1月といえばどんなイメージ?イベントや食べ物など季節を感じる風物詩をご紹介

みなさんは、1月といえばどんなことをイメージしますか?1年の始まりである1月は、伝統行事や美味しい食べ物、美しい言葉など、さまざまな風物詩にあふれています。今回は、1月といえばこれ!という、代表的な風物詩をまとめました。

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1月といえばどんなイメージ?イベントや食べ物など季節を感じる風物詩をご紹介
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ライター

小さくて可愛いものに目がない、30代の4歳ママです。シルバニアファミリーとセボンスター、90年代サンリオグッズの収集に子供以上にハマっています。話題のファッションやヘアスタイル、その他のあれこれについて、分かりやすくご紹介します。

1月といえばイメージする風物詩特集

みなさんは、1月といえばどんなことをイメージしますか?1年の始まりである1月は、伝統行事や美味しい食べ物、美しい言葉など、さまざまな風物詩にあふれています。

今回は、1月といえばこれ!という、代表的な風物詩をまとめました。来る1月に備え、どんなスケジュールでどのように過ごしたいかイメージしてみてください。

1月といえばイメージする風物詩|イベント

1月といえばイメージする風物詩|イベント

まずは、1月といえばイメージするイベントについてご紹介します。1月といえば年末年始を含む冬休みの時期にあたり、多くの方がプライベートな時間を過ごす季節として知られていますよね。

国内・国外で毎年1月の風物詩となる、代表的なイベントを見ていきましょう。

 

 

①箱根駅伝

1月といえば、箱根駅伝が開催されることが知られています。箱根駅伝は、1920年から続く日本の代表的なイベントです。1月2日から3日にかけて毎年テレビで生中継され、お正月シーズンの風物詩となっています。

関東の大学が参加する地方大会で、10位以内にゴールすれば出雲駅伝(全国大会)に出場できます。第二次世界大戦中2度中止されたことを覗けば、今日に至るまで毎年開催されている伝統的なイベントです。

 

②白川郷ライトアップ

1月といえば、白川郷のライトアップイベントも人気です。白川郷とは、岐阜県白川村に現存する、茅葺合掌造り集落のこと。普段から人気の高い観光スポットですが、1月にはライトアップされた幻想的な景色が眺められます。

世界遺産のひとつとして知られており、日本だけでなく世界から観光客が訪れることも有名です。なおライトアップイベントは完全予約抽選制を設けているため、行きたい方は前もって申し込みをしておきましょう。

 

③ワールド・スノーフェスティバル

海外で1月といえばイメージするイベントでは、ワールド・スノーフェスティバルがあります。これは、スイスのグリンデルワルトで1月中旬頃に開かれる雪の彫刻祭です。

日本の風物詩である札幌雪祭り同様、ワールド・スノーフェスティバルも各国から集まったアーティストたちが国別で作品を作り出します。

実はこのイベントは、スイスと日本の修好120年を記念して、日本人グループが「アルプスの少女ハイジ」の彫刻を作ったのが始まりです。

 

1月といえばイメージする風物詩|行事

1月といえばイメージする風物詩|行事

1月といえば1年の始まりなので、日本の伝統的な行事が数多くありますね。普段あまり伝統行事に馴染みのない方でも、1月だけは風習に則って行事に参加する方も多いのではないでしょうか。

ここからは、1月といえばイメージする行事について解説します。風物詩として広く知られているものを集めていますよ。

 

①お正月

1月といえばイメージする行事といえば、もちろんお正月ですね。もともとは1月の1か月間すべてをお正月と呼んでいましたが、現代では年始を指していることがほとんどでしょう。

また現在では新年を祝う行事として認知されていますが、本来は年神さまを自宅に迎え入れる行事でした。

その年の始まりであるお正月は、おせち料理や門松、鏡餅など、日本ならではの伝統的な慣習がたくさんあります。これらの飾り付けを施して、年神さまを自宅に呼び寄せるのです。

 

②成人式

1月といえば、第2月曜日に行われる成人式も風物詩となっています。奈良時代に行われていた「元服(げんぷく)」という行事が起源といわれていますが、当時は数え年で12歳~16歳の男子が対象となり、髪を結ったり大人の服装に変えるための行事でした。

現在は各地方で個性的な成人式が開催され、成人の日には晴れ姿で街を歩く若者の姿が多くみられます。因みに、成人年齢が18歳に引き下げられてからも、成人式は変わらず20歳を対象に行われています。

 

③どんど焼き

1月といえばお正月ですが、年神さまを迎え入れた後は、当然ながら見送りの行事も行われます。それが1月15日頃から始まる、どんど焼きです。どんど焼きとは、お正月に飾っていたしめ縄や書初め、お守りなどを燃やす行事のこと。

