中学生向けおすすめ小説24選!面白いと話題の作品から絶対に読むべき名作まで紹介

今回は中学生向けのおすすめ小説を大特集!話題の感動作や名作ファンタジー、王道ミステリーなどさまざまなジャンルの小説を集めました。中学生向け小説の選び方ポイントも解説しています。どれを選んだらよいかわからない人は、参考にしてみてください。

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中学生向けおすすめ小説24選!面白いと話題の作品から絶対に読むべき名作まで紹介
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ライター

海沿いの町で夫と子ども達と暮らしながら、英語を使った仕事をしています。映画・キャンプ・海・手作り・本・エクササイズ、色んな事が大好きです。Let’s try anyway!とにかく何でもやってみよう。

中学生向けの本を選ぶポイント

おすすめ小説を見ていく前に、まずは中学生向け小説の選び方をご紹介。いくつかポイントを絞って選べば、読書が苦手な中学生も読みやすい小説が見つかります。

小説選びに迷ったときは、参考にしてみてください。

 

読みたいジャンルで選ぶ

読みたいジャンルで選ぶ

選ぶポイント1つ目は、読みたいジャンルの本を選ぶこと。ミステリー・恋愛もの・冒険小説など、最初にジャンルを決めておくと、ネットや書店でも選びやすくなります。

どんなジャンルの小説が好きかわからない場合には、図書館でいろいろなジャンルを借りてくるのがおすすめ。さまざまな種類の小説を読んでみると、自分の興味が分かってきます。

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読んだことのないジャンルの本に気軽に挑戦できるのも、図書館の醍醐味です。

 

 

推薦・課題図書から選ぶ

推薦・課題図書から選ぶ

小説選びに迷ったら中学生向けの推薦図書や、読書感想文の課題図書から選ぶのも◎。プロが選んだ推薦図書は、中学生年代にぴったりの小説ばかりです。

例年5月ごろにはその年の課題図書が決定し、年代別にネットで検索できます。独自の推薦図書(優良図書)を定めている県も。過去の課題図書から選んでみるのもよいでしょう。

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読書が苦手な中学生なら、まずは小学校高学年向けの推薦図書から選ぶのもおすすめです。

 

ページ数で選ぶ

ページ数で選ぶ

読みたいジャンルが決まらない時には、ページ数で選んでみるのも一つの方法。小説を読むのに慣れていないなら、200ページ前後の文庫本がおすすめです。

「長い休みに長編小説をじっくりと楽しみたい」という中学生は、600ページ〜900ページ程の文庫本にトライしてみましょう。

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長編小説は物語の世界に浸りたい時にぴったり。秋の夜長のおともにも◎です。

 

ドラマ化・映画化された作品から選ぶ

ドラマ化・映画化された作品から選ぶ

小説選びに迷った時は、話題の映像化作品から選んでみては?近頃のドラマや映画には、小説を原作としている作品がたくさん。読書が苦手な中学生なら、先にドラマや映画を見てから本を読むのもおすすめです。

原作小説は人物描写や背景が細かく描かれていたり、結末が異なる場合があったりするため、あらすじを知っていても楽しく読めるでしょう。

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最近では映画公開にあわせて、原作小説に映画版限定カバーが付いて売られているものも。1つの作品をさまざまな形で楽しめるものが増えています。

 

中学生向けのおすすめ小説《話題》

ここでは最近話題の中学生向けおすすめ小説をピックアップ。TikTokやインスタなど、さまざまなメディアで注目されている4作品をご紹介します。

 

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら

女子小中学生を中心に話題の『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』。

戦時中の日本にタイムスリップした中2の少女と、そこで出会った特攻隊員の男性をめぐる物語です。

切ないラブストーリーというだけでなく、戦争や平和について改めて考えるきっかけをくれる1冊。

2023年12月には映画が公開予定となっています。女子だけでなく男子にも読んでほしい、おすすめの中学生向け小説です。


こんな人におすすめ

  • 戦争に関する物語に興味がある人
  • 切ないラブストーリーが読みたい人
  • 泣ける小説を探している人

 

