「2月といえば?」日本の風物詩・言葉・行事など連想される季節のものを集めました

2月といえばどんなことを想像するでしょうか。寒さが厳しい時期ともいわれる2月。その時期ならではの言葉や行事、おいしいものなどを集めました。寒さの2月、春が待ち遠しい2月。あなたの「2月といえば?」を考えてみるきっかけにしてください。

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「2月といえば?」日本の風物詩・言葉・行事など連想される季節のものを集めました
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たがめかめの

ライター

アラフィフwebライターです。3児の母と派遣社員とトロンボーン…たくさんのわらじを履いています。スタイリッシュな生活にあこがれていますが、実際は程遠い毎日。情報を収集しながら日々勉強の毎日です。

日本の2月といえば?を探してみよう

2月といえば、皆さんにとってどんな風物詩を連想されるでしょうか。寒い時期、雪だるま、梅春物の服などさまざまな言葉が出てくるかもしれませんね。

「2月といえば?」というキーワードのもと、皆さんが連想する2月の風物詩や食べ物などをピックアップしました。1年のうちでちょっと特別感がある2月を、皆さんもクローズアップしてみましょう!きっと新しい発見があるはずです。

2月といえば?連想する季節の出来事

2月といえば?連想する季節の出来事

2月は12月のなかで2番目の月です。日本の暦・和風月名では如月(きさらぎ)。雪深い時期といった見方もありますが、春の足音が聞こえる時期ともいわれます。

私たちの生活のなかで2月といえば、どんな時期に位置するのでしょうか。2月といえばどんな時期なのかを見ていきましょう。2月といえば風物詩ともいえる、こんな行事がある!といったところを思い出してみてくださいね。

 

 

4年に一度のうるう年がある2月

2月といえば「うるう年」がある月です。2月は毎年28日しかありませんが、4年に1度だけ29日がある月です。地球の公転と暦とのずれを修正するために挿入される1日のことを指しています。

2月といえばあっという間に過ぎる月ですが、うるう年が入ると1日得したと思う人もいるようです。

ちなみに、このうるう年は西暦年が4で割り切れる年に挿入されるものですが、グレゴリオ暦で400年に97回といった決まりがあり、うるう年が挿入されない年もあるようですね。

 

一番ポピュラーな節分の時期

2月といえば、風物詩の一つである「節分」があります。節分とは二十四節気の「立春、立夏、立秋、立冬」の前日にあたる日です。これを踏まえると、節分も年に4回あるといえます。

なぜ2月が有名なのかといえば、太陰太陽暦において立春に近い新月の日が「元日」で、立春から新年だと受け止められて来たことに由来します。

2月の節分は、今でいう「大晦日」の位置づけなのです。もちろん、2月といえば「春が来た」という考えも間違いではありません。

 

2月の誕生石や季節の花

2月といえば「アメジスト」という誕生石を連想する人も見られます。日本名では紫水晶とよばれ、透明感がある紫色が素敵な宝石です。2021年にはクリソベリルキャッツアイが誕生石に仲間入りしていますよ。

2月といえば、椿や梅の花が咲き始めるころともいわれています。また、春を呼ぶ花ともいわれる福寿草が雪の中から顔を出すころです。2月下旬ころになると沈丁花の香りに気づくころですね。花の香りも日本の風物詩ですね。

 

2月の時候のあいさつ

手紙の書き出しなどに使われる時候の挨拶。2月といえば、初旬には「三寒四温」や「立春の候」といった季節の変わり目を表す言葉が一般的です。

中旬になると、「向春の候」や「梅花の候」といった春の兆しをにおわせる言葉も日本らしい雰囲気でよいですね。

下旬になると「寒明け」や「東風」といった春の到来を表す言葉を用いることをおすすめします。2月といえば地域によっては大雪シーズンというイメージもあるので、上手に使い分けましょう。

 

2月といえば?季節の風物詩

2月といえば?季節の風物詩

2月といえば「雪」「寒い」といったイメージが根強く残る地域もありますが、全国的に知られる風物詩としていくつかの催事やイベントがあります。2月といえば、わくわくウキウキした気持ちを持つ人や、頭を抱える時期!という人も見られます。

また、あっという間に過ぎていくひと月を恨めしく思うこともあるようです。日本における2月ならではの風物詩を見ていきましょう。皆さんは2月といえばどんな行事を連想しますか?

