1DKの2人暮らしレイアウトは狭い?
1DKとは、4.5畳以上のダイニングキッチン+1部屋がある間取りのこと。1部屋の広さに特に決まりはないため、2人暮らしには狭いとは一概に言えません。同棲する2人にとって、1LDKより家賃が安く済むのが魅力です。
ただ、1DKは一人暮らし用が多いのも事実で、賃貸の物件によっては2人暮らしには狭く、家具のレイアウトや収納の配置が難しいことも。
では、どうすれば1DKの2人暮らしが快適になるのでしょうか。
2人暮らし1DKレイアウト|家具の工夫
リビングと寝室にメリハリをつけるレイアウト
最初に2人暮らし1DKレイアウトとして、家具の配置の工夫について見ていきましょう。
実例の2人暮らしの賃貸1DKは、「生活の場所」と「休む場所」にメリハリをつけたレイアウトです。奥のダイニングキッチンは暮らしの中心となる生活空間なので、さまざまな家具があります。一方、手前の寝室はベッドのみ。
このように生活空間と休む空間を区別すると暮らしにメリハリが生まれ、狭い1DKでの同棲が快適になりますよ。
広く明るく見せる白いインテリアのレイアウト
2人暮らしの賃貸1DKを広く見せたいなら、白を効果的に使ったレイアウトがおすすめ。膨張色であり、光を反射するので、狭い空間を広く明るく見せてくれます。開放的なインテリアなら、同棲する2人が仲良く過ごせるでしょう。
実例は、白をふんだんに使った1DKレイアウトです。床や壁も白い賃貸なので、白い家具を合わせると一層明るく見えますね。
全て白ではなく、ベージュを入れることで落ち着いた雰囲気になっています。
ダイニングをリビングとして使うレイアウト
1DKの賃貸にはリビングがないので、同棲するときはくつろぐ場所がなくて困るもの。食事の時間よりもゆったり過ごす時間を重視する2人暮らしにしたいなら、ダイニングをリビングに変える配置にしてはいかが?
実例の1DKの左側はダイニングキッチンですが、ダイニングテーブルではなくソファやリビングテーブル、テレビボードを配置し、リビングとして使っています。
このように、暮らしに合わせて配置する家具を決めましょう。
仕切りを外して中央にソファをレイアウト
2人暮らしの1DKの賃貸にソファを配置する方法をもう1つ紹介しましょう。
実例は、手前が寝室で、奥がダイニングキッチンの縦長1DKです。ソファのある場所には元々仕切りとなる引き戸がありましたが、外すことで1DKなのにベッド・ソファ・ダイニングセットのレイアウトを実現しています。
1DKでの同棲でも、くつろぐ場所と食事する場所の両方を確保できるアイデアです。ナチュラルで落ち着いたインテリアも素敵ですね。
ミニマルな家具×鏡で広く見せるレイアウト
実例は賃貸の1DKですが、圧迫感がありません。その理由は2つ。
1つは、ミニマルデザインの家具を配置してインテリアをシンプルに仕上げていること。
家具の形がスッキリし、インテリア全体の配色も少ないので、スタイリッシュで開放感があります。
もう1つは、冷蔵庫の左横に配置した鏡。奥行きが生まれ、1DKが広くなったように見えます。
1DKで2人暮らしをするなら、このような視覚的な工夫も大切です。
クリアな折りたたみ椅子のレイアウト
1DKの賃貸で同棲するなら、折りたためる椅子やテーブルといったフレキシブルな家具を使うのもおすすめ。
食事のときだけ展開して普段はしまっておけるので、2人暮らしのレイアウトの窮屈さが改善されます。
実例は、クリアな折りたたみ椅子を配置した1DKです。クリアなデザインは、光を通すことで圧迫感が軽減されます。
洗練された雰囲気も魅力で、スタイリッシュなインテリアの2人暮らしにおすすめです。
窓辺の食事スペースが開放的なレイアウト
大きな窓がある賃貸1DKで同棲するなら、ダイニングセットを窓辺にレイアウトしてはいかが?
