ラグは洗濯できる!正しいお手入れ方法とコツをご紹介

ラグを自宅で洗う際のコツや注意点をまとめました。ラグの正しいお手入れ方法を知ることで、清潔に保てたり長く使えたりできるので、参考にしてみてください。

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ラグは洗濯できる!正しいお手入れ方法とコツをご紹介
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お掃除や料理の代行や片付け、衣類クリーニングなど、皆さまの生活に関わるサポートを「家事のプロ」たちで行っています。仕事の現場で培ったアイデアや情報など、プロのノウハウを皆さま向けに利用しやすくアレンジ、もしくはわかりやすくご紹介します。

ラグは洗濯できる!正しいお手入れ方法とコツをご紹介

ラグは洗濯できる

部屋を飾るインテリアとしてだけではなく、衝撃吸収や断熱効果もあるラグ(ラグマット)ですが、毛足があるためその中にゴミが溜まったり汚れが気になったりする場合があります。

そんなラグを自宅で洗う際のコツや注意点をまとめました。ラグの正しいお手入れ方法を知ることで、清潔に保てたり長く使えたりできるので、参考にしてみてください。

 

 

まずはラグの洗濯ラベルを確認

ラグは洗濯できる2

洋服にJIS(日本産業規格)に定められた洗濯ラベルが付いているように、ラグにも洗濯ラベルが付いています。裏側の角に付いている場合が多いので、確認してみましょう。

バツ印がついた水洗いができないことを示すマークがなければ、洗濯機で洗えるか手洗いができることを示すマークのどちらかがあります。水洗いができないものは、ラグの裏に滑り止めや接着剤が塗られていて濡れると溶けてしまう場合があるので避けましょう。

手洗いの場合でも洗濯機で洗う場合でも、共通する事前準備があります。掃除機や粘着テープを使って目に見える大きさのゴミは取っておきましょう。

毛足の奥に入ったゴミや髪の毛はなかなか取れないので、スケルトンブラシ(目が粗いプラスチック製のブラシ)などを使ったブラッシングがおすすめです。

毛足の奥のゴミや髪の毛が取れるだけではなく、よく座る場所やテーブルの足などが乗り倒れてしまった毛を立たせることで洗濯をしたときに汚れが落ちやすくなります。

また、厚みがあるラグは1日干しただけでは乾かない場合があるので、余裕を持って2〜3日間は晴れている時期を選ぶことも大切です。

 

ラグの正しい手洗いの手順

  1. 事前準備のときにラグに気になるシミがあれば、その部分に液体洗剤の原液やシミ取り用の洗剤を染み込ませておきましょう。
  2. ラグを栓をしていない浴槽に置き、水かお湯をかけます。
    このとき、お湯のほうが汚れが落ちやすいですが、洗濯ラベルにお湯を使う場合の温度の上限が表示されているので、それに従うようにしましょう。
  3. 最初はラグに水かお湯をかけると汚れを含んだ水が出てくるのでしばらく流し、水に含まれた汚れが少なくなってから浴槽の栓を閉めます。
  4. ラグが十分に浸かるまで浴槽に水かお湯を張り、洗剤を適量入れ20〜30分間つけ置きします。
  5. つけ置きを済ませたラグを手で揉むか足で踏んで洗い、スケルトンブラシがあればラグの毛足をブラッシングすることで、より汚れが落ちやすくなり仕上がりをよくすることができるのでおすすめです。
  6. しっかりと泡立つまでラグを洗い、浴槽の栓を抜きラグが泡立たなくなるまですすぎます。
    ラグの毛足を柔らかく仕上げたい場合は、もう1度浸かるまで浴槽に水かお湯を張り柔軟剤を適量入れ20〜30分間つけ置きすることで可能です。
  7. つけ置きした後は十分にすすぎ、浴槽のふちにラグをかけ水滴が垂れなくなるまで水を切り外に干します。

 

ラグの洗濯機での正しい洗い方と注意点

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洗濯機で洗うことが可能と洗濯ラベルに表示されていても、ラグのサイズによっては洗濯機より手洗いのほうが適している場合があるので注意しましょう。洗濯機にラグがギリギリ入る場合でも、洗濯槽にスペースの余裕がないと十分に洗えないので手洗いがおすすめです。

手洗いの場合と同じように事前準備と気になるシミがあれば液体洗剤の原液かシミ取り用の洗剤を染み込ませ、ラグを半分に折り丸めて洗濯ネットに入れます。

このとき、ラグの毛足が外側に向くように折り丸めることが大切です。毛足を外側に向けることで汚れが出ていきやすくなります。

洗濯機に「手洗いコース」か「大物洗いコース」があればそのコースで、ない場合は標準コースで洗います。厚みがあるラグは1度の脱水では不十分な可能性があるので、脱水だけを10分ほど追加しましょう。ラグから水が垂れなくなるまで脱水されていることを確認し、外に干します。

 

洗ったラグの干し方で仕上がりと乾くまでの時間が変わる

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厚みがあり乾くまで時間がかかるラグですが、干すときに工夫することで乾くまでの時間を短縮することが可能です。物干し竿が2本あれば、物干し竿の間隔を20〜30cmほど空け、2本にまたがるように干します。

このとき、ラグを2本の竿の間にM字の型に干すことで、より風が通りやすくなり乾くのが早くなるので大切なポイントです。

物干し竿が1本の場合は、しっかりとした素材のハンガーを2〜3本ほど物干し竿にかけ、その上からラグを干します。ハンガーがラグに対して垂直になるように固定し、ラグの間に風が通る空間を作ることで早く乾かすことが可能です。

手洗いの場合でも洗濯機で洗った場合でも、脱水をしている間にラグの毛が倒れてしまうことがあります。スケルトンブラシで毛を立てることで、風が通りやすくなり乾くのが早くなるだけではなく、仕上がりも毛が柔らかくなるのでおすすめです。

 

ラグの正しいお手入れ方法を知ることで清潔に長く使うことができる!

ラグを手洗いする場合と洗濯機で洗う場合の正しい方法や注意点を紹介しました。毛足があるラグはゴミやダニが溜まりやすいというデメリットがありますが、それぞれの洗い方や注意点を参考にすることでデメリットを解決できます。

ラグを清潔に保つだけではなく長く使うためにも、2〜3日間晴れている時期を選んで洗ってみてはいかがでしょうか。

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