冬が来ると見たくなるおすすめ映画
冬はお家で過ごす時間が増える季節です。そんな冬におすすめの映画を、洋画と邦画に分けてチェックしていきます。
クリスマス映画の名作などは何度見返しても楽しめるでしょう。子供向けの作品の中にも感動的な名作があります。カップルにはロマンティックな恋愛映画が人気です。気になる映画があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
冬に見たいおすすめの映画【洋画】
静謐な狂気と愛に満ちたドラマ・ロマンス洋画
まずは、冬におすすめの洋画から見ていきましょう。
『ファントム・スレッド』は、アカデミー主演男優賞を3度受賞している唯一の俳優ダニエル・デイ=ルイスの引退前最後の作品です。
舞台は1950年代のロンドン。寒々しい風景や石畳の道が、冬にぴったりの雰囲気です。
それらを背景としながら、オートクチュールの美しいドレスと狂気に満ちた禁断の愛が描かれています。
クリスマスシーズンに見たいラブコメ映画
イギリスのポップデュオ「ワム!」の大ヒットソングをモチーフにした洋画『ラスト・クリスマス』は、王道のラブロマンス映画といえるでしょう。
舞台はクリスマスのロンドン。クリスマスショップでエルフのコスチュームを着て働いているケイトと、好青年のトムは、いい雰囲気になりつつも進展しません。
なぜならトムには秘密があったからです。胸キュンラブコメが楽しめます。
架空の高級ホテルを舞台にしたコメディ映画
『グランド・ブタペスト・ホテル』は、ドイツとアメリカが合作した冬におすすめの洋画です。
舞台は、ヨーロッパ大陸の東端にあるという仮想の国「ズブロフカ共和国」。
冬になると一面の雪景色となる「グランド・ブタペスト・ホテル」のカリスマ・コンシェルジュと若いベルボーイとの交流を中心に、オーナーやお客様とのドラマがコメディタッチで描かれています。
サンタが巻き込まれるドタバタコメディ映画
『クリスマス・カンパニー』は、フランスとベルギーが合同で作ったファンタジー映画です。
クリスマスの4日前、プレゼント準備の真っただ中、9万2千人ものエルフが突然倒れてしまいます。
彼らの治療に必要なビタミンCを入手するために人間界に向かったサンタ。パリに不時着してしまい、不審者扱いされてしまいます。
サンタに関わる人々とのハートフルなドタバタ劇も楽しめる冬におすすめのコメディ映画です。
雪で閉ざされた洞窟ホテルでのドラマ映画
第67回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞を受賞した『雪の轍(わだち)』は、冬におすすめのトルコ映画です。トルコの有名な観光地であるカッパドキアの洞窟ホテルを舞台に、オーナーである元俳優と彼の若い妻、出戻りの妹が織りなすドラマが描かれています。雪に覆われる冬は宿泊客もいなくなり、三人はますます煮詰まりすれ違っていくのです。
冬に見たいおすすめの映画【邦画】
カウントダウンパーティーが舞台の映画
続いて、冬におすすめの邦画を見ていきましょう。
大人気作家である東野圭吾さん原作の『マスカレード・ナイト』は、大みそかが舞台のミステリータッチの邦画です。
前作『マスカレード・ホテル』に引き続き、主役の刑事は木村拓哉さん。相棒となる辣腕ホテルウーマンを長澤まさみさんが演じています。
成長とともにすれちがう切ない恋愛映画
2021年に公開された邦画『花束みたいな恋をした』は、コロナ禍でさまざまな規制があったにもかかわらずロングランを樹立したヒット作です。
主演は、菅田将暉さんと有村架純さん。5年間の恋愛を描いています。
音楽に映画、小説に漫画とサブカル全般が好きな二人が、少しずつすれ違っていく様子がリアル。
冬以外の季節ももちろん出てきますが、ぐるぐる巻いたマフラーのシーンが印象的です。
大ヒットした冬ソングを題材にした恋愛映画
中島美嘉さんの大ヒットした冬ソング「雪の華」を映画化した『雪の華』も、冬におすすめのロマンティックな邦画です。
主演は「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」のボーカルでもある登坂広臣さんと中条あやみさん。
