ISTP型の性格をご紹介します!
性格や行動特性を知るための診断ツールとして「マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標」というものがあります。4カテゴリ、8つの性格分類から16通りの性格タイプをあぶりだし詳しく解説するものです。
なかでもISTP型は、性格診断では巨匠型と呼ばれています。このISTP型はどんな性格の持ち主なのでしょうか。詳しくご紹介します。
自分自身がISTP型という人は、自分に当てはめて確認してみましょう!
ISTP型の基本的性格
「内向型(I)、感覚型(S)、思考型(T)、知覚型(P)」を総称した「ISTP型性格」は、身近にある情報や目に見える事実を元に意思決定するタイプです。
鋭い感性を持ち合わせているところから「巨匠型」ともいわれています。順応性が高く、新しい環境にも早めに慣れるタイプなので、周りからの好感度もよいタイプです。
ISTP型性格診断から見る基本的性格はどんな内容でしょうか。詳しくご紹介します。
興味にあふれ好奇心が旺盛
ISTP型の人は、深く学びたい事柄を見つけたら興味を持ってどんどん掘り下げていく性格を持っています。
広義にみるといわゆるオタク気質ですが、その対象はどちらかといえばカルチャーなどの趣味の方面ではなく、仕事方面に全振りしやすい傾向です。
興味を持ったら、わき目を振らずにどんどん行動を起こし追求していくので、周りに「どんな性格をしているのか?」とあきれられてしまうことも。
ISTP型の人は、つかみどころがない人という見方もあります。
偏見を持たず感情に左右されない
ISTP型の性格を持つ人は、目の前にある「物理的な事実」だけで判断します。性格上、噂話に振り回されることなく先入観を持たずに人々と接します。
診断では、感覚型のSと思考型のTの傾向が強く表れる結果となるでしょう。第三者による「泣き落としや感情論」に判断が左右されないタイプでもあります。
巨匠型のタイプは冷たい人、感情を押し殺すタイプともいわれますが、ISTP型本人はどんな評価を受けても、飄々とやり過ごす傾向があります。
四角四面の折り目正しいタイプ
ISTP型の性格の特徴として、日本人らしい几帳面さを持った人が多くみられます。どんなことでも、折り目正しく四角四面隅々まできっちりやり遂げるタイプです。
筋道を立てて、しっかりとアルゴリズムを組み立てたうえで自分の考えを実践しますので、失敗が少ない傾向も。失敗しても次のトライに生かします。
ISTP型の思考や判断は、めんどくさいと思われがちです。しかし、みんなが苦手にしていることを単純に得意としているだけなのです。
自分の周りにバリケードを持つ
ISTPの性格の持ち主は、どんなときでもやんちゃな人や話題の中心に自分がいないと気が済まない人とは相容れないと思っています。
自分でも気づかないうちに線引きを行い、私とは住む世界が違うとすみわけを判断します。内向的なIの特徴を強く持つ人は、少し厚めの透明なバリケードを常に体の周りに張り巡らせていることも。
ISTPの持ち主に行動に移せないという人はいませんが、初めの一歩が踏み出せずにその場にとどまる人も見られます。
ISTP型性格診断に見る仕事観
ISPT型の性格診断の上で、どんな仕事が適職かを知ることは重要です。スキルを伸ばせる、大成しやすいなどISPTの性格診断結果をもとに行動することができるでしょう。
どちらかといえば、コツコツもくもくとできる仕事がおすすめのISPT型。分析が上手なISPT型はどんな仕事が向いているか、苦手な物事がなにかなどを詳しく解説します。
ISPT型の性格を持ち、転職を検討したい人や昇進するための強みを探りたい人は必見です。
適職はエンジニアや鑑識官
「物事にはどんなことでも理由と原因がある」といった言葉を強く信じるのが、ISTP型の性格の特徴です。「分析も必要だが、必ず正解が導かれる」仕事が適職です。
