家事を効率化するために考えておきたい3つのこと
家事の効率化を目指すうえで、まず確認しておきたいのは以下の3点です。
- 現状、どのくらい家事に時間が取られているかの確認
- 将来的に、どの程度効率化したいかの希望
- 家事の効率化のために活用できるお金・時間の量
この3点が曖昧になってしまうと、せっかくのアイデアや便利グッズもなかなか活用できなくなってしまいます。家族がいる方は、話し合って意見をすり合わせておくとよいでしょう。いずれも、現時点での状態で大丈夫です。
効率化のコツ①現状把握
まずは、今現在家事にどの程度の時間や手間がかかっているかを考えてみましょう。
例えばお弁当作りであれば、メニュー決め・買い出し・調理・おかず詰め・お弁当箱洗いなど、それぞれの工程にどのくらい手間がかかっているかを考えると、よい改善方法が見つかります。
家族で分担している場合や曜日によって異なる場合も、細かく書き出しておくと現状が分かりやすくなるでしょう。
効率化のコツ②将来目標の設定
次に、どのくらいの家事負担を将来的に減らしたいかを考えます。
「現状30分かかっている掃除を時短させたい」、「朝の皿洗いは配偶者や同居人にやってほしい」など、現実的な目標を決めてみてください。
また、育児や介護などで生活が大変な場合も「2年後には楽になっていてほしい」という希望ではなく「明日から〇〇の時間を20分減らしたい」など、できるだけ直近のことについて考えてみることをおすすめします。
効率化のコツ③投資できるものの確認
家事負担を減らすために、具体的にどのくらいの時間やお金を効率化のために活用できるかを考えることも重要です。
「できるだけ手間やお金はかけたくない」という場合でも、「インターネット通販や近所のドラッグストアで買えるものだったら、生活に取り入れてもよい」「100円ショップの時短グッズを2~3個なら買ってもよい」など具体的に考えてみるとよいでしょう。
家事の効率化につながるアイデア|簡単テクニック編
家事や生活を効率化したいけれど、高額な家電を買うことは避けたい……という場合には、今からでも簡単にできるアイデアがおすすめです。
少しでも家事負担を減らせるよう、使い捨てグッズを活用したり、負担なく家事ができる便利グッズを活用したりすると、ストレスなく家事を効率化させられるでしょう。
また、家事がしやすくなるよう部屋や生活スタイルを見直すのも一考です。家事だけではなく、育児や介護、仕事もしやすくなるかもしれません。
効率化アイデア①片付けやお手入れを簡素化できるものを選ぶ
例えば雑巾は、洗ったり干したり収納したりという手間がかかるもの。使い捨てできるお掃除用シートや、古着をカットしたウエスを活用すると、片付ける手間が減り効率化につながります。
他にも、作業や家事をする際はお手入れが簡単になるものを選ぶと、時短や効率化につながるでしょう。
片付け・お手入れが簡単になるアイデア例
- 包丁とまな板を使わず、キッチンバサミで下ごしらえする
- フェイスタオルではなく、ペーパータオルを使う
- 食器や調理器具は、食洗器対応のものを選ぶ
効率化アイデア②ながら家事ができる生活をする
生活が忙しく、家事のための時間を作ることが難しいのであれば、「ながら家事」をするテクニックが有効です。
例えばスリッパの底がモップになっている掃除グッズを活用すると、移動するだけでお掃除完了。子どもと遊びながら粘着クリーナーで床をケアするだけでも、家事の効率アップに近づきます。
ながら家事のアイデア
- 家族を見送りながら掃き掃除をする
- 冷蔵庫のものを出し入れするタイミングで拭き掃除をする
- 散歩ついでに買い物やゴミ出しをする
効率化アイデア③家事負担が減る部屋づくりをする
物が多く散らかった部屋は、掃除も大変。部屋を綺麗にするだけでも、作業を簡素化させられるでしょう。
