お正月といえば初詣以外に何がある?そもそもの意味や行事・過ごし方・食べ物・遊びなど一覧化

今回は日本のお正月について大特集!「お正月といえば」という定番行事や過ごし方、お正月料理や遊びなどをご紹介します。 お正月に関する言葉の意味や由来もピックアップ。この機会に家族で「わが家のお正月といえば」について話してみてくださいね。

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お正月といえば初詣以外に何がある?そもそもの意味や行事・過ごし方・食べ物・遊びなど一覧化
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ライター

海沿いの町で夫と子ども達と暮らしながら、英語を使った仕事をしています。映画・キャンプ・海・手作り・本・エクササイズ、色んな事が大好きです。Let’s try anyway!とにかく何でもやってみよう。

そもそもお正月とはどういう意味?

そもそもお正月とはどういう意味?

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お正月とは、新しい1年の幸せを運んでくる「年神(としがみ)様」を家族揃ってお迎えするためのもの。年末に大掃除をして家を清め、しめ縄や門松を飾りおもてなしの準備をします。

一般的には、以下の日にちがお正月の期間です。

  • 1月1日〜3日まで:「三が日」
  • 1月1日〜7日まで:「松の内(関東地方)」
  • 1月1日〜15日まで:「松の内(関西地方)」

松の内が明けるまでは神様がいると考えられ、お正月飾りもそのままにしておきます。1月15日を小正月と呼び、お正月の締めくくりとしている地方も。

元旦には初日の出を拝み家族で新年の挨拶をし、お屠蘇やお正月料理でお祝いするのが伝統的な過ごし方です。

 

 

お正月といえばで思い浮かぶ【行事】

ここではお正月といえばで思い浮かぶ行事を集めました。「日本のお正月といえばこれ!」という定番を4つご紹介します。

それ自体は知っていても、行事をする意味や由来は知らない人も多いのではないでしょうか?一つずつ詳しく解説していくので、この機会に覚えてみてくださいね。

 

初詣

初詣

日本のお正月といえば「初詣」を定番行事として思い浮かべる人も多いでしょう。初詣とは、新年のはじめにお寺や神社へお参りすることです。

前年を健康に過ごせたことへのお礼や、新しい1年がよい年になるようお願いをする意味合いがあります。

1日〜3日の三が日に参拝するのが一般的。遅くても7日もしくは15日の松の内の間に行くのがよいとされています。大晦日が明けてすぐに出かける人も多く、関東では明治神宮や成田山新勝寺などが人気です。

 

書き初め

書き初め

子ども時代のお正月といえば「書き初め」も定番イベント。小学生や中学生は冬休みの宿題になっていることも多いですよね。

書き初めとは、新しい1年になって最初に筆で字や絵をかくこと。その年の縁起のよい方角を向いて書くとよいとされています。

新年の抱負や目標などを漢字で表す場合が多いですが、実はカタカナや外国語でもOK。特にルールはないので、自分の表現したいことを自由に書きましょう。書き初めは1月2日に行うのが一般的です。

 

お年玉をあげる・もらう

お年玉をあげる・もらう

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日本のお正月といえば、子どもたちが楽しみにしている恒例イベントが「お年玉」。

「お年玉」の玉とは、年神様にお供えした丸い鏡餅の形が由来とされています。本来は折り目のないピン札を用意するのがよいですが、もらう側の子どもたちはあまり気にしていないでしょう。

ちなみにお年玉の年代別相場は以下の通り。大学生になるのを機に、お年玉制度をやめる家庭も多いようです。金額に迷ったら参考にしてみてください。

  • 未就学児:1000円以下
  • 小学校低学年:1000円〜3000円
  • 小学校高学年:3000円〜5000円
  • 中学生〜高校生:5000円〜10000円

 

鏡開き

鏡開き

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お正月といえば「鏡開き」を連想する人もいるのでは?

