万年床って何が悪いの?理由を知って毎日布団をたたもう!

布団を常に敷いている状態のことを、「万年床」と呼びます。ここでは、万年床にカビやダニが発生しやすい原因を踏まえ、布団を干せないときのカビ・ダニ対策を紹介します。

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万年床って何が悪いの?理由を知って毎日布団をたたもう!
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ライター

お掃除や料理の代行や片付け、衣類クリーニングなど、皆さまの生活に関わるサポートを「家事のプロ」たちで行っています。仕事の現場で培ったアイデアや情報など、プロのノウハウを皆さま向けに利用しやすくアレンジ、もしくはわかりやすくご紹介します。

布団を常に敷いている状態のことを、「万年床」と呼びます。たたんで押し入れにしまうのが億劫だったり、そもそも十分な収納スペースがなかったりなどの理由で、布団を敷きっぱなしの人もいるのではないでしょうか。

ここでは、万年床にカビやダニが発生しやすい原因を踏まえ、布団を干せないときのカビ・ダニ対策を紹介します。清潔な環境を保つために、毎日布団をたたみましょう。

万年床になってしまう理由は?

万年床になる理由は、ただ布団をたたむのが面倒というだけではありません。たとえば、収納スペースが無いという理由で、布団を敷いたままの人がいます。

ほかにも、押し入れやクローゼットなどの設備が元から無い、洋服や日用品のストックなどで収納場所がいっぱいという人もいるでしょう。また、布団を敷きっぱなしのほうが、いつでも寝られるので都合が良いという人もいます。

特に、仕事などで忙しく、帰宅後すぐに寝てしまう人などは、布団を敷きっぱなしの方が合理的と考えるかもしれません。このように、万年床になる理由は、人それぞれです。

 

万年床にカビやダニが発生しやすい理由は?


万年床は湿気が溜まりやすい環境です。したがって、湿気を好むカビやダニが発生しやすい状況といえるでしょう。

人間は寝ている間に、200ml程度の汗をかくといわれており、特に熱帯夜では、500ml以上もの汗をかきます。さらに、汗だけではありません。

暖かい布団と冷たい床の温度差で、結露が発生することもあります。乾燥しがちな冬でも、室内は十分加湿されているケースもあるので、油断しない方が良いでしょう。

加えて、布団を敷きっぱなしであれば、シーツも放置しがちという人も多いのではないでしょうか。皮脂などの汚れも、カビやダニの繁殖を助けます。カビやダニを放置していると、健康に悪影響が及びます。

加えて、フローリングや畳が傷むと、修繕費用を要求されることもあるでしょう。万年床はやめ、適時布団を干すなどしてカビやダニを防いでください。

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布団を干せないときにカビやダニを防ぐ方法1:すぐにたたまない

少しの工夫で、布団の風通しを改善でき、カビやダニ対策に役立ちます。まず、起きた直後に布団をたたむのはやめましょう。

見た目はきれいかもしれませんが、布団の中に湿気がこもったまま収納することになります。

起きてすぐ、掛布団と、可能であれば敷布団も椅子などにかけ、空気にさらしましょう。

そして、朝ごはんや身支度を終えた時点で、布団をたたむようにしてください。


 

布団を干せないときにカビやダニを防ぐ方法2:除湿対策をする


布団を外に干せなくても、布団の湿気を抑えることはできます。まず、すのこを使うという手があります。すのこの上に布団を敷くと、布団と床の間に隙間ができ、普通に寝ているときと比較して除湿効果が得られるでしょう。

なお、梅雨時などは、扇風機やエアコン、除湿機などで部屋の湿度を下げないと、ただ干していただけでは湿気が抜けません。そのようなときは、除湿マットを備えておくと良いでしょう。

除湿マットは、シリカゲルなど吸湿性にすぐれた素材でできています。消臭・抗菌などの効果があるものも多く、一枚敷くだけで寝心地が良くなります。

除湿マットが機能を発揮するには、適時乾燥させることがポイントです。除湿マットには水分吸収量を示すセンサーがついており、乾燥させる時期がわかるようになっています。

また、乾燥するには外に干すだけで良いので、手間はかかりません。適時メンテナンスをして、布団の湿気を取り除き、カビやダニを防ぎましょう。

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布団を干せないときにカビやダニを防ぐ方法3:布団乾燥機を使う


布団乾燥機は、高温風で布団を内部からしっかり乾燥させます。また、湿気を取り除くだけでなく、ダニ除去効果も期待できるでしょう。

ダニは50~60℃の熱に弱いことが知られており、乾燥機を使うことで効果的に駆除できると考えられます。なお、死んだダニも、人体に悪影響を及ぼします。乾燥後は掃除機をかけ、ダニの死骸を吸い取りましょう。

また、寝心地の良さもポイントです。布団乾燥機で温まった布団に入ると、心地よく眠りにつけるでしょう。

布団乾燥機はそれほど場所を取るものではなく、操作も簡単です。素早く布団を乾燥させたい人、温かい布団で眠りたい人は、布団乾燥機も検討しましょう。

 

布団を干せないときにカビやダニを防ぐ方法4:ベッドを検討する


思い切ってベッドを購入するのも良いでしょう。ベッドの布団は、そのまま敷いておいて問題ありません。ベッドにダニやカビが発生しにくい理由として、布団との構造の違いが挙げられるでしょう。

ベッドには脚がついており、床とベッドフレームやマットレスの間に隙間があります。また、厚みのあるマットレスは通気性にすぐれた素材でできていることが多いです。

仮に、マットレスの通気性に不安がある場合は、布団と同じように、除湿マットやすのこなどを敷くと良いでしょう。

なお、シーツやベッドパッドは適時洗濯することをおすすめします。これらの湿気と汚れを取り除くことで、清潔でサラッとした環境が保たれるためです。

 

毎日布団をたたんで収納!カビやダニを防ごう


万年床は湿気が溜まりがちです。カビやダニが発生しやすく健康によくありません。また、床にカビが生えれば、修理代として高額な費用を請求される場合もあるでしょう。

カビやダニを避けるには、布団を毎日たたみ、乾燥させることが重要です。布団をたたむ前に空気にさらしたり、除湿マット、布団乾燥機を使ったりして、湿気を取り除きましょう。

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