クッションは意外と汚れている
日常的に使うことの多いクッションは、人の肌に触れることが多くなっています。そのため、皮脂や汗、食べこぼしなどが付きやすく、実は衣服と同じぐらいに汚れが付きやすい小物なのです。
濃い色のクッションだと汚れが目立たないので一見綺麗に見えますが、洗ってみたら水が真っ黒になってしまった、などということが起きるぐらいに汚れが溜まりやすいという特徴があります。
クッションのタイプ・種類別の洗濯方法
まず、クッションが洗濯可能かどうか確かめる必要があります。
洗濯表示で水洗いOKとなっているものならば、家庭で洗濯することができますのでタグに記載されている洗濯表示を確認してみてください。洗濯可能なクッションにも種類があります。
ポリエステルの綿・パウダービーズ
まず、ポリエステルの綿やパウダービーズが使われているクッションの洗濯方法についてみていきましょう。比較的安価なこのタイプは、洗濯機に入れて通常通り洗ってしまって構いません。
ただし、パウダービーズは布地が少しでも破れていたりすると、洗濯時にそこから中身がこぼれて洗濯機の中で散らばり大変なことになってしまいますから、洗濯前に布地が破れていないかということをしっかり確認してから洗濯をしましょう。
洗剤はいつも使っている洗濯用洗剤を使用して大丈夫です。このタイプは熱に弱いので、乾燥機を使うのは止めましょう。
脱水をしたら、形を整えて平たい台の上において干すのがベストです。ビーズクッションの場合は洗濯ばさみで吊り下げて干しても大丈夫ですが、綿の場合は吊り下げると中身に偏りが出てしまいますので注意が必要です。
ダウン・フェザー素材
次にダウンやフェザー素材の洗い方です。こちらも洗濯機で洗うことが可能になっていますが、ソフトや手洗いといったモードを利用してネットに入れて、優しく洗うことが必要になります。
こちらも通常の洗濯用洗剤を使用して構いません。柔軟剤の使用も可能です。洗濯が終わったら一度取り出して中綿のよれなどを直して形を整えてから脱水をします。脱水もソフトなどで優しく行いましょう。
ダウンやフェザーは乾燥機を使うことができます。フェザーはしっかりと乾燥させないと臭いが発生しますので、生乾きにならないように乾燥させることが重要です。
綿花素材
綿花素材の場合は、手洗いが向いています。綿花は水を吸うとかたまりになってしまうという性質がありますから、洗濯機で洗うのには向いていません。
ですので、手洗いで優しく洗うようにしましょう。洗剤は通常使用するものを使って構いません。浴槽や桶などにぬるま湯をはって、優しく揉みほぐすように洗います。中綿が偏らないように力を込めずに優しく洗うことが大切です。
ふんわりさせたい場合には柔軟剤を使いましょう。脱水は体重をかけながらゆっくりと水を絞っていきます。綿花はたっぷりと水を吸っていますので、軽く絞る程度ではなくしっかりと絞るようにしましょう。
乾燥機にかけてしまうと中身が偏りますから、綿花の場合は乾燥機にかけずに平たい台に乗せて乾燥させます。綿花は乾燥するのに時間がかかります。天気がいい日が続いたとしても3日以上はかかってしまいますから、直射日光が当たらない風通しのいい場所で1週間程度干しておくといいでしょう。
また、クッションにカバーをかぶせている場合にはカバーを取り外して、カバーとクッション本体どちらも洗ってください。大抵のカバーは通常通り洗濯機で洗うことができますが、念のためタグで洗濯表示を確認して水洗いOKかを見ておきましょう。
どれくらいの頻度で洗濯すればいい?
クッションはどのぐらいの頻度で洗濯すればいいのか迷ってしまいますが、そのクッションの使用頻度にもよります。毎日ソファで枕代わりにして使っているという場合やクッションを抱いて食べ物をよく食べる、食べこぼしをしてしまうという場合には、週に1度程度は洗った方がいいでしょう。
頻繁に肌に触れる場合には、皮脂や汗などが付着して菌が繁殖してしまい清潔な状態を保つことができません。クッションカバーをつけているのなら、カバーだけでも週に1度ぐらいは洗ってください。
カバーをつけている場合、クッション本体は月に1度程度洗えば十分です。使用頻度が低いクッション、たとえば置いてあるだけでほとんど使わないという場合には、そこまで頻繁に洗わなくても大丈夫です。とはいえ、ほこりなどは溜まりますから3か月に1度程度は洗うようにした方がいいでしょう。
なかなか洗うということをしないクッションですが、意外に汚れや菌が繁殖しています。毎日洗うというのは現実的に難しいことですから、除菌スプレーなどをかけて除菌や消臭をしておくといいでしょう。
合わせてこちらをご覧ください
ぬいぐるみの洗濯方法まとめ!失敗を防ぐ洗濯のコツとは
ぬいぐるみは洗濯しても大丈夫なの?
クッションと同様に選択に困るのがぬいぐるみ。小さなお子さんはぬいぐるみを持って遊ぶことがあるでしょう。
ぬいぐるみは手洗いで
しかし、そのぬいぐるみも長く使えば使うほど、皮脂や汗、ほこりなどの汚れが溜まっていきます。お子さんが安心してぬいぐるみで遊ぶためには、ひと月に1回ほどの洗濯は必要です。ぬいぐるみのなかにはデリケートな作りの品もあります。
洗濯機を使うよりも手洗いのほうが型崩れをおこさずにきれいにすることができます。
注意点
ぬいぐるみを洗濯することで清潔感を保てますが、使われている染料によっては色落ちする可能性もあります。
また、接合部分に接着剤が使われている場合は洗濯でパーツが取れてしまうことも起こり得ます。ぬいぐるみに洗濯表示がついていれば、洗う前に確認してください。
ぬいぐるみの洗い方
まず、ぬいぐるみを洗う前に色落ちするかどうかの確認をします。洗剤をつけた布でぬいぐるみの目立たない部分をこすってください。布にぬいぐるみの色がつくならば、色落ちするので洗濯はやめておきましょう。
洗濯道具には、ぬいぐるみが入る大きさの洗面器等の容器、洗剤、毛先がやわらかいブラシを用意します。
正しい手順
ぬいぐるみを容器に入れて水を浸して洗剤を入れてください。粉洗剤を使う場合は、溶けるように35~40℃のぬるま湯を使用します。
人形をやさしくもみ洗いしてから、ブラシを使ってホコリをかき出しましょう。特に汚れがひどい部分があれば、洗剤を直接すり込んで入念に洗ってください。
洗い終わったら大量の水で洗剤を洗い流してください。浴槽を利用するのがおすすめです。
ぬいぐるみを干すときの注意点
洗濯が終わったらぬいぐるみを干します。しかし、水をしっかり吸ったぬいぐるみを干してもなかなか乾かないどころか、カビが繁殖する原因にもなります。
脱水方法
そのため、干す前にぬいぐるみを脱水します。タオルでぬいぐるみを包み込み、洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水にかけてください。
あまり長く脱水するとぬいぐるみが型崩れするので、時間は1分以内にしてください。脱水後は、風通しのよいところで陰干しします。
天日干しはNG
ぬいぐるみは直射日光に弱いので、よく乾きそうだからといって天日干しをするのは避けましょう。洗濯ばさみを使うと跡がついたり、自重で型崩れするので平干しするのが基本です。
ぬいぐるみを押して指先に湿りを感じなければ乾燥完了です。普通の洗濯物とは違うので、乾くまで気長に待ちましょう。
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