松の内が明けたころ(一般的には1月11日)に、神様のために用意した鏡餅を「お下がり」としていただくのが鏡開きです。家族の無病息災をお祈りする意味が込められています。

鏡餅は木槌などで割るのが本来のやり方。包丁で切るのは「切腹」などをイメージさせるためNGとされています。

最近では小分けパックのお餅が詰められているものも多く、手軽に使えて便利です。


 

お正月といえばで思い浮かぶ【定番の過ごし方】

ここでは、お正月といえばで思い浮かぶ定番の過ごし方を見ていきましょう。行動制限の多かったここ数年の年末年始。

徐々に以前と同じような生活が戻りつつある中、今年は定番のお正月の過ごし方をする人も多いのではないでしょうか。

お正月といえばこんな過ごし方!」の一例をご紹介します。

 

帰省

帰省

お正月といえば、地元へ帰省するのも定番の過ごし方です。帰省ラッシュや高速道路の渋滞は、日本の年末年始の風物詩。「帰省」という言葉には本来「ふるさとの両親を見舞うこと」の意味合いがあります。

普段実家から離れて暮らす人にとって、お正月の帰省はリフレッシュできる大切な時間。

あまり会えない両親の健康を気遣ったり、自分や子どもたちの元気な顔を見せたりと、帰省は家族にとって大切な行事となっています。

 

旅行

旅行

お正月といえば旅行に出かける人も多いのではないでしょうか?まとまった長期休暇が取れる年末年始は、旅先でお正月を迎えるのも定番の過ごし方です。

国内旅行派は温泉でのんびり。旅館やホテルの豪華なお正月料理を味わえるのも旅行の醍醐味です。餅つきなどのお正月恒例イベントを行う旅館も多く、家族みんなで楽しめます。

海外旅行では、その国ならではのカウントダウンやニューイヤーイベントに参加するのも楽しいですね。

 

家でのんびり過ごす

家でのんびり過ごす

お正月といえば「寝正月」という言葉をイメージする人もいるでしょう。家でのんびり過ごすのもお正月の過ごし方の定番です。お正月っぽいものを買い込んだら、思いっきりダラダラ過ごすのも素敵。

近頃はおせち料理などお正月の食べ物も、本格的なものがネットやスーパーで手軽に手に入ります。今年の年末は大掃除を早めに済ませたら、何もせずにのんびりと新年を迎えてみてはいかがでしょうか?

 

初売りに行く・福袋を買う

初売りに行く・福袋を買う

お正月といえば、年始の初売りや福袋も楽しみのひとつです。1月2日に初売りを行うデパートなどがほとんどですが、中には元旦から営業するお店もあります。

何が入っているか分からないワクワク感が楽しい福袋ですが、最近では中身が見えるものも。本当に欲しいものをお得にゲットできるのは嬉しいですね。

スタバやカルディなど、予約・抽選制になるほど人気のものもあり、初売りや福袋は日本のお正月の風物詩となっています。

 

お正月といえばで思い浮かぶ【食べ物】

ここではお正月といえばで思い浮かぶ食べ物を集めました。

新年に食べるものはいろいろありますが、今回は日本のお正月の風物詩とも言える定番の食べ物をご紹介します。

 

おせち料理

おせち料理

日本のお正月といえば、欠かせないのがおせち料理です。年神様にお供えするための食べ物とされ、地域ごとにその土地ならではの料理が入っていることも。

日持ちしやすい料理を作りおきし、日頃忙しいお母さんたちが休めるようにとの意味合いもあるようです。

家族の幸せや健康を願うためのおせち料理には、縁起のよい食材やメニューがたくさん。それぞれの料理には一つずつ意味が込められています。親子で話してみるのもよいですね。

 

お雑煮

お雑煮

お正月といえばお雑煮も定番料理。お餅・野菜・肉などを出汁で煮込むお雑煮は、おせち料理と並び、元旦に欠かせないお正月メニューです。さまざまな食材を一緒に煮ることがお雑煮という名前の由来。

地方によって使う食材や味付けが異なりますが、関東では醤油ベースで角餅、関西では白味噌ベースで丸餅というのが一般的です。

おせち料理と同様に神様へのお供え料理とされており、そのお下がりを食べることでパワーをいただく、ともされています。

 

