームに入った写真なども同じようなカラーリングでそろえると、全体的にすっきりと整った雰囲気のインテリアになりますね。
ライトグレーのソファには少し濃いめのムートンを敷いてメリハリを。
ダスティなピンクを取り入れたカラーリングはお手本になりますね。
グレイッシュなパープルが目を引くインテリア。アクセントウォールという方法で、壁を単一色ではなくいくつかのカラーで塗り分けるものです。
こちらはホワイトとパープルという組み合わせですが、ダスティなカラーを選んでいるので派手ではなく、大人の落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
ホワイトの床、ライトグレーのラグ、そして少し濃いめのグレーのクッションと、きれいなグラデーションになっています。
窓辺に置かれたクッションはくつろぎのスペースを作り出していますね。
シンプルでスタイリッシュなライトグレーのソファに、インダストリアルで無骨なトリプルファンが男前インテリアに仕上げていますね。
カラーを統一して過剰にアイテムを置かないことで、すっきりとした塩系インテリアに。
淡いグレーに濃いめのグレーで書かれた文字が遊び心を感じさせるチェア。
これ1つで塩系インテリアのポイントを抑えたようなアイテムですね。
コンクリート打ちっぱなしの壁と淡いカラーの板床がシャビーな雰囲気です。
淡い木目調の家具の中にモノトーンの鹿のプリントが印象的なインテリア。
こんな遊び心も大人の余裕がある塩系インテリアにはおすすめですよ。
大きく家族みんなでくつろぐことができそうなグレーのソファ。
シンプルな形でそっけない雰囲気ですが、ちょっと可愛らしいクッションカバーを使って柔らかな雰囲気を出しています。
少しパープルが入ったライトグレーのソファは、大人のゆとりを感じさせる雰囲気ですね。
ホワイトが多めのさわやかなインテリアにターコイズブルーが目を引きます。
本棚をグラデーションカラーでおしゃれに仕上げています。
カッティングシートやリメイクシートなどを使うと、DIYでもチャレンジできそうな雰囲気ですね。
グレーのグラデーションの中にピンクが入ると華やいだ雰囲気。
グレーと木目の組み合わせがとってもキュートなチェアーですね。
長いフェイクグリーンが倒れないように、透明な花器の中に発砲スチロールを入れフェイクグリーンを挿し、目隠しに英字新聞を使っています。
ホワイトでまとめられた塩系インテリア。棚の中のボックスは100均でも揃えられるので、プチプラに塩系インテリアが作れちゃいますよ。
ダイニング
少しブルーが入ったライトグレーの壁面収納は、大きさの割に圧迫感が少ないのは淡いカラーだからですね。
ダイニングテーブルは、白木の雰囲気の木製のものを使って柔らかさを出しています。チャコールグレーのチェアがアクセントに。
グレーのグラデーションとブルーが、爽やかだけど落ち着いた雰囲気を漂わせるダイニング。
全体的に淡いカラーで統一しながらも、ダイニングテーブルとチェアをダークトーンでそろえて引き締めています。
ダイニングに続くキッチンからの動線は少し濃い目のグレーの壁に。
キッチンのダークグレーと、ダイニングのライトグレーのコントラストが美しい景色ですよね。
こちらは壁を淡いカラーの板壁にすることで、男前な印象を強くしたインテリアですね。
テーブルはモノトーンでユニークな形のチェアはグレーにして、塩系インテリアのポイントをきちんと守ったインテリア。
塩系インテリアは北欧のデザインとの相性が抜群です。
テーブルクロスをライトグレーにしたダイニング。
どんな色のダイニングテーブルを使っていても、クロスをライトグレーにすれば塩系インテリアの雰囲気が増しますね。
今のインテリアから塩系インテリアに移行するときには、こちらのようにファブリックから変えるのがおすすめですよ。
淡いカラーの板目が特徴的なインテリア。ホワイトの家具や壁紙に爽やかなブルーのソファが良く似合っていますよね。
ホワイトにグレーのドアが良いアクセントになっていますね。
ダイニングテーブルの隅にさりげなく置かれたキャンドルが、温かみのあるインテリアにしてくれています。
ホワイトでまとめられたダイニング。奥には大きなグリーンがおいてありホワイトなインテリアにとても映えますね。
さりげなくグレーを織り交ぜて、インテリアにプラスしているのも素敵です。余計なものを置かないのが塩系インテリアに近づくポイントですね。
