ワイン木箱をリメイクしてみよう
ワインが入っている木箱。収納やインテリア、DIYにとっても便利なのをご存知ですか?
もちろんそのままでも活用できるのですが、より使い勝手をよくするために、今回は引出しにリメイクをしてみました!
ワイン木箱はどこで手に入る?
まずワイン木箱の入手方法ですが、アマゾンや楽天などで購入が可能です。私も今回は楽天で購入しました。
お値段はひとつ550円。送料を含めて約1700円で購入できました。
今は木材も高いので、いちからDIYしたときの材料費や手間を考えてみると、なかなかのコスパの良さですね♪
ほかにもジモティー、ヤフオク、メルカリなどなど、入手できる方法はいろいろ。また、調べたところ、飲食店や酒屋さんで無料で譲ってもらったなんてケースもありました!
ワイン箱を引出しリメイク
では早速、完成形からご覧ください♪当初は3段で作る予定でしたが、置き場所の兼ね合いで2段で作ることに。
安全面と使いやすさを考慮して、スライドレールを使って作りました。
スライドレールを使うメリットは開け閉めがとってもスムーズなこと。
また思いっきり引き出しても、引出しが落ちないので、重たいものも安心して入れられます。
中全体がしっかり見渡せるから、使い勝手もバツグン♪それでは材料&道具からご紹介します!
材料&道具
材料
必要な材料と道具は以下の通りです。
■ワイン木箱(サイズ:横500×奥行き330×高さ90mm)2個
私が購入した楽天のお店では、ワイン木箱は入荷の状況によりサイズが異なるとの記載がありました。
実際には、以前購入した際も今回も、すべて同じサイズのものが届きましたが、一応この点には注意が必要です(ちなみにレビューにはサイズを統一してほしいとお願いをしたら、聞いてもらえたなんて声もありました。)
■スライドレール 2セット
スガツネ工業 完全スライド 3段引スライドレール 横付け 4518型 4518-300 左右1組 長さ30cm
スライドレールの種類はたくさんあるのですが、広く引き出せる3段引きタイプの横付けタイプを選びました。
■スライドレール取り付け用ビス 2袋
アイワ 取付ネジ 皿タッピング3.5×12mm 20本入 00113391-1 AP-1203N
■木材
・外枠 サイズ:552×350mm(2枚)246×350mm(2枚)
厚み13mmのファルカタ材使用
・引出しの前板 サイズ:520×120mm(2枚)
厚み20mm以内であれば、お好みの板で大丈夫です
・背面板 サイズ:552×272mm
私はワイン木箱についていた蓋を組み合わせて使いました
■お好みの取っ手
■ビス
■お好みのステインやワックス
■強力両面テープ
道具
■丸ノコもしくはのこぎり
■電動ドライバー
■サンドペーパー
■メジャー・定規
■鉛筆
■筆やウエス
■マスキングテープ
作り方
1 木材をカットする
作り方は以下の通りです。サイズに関しては材料に記載していますが、なぜそのサイズにしたのかを簡単にご説明します。
まず外枠の木材ですが、箱の横幅500mmにスライドレールの厚み26mm(13mm×2)と側面の板の厚み(今回は13mm×2)をそれぞれ足して552mmとしました。
奥行きについては、ファルカタ材で幅350mmの規格があったのでそのまま使いましたが、正確にはワイン箱の奥行き330mm+前板の奥行きサイズになります。
側板は、ワイン箱の高さは90×2=180mmですが、隙間を多めに取って246mmにしました。
引出しを設置するスペースにもよりますが、余裕をもって作った方が、引出しの容量が増えるのはもちろん、多少ずれてしまっても調整しやすいので安心。
引出しの前板のサイズは520×120mm
こちらは上中下それぞれ3mm 程度の隙間ができるように、このサイズにしました。
前板の厚みですが、私は家にあった薄い合板を使ったのですが、本来はもう少し厚みのあるものを使った方が見た目的にも強度的にもよかったと思います。
背面板については、ワイン木箱に蓋がついている場合には、それを使うとコストを抑えることができますよ。
2 塗装する
私はBRIWAXのジャコビアンを塗りました。ウエスで塗り広げたら、乾拭きして仕上げます。
ちなみにワインの木箱自体はほぼ隠れるので、基本的には塗らなくてもOK。
前板と木口は目立つ部分なので、サンドペーパーで研磨してから塗装すると仕上がりがキレイになりますよ◎
3 スライドレールを取り付ける
まずは側面の板のスライドレール取り付け位置に線をひきます(下段は下から50mm、上段は下から170mmの位置)
スライドレールは2つのパーツに分かれています。(白い部分を押すと外すことができます)
下の太い方が側板、上の細い方がワイン箱用になります。
取り付けた状態がこちら。
インセットと呼ばれる引出しが枠内に収まる仕上げの場合は、引出しの前板の厚み分だけずらして取り付けます。
取り付けの際の注意点ですが、まずスライドレールを仮置きして、線の中心に下穴を開けます。
穴はたくさんありますが、あとでやり直しする可能性もあるので、このときは最小限にしておくのがオススメ。
ちなみに最終的な組み立て時も、ビス止めは3、4箇所ほどでOKです。
次に、ワイン木箱にもスライドレールを取り付けます。
下から4cmの位置に、先程同様、下穴を開けてからビス止めします(取り付け位置は、前面にあわせます)
5 箱状に組み立てる
スライドレールを取り付けたら、ボックス状にビス止めします。
このときスライドレールの向きを間違えないように注意しましょう。
また調整が必要になる可能性もふまえ、ここも最低限のビス打ちがオススメです。
6 引き出しをはめ込む
さて箱を組み立てたら、いよいよ引出しがうまくはまるかチェックです。
引出しの前板ものせてみて、開閉に問題なさそうかしっかり確認!
実は、最初に組み立てたときは引出しの位置が明らかに均等でないのが気になり、やり直したのですが、今回は大丈夫そう。
ちなみに前板を取り付けるので、引出し位置はだいたい均等になっていればOKです。
7 背面板を取り付ける
問題なければ背面板をつけます。
8 化粧板を貼り付ける
いよいよ最後の仕上げです。ワイン木箱の面に強力両面テープを貼って、前板を貼り付けます。
次に取っ手の位置を決め、マスキングテープなどで固定しビス打ちします。さらに裏側からもビス打ちして前板をしっかり固定。
最後に気になる場所があれば、ワックスを塗り直して完成です!
使ってみよう
中には化粧品や時計、アクセサリーなどを収納しました。ワイン箱は大きいので、100均のケースを使って中を仕切りました。
ワイン箱の高さは9cmですが、中の有効寸法を12cmに設定したので、思った以上にたっぷり収納できて大満足♪3段レールを使ったので、広く引き出せて、ワイン箱全体が見渡せます。
床に置いて使う場合には、お好みで脚をつけてもよさそうです◎細々アイテムがたっぷりしまえて、リビングがすっきり片づきました!
ワイン木箱を暮らしに取り入れよう
今回は引出しにリメイクしてみましたが、棚を作ったり、壁掛けにしてみたり、ワイン木箱の可能性は無限大!
みなさんもぜひワイン木箱を暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか?最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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