チェックしておきたい皿洗いのコツとは?
後片付けの中でも時間がかかる皿洗い。そんな皿洗いは汚れに着目して工夫すると、簡単に行えます。
まずは、汚れを広げないことが何よりも重要なコツ。食後に食器を重ねてしまうと、きれいだった糸底が汚くなってしまうので避けましょう。
また、皿洗いは綺麗なものから順に行うのもコツです。
さらに、油やソースは長時間放置するとこびりついてしまうため、できるだけ早く皿洗いをするのもコツ。しっかりコツや簡単な方法を押さえていきましょう。
汚れを広げない
皿洗いでぜひ覚えていただきたいコツが、汚れを広げないことです。先述の通り、お皿の上に別のものを重ねないのはもちろん、べたべたした手であちこち触らない、油跳ねしやすい場所にものを置かないというのも、簡単に皿洗いをするコツです。
広げないコツ
- 配膳時にはトレーを使い、重ねずに移動できるようにする
- 食卓にウエットティッシュを準備し、手をすぐ拭けるようにする
- ホットプレート利用時は、油跳ねしやすい場所にものを置かないように工夫する
長時間放置しない
忙しい日々を送っていると、どうしても皿洗いを後回しにしてしまいますよね。ですが多くの場合、時間がたてばたつほど汚れは落としづらくなります。
皿洗いに限らず、すぐに掃除できる習慣をつけておくのがコツです。どうしても難しい場合は、つけおきをしておいたり、ソース類を拭っておいたりするだけでも皿洗いが簡単になります。
長時間放置しなくなるコツ
- 使用したツールをそのままにしない
- 可能であれば、お弁当箱を昼休みのうちに綺麗にする
- 就寝前に使ったグラスや小皿も、できれば洗ってから寝る
洗浄順に気を付ける
皿洗いをする際は、どれから先に洗浄するかを考えるのも効率化のコツです。具体的なコツとしては、比較的綺麗なものを先に洗浄すること。洗剤も無駄なく使えますよ。スポンジもこまめに洗浄しなくて済むのでおすすめです。
順に気を付けられるコツ
- シンクの左右で、比較的綺麗なものとそうでないものを区分けしておく
- ソースがついたフライパンや鍋は、いったん避けておく
- まずはグラスから手に取るなど、自分の中でルーティーンを決めておく
時短が叶う皿洗いのテクニックとコツ
ここからは、先ほどご紹介した皿洗いのコツや方法をふまえて、よりよいテクニックを4つお届けしていきます。いずれも簡単にできる方法なので、ズボラな方や忙しい方、家事初心者の方でも安心ですよ。
ご紹介したテクニックはすべて実践してもよいですし、大変であれば一部の方法だけでも大丈夫です。無理のない、自分に合った簡単な方法を選ぶのが続けられるコツになります。
また、一人で抱え込みすぎないのもコツのひとつ。家族と協力し、無理のない家事体制を築きましょう。
事前に拭っておく
皿洗いでどうしても大変になるソース類は、あらかじめ簡単に拭っておくコツを利用するとその後の処理が楽です。
拭うものは不要な紙(新聞紙やチラシなどでもOK)の他、キッチンペーパー、古布などどんなものでも可能です。拭ったものは流さず、そのままゴミとして処理します。
表面を拭えるおすすめ方法
- 不要な紙や布などで拭う
- ゴミとして捨てる物(野菜の皮やパッケージなど)で拭う
- シリコーン素材のスクレーパーや、ゴムベラで拭う
使う食器の量を減らす
シンクに物がいっぱいになっているのがつらいという方におすすめの簡単な工夫は、使うものの量自体を減らしてしまうことです。
例えば、小皿をなるべく使わずワンプレートにする方法にしたり、一人一人に取り分けずに大皿で出したりすると、皿洗いも楽になります。
使う量を減らせるおすすめ方法
- 盛り付ける際はワンプレートになるよう工夫する
- 使い捨てアイテムを活用する
- お皿の上にペーパーナプキンなどを敷き、洗わなくても済むようにする