外を見ながらの食事は開放感があり、リラックスした気分で過ごせます。景色がいい賃貸なら、2人暮らしの食事が楽しみになるでしょう。
実例は木製家具を使ったナチュラルインテリアで、自然豊かな外の景色とマッチしています。
部屋の端にダイニングセットを寄せることで、ダイニングキッチンを効率よく使えるのもメリット。
2人暮らし1DKレイアウト|収納の工夫
ウォールハンガーで空間を活用するレイアウト
続いて2人暮らし1DKレイアウトとして、収納の工夫について見ていきましょう。
1DKでの同棲で積極的に取り入れたいのが壁面収納。タンスなどの家具を配置しなくても収納容量を増やせて、2人暮らしの部屋を効率よく使えます。
実例の冷蔵庫の右横のように、バッグやコートなどの日々使うアイテムを掛けられるウォールハンガーがあると便利。
壁に穴を開けない設置方法なら、2人暮らしの賃貸でもレイアウトできます。
外出グッズ用の有孔ボード収納をレイアウト
同棲する1DK賃貸に大容量の収納が欲しいなら、実例のように有孔ボードを使って壁面収納をレイアウトしてはいかが?DIYパーツのディアウォールを使えば、壁に穴を開けないので賃貸の2人暮らしでも大丈夫。
実例では、有孔ボードにバッグやカメラ、ブラシなどを収納し、ミラーを配置してお出かけ用収納コーナーにしています。
有孔ボードの収納は、それ自体がインテリアとしておしゃれなのもメリットです。
キッチン前にオープンラックをレイアウト
壁面収納は壁際だけでなく、空間の真ん中にも配置できます。例えば実例の2人暮らしの賃貸のように、オープンラックをキッチンの前へ配置する方法も。
同棲する部屋に収納を増やせるだけでなく、空間を緩やかに仕切れるのもメリットです。キッチンでの作業の様子が隠れるので、来客時も安心ですね。
実例のように有孔ボードを使って道具を吊るしたり、お酒をディスプレイしたりすれば、インテリアとしてもおしゃれに。
収納の高さを揃えて違和感をなくすレイアウト
実例の1DK賃貸で注目したいのが、左にある靴の収納棚。冷蔵庫と靴棚は異なるジャンルですが、不思議とまとまって見えますよね。
そのワケは、キッチン・冷蔵庫・靴箱の高さを揃えているから。インテリアとして綺麗で、違う種類を並べても違和感がなくなっています。冷蔵庫が木目調なのもよいですね。
1DKの同棲では、収納スペースが限られます。だからこそ、こういった工夫で素敵なインテリアの2人暮らしにしたいですね。
洋服が合うショップ風インテリアのレイアウト
1DKの2人暮らしで困るのが洋服収納。同棲する賃貸に十分な容量のクローゼットがないと、2人分の洋服が溢れてしまいます。それを上手に解決できるのが、実例のようなショップ風インテリアです。
このダイニングキッチンの奥を見ると、なんと洋服収納が配置されています。違和感がないのは植物や雑貨をお店のようにディスプレイしているから。これなら、2人暮らしの1DKレイアウトでありがちな生活感が軽減されますね。
収納付きキッチンカウンターのあるレイアウト
1DKで同棲するとき、間取りによってはキッチンに食器棚を配置するのが難しいことも。2人暮らしだと食器が増えるので、収納がないと困りますよね。
そんなときは、収納付きキッチンカウンターをDIYする方法もおすすめです。例えばこの実例では、元々あった壁付けキッチンにL字型のカウンターを後付けしています。
2人暮らし用の食器を収納できるだけでなく、作業スペースも増えますね。同棲中の料理も楽しくなるでしょう。
見せてもOKな収納アイテムをレイアウト
隠す収納は同棲の生活感を軽減するのにぴったりですが、2人暮らしの狭い1DKだと隠せる場所があまりないことも。そんなときは、見せてもOKな収納アイテムを2人暮らしの1DKに取り入れましょう。
例えば実例の1DKのベッドの奥にあるのは、モノトーンの収納ボックス。おしゃれで洗練されており、むしろ見せたくなりますね。
統一感も大切で、収納を揃えることで2人暮らしの部屋がスッキリして見えますよ。
2人暮らし1DKレイアウトを決める前に
実例を見ると、1DK2人暮らしでも工夫すれば快適なレイアウトになることがわかりますよね。
ただ、レイアウトを決める前に大切なことがあります。それは、1DKが2人に合っているかを確認すること。
ずっと一緒にいたいカップルと1人の時間も欲しいカップルでは価値観が違いますし、夜勤のある仕事なら個室があったほうがよいでしょう。
まずは、自分たちのライフスタイルに1DKが合っているかどうかを考えてみてくださいね。
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