INTJの性格を分析しよう
性格分析を行う場合、マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標という、4カテゴリー16種類の性格特性に分類する診断テストが人気です。なかでも、建築家型は内向型(I)、直観型(N)、思考型(T)、判断型(J)の組み合わせで、ちょっと奇特な存在と言われているようです。
ここではINTJの基本的性格や適職、恋愛観など独特な行動についてまとめます。自分の内面を分析したい、自分の生きづらさを理解したいという人は必見です。
INTJ型の基本的性格
INTJ型の人の行動を分析すると、自分の内側にエネルギーを向け、目で見たものだけを信じ、ロジカルに頼るタイプです。建築家という副題がついていますが、「プランニングが上手な性格」と受け止めるとしっくりくるでしょう。
これにプラスし、自分で熟考したうえで判断を下していくため、「度を越えた真面目人間」などと揶揄されることもあるようです。INTJ型の人の基本的性格を見ていきましょう。
基本的にはぐれ者の一匹狼
INTJ型の性格を分析すると、基本的に一人でいることを好みます。集団でいることに苦痛を感じる人も多く、一人でコツコツと何かに打ち込むことを好む性格です。頑固職人のように、他人の介入はことごとく嫌います。
そのため「とっつきにくい人」と言われることもありますが、INTJ型の人にとっては最高の誉め言葉です。自分自身でも自分の内面を分析しており、「人とはちょっと違う感覚の持ち主」であることを自覚しています。
自信に満ち溢れる自信家
自分が実際に目にしたもの、知識として吸収したもの、事実に基づいた物事だけを信じるINTJ型の性格を分析すると、なぜかいつでも自信に満ち溢れています。第三者かから見ると、過信しているようにも見えることも。
しかしINTJの人は、自らしっかりと分析し導いた答えを持っているから、自信につながっていることがわかります。独自の理論で筋道を立ててきちんと説明できる力も持っています。ただし、この自信があだとなりやすい傾向があります。
どんどんのめりこむ職人気質
「自分が携わっているものすべて、知らないことはない!」と豪語するほどのINTJ型の性格。一つでも知らない物事があると、意地になってどんどん学びを深めていく傾向があります。
この行動は「オタク気質」を超え、もはや「マッド(MAD)」と言われることも。もともとINTJの人は知性にあふれているので、学びや分析の仕方が独特です。自分が持つ可能性を信じて行動を起こすところも、このあたりの性格が反映されています。
自分の理論で倫理に逆らう
例えば、不倫など倫理に反している、矛盾していると常識的な人が指摘する行為があります。INTJ型の人は、物事を正当化させてしまうほど論破する力を持っています。
自分の分析で「正しい」と思ったことは、周囲が倫理観に当てはめてNGを出しても、正しいと押し通します。また、相手の感情・情緒を感じ取る力は低いため、忖度することはないでしょう。こういったことから、INTJの性格は冷徹で傲慢と評価されることもあるようです。
INTJ型の適職と不向きな職業
性格診断の上で、INTJ型は世界でも一握りといった特異性がある気質だといわれています。人とは異なる物事の考え方を持つため、仕事が成立しないこともあります。
ただし、この性格をきちんと分析し自分自身が上手にとらえることで、目標をもって仕事面に活かすことができますよ。ここではINTJ型の仕事の特徴や適職などをまとめました。仕事の面で苦手な傾向などもわかります。
線引きする傾向がある
INTJの性格を分析すると、自分独自の倫理観に照らし合わせて優劣をつけたがる傾向にあります。自分が「劣っている」と判断すれば、自分自身の視界からその存在を消去します。
そのため、会社組織では付き合いたくない相手に分類される可能性が高いようです。また社交性に欠けるので、「社内飲み会」などのコミュニケーションは避ける傾向にあります。はみ出し者のようなINTJの性格ですが、ブレーンとして重宝される立場です。
適職は医師や弁護士など
独自の分析力や見解を持ち、深めた知識を持って一人でコツコツできる職業が適職です。医師や弁護士などは向いているでしょう。組織内であれば、統括部門で目標達成に向けた進捗確認をする人などもおすすめです。
フリーランスなどの個人事業主として仕事をすると大成します。性格診断上での適職なのでこれがすべてではありませんが、INTJは性格上成功がすべてなので、勝負の世界に身を置くアスリートなどは不向きです。
統率する仕事では嫌われ役になる
プロジェクトマネージャーなどの統括部門での仕事は、分析力があり戦略的思考を持ったINTJの性格の人に向いていますが、目標達成のため自分の理想を追い求めてしまう傾向があります。
自分の価値観で物事を進める傾向があるため、INTJの人は「自分ができる仕事は他人もできる」と思い込みがちです。
その結果、部下や同僚からは「ついていけない」と距離を置かれることもしばしば。本人はパワハラのつもりがなくても、人間関係の中ではパワハラ気質だといわれる可能性もあるでしょう。
INTJ型の恋愛観と結婚
恋愛が上手な人、不向きな人さまざまです。INTJの建築家タイプの女性はどうでしょうか。恋愛に対する倫理観や行動などを見ていきましょう。基本的には恋愛や結婚に対して目標を立てることはなく、性格上明らかに恋愛の要素は欠落している点は否めません。
では、意中の相手に出会ったときや結婚に至った時など、どのような態度に出るのでしょうか。INTJの性格診断の結果を踏まえて考えてまいります。
恋愛が成立しにくいタイプ
INTJの性格は、人と交流することが苦手です。恋愛といった心の中に入り込まれる行為は、INTJの性格からすれば「ありえない」行動です。INTJの性格を持つ人は、他人に心の機微に関しては無関心。
そのうえ理詰めの会話を好むため、「好き・愛している」といった気持ちを伝えられても想像できません。いくら相手がほれ込んでいても、INTJの人が無関心なので、恋愛は成立しにくいといえるでしょう。
メリットの有無で結婚を決めるタイプ
もし結婚のタイミングがあった場合、印象や相性で結婚を決めるのではなく、損得勘定が優先して働くのがINTJの大きな特徴です。自分の稼ぎが守れるか、自分の生活を優先してもらえるかを考えてしまうことでしょう。
結婚したら相手と協力できるかよりも、自分の利益につながるかどうかを優先させてしまいます。ただしINTJの性格は計算高く、自分の立場を守りたい心理が働くため、離婚に至らないよう相手と付き合います。
少々「遊び」が過ぎることがある
恋愛の要素は欠落していますが、欲求を満たすだけのいわゆる「遊び」の部分では有名人になれるかもしれません。計算高いためアリバイは綿密に作るうえ、バレたとしても理詰めで論破することも。
相手の本気度によってはトラブルの可能性もありますが、INTJの性格上「自分は本気ではない、遊びだ」とはじめに念押しし、逃げられないようにするかもしれません。策士の部分が垣間見えるのがINTJの性格です。
INTJの性格分析まとめ
INJTの診断で分析した内容をもとに、基本的性格や適職診断、恋愛観の分析などを行いました。目立って行動的な性格ではありませんが、自分が目標を掲げたことについては、専門性をどんどん掘り下げていく努力も怠りません。
自分の独自の世界と価値観を持っているため、人とは違うことが目下の悩みになる人も見られます。しかし、仕事ができる、筋道立てて考えがまとめられるといった点では頼りにされる存在です。
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