失敗しない「お中元と一緒に贈る手紙の書き方例文」ビジネスにもカジュアルにも◎

お中元と一緒に贈る手紙の書き方をご紹介します。お中元を郵送する場合、送り状を贈るのがマナーとされています。今回は送り状を手紙で出す場合の例文を相手別にご紹介しますよ。お中元と一緒に手紙を贈って、日頃の感謝を伝えましょう。

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失敗しない「お中元と一緒に贈る手紙の書き方例文」ビジネスにもカジュアルにも◎
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fumika1

ライター

おしゃれなアイテムと食べることが大好きな男の子を育てる30代主婦です。出産前はアパレル商品やコスメ、雑貨を販売するお仕事をしていました。その頃の知識と子育ての経験を活かし、おしゃれなグッズや便利なアイテムを提案します。

お中元と一緒に贈る手紙の書き方をご紹介

お中元と一緒に贈る手紙を送り状または送付状と呼びます。今回は、お中元の基礎知識や送り状の書き方、例文についてご紹介します。送り状なしでお中元を郵送することは、マナー違反であると知っていましたか?

この記事を読むことで、お中元を郵送する場合に必ず書かなければいけない送り状の書き方が分かりますよ。また、お中元についての基礎知識も知ることができます。お中元と一緒に贈る手紙の書き方を理解して、日頃お世話になっている人へお中元を贈りましょう。

お中元と一緒に贈る手紙の書き方《基礎知識》

そうめん

お中元と一緒に贈る手紙の書き方を解説する前に、お中元を贈る時期やお中元に人気の品など、お中元についての基礎知識をご紹介します。お中元は夏に贈るものということを知っている方は多いですが、詳細な時期はご存じですか?

お中元の贈る時期を間違えたり、お中元と一緒に贈る手紙を書かなかったりするとマナー違反になります。お中元に関するマナーをしっかりと理解してから、お中元と一緒に贈る手紙を書き始めましょう。

 

 

夏のご挨拶「お中元」とは?

お中元は夏のご挨拶のことで、お世話になった方へ日頃の感謝を込めて贈ります。お中元の起源は、中国固有の宗教である「道教」の習俗で、江戸時代頃から今のようなお世話になった方へ贈り物を贈る習慣になったと言われています。

お中元を贈る時期ですが、地域によって異なり、東日本が7月上旬から7月15日まで、西日本が7月中旬から8月15日までとされていますよ。この時期にお中元が贈れなかった場合は、8月8日頃までに「暑中見舞」に変えて贈るのが、マナーとされています。

 

お中元に人気の品

お中元の相場は、3,000円から5,000円程度が一般的です。あまり高額なお中元を贈ると、相手に気を遣わせてしまうので注意しましょう。また、お中元は暑い時期に贈る贈り物なので、ビールやジュースなど暑い夏に飲みたくなるようなドリンクが人気です。

他にもメロンやスイカ、そうめんなど夏ならではの食べ物もお中元の品としておすすめですよ。また、お中元を贈る相手の家族構成や好みを事前にリサーチするのも大切です。好きなビールの銘柄など、相手に喜ばれるお中元を贈りましょう。

 

お中元には送り状が必要

お中元は本来、相手の家へ行き直接渡すことがマナーとされてきましたが、近年では郵送でお中元を贈ることが一般的になっています。お中元を郵送する場合、お中元の品物だけを贈ることはマナー違反とされており、送り状を贈ることが大切です。

送り状は、お中元の品と一緒に手紙を添える場合と、お中元の品が相手の家に届く3日ほど前に届くように手紙を出す場合があります。送り状は手紙やはがきが好ましいですが、親しい人へ贈るお中元なら、メールや電話で済ませるのもよいでしょう。

 

手書きの手紙がおすすめ

お中元の送り状は、手紙やはがき、メール、電話などいろいろな手段がありますよね。基本的には、手書きの手紙がおすすめです。親しい人には、メールや電話などでお中元の品が届く日程など、お中元の詳細を伝えるのもよいですが、目上の人やビジネスシーンでは、手書きの手紙で送り状を贈りましょう。

また生ものや傷みやすいものをお中元の品として選ぶ場合は、相手が必ず受け取れるように事前に予定を聞くか、届く日程をお知らせすることが大切ですよ。

 

お中元の時期に使える時候の挨拶

手紙を書く際、手紙の書き始めに時候の挨拶を入れることがマナーとされています。そこで、お中元を贈る時期である7月上旬から8月中旬までに使える時候の挨拶をいくつか紹介します。7月上旬なら「小暑の候」、下旬なら「炎暑の候」などがおすすめです。

