幸せな気持ちになれる素敵な花言葉を集めました。大切な人への贈り物選びにも◎

おしゃれで素敵なおすすめの花言葉

花にはそれぞれ花言葉があります。その昔フランスやイギリスでは貴族階級の人々が、恋文と共に花言葉に恋心を重ねたお花を贈ったりしていたそう。ここでは、幸せな気持ちになれる素敵な花言葉を持つ花々を、季節ごとに見ていきましょう。

ご家族やお友達、恋人へのお誕生日に贈るお花を選ぶ参考にしてみてください。もちろん、プレゼントだけでなく自分自身のためにお花を買う時も、素敵な花言葉を持つお花を選んでも良いですね。

素敵な花言葉を持つお花《春》

春はたくさんの花々が咲き誇る季節。生命力の高まりを感じる人も多いことでしょう。花が少ない冬に比べると、風景に彩りを添えるおしゃれな春の花には、ポジティブなイメージの素敵な花言葉がいくつも見受けられます。

幸運を願うような素敵な花言葉はプレゼントにも最適です。おしゃれなインテリアにもなるネコヤナギの花言葉は「努力が報われる」。進学や進級、就職と新しい門出を迎える人にもおすすめのおしゃれで素敵な花言葉ですね。

 

 

ラナンキュラス「晴れやかな魅力」

薄い紙を重ねたようなラナンキュラスは、おしゃれな春の花。花色は、赤やピンク、白に黄、オレンジに紫と豊富です。見ているだけでも幸せな気持ちになるラナンキュラス全般の花言葉は「晴れやかな魅力」「光輝を放つ」ですが、花色ごとにも素敵な花言葉があります。

赤は「あなたは魅力に満ちている」ピンクは「飾らない美しさ」黄色は「優しい心遣い」紫は「幸福」です。プレゼントする場合は、花色ごとの花言葉もチェックしてみてください。

 

モモ「私はあなたのとりこ」

三月三日は、女の子の幸せを願うひな祭り。この時期に花をつけるモモにちなんで別名を桃の節句といいますね。濃いピンクの花色がおしゃれで可愛いモモの花にも、素敵な花言葉があります。

「私はあなたのとりこ」をはじめ「天下無敵」や「気立ての良さ」も、モモの花言葉です。春を代表する枝花として、時期が来るとお花屋さんの店頭にも並びます。モモは、黄色い花をつけるレンギョウなどと一緒に生けても素敵な空間になるでしょう。

 

カラー「華麗なる美」

春から初夏にかけて花期を迎えるカラーは、シュッとした姿が美しくおしゃれです。そんなカラーの花言葉は「華麗なる美」や「乙女のしとやかさ」。

花色は白が定番ですが、最近はピンクや紫、黄色などのバリエーションも増えてきました。白いカラーは純白のウエディングドレスを彷彿とさせることから「清浄」という素敵な花言葉がついています。ほかに、ピンクは「情熱」紫は「夢見る美しさ」黄色は「壮大な美」です。

 

素敵な花言葉を持つお花《夏》

続いてのおすすめは、夏に花期を迎えるお花の中から。夏の花の中には、ハイビスカスのように色鮮やかな花色を持つものが多くあります。ハイビスカスの花言葉は、「繊細な美」や「新しい恋」といった恋愛系の素敵な言葉です。

また、純白の花が鳥の鷺に見えることからその名がついたサギソウのような繊細な花も夏に花期を迎えます。サギソウの花言葉は「夢でもあなたを想う」。ほかには、どんな花言葉があるでしょうか。

 

ヒマワリ「私はあなただけを見つめる」

夏を代表する花の1つ、ヒマワリの花言葉は「私はあなただけを見つめる」。ヒマワリの花が夏の太陽の動きに合わせて花の向きを変えることから生まれた素敵な花言葉です。

他に「愛慕」や「崇拝」もあります。太くまっすぐ伸びる茎に大きな花を一輪つけるその姿にぴったりの花言葉です。ヒマワリ迷路も、夏のアトラクションとして人気がありますね。プレゼントには小ぶりの花を咲かせるミニヒマワリのブーケもおしゃれでおすすめです。

 

カキツバタ「幸せは必ずくる」

5月から6月の初夏に紫色の花を咲かせるカキツバタは、日本でも古くから愛されてきました。漢字表記は「杜若」や「燕子花」です。『万葉集』にも、カキツバタを詠んだ歌が7首収められています。

また、江戸時代に制作された尾形光琳による「燕子花図屏風」を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。そんなカキツバタの花言葉は「幸せは必ずくる」「幸せはあなたのもの」など素敵なものが多いのでおすすめですです。

 

ヒペリカム「きらめき」

肉厚の緑の葉に、鮮やかな黄色の花を咲かせるヒペリカム。花言葉は「悲しみは続かない」「きらめき」です。ヒペリカムは花が終わった後すぐ赤やオレンジの実をつけることから、この素敵な花言葉が生まれました。

人生は毎日がハッピーとはいかないもの。たとえ辛いことや悲しいことが起きても、その悲しみは長くは続かない、あとには楽しいきらめきが待っていると考えられたら少しは気持ちが楽になるかもしれません。プレゼントにもおすすめです。