七草粥

七草粥

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1月7日に食べる七草粥は、お正月行事の締めくくりとも言える料理です。

人日(じんじつ)の節句」である1月7日はどの動物も殺生しない日であるため、野草や穀物のみを使ったお粥を食べるという、中国の風習が起源とも言われています。

今では、お正月の豪華な食事で疲れた胃を休ませるという意味合いで、広く知られているのではないでしょうか?無病息災や健康長寿の願いも込められています。

春の七草

  • セリ
  • ナズナ
  • ゴギョウ(ハハコグサ)
  • ハコベラ
  • ホトケノザ
  • スズナ(かぶ)
  • スズシロ(大根)

 

 

お正月といえばで思い浮かぶ【遊び】

ここではお正月といえばでイメージする、さまざまな遊びをピックアップ。「日本のお正月といえばこの遊び!」という、昔ながらの遊びを3つご紹介します。

新年には家族みんなで、伝統的な遊びを楽しみましょう。

 

凧あげ

凧あげ

日本のお正月といえば、新年の空に高く舞い上がる凧(たこ)が風物詩。誰もが一度はやったことのあるお正月遊びと言えるでしょう。

もともとは、親が子の誕生を祝い健康に育つことを祈るための儀式だったという説もあります。

また、子ども自身が自分の願い事を凧に込め、天の神様まで届けるという意味合いもあるのだとか。元日の澄んだ青空に悠々と上がる凧の姿は、のんびりとしたお正月休みのイメージそのものです。

 

 

かるた

かるた

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お正月の遊びといえば、かるたを連想する人も多いのではないでしょうか。

読み札に書かれた文章の最初の文字を探し、取り札を取り合うかるた遊び。子どもから大人まで盛り上がるお正月の定番です。

人気キャラクターのものやご当地かるたなど、その種類はさまざま。

親子で手作りしたオリジナルかるたを楽しむのもよいですね。遊んでいるうちに大人も白熱してしまいます。


 

コマ回し

コマ回し

昔ながらのコマ回しも、日本のお正月の定番遊び。芯を軸にまっすぐ回り続けるコマは「世の中がスムーズに回る」「お金回りがよい」などの意味合いから、縁起のよいものとされてきました。

また、自立してくるくると回る様子から「子どもがしっかりと自立しますように」との願いが込められている、とも言われています。元旦は初日の出を拝んで初詣をしたら、お正月遊びを存分に楽しみましょう!

 

年末から年始まで!お正月に関連する言葉

年末から年始まで!お正月に関連する言葉

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「お正月といえば」でイメージする言葉一覧は以下の通りです。

  • 元旦
  • 元日
  • 賀詞
  • 賀正
  • 迎春
  • 謹賀新年
  • 恭賀新年
  • 新春万福(しんしゅんばんぱく)
  • 初夢
  • お年玉
  • 初日の出
  • 年賀状

「元旦」と「元日」はどちらも1月1日を表す言葉ですが、元旦は午前中の時間帯を指しています。「賀詞」とはお祝い言葉の意味。「賀正」や「謹賀新年」などは、賀詞の種類のひとつです。

「初夢」「初日の出」などは、子どもにもなじみ深いお正月言葉。書き初めの言葉としてよく使われます。

年賀状もお正月ならではのものですが、最近では年賀状の送付をやめる「年賀状じまい」をする人も増えているようです。

 

今年の1月1日はお正月らしいことをたくさんしよう!

今回は日本のお正月について特集しましたが、いかがでしたか?お正月の風物詩や定番行事、食べ物や遊びをご紹介しました。

お正月に関する言葉は、「聞いたことがあっても深い意味まではわからない」というものも多いのではないでしょうか?

お正月行事や料理の由来などを知ると、日本のお正月をさらに有意義に過ごせます。今年の新年には、初日の出・初詣・お正月遊びなど、お正月らしいイベントをたくさん楽しんでみてくださいね。

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