例えば、システムを動かすために正しいプログラミングが求められるシステムエンジニアや、小さな傷跡を分析し、大きな背景を暴くような鑑識官などが適職です。
性格診断結果にある「巨匠」にある通り、こういったコツコツ型の仕事で名を残すこともありますよ。
不向きは華やかなクリエイターなど
ISTPの診断結果を見ると、性格上同じものを生み出す仕事でも、アーティストやクリエイターといった「自分の感性を生かす」仕事は苦手です。
アイディアをひねり出すことは得意ですが、データ分析やプログラミングの設計のほうに注力しやすいでしょう。
また、感情論に巻き込まれやすい医療・介護・福祉系は、心を平穏に保ち続けるのが難しく不向きな仕事です。
マネジメントなどのフロントより、コーディングなどの工程が楽という人が多くみられます。
稼げる個人事業主になれる
ISTP型の性格上、会社組織に在籍し続けることもできます。しかし自分が効率よく稼ぐためにはどうすべきかを判断し、フリーランスになる人も多くみられます。
基本的にISTP型の人は有能なので、専門性の高い仕事で独立すると引く手あまたの存在になれるでしょう。
分析力に長け、どんな問題にも解決に向けた提案ができる人が多いので、会社組織にいるよりも成功するかもしれません。柔軟性もあるので臨機応変な対応も可能です。
ISTP型性格診断に見る恋愛観
ISTP型の性格診断では、恋愛や女性の結婚観についても深く掘り下げられます。
物静かで思慮深い人が多いので、女性らしい一面を垣間見ることもできますが、実際にはどんな恋愛をするのでしょうか。
基本的には一匹狼タイプなので、情に流されやすい恋愛は苦手といった人もいるようです。どんな人と結婚がうまくいくか、ISTPの性格とともに探っていきましょう。
恋愛は「ドラマ」を好むタイプ
人見知りではないのですが、ISTPの性格では「どんなにいい人でも、自分の領域に土足で入り込んでほしくない」と願う人が多い特徴があります。
ISTPの性格傾向から見ると、告白をされても「お友達から始めたい」といった人が大半です。そのお友達として付き合い始めるにも、時間がかかるいわゆるとっつきにくいタイプといえるでしょう。
しかし、互いに打ち解けた後は、ドラマのような恋愛関係を求めることも。好奇心から浮気もあるので注意が必要です。
結婚はしなくていい傾向も
ISTPの性格から見ると「結婚はしなくてもよい、独り身で結構」と切り捨てる人が多くみられます。自身の価値観が確立しており、それを理解してくれる人でなければ身を固める決心がつかないでしょう。
また、他人に自分の価値観を押し付けることもあるので、スピード離婚の可能性も見え隠れします。
情緒の波が激しい相手や、束縛が厳しい相手とISTPの性格の持ち主との相性は最悪です。失敗は恐れませんが、結婚には慎重です。
基本は仕事が恋人
ISTPの性格診断をみると、仕事への興味にすべてをささげるのが大きな特徴です。恋愛に関しては全く興味を持たない人も見られます。
結果的に「仕事が恋人」と位置づけ、ワーカーホリックと揶揄されてしまうほどです。どんな既婚女性でも「仕事が一番、家庭は二番」となりやすい傾向にあります。
ただし、体裁を気にすることもあるため、自分自身がボーダーと決めた年齢までに結婚できるよう、婚活に注力する人も見られます。
ISTP型の性格まとめ
巨匠型とも呼ばれるISTP型の性格についてまとめました。性格診断の中では細かな診断内容がわかる「マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標」は、キャリアプランニングの一助として使われるものです。
どんな人でも自分の内面を把握できるツールなので、ぜひ活用してください。
自分をどんどん掘り下げてみていくと、新しい自分へ変わる可能性も生まれます。この診断結果をもとに、ぜひ行動を起こすきっかけを作ってくださいね。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物