こちらあみ子

TikTokで話題となった『むらさきのスカートの女』の著者によるデビュー作『こちらあみ子』。

純粋であるがゆえに「空気が読めない」言動を繰り返してしまうあみ子と、そんなあみ子に振り回されながらも温かく見守る周囲を描いた物語です。

あみ子の純真な振る舞いや独特な世界観は、中学生の心にも響くでしょう。2022年に映画化されています。


こんな人におすすめ

  • サクッと読める短編小説を探している人
  • 個性的な主人公の小説が読みたい人

 

君たちはどう生きるか

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宮崎駿監督による同名映画が話題となっている『君たちはどう生きるか』。宮崎監督が感銘を受けた本としても知られ、映画の原案とも言われている名作ベストセラーです。

14歳の主人公が日常に起こる問題について自ら考え、悩みながら成長していくストーリー。主人公に温かくアドバイスする叔父の存在も魅力です。自分と重ねて読める部分もあり、多感な中学生の年代にこそ読んでほしい1冊です。


こんな人におすすめ

  • 小説からさまざまな考え方・生き方を学びたい人
  • 等身大の主人公の本を探している人
  • 宮崎駿監督の愛読書を読んでみたい人

 

余命3000文字

5分で読めるショートストーリーの短編集『余命3000文字』。意表を突く斬新な展開の物語が、26作収録されています。

タイトル作品のほか『彼氏がサバ缶になった』『食べログ1.8のラーメン屋』『幼馴染証明書』など、読んでみたくなるタイトルがずらり。

隙間時間にサクッと読めるので、朝読書にもぴったりです。読書が苦手な中学生も、ぜひ手に取ってみてください。


こんな人におすすめ

  • 長編小説は苦手な人
  • 1冊でいろいろなお話を楽しみたい人
  • どんでん返しが好きな人

 

中学生向けのおすすめ小説《名作》

ここでは名作と言われる作品の中から、中学生向けのおすすめ小説をご紹介します。一度はタイトルを耳にしたことのある、読むべき名作ばかり。

読書に慣れていない中学生から読書好きの中学生まで楽しめる、さまざまなタイプの作品を4冊ピックアップしました。

 

魔女の宅急便

人気ジブリ映画の原作『魔女の宅急便』は、中学生にも人気の名作。

13歳の魔女・キキが修行のために故郷を離れ、知らない街で成長していく物語です。

小説では1巻から6巻と特別編3巻が刊行されている人気シリーズ。少女から大人へと成長していくキキの姿や、キキを取り巻く周りの人たちの温かなキャラクターも魅力です。


こんな人におすすめ

  • ジブリ映画の原作小説が読みたい人
  • シリーズものを集めたい人
  • ほのぼのとしたストーリーが好きな人

 

吾輩は猫である

夏目漱石の名作『吾輩は猫である』も、中学生向けの小説としておすすめです。

人間という生き物を、猫の独特な視点で綴っているのがこの作品の面白いところ。「わが家のペットにもこんな風に思われているかも?」と思わずにいられません。

とはいえ昔の小説なので、文体や単語がやや難しく感じられるところも。ふりがなや注釈が付いた、小学生向けの児童書バージョンがおすすめです。


こんな人におすすめ

  • 誰もが知る昔の名作に挑戦してみたい人
  • 猫や動物が好きな人
  • 「夏目漱石読んだことある」と言いたい人

 

赤毛のアンシリーズ

アメリカ児童文学の名作『赤毛のアン』は、海外の作品を読んでみたい中学生におすすめの1冊。

カナダにあるプリンスエドワード島を舞台に、孤児院から養子として迎え入れられた少女アンの成長を描いています。

カナダの美しい風景や海外の日常生活など、異文化を学べる小説。少女時代から大人女性になるまでのシリーズになっており、物語を長く楽しみたい中学生向けのおすすめ小説です。


こんな人におすすめ

  • 海外の名作を読んでみたい人
  • 日常を描いた小説が好きな人
  • 前向きでがんばる主人公の物語を読みたい人

 