 

なんといってもバレンタインデー

2月といえば、一年のうちで女性が色めき立つシーズンの一つ、14日にバレンタインデーがあります。

日本では女性が男性に向けてチョコレートを贈り、愛を告白するといった習わしがあります。このところでは自分へのご褒美チョコや、友達同士で交換しあう「友チョコ」が主流になりつつあるようですね。

海外では男性から女性へ愛の告白をする日と位置付けられていることが多く、女性からチョコレートを贈るのは日本だけの風習だといわれています。

 

雪まつりやかまくらなど雪関連のイベント

札幌市の大通公園で行われる大きな雪像を展示する「さっぽろ雪まつり」や、秋田県の冬の風物詩である「かまくら」など、東北以北ではまだまだ冬を楽しめる行事が続きます。

2月といえばスキーやスノーボードなどを楽しむために、スノーリゾート地へ出かける人もいることでしょう。

2月といえば「春近しとはいうが、雪深い時期」と答える地域もあります。一方、雪が積もる地面の下では、植物が春へ向けた準備を始めていますよ。動物が冬眠から目覚める時期も近づきます。このように季節の変わり目を楽しむ時期でもあるでしょう。

 

確定申告が始まる時期

「2月といえば頭を抱える時期」という理由は、確定申告書の提出にあります。2月といえばで連想できる、日本の風物詩と化しているところもあります。

会社員は勤務先で納税を代わってくれるため確定申告の必要がありませんが、自営業や何らかの形で収入があった人は、所得税を納めるための申告を行う必要があります。

煩雑な作業といわれますが、正しく税を申告するために必要な作業なので、ポジティブにとらえたいですね。

 

2月といえば?おいしい食べ物

2月といえば?おいしい食べ物

2月といえばどんな食べ物を連想しますか?チョコレートやミカンなど、連想できる食べ物はたくさんあります。

2月に旬を迎えるおいしいものを挙げたらきりがありませんが、「2月といえば」というキーワードをもとに、その時期ならではの食べ物にまつわるエピソードをご紹介します。日本の風物詩に欠かせない、あの食べ物の由来など興味深い話をまとめました。

 

 

節分の豆は大豆?落花生?

2月といえば風物詩の一つ、節分の豆まきが連想できます。豆まきに用いる豆は日本国内でも、地域によって異なることをご存じでしたか?東北以北と中部・九州地方の一部では落花生、この地域を除く関東以西は大豆がそれぞれ用いられています。

大豆には邪気を払う力があるとされていますが、なぜ落花生なのか?厳しい冬を越す東北人にとって豆類は貴重なたんぱく源であることが考えられます。

落花生を殻ごと撒くことで、回収した後も食べやすいのでは?といった考えに基づいているようです。

 

恵方巻ってどんな食べ物?

冬の風物詩の恵方巻とは、簡単に言うと切り分ける前の巻きずしです。節分に恵方を向きながら無言で食べ、無病息災を祈る行事食です。

七福神にちなみ7種類の具材を芯に巻くのが主流で、最近では海鮮寿司など趣向を凝らした恵方巻が販売されています。日本では節分を祝う意味で江戸時代から用いられてきたとされていますが、途中ですたれたようです。

1980年代に節分の季節商品として発売された恵方巻が話題となり、「2月といえば恵方巻」という新しい概念が生まれました。

 

柑橘類や葉物野菜がおいしい季節

2月といえば「こたつにミカン」が楽しみという人が多いほど、柑橘類がおいしい時期です。柑橘類は冬~春先にかけて旬を迎える日本の品種が多く、家に柑橘類が欠かせないという人もいることでしょう。また霜にあたることで糖度が増す葉物野菜も旬です。

2月といえば菜花などの花芽も楽しめる葉物野菜が出回る時期なので、食卓から一足早く春を実感しているという家庭があるかもしれませんね。濃い緑の野菜はカロテンやビタミンが豊富なので栄養補給におすすめです。

 

2月といえば?まとめ

日本の風物詩とともに、2月といえばという言葉から連想されるさまざまな物事をまとめました。2月といえば1ヶ月が28日間しかない月ですが、行事やイベントなど楽しいことが目白押しです。

冬の風物詩である雪まつりや日本における所得税の確定申告などさまざまな出来事がありますが、春へ向けての始まりの時期だととらえてくださいね。2月といえば、梅春物の新作アパレルなども楽しみの時期ですね。寒い時期をポジティブに過ごしていきましょう!

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