他にも「梅雨明け」なども時候の挨拶として人気がありますよ。7月下旬から8月上旬頃なら、「盛夏の候」、「猛暑の候」などもおすすめの時候の挨拶ですね。時候の挨拶を書くときは天気予報など自然に注目してみて下さい。

 

 

お中元と一緒に贈る手紙の書き方《例文》

手紙

お中元を贈る際のマナーが理解できたところで、続いてはお中元と一緒に贈る手紙の書き方を例文付きでご紹介します。

上司や取引先などビジネスシーンで使える場合や、友達など親しい人に贈る場合など、手紙の書き方を相手別に分かりやすくご提案しますよ。ここで紹介する手紙の書き方を参考に、お中元と一緒に贈る手紙の文章を考えてみて下さい。

 

 

お中元と一緒に贈る手紙の書き方①両親

例文:梅雨が明け暑い日が多くなりました。
お父さん、お母さんは元気で暮らしていますか?
私たち家族は元気で過ごしています。
日頃の感謝を込めえてささやかではありますが、お中元を送ります。
暑い日が続きますが、お身体に気を付けてお過ごしください。

この例文はお中元と一緒に贈る両親宛ての手紙の書き方です。丁寧な言葉遣いなので、義理の両親にお中元を贈る手紙の書き方としても使える文章ですよ。

両親に手紙を贈る場合は、「お正月には家族で会いに行きます。」と言った次に会える予定を書くのもおすすめです。

 

お中元と一緒に贈る手紙の書き方②友達

例文:夏空がまぶしく感じられる頃となりましたが、いかがお過ごしでしょか?
さて、本日は日頃の感謝の気持ちを込めて、○月○日到着予定でメロンを別便で送らせていただきました。
ご家族で召し上がっていただけると嬉しいです。
時節柄、ご自愛くださいませ。

お中元と一緒に贈る親しい人や友達宛ての手紙の書き方を例文にしました。今回の例文では、傷みやすい果物をお中元の品として贈るため、お中元に手紙を同封するのではなく、事前に手紙を贈り、お中元の到着予定日をお知らせするのが好ましいですよ。

 

お中元と一緒に贈る手紙の書き方③上司

例文:拝啓
大暑の候、○○部長におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さてこの度、日頃の感謝の気持ちを表したく、ささやかな品をお送りいたします。
心ばかりのものではございますが、お受け取りいただければ幸いです。
これから暑さ本番ではございますが、どうかご自愛くださいませ。
まずは、ご挨拶まで。
敬具
令和○年○月○日
○○○○

例文は会社の上司や同僚など、ビジネスシーンで使える手紙の書き方です。「大暑の候」といった時候の挨拶を入れることで、季節感が出て素敵な手紙になりますね。

 

お中元と一緒に贈る手紙の書き方④取引先

例文:謹啓
盛夏の候、貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
早速ではございますが、ご挨拶を兼ねて心ばかりの品をお送りいたしました。
ご笑納いただければ幸いです。
今後とも変わらずお引き立ての程、よろしくお願い致します。
謹白
令和○年○月○日
株式会社○○○(会社名)
○○○○

この例文は、会社などで取引先宛てに贈る手紙です。ビジネスシーンでは、例文のように頭語と結語を入れるのがよいでしょう。

 

お中元と一緒に贈る手紙の書き方⑤短文

例文:
○○さんへ
心ばかりですが、お召し上がりください。
暑さが厳しくなりますが、毎日お元気でお過ごしください。
○○○○

この例文は、お中元と一緒に贈る短文の手紙です。家族や親友など親しい人へ手紙を贈る場合、日頃から連絡を取っていたり、よく会っていたりすると「お元気ですか?」という文章は必要ないですよね。

そんなときは、例文のような短文で簡単な文章もおすすめですよ。お中元を郵送する場合は、例文のような短文でもよいので手紙を一緒に贈りましょう。

 

お中元と一緒に贈る手紙の書き方のまとめ

お中元と一緒に贈る手紙の書き方を紹介しましたが、参考になりましたか?お中元の基礎知識を知ることで、マナーを守って相手に失礼なく、お中元を贈れますよ。また、お中元は親戚や友達はもちろん、ビジネスシーンなどたくさんの人に贈りますよね。

お中元を贈る一人ひとりにお手紙を書くのは大変ですが、この記事で紹介した例文を参考に書けば、スラスラと文章が書けるはず!お中元の品だけでなく、手紙も同封して日頃の感謝を言葉にしてみましょう。

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