ハリーポッターシリーズ

世界的ベストセラーの『ハリーポッター』シリーズは、中学生にもおすすめの小説。

ロンドンの魔法学校へ通う主人公と仲間たちをめぐるファンタジー小説です。

大人気シリーズの本作ですが、小説は読んだことがない人も多いのでは?ファンタジー・青春・友情・海外の日常など、さまざまな要素が楽しめる名作小説です。


こんな人におすすめ

  • 魔法・冒険ものが好きな人
  • 映画版ハリーポッターのファンの人
  • シリーズものを集めたい人

 

 

中学生向けのおすすめ小説《感動》

ここでは中学生向けの感動できるおすすめ小説を集めました。心がじんわりと温かくなる感動の名作を4作品ご紹介。

なんだか気分がモヤモヤする時は、感動の涙でリフレッシュしましょう。

 

明日の僕に風が吹く

『明日の僕に風が吹く』は、失敗して悩む中学生に読んでほしい1冊。医師を志す東京の中学生・有人は、ある出来事がきっかけで挫折し引きこもってしまいます。

医師をしている叔父の勧めで、北海道の小さな島の高校に進学した有人。都会とは違う生活に少しずつなじんでいきます。

挫折から一歩踏み出そうと懸命に過ごす主人公の姿は、悩み多き中学生の心に響くでしょう。友情・青春・感動がつまったおすすめ小説です。


こんな人におすすめ

  • 失敗して悩みを抱えている人
  • 小説から勇気をもらいたい人
  • 感動できる青春小説を読みたい人

 

 

カラフル

中学生向けの感動小説なら『カラフル』もおすすめ。あることで一度死んだ主人公「ぼく」は、天国で抽選に当たり、人生をやり直す再挑戦の権利をもらいます。

本当に生き返るためには生前に犯した罪を思い出さなければいけないのですが…。

他人の体を借りて2度目の人生にチャレンジしているうちに、以前は気づけなかったことがさまざまな視点から見えてくる主人公。読後には胸を打つ感動が広がります。


こんな人におすすめ

  • 日常の悩みでモヤモヤしている人
  • 「自分らしさ」というワードが気になる人

 

さよならアルマ

『さよならアルマ』は、戦争などのために訓練され派遣される犬「軍犬」とその飼い主を描いた物語

残酷な現実や切ない思い、動物と人との絆など、さまざまな感情に心動かされる感動小説です。

動物と共存することや戦争について、改めて考えるきっかけをくれる1冊。犬好きな中学生はもちろん、大人にもおすすめの作品です。


こんな人におすすめ

  • 犬や動物と暮らしている人
  • 実際の出来事を題材にした小説がを読みたい人
  • 「戦争」を違う角度からテーマにした小説を読みたい人

 

虹の岬の喫茶店

ほっと癒されるような感動を与えてくれるのが『虹の岬の喫茶店』。岬にある喫茶店を舞台に、店を営むおばあさんと訪れるお客さんの交流を描いた作品です。

お客さん一人ひとりのエピソードは少し切なく、でも最後には温かい気持ちに。素敵な虹の風景が浮かぶような描写に、日常を忘れて小説の世界に浸れます。読書好きの中学生におすすめですよ。


こんな人におすすめ

  • 穏やかな感動がほしい人
  • リラックスして読書を楽しみたい人
  • 小説に癒しを求める人

 

中学生向けのおすすめ小説《友情・青春》

ここでは友情や青春をテーマにした、中学生向けのおすすめ小説を集めました。

中学生の今だからこそ読んでほしい心に響く面白い作品ばかり。共感できるところがたくさん見つかるでしょう。

 