とってもシンプルにコーディネートされているダイニングルーム。
テーブルの上にあるカゴには、ウェットティッシュやランチョンマットなどを収納していて、生活感のないインテリアになっています。
モノトーン系で揃えられた塩系インテリア。収納棚は大きいものは置かず、小さいもので形も揃えているのですっきりして見えますね。
キッチン
グレーの石を使ったようなタイル張りのキッチン。
作業台も無骨でかっこいい雰囲気ですよね。
収納には木目のものを使うことで、柔らかさもプラスしていますよ。
ライトグレーとホワイトの空間に、ブラックが入ると引き締め効果抜群ですね。
小物のグレーとキッチンのシルバーがインダストリアルな雰囲気のキッチン。
ホワイトとシルバーの清潔感あふれるキッチン。
ホワイトの壁ですが凹凸があることで、影が差してライトグレーのように見えますよね。
所々にある木製のアイテムがスタイリッシュな中にも柔らかい感じです。
コンクリート打ちっぱなしのキッチンカウンターがかっこいい雰囲気のキッチン。
シルバーのレンジフードとカラーがマッチしていますね。
奥の壁をブラックに塗って、引き締まった印象のインテリアに仕上げています。
鏡面仕上げのステンレスは輝きが強くて塩系インテリアには似合いませんが、こちらのように使い込んだような鈍い光沢は塩系らしい雰囲気ですよね。
賃貸などでは壁のカラーなどは変えられませんが、こんな小物で雰囲気を取り入れるといいですよ。
キッチンの収納にステンレスユニットシェルフを配置しているお宅です。
シンプルなデザインが塩系インテリアにバッチリ合いますね。
ベッドルーム
淡いグレーの壁とホワイトの壁の両方がある部屋は、強すぎないコントラストがきれいですね。
ベッドのファブリック類も、ホワイトとグレーで仕上げてふんわりとやさしい雰囲気です。
モノトーンインテリアなのですが、壁のアクセントにダークグレーを使うことでグラデーションを表現。
メリハリはあってもコントラストが強すぎない塩系に向いたカラーリングですね。
オフホワイトのソファベッドにライトグレーのクッションやブランケットで、落ち着いて眠ることができるやさしい雰囲気に。
ファーのクッションの手触りが良い夢にいざなってくれそうですね。
モノトーンのグラデーションを使ったスタイリッシュな印象のインテリア。
でも柔らかな色合いが多いので、優しさがありますよね。
直線的で少し無愛想な感じがする家具がアクセントになっていますね。
塩系のベッドルームではこちらもおすすめ
カラーの濃淡や素材によって空間の印象を変えてくれるファブリックは、部屋のテイストを手軽に変えられるアイテムです。
ベッドルームであれば、たくさんのクッションを置いて贅沢に過ごすのもいいですね。
グレーのアイテムを選べば簡単に塩系インテリアになりますよ。
掛け布団カバーはとても大きな面積をとるものなので、カラーを変えるだけでインテリアの印象を簡単に変えることができますよ。
こちらのように落ち着きがあるライトグレーなら清潔感もあっていいですね。
ベッドルームの窓辺にこんなコーナーはいかがですか?
ファーはいまファッションでも季節を問わずに使用される素材ですが、インテリアに取り入れるととてもおしゃれな印象になりますね。
洗面所
ごく淡いブルーの壁が清潔感を感じさせる洗面所。
グレーのタイルを貼った洗面台や所々ペンキがはげた収納など、シャビーな雰囲気なのに、古びた印象が弱いのはこの壁のカラーのおかげですね。
こちらも淡いブルーとグレーが清潔感はあるけれど、さわやかになり過ぎない洗面所。蛇口とタオルハンガーのブラックがきいています。
ホワイトのインテリアにグレーの濃淡が映える洗面所。
家具や壁面ではなく、タオルのようにいつも置いておくアイテムでカラーを取り入れてもいいですね。
ホワイトのタイルにダークグレーの目地が塩系インテリアな印象の洗面所。
モールディングなどヨーロッパテイストなインテリアですが、タイポグラフィでシャープさも。
まとめ
いかがでしたか?塩系インテリアのお部屋は、スッキリとしているまとまり感がとても印象的で憧れますね。
機能的なものもあったり、素材を活かした家具や雑貨を取り入れているお部屋もありました。
興味のある人は「塩系インテリア」にチャレンジして自分の好みのお部屋を造ってみてくださいね。
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