どんど焼きは年神さまを見送るだけでなく、1年間の災いを浄化する目的もあるとされます。行事の期間は1月7日まで、1月15日までと地域によってさまざまです。期間を過ぎてしまっても神社やお寺に持っていけば、燃やしてくれることが多いですよ。

 

1月といえばイメージする風物詩|食べ物

1月といえばイメージする風物詩|食べ物

次に、1月といえばイメージする食べ物についてご紹介します。冬の真っ只中である1月は、行事や寒さに関連した食べ物が多いのが特徴でしょう。

食卓そのものが風物詩になるのは、この時期ならではと言えるかもしれません。 1月といえばイメージする食べ物をいくつか紹介します。

 

 

①おせち料理

おせち料理は、1月といえばイメージする食べ物のひとつです。豊作の感謝として新年に年神さまにお供えし、そのおさがりとして戴くのがおせち料理。そのため、その地域で取れた食べ物を中心に作られていました。

おせち料理はルールが決まっていることも有名です。重箱を使用することの他、どの段になにを入れるかも決まっています。また、黒豆や鯛など、縁起がいいとされる食材を使用しているのも特徴的でしょう。見た目に華やかなおせち料理は、1月を代表する風物詩のひとつです。

 

②七草粥

1月の食べ物といえば、七草粥も大変よく知られていますね。1年を穏やかに過ごすための邪気払いとして、1月7日に戴くのが慣習です。起源は、さかのぼること平安時代。邪気払いの他、お正月で弱った胃を休めるためともされています。

七草粥は、春の野菜7種類を使って作られます。どの野菜を使うかは地域によって異なりますが、セリやナズナが有名です。山形の納豆汁や海の幸を入れた福岡の七草汁など、個性的なレシピも存在していますよ。

 

③みかん

1月の食べ物といえば、甘くて美味しいみかんも欠かせません。こたつに乗ったみかんは、日本の昔ながらの風物詩ですよね。みかんの出荷は12月~3月が一般的ですが、やはりお正月のイメージが強いのではないでしょうか。

みかんは、ビタミンCが豊富に含まれていることもよく知られています。肌荒れや便秘改善があるとして有名なビタミンCですが、風邪予防にもなるとされています。寒さの厳しいこの季節には積極的に戴きたいものですね。

 

1月といえばイメージする風物詩|言葉

1月といえばイメージする風物詩|言葉

最後に、1月といえばイメージする言葉についてご紹介します。1月は、1年の始まりを感じさせる清々しい言葉がたくさんあります。

これを耳にすると、1月が来ることを実感する…なんて言葉もあるかもしれません。風物詩となっているものから、よく使われることわざまでいくつかまとめています。

 

①睦月

1月の言葉といえば、1月の和風呼称である睦月が有名です。もともと旧暦の1月を意味する言葉ではありましたが、現代は新暦1月の別名として広まっています。カレンダーに「睦月」と記載のあるものもありますね。

睦月という言葉には、漢字の通り「仲睦まじく」という意味があるともされており、1年の始まりにぴったりといえます。お正月に故郷に帰る方や、新年が開けて仕事が始まる方も、睦月という言葉を胸に過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

②初春

1月の言葉といえば、初春もあります。春の初めの時期・新年と2つの意味を持つ言葉ですが、ここで取り上げるのは新年の初春です。旧暦のお正月は立春がある2月だったため、今でも新年のことをこのように呼びます。

現在この言葉を最もよく見かけるのは、年賀状ではないでしょうか。年賀状に添える言葉は「賀正」「謹賀新年」などたくさん種類がありますが、「初春」という清々しい響きなら、気持ちよく1年を迎えられそうですね。

 

③一富士二鷹三茄子

一富士二鷹三茄子も、1月といえばイメージする言葉のひとつです。これは、初夢に出てくると縁起がいいとされるものを羅列したことわざ。富士は「不死」、鷹は「高い」、茄子は「成す」に掛かっているとされています。

因みに初夢とは、年が明けて初めて就寝した際に見たもののことを指します。通常であれば、2日の朝起きたときに覚えていたものが初夢となるでしょう。寝る前にこの言葉を強くイメージすれば、出てきてくれるかもしれません。

 

1月といえばイメージする風物詩特集まとめ

1月といえばイメージする風物詩を、いくつかまとめてご紹介しました。お正月にまつわるものや、雪にまつわるものが多かったですね。新年の始まりである1月は、伝統的な慣わしが非常に多いのです。

1月といえばこれ!というものごとを知っていれば、話のネタにもなるでしょう。

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