余命いくばくもない女性が、ガラス工芸家を目指す青年と契約恋愛をします。二人が旅するフィンランドの雪景色も圧巻です。
家族が抱える濃い秘密を描くサスペンス映画
『私の男』は、桜庭一樹さんによる直木賞受賞作を映画化した作品です。
北海道の奥尻島で起きた震災で家族を失った少女は、親戚の男性に引き取られます。
二階堂ふみさんが演じる彼女が成長し結婚するまでが描かれますが、浅野忠信さんが演じる親戚の男性との間には大きな秘密がありました。
流氷が漂着する冬のオホーツク海など、冬の北海道を舞台に、壮大なサスペンスが紡がれる邦画です。
北海道の自然と美しいピアノの旋律が響く映画
『羊と鋼の森』は、本屋大賞を受賞した宮下奈都さんの小説を原作に、山﨑賢人さんが主演で映画化された邦画です。
ピアノの調律師の青年の成長物語といってよいでしょう。
彼は調律師を目指すきっかけとなったカリスマ的存在の調律師や、職場の先輩、お客様である双子の女子高生たちとの交流を経て成長していきます。
美しいダイヤモンドダストのシーンも印象的です。
冬に見たいおすすめの映画【アニメ】
何度見ても色あせない名作アニメ映画
冬に見たいおすすめの映画といえば、アニメーション映画も外すわけにはいきません。
特にクリスマスをテーマにしたアニメーション映画には、珠玉の名作が目白押しです。
その1つが伝説的な人気を誇る『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』。奇才ティム・バートンが1993年に公開したミュージカル映画です。
ファンタジックホラーなストーリーは、いつ見ても色あせません。
美しく魅力的な冒険を描くアニメ映画
冬におすすめの映画『スノーベイビー』は、子どものイエティと少年少女の冒険譚です。
上海の自宅アパートの屋上で見つけた子どものイエティに「エベレスト」と名付けた少女・イーが、友達と一緒に「エベレスト」をヒマラヤに返そうとするストーリー。
コレクターや動物学者たちがイエティを捕獲しようと迫ってくる中、イーたちの奮闘が描かれます。
祖父の名誉を守る少女を描くアニメ映画
フランスとデンマークが共同で制作した『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』は、19世紀のロシアに暮らす少女・サーシャが主人公です。
北極を目指したものの行方不明になっている有名な探検家の祖父の名誉を守るため、サーシャは一人北極を目指します。
北極の厳しい雪原が、シンプルかつ美しく描かれている冬におすすめの映画です。
奇跡のように美しい愛が伝わるアニメ映画
日本のアニメ映画の中にも、冬におすすめしたい作品がいくつもあります。
不老不死の一族イオルフの物語『さよならの朝に約束の花をかざろう』は、さまざまな愛の形が描かれている映画です。
冬以外の景色ももちろん描かれていますが、主人公のマキアが孤独な少年エリアルを見つける雪のシーンが印象的。感動的な最後のシーンもおすすめです。
大自然の雪景色に圧倒されるアニメ映画
続いておすすめしたい『おおかみこどもの雨と雪』は、『サマーウォーズ』や『竜とそばかすの姫』の細田守監督による2作目の長編アニメ映画。
人間の女性と狼男との間に生まれた雨と雪の13年の成長が描かれるファンタジー映画です。2012年に公開されて以来、テレビでも何度も放送されています。
映画の中で描かれるのは冬だけではありませんが、大自然の雪景色には圧巻されるのではないでしょうか。
冬ならではのおすすめ映画を楽しもう
冬にこそ見たくなるおすすめの映画を、洋画・邦画・アニメの3つのジャンルに分類してみてきました。『ホーム・アローン』や『アナと雪の女王』といった定番以外にも、冬におすすめの映画はたくさんあります。
クリスマスやお正月といったホリデーシーズンに展開する映画をはじめ、雪国や北極を舞台した映画などが冬にぴったりです。寒い冬だからこそ、温かくした室内で冬景色が美しい映画を楽しんでみませんか。
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