洗濯の時間は短くできる?衣類ごとの洗濯時間の目安や時短しながら汚れを落とすコツも

洗濯にかかる時間は、洗濯機のコースやモードによって異なります。本記事では、衣類コース別に平均所要時間の目安を紹介します。また、洗濯時間を減らすコツや、短時間の洗濯でも汚れ落ちを高めるポイントも解説しています。時短家事を目指す方も、ぜひご覧ください。

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洗濯の時間は短くできる?衣類ごとの洗濯時間の目安や時短しながら汚れを落とすコツも
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mochi_kinako

ライター

ハンドメイドや模様替えが大好きな1児の母です。最近は手帳のデコレーションも、日々楽しんでいます。インテリアの他、ギフトや暮らしの知恵など、幅広い記事を執筆できればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

衣類コースの種類別に見る洗濯平均時間


洗濯時間の目安は、洗濯機のコースやモードによって異なります。多くの場合、洗濯機のモードにより「注水何分」「洗い何分」などと目安が決められているためです。

また、同じメーカーの洗濯機であっても、機種によって要する時間は異なります。機種によっては「残り何分」と表示が出る場合もあるため、分かりやすいでしょう。

なお、厚みのある衣類や撥水加工がされた衣類は、脱水時に偏りが生じる場合があります。その場合は偏りを直すために注水が行われ、平均よりも時間がかかります。

 

 

一般的な衣類の洗濯にかかる平均時間

いわゆる「お任せコース」「標準コース」と呼ばれる、一般的な洗濯モードの平均時間は、40~50分前後が目安です。

おおむね目安は、注水から洗いが20分前後、すすぎが15分前後、脱水が10分前後となっています。一部機種の中には、平均30分前後で注水から脱水までの処理ができるものもあります。

また、乾燥時間の平均目安は、おおむね1時間ほどです。そのため、標準コースで注水から乾燥まで行う目安は、2時間弱ほどと考えるとよいでしょう。

 

おしゃれ着の洗濯にかかる平均時間

主にシルクやウールなどの衣類の洗濯に使う「おしゃれ着コース」。機種によっては「ドライコース」「ホームクリーニング」などとも呼ばれます。

そんな「おしゃれ着コース」の平均時間は、標準コースより10分ほど短いのが目安です。これは、衣類を傷つけないよう脱水時間が短く設定されているためです。

そのため、おしゃれ着コースを使って洗濯すると、仕上がった洗濯物の水分が平均よりやや多くなる傾向にあります。洗浄の時間自体は減りますが、乾燥させるための時間は標準コースよりかかってしまう場合もあります。

 

大物の洗濯にかかる平均時間

かさばる作業着や毛布、ラグなどの洗濯に使える「大物洗いコース」は、「毛布コース」ともいわれます。この大物洗いコースは、多くの場合標準コースよりも少し長い平均時間を要しますよ。

これは、洗濯物を攪拌する羽根の動きをおさえて洗うためで、機種にもよりますが50分~1時間ほどが洗濯完了までの目安となります。

乾燥もさせた場合はより長く、平均3~4時間ほどかかる場合もありますよ。あらかじめ洗濯機の説明書を読み、どのぐらいが目安かを把握しておくと安心でしょう。

 

洗濯の時間を短くするコツ


どうしても長くかかってしまう平均洗濯時間を減らしたいなら、洗濯機の設定を変えるのがおすすめです。多くの洗濯機で採用されているスピードコースを利用したり、自分ですすぎを1回に変えたりすることで、目安時間を大幅に減らせます。

また、思い切って洗濯機自体を買い替えるというのも一考です。昨今では、多くのメーカーが時短につながる商品を多数発表しています。電気代の節約や汚れ落ちのよさにつながる可能性もあるため、検討してみるのもよいでしょう。

 

スピードコースを利用する

多くの洗濯機で採用されているスピードコースは、すすぎや脱水の回数を減らし、短時間で洗濯を終えるコースです。40分ほどかかる平均時間を30分ほどに短縮できるというメリットがあります。

また、電気代も少なくて済むため、エコにもつながるでしょう。

一方、頑固な汚れは落としづらいというデメリットもあります。また、粉洗剤は落ちづらいため、すすぎ残しが起こる場合もあります。

なお、基本的に使える洗剤や柔軟剤は、「スピードコース対応」と書かれたものや「すすぎ1回OK」と書かれたものだけです。

 