- 利用するツールを減らす
簡単に洗えるものを選ぶ
皿洗いを効率的にしたいなら、洗浄しやすい食器を選ぶのがおすすめのコツです。具体的には、重たいどんぶりや、ヌメりを落としづらいプラスチック素材の保存容器は、避けた方が無難です。また、木製のものはつけおきできない場合もあるので、避けた方がよいでしょう。
洗浄しやすいものを選ぶおすすめ方法
- 凹凸が多いものは避け、フラットなものにする
- スポンジや手が入りづらいデザインのものは、使わない
- 撥水加工がされているものを選ぶ
- 割れやすい繊細な素材のものは、忙しい日には避ける
つけおきテクニックも活用する
どうしてもこまめに皿洗いができない場合や、こびりつきが気になる場合は、つけおきをするのがおすすめのコツです。つけおきの方法は、桶(大きめのボウルでも可)に水と洗剤を入れ、そこに器を入れるだけと簡単。
ただし長時間の利用は菌の繁殖を招く場合もあるため、注意してください。最大でも2~3時間以内にとどめるのがコツです。
漬けおきのおすすめ方法
- 漬けおきに特化した洗剤を使う
- パスタやうどんのゆで汁を使って漬けおきする
おすすめの皿洗い手順とコツ
最後にご紹介するのは、おすすめの皿洗い方法です。今まで自己流で皿洗いをしていたという方も、改めて方法とコツをおさらいしていきましょう。
皿洗いは、工程ごとにまとめて行うのがコツです。お皿を1枚ずつ綺麗にするのは、非効率的なので注意しましょう。
また、皿洗いの後にはシンクの掃除まで完了させるのがおすすめの方法。面倒に思えるかもしれませんが、その後の掃除がぐっと楽になります。習慣づいてしまえば簡単なので、ぜひ試してみてください。
洗い方①洗剤を含ませたスポンジで皿洗いをする
まずは、水で濡らしたスポンジに洗剤を垂らします。軽くスポンジを揉むと泡立つため、その状態で皿洗いをするのがコツです。
先述の通り、比較的綺麗なものから順に洗っていくよう工夫すると、スポンジも綺麗なままです。こびりつきがひどいとこすりたくなるかもしれませんが、強くこすると素材を傷つけてしまう場合があります。できるだけなでるように行うのが、上手な皿洗いのコツです。
洗い方②まとめて流す
一通り皿洗いが終わったら、まとめて水で流します。この時、洗い物を下に積んでおくのがコツ。流す工程が簡単になります。上部で流しているときの水も無駄にならずに済むので、ぜひ試してください。
流した後は、泡が残っていないかよく確認してシンクの外で乾燥させます。シンクの中やすぐ近くで乾燥させると、泡や水が飛んでしまい、より大変になる場合もあるので注意しましょう。
洗い方③乾燥させている間に掃除する
シンク内の洗い物がすべて片付いた後は、掃除をします。面倒に思えるかもしれませんが、ここを怠ると悪臭や雑菌の原因となってしまいます。
まずは、排水口まわりや三角コーナーのゴミを綺麗にしましょう。綺麗にし終わった後は、飛び散った泡を流し、水分を布巾で簡単に拭っていきます。
一通り綺麗になったら、食器類を拭きあげて収納すると、皿洗いは終了です。
皿洗いのコツを知って効率的な暮らしを!
皿洗いのコツやおすすめの洗い方をご紹介しました。1日に何度も行う皿洗いは、どうしても面倒になってしまうもの。できるだけ簡単に、そして負担のない家事にしたいですよね。洗い方だけではなく食器の選び方も考えてみると、効果も見込めるかもしれません。
また、ご紹介したコツや方法を実践してもうまく効率化が望めないという時には、家族に協力を頼んだり家電を導入したりするのも一考です。家事や生活の優先順位を考えて、ぜひ無理のない暮らしを作ってみてください。
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