宇宙のみなしご

『カラフル』の著者・森絵都の『宇宙のみなしご』は、中学生ならではのみずみずしい感性にあふれたおすすめの1冊です。

「サボり癖」から不登校になった中2の姉と、穏やかでやさしい中1の弟。2人は「屋根のぼり」というとっておきの遊びを見つけます。

仲よし姉弟を中心に、次々と個性的な仲間が加わっていくのが面白いところ。テンポのよい文体は耳ごこちよく、文章がスルスルと入ってくるようです。


こんな人におすすめ

  • ワクワクするような小説を読みたい人
  • 読後はさわやかな気持ちになりたい人
  • 『カラフル』を読んで面白かった人

 

水槽の中

青春をギュッと詰め込んだような小説『水槽の中』も、中学生におすすめの小説。高校2年生の主人公・遙を中心に、仲よしな男女4人の1年間の日常を綴った物語です。

友情・恋愛・学校行事・進路など、青春のすべてを体感できるようなストーリーに、読んだあとは「早く高校生になりたい!」と感じるはず。やわらかなタッチのカバーイラストでプレゼントにもおすすめです。


こんな人におすすめ

  • 王道の青春ストーリーが読みたい人
  • 高校生の日常を体感したい人
  • 受験勉強のモチベーションを上げたい中学3年生

 

ソノリティ はじまりのうた

音楽好きな中学生には『ソノリティ はじまりのうた』がおすすめです。

合唱コンクールで指揮を任された内気な中1のさきは、クラスをまとめるのにひと苦労。コンクールという一つのゴールに向かって団結できるのでしょうか。

個性豊かなクラスメートたちのそれぞれの視点で描かれた物語は、中学生のリアルな声が聞こえてくるよう。青春を存分に感じられる、すがすがしい1冊です。


こんな人におすすめ

  • 音楽が好きな人
  • 等身大の登場人物の小説が読みたい人
  • みんなで一つのものを作りあげるのが好きな人

 

この夏の星を見る

コロナ禍にあった2020年の日本を舞台にした『この夏の星を見る』。茨城県に暮らす高2の亜紗は天文部に所属しています。

部活動が制限される中、星にまつわるあるイベントがきっかけとなりオンラインで他県の生徒たちと繋がっていく亜紗たち。リモート会議を繰り返し、生徒たちが計画した一大プロジェクトとは…。

制限が多く困難な状況でも、前向きに青春を謳歌する主人公たちに胸が熱くなります。


こんな人におすすめ

  • 星が好きな人
  • 制限された日常を耐え抜いてきたすべての小中高生

 

中学生向けのおすすめ小説《ミステリー》

中学生向けのおすすめミステリー小説をピックアップ。中学生向けミステリーは、残忍な描写が少ないものを選ぶのがポイントです。

ここではミステリー初心者さんも楽しめる4冊をご紹介します。これを読めばミステリーにハマること間違いなしです。

 

かがみの孤城 上

ミステリーとファンタジー2つの要素を兼ね備えた『かがみの孤城』は、中学生のミステリー入門におすすめの1冊。

不登校の少女こころは、ある日突然輝き出した自宅の鏡を抜けて城へと辿り着きます。そこにはこころのような中学生7人が集められ、彼らにはあるミッションが出されることに。

中学生たちのリアルな感情を見事に描いた本作は、ミステリー部分はもちろん、仲間や親子などさまざまな人間ドラマも魅力の一つです。


こんな人におすすめ

  • 感動できるミステリーが読みたい人
  • ミステリーもファンタジーも好きな人

 

小暮写眞館

読書に慣れた中学生には、宮部みゆき作品もおすすめです。

古びた商店街に佇む小暮写眞館に住むことになった男子高校生。家族4人暮らしが始まりますが、女子高生が不思議な写真を持って現れ、その写真の謎を解き明かしていきます。

宮部みゆきのミステリー要素は含めつつ、謎解きを通して心温まる小説です。


こんな人におすすめ

  • 謎を解き明かすミステリーが読みたい人
  • 心温まる青春小説を読みたい人

 