 

 

素敵な花言葉を持つお花《秋》

続いてのおすすめは、秋に花期を迎えるお花の中で素敵な花言葉を持っているものです。秋の花といえば、キク。色も花姿も実にさまざまですが、花言葉は全般的に「高貴」「高尚」です。

花色別では、赤は「あなたを愛します」や「愛情」。白は「真実」「誠実」、ピンクは「甘い夢」となっています。どれも素敵な花言葉ですね。最近では、おしゃれなポットマムやスプレーマムといった洋菊もいろいろな種類が出ているのでおすすめです。

 

 

コスモス「調和」

漢字で「秋桜」と表記するコスモスも、秋のイメージが強いお花。コスモスにはおしゃれな花色のバリエーションが多くあり、それぞれの色によって花言葉も違います。

コスモス全般の花言葉は「調和」「謙虚」、そして「乙女の純真」。さらに、白は 「優美」「純潔」、オレンジや黄色は「自然美」「野性的な美しさ」です。黒いコスモスは、「恋の終わり」「恋の思い出」といった少し寂しい花言葉ですが、「移り変わらぬ気持ち」もありますよ。

 

リンドウ「悲しんでいるあなたを愛する」

紫色の花が印象的なリンドウにも素敵な花言葉があります。それは、「悲しんでいるあなたを愛する」というもの。リンドウの花姿から、悲しみに耐えている様子を連想させる花言葉が生まれたのでしょう。

大切な人が悲しい気持ちでいるときに、そっと寄り添う想いを託してリンドウのアレンジメントをプレゼントしても素敵です。リンドウは和を感じさせるので、高齢の方にもおすすめ。他に 「満ちた自信」という花言葉もあります。

 

ヘリクリサム「いつまでも続く喜び」

和名では「麦藁菊（ムギワラギク）」とも呼ばれるヘリクリサムは、初夏から秋にかけて開花時期が長いお花です。こちらの花言葉は「いつまでも続く喜び」。

ヘリクリサムの花びらはもともと水分が少なくパリパリしたテクスチャーであることから、この花言葉が生まれたそうです。ドライフラワーにしても色あせず、光沢もそのままキープします。喜びを感じている気持ちをおしゃれに伝える方法として、素敵な花言葉を利用してみませんか。

 

素敵な花言葉を持つお花《冬》

続いては、素敵な花言葉を持つ冬のお花。室内で育てる鉢植えの花の中にも冬を代表するものがあります。シクラメンの花言葉は、全般的には「内気」「はにかみ」。クリスマスローズは「私の不安を和らげて」です。

庭木のツバキは「美徳」サザンカは「困難に打ち克つ」といったように、冬の厳しい寒さに耐える姿から生まれた花言葉になっています。ほかにも、季節を彩る鮮やかな花色が印象的なお花をおすすめしていきましょう。

 

プリムラ「青春の恋」

冬から春にかけて、カラフルな花色で楽しませてくれるプリムラ全般の花言葉は「青春のはじまりと悲しみ」「青春の恋」という、どこかノスタルジックで素敵な言葉です。プリムラにはいくつものおすすめ品種があります。

花びらに切れ込みが入ったプリムラ・シネンシスは「永遠の愛情」、大き目の花がおしゃれなプリムラ・オブコニカは「青春の美しさ」、小さめの花が素敵なプリムラ・ジュリアンは「青春の喜びと悲しみ」です。

 

アングレカム「いつまでもあなたと一緒」

続いてのおすすめは、星のような形の花を咲かせるおしゃれなアングレカム。マダガスカル島が原産の珍しいお花です。開花時期は11月から2月とまさに冬の花。花色は乳白色や淡いグリーンになります。

そんなおしゃれなアングレカムの花言葉は「いつまでもあなたと一緒」というロマンティックな印象の言葉です。また、「祈り」という花言葉もあります。どちらも、冬の夜空に輝く星のような花の形から生まれた素敵な花言葉ですね。

 

フクジュソウ「永久の幸福」

鮮やかな黄金色の花によって春の訪れを告げるといわれるフクジュソウも、素敵な花言葉がおすすめの冬のお花です。江戸時代から愛され、いろいろな品種が誕生しました。日本名のフクジュソウも漢字表記すると「福寿草」となりおめでたい印象がありますね。

素敵な花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」。新年にふさわしいポジティブで明るい言葉です。ただし、根と茎には毒があるので、口に入れたりしないように気を付けてください。

 

おしゃれで素敵な花言葉に想いを託して

おしゃれで素敵な花言葉を持つおすすめのお花を、それぞれの花期で分けて季節ごとに見てきました。花言葉に想いを託してプレゼントすると、押しつけがましくなく気持ちを届けることができるのでおすすめです。

おすすめしたお花は切り花だけでなく、枝物や鉢植えなどいろいろなスタイルで楽しめます。家族や恋人、友達など、大切な人たちへそっと寄り添ってあげたい時や心に秘めた想いを伝えたい時に、花言葉を利用してみませんか。

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