また、意外と盲点になりやすいのが動線。例えば洗濯機から干し場まで、きれいに動線が確保されていないと、それだけで時間がかかります。歩きやすい部屋を作ると、家事も効率的にこなせますよ。
部屋づくりのコツ
- 重たいものにはキャスターをつけて、活用しやすくする
- キッチンのワークトップを広くして、調理や後片付けをしやすくする
- 物をしまうときには、使う場所のそばに置く
効率化アイデア④家事のスケジュールを見直す
場合によっては、家事のスケジュールを見直すと効率化につながる可能性もあります。特に夜遅くまで働いている方にとって、帰宅後の家事はつらいもの。
無理をせず朝や休日に行うだけでも、気持ちが楽になる場合もあるでしょう。先入観を捨てるのが、作業を効率化させるコツです。
スケジュールの見直しアイデア
- 洗濯は夕方に行う
- お弁当は前日のうちに作っておき、朝詰めるだけにしておく
- クリーニングは週末にまとめて行く
- 誕生日会などのイベントは、家族みんなが休みの日に行う
家事の効率化につながるアイデア|本格テクニック編
ほんの少し家事を効率化するだけでは、生活が回らない……と感じてしまう方におすすめなのは、便利な家電やサービスを積極的に活用することです。
昨今ではアプリで手軽に動かせる生活家電も多くあるので、外出先からも家事ができて効率アップにつながりますよ。
費用はやや掛かりますが、生活のしやすさには代えられないもの。ぜひよりよい暮らしのために、便利なものを取り入れてみてください。体調に不安がある方や、仕事が忙しい方にもおすすめです。
効率化アイデア⑤便利な家電を活用する
昨今では、ロボット掃除機をはじめ食器洗い乾燥機、自動調理機など、さまざまな便利な家電が販売されています。
家事の効率化を目指すなら、そういった便利な家電を取り入れるのが断然おすすめ。時短になるのはもちろん、手作業で行うより水道代や電気代の節約になるケースもあります。
家事効率を上げる家電例
- 乾燥機付きの洗濯機を使う
- 自動掃除機能付きのエアコンを活用する
- 拭き掃除もできる、ロボット掃除機を使う
- タイマー付きの調理家電を使う
効率化アイデア⑥便利グッズ・サービスを使う
例えばお子さんの学用品の名前付けは、手書きよりもスタンプのほうが断然便利。誰でも簡単にできるので、お子さん本人や祖父母、兄弟などの別の人に委託することも可能です。
また、調理の手間を省きたいならカット済みの野菜や半調理品を買うのも一考。少しでも手間を減らして、自分の時間を確保しましょう。
効率化につながる便利グッズ・サービス例
- お便りを撮影するだけで、分かりやすく管理できるアプリ
- ネットスーパー・通信販売
- 荷物の集荷サービス
- クリーニングでの保管サービス
効率化アイデア⑦外注業者を活用する
より家事を効率化させたい場合は、思い切って外注するのも一考です。家事代行業者を頼むとなると金銭面での心配もあるかもしれませんが、地域のシルバー人材センターや家事代行サービスであれば、安価な場合も。
さまざまなプロのテクニックも知れるので、時短や作業の簡素化の参考にもなるかもしれません。
家事の外注サービス例
- 掃除・片付けサービスの利用
- サブスクリプションタイプの宅配弁当を活用
- ファミリーサポートセンターなどによる、育児支援の活用
家事を効率化して生活を楽に!
どうしても負担が多くなりがちな家事は、テクニックを駆使して効率化させることが楽しい生活の第一歩。ご家族がいる場合はみんなで話し合い、簡素化していくとよいですね。
分担ができない場合は、外注サービスや便利グッズを積極的に取り入れるのもおすすめです。
あくまで家事は、暮らしを快適にするために行うもの。家事のために生活や心身がつらくなってしまっては、本末転倒です。ぜひ家事を簡素化・効率化させて、自分らしい生活をお楽しみください。
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