陽気なギャングが地球を回す

ポップなミステリーなら人気作家・伊坂幸太郎の『陽気なギャングが地球を回す』がおすすめ。

それぞれ特技を持つ個性的な4人の銀行強盗の物語です。

ウィットに富んだテンポのよい会話の数々は、まるで映画を鑑賞しているよう。読書後には「あー面白かった」とつい呟いてしまうかもしれません。


こんな人におすすめ

  • ハリウッド映画のようなエンターテイメントミステリーが読みたい人
  • 伏線回収が好きな人
  • 重いミステリーは苦手な人

 

掟上今日子の備忘録

1日ですべての記憶をなくしてしまう少女探偵が主人公の『掟上今日子の備忘録』。ドラマ版を見たことのある人もいるのではないでしょうか。

その日のうちに忘れてしまうため、あっという間に事件を解決する展開が見所。1話完結の短編集なので、隙間時間に楽しめるのも魅力です。


こんな人におすすめ

  • 軽いタッチのミステリーが読みたい人
  • 読みながら推理を楽しみたい人
  • 短編ミステリーを探している人

 

中学生向けのおすすめ小説《ファンタジー》

ここでは中学生向けのおすすめファンタジー小説をご紹介。中学生だからこそ楽しめるさまざまなファンタジー小説を集めました。

ファンタジーに興味がなかった人も、楽しめる作品ばかりです。

 

精霊の守り人

ファンタジー小説の定番といえば『精霊の守り人』。皇子チャグムは精霊の卵を宿しているがゆえ、王である父から命を狙われます。

そんなチャグムを守るため命をかけて奮闘する女性ボディーガード・バルサ。

アニメ・漫画・ドラマ化もされた人気シリーズです。人間界と精霊界が交錯する独特な世界観が面白いところ。数々の賞を受賞した名作ファンタジーです。


こんな人におすすめ

  • 冒険ファンタジーが好きな人
  • 強くてかっこいいヒロインの物語が読みたい人

 

はてしない物語 上

『はてしない物語』も、人気の名作ファンタジーです。

古本屋で「はてしない物語」という本を手に取った主人公バスチアンは、本の中から声が聞こえ物語の世界の国に入ってしまうのでした。

『ネバーエンディング・ストーリー』というタイトルで映画化もされている本作。作者のミヒャエル・エンデは原作と異なる映画のラストに憤慨し、訴訟を起こしたというエピソードがあります。


こんな人におすすめ

  • 王道のファンタジー小説が読みたい人
  • 物語の世界に浸りたい人
  • 映画と小説のラストを比較したい人

 

この本を盗む者は

本好きの中学生には『この本を盗む者は』がおすすめです。本の町・読長町に暮らす読書嫌いの女子高生・深冬。

曾祖父が管理人を務める巨大な書庫から本が盗まれ、本の呪いが発動してしまいます。町はどんどんと物語の世界に飲み込まれていき…。

現代の日本が舞台になっているのが、この小説の面白いところ。情景が浮かぶような生き生きとした文章も魅力です。


こんな人におすすめ

  • 現代風のファンタジー小説が読みたい人
  • 本が好きな人
  • 親近感のある主人公を求める人

 

夜市

ファンタジーホラーの名作とも言われる『夜市』は、独特な世界観がクセになる1冊。

小学生の裕司は妖怪たちが店を構える「夜市」で、野球の才能を買うために弟を差し出してしまいます。成長した裕司は弟を取り戻すべく、もう一度夜市へ…。

ホラーと言ってもあまり怖くなくファンタジー要素の強い本作。読後は不思議な感覚に包まれるでしょう。


こんな人におすすめ

  • ちょっと変わったファンタジーを読みたい人
  • ホラーに興味があるけど怖すぎるのは苦手な人
  • 『千と千尋の神隠し』が好きな人

 

自分が読みたいと感じた小説から読書を始めてみよう

今回は中学生向けのおすすめ小説を特集しました。話題の小説から不動の名作まで、さまざまなジャンルの小説がありましたが、気になる本はありましたか?

中学生の年代にとって、読書は悩みを解決してくれたり夢を与えてくれたりするもの。時には、現実を忘れてリフレッシュさせてくれる存在でもあります。

何度も読み返したくなる、お気に入りの1冊を見つけてみてください。

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