すすぎを1回にする

洗濯機にスピードコースが搭載されていない場合や、自分で洗濯機コースをカスタマイズできる場合は、「すすぎ」を1回にするという方法もあります。

設定方法は機種によって異なりますが、多くの場合は「すすぎ」ボタンを数回押して調整します。

時間短縮になるうえ電気代の節約にもなりますが、スピードコースと同様に使える洗剤や柔軟剤が限られるという側面も。

すすぎ残しが心配な場合や、赤ちゃんの衣類を洗う場合、肌が敏感な方がいる場合は、すすぎは2回にする方がよいでしょう。

 

洗濯機自体を見直す

昨今では、時短につながる洗濯機も多数販売されています。多くのメーカーのホームページやパンフレットには、「平均何分ぐらいで洗濯ができるか」と洗濯にかかる目安を記載しているので、見比べてみるとよいでしょう。

さらに、洗剤の自動投入システムがついているものや、外出先からアプリで洗濯を開始できるものもあるので、利用してみるのも一考です。

また、洗濯機自体が小さく、洗濯回数が増えてしまっている場合はサイズアップして1度で洗えるようにするのも手です。

 

短時間の洗濯でも汚れ落ちをよくするポイント


短時間の洗濯が叶うスピードコースやすすぎ1回コースですが、汚れ落ちが満足いかないと余計に手間がかかります。

汚れ落ちをよくするためには、衣類の量を適切にすることが重要です。衣類がぎゅうぎゅう詰め状態だと、洗濯機の動きも悪くなってしまううえ、洗剤も行き渡らなくなってしまいます。

また、汚れがひどいものは予洗いをしておいたり、汚れを落としやすいお湯や洗浄力の強い洗剤を使ったりするのも有効です。自分に合った方法を、選んでみてください。

 

衣類の量を減らす

洗濯機には、適切な量というものが設定されています。1人分の1日の洗濯物量が1.5kgと言われていますので、洗濯機を選ぶときや洗濯する際は留意するとよいでしょう。

また、上記はあくまで目安で衣類の種類や素材によっても異なるため、見た目でも確認する必要があります。洗濯機に対し、ドラム式が3~4割、縦型が7~8割ほどの量が目安と言われていますよ。

容量以上の洗濯物を詰め込むと、場合によっては汚れ落ちが悪くなってしまうだけではなく、エラーで止まってしまう場合や故障につながる場合もあるため、気をつけましょう。

 

予洗いしておく

衣類にひどい汚れがついている場合や、食べかすやゴミがついている場合は、あらかじめ綺麗にしておくと汚れ落ちもよくなります。

部分洗い用の洗剤を使っておいたり、何分間か漬け置きをしたりしてから、洗濯するとよいでしょう。面倒に思うかもしれませんが、ひと手間をかけておくことが結果的に時短につながります。

部分洗い用の洗剤の中には、手軽に利用できるスプレータイプの洗剤やヘッドブラシ付きのものもあるため、利用してみてください。

 

お湯を使って洗う

より汚れ落ちをよくしたいなら、お湯を使って洗濯するというのも一考です。洗剤の効果が高まるため、短時間でもきれいに仕上がる可能性があります。お風呂の残り湯を利用するほか、お湯に対応した洗濯機を利用するのもよいでしょう。

ただし、お湯を使った洗濯は衣類を痛めてしまう場合や、色落ちを引き起こしてしまう場合があります。特に繊細な衣類や色落ちさせたくない衣類の洗濯時には、ご注意ください。

また、熱湯は基本的に利用できない為、40度ほどのぬるま湯を使うようにしましょう。

 

洗浄力の強い洗剤を利用する

洗濯時には、それぞれの汚れに特化した洗剤を使い分けるのもおすすめです。

洗剤には、皮脂汚れに強いものや泥汚れに強いものも多数あります。特に粉末タイプのものは洗浄力が高いと言われているため、利用するのもよいでしょう。

また、汚れがひどいものには漂白剤を使うのも一考です。さらに除菌効果のある酸素系漂白剤を使うと、気になるニオイの軽減につながる場合もあります。毎回洗浄力の強い洗剤を使うのが大変という時には、汚れがひどい時だけでも構いません。

 

洗濯時間を減らしてゆとりのある毎日を!

洗濯にかかる時間の目安と、その時間を減らせるアイデアを紹介しました。どのくらいの時間がかかるかは、機種や衣類の種類によっても異なりますが、おおよその目安を知っておけば家事のスケジュールも立てやすくなります。

実際に家で一度スイッチを入れてからどのぐらいの時間がかかるか、計ってみるのもよいですね。また、より洗濯時間を減らしたいなら、コインランドリーやクリーニングを利用するというのも一考です。自分にとって満足できる洗濯時間にするため、ぜひさまざまな工夫を実践してみてください。

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