断捨離できない原因と解決法
年末の大掃除時期や引っ越しをする際などで、部屋を片付けるために重要になってくるのが断捨離を行うか否かということ。
最初からものが少ないミニマリストの方ならば問題ありませんが、きっと多くの方が部屋に物が多くて収納に困っていると思っていることでしょう。
そこで今回は「断捨離」についてご紹介します。断捨離をしなくてもできないという方は、これからご紹介する「断捨離ができない原因」と「断捨離をするコツ」をチェックしてください。
断捨離ができない原因
断捨離とはそもそも不要なものを手離し、物への執着から離れようとする思考のことを指すと言われています。つまり断捨離を行うことで、部屋全体がすっきりとするだけではなく心の整理がつくというメリットも生まれるのです。
これだけメリットがある断捨離ですが、「できない」と思っている方が多い…。そこでここでは、断捨離ができない原因をご紹介します。断捨離ができない原因を探ることで、自分自身にあった断捨離のコツを見つけることができるはずですよ。
原因①捨てるのがもったいないから
断捨離ができない1番の原因として、捨てるのがもったいないということが挙げられます。「これは高い値段で買ったからもったいない」「高級品だから捨てられない」と言って捨てないでいると、いつまで経っても部屋が片付けられることはありません。
捨て難い気持ちはわかりますが、置き場所に困るほど物が溢れてしまったら断捨離を行いましょう。断捨離を行うことで部屋が広くなり、豊かな暮らしをすることができるはずですよ。少し考え方を変えて「できない」から「できる」ようになりましょう。
原因②物に思い出があるから
お洋服や本など、その物に思い出がある場合、断捨離したいと思ってもなかなかできないですよね。他にも思い出のアルバムやお手紙など、見返すことはなくても思い出がつまっていて断捨離ができないということもあるでしょう。
無理に思い出の品を捨てる必要はありませんが、自分にとって不要と感じれば断捨離するのも1つの手です。写真やお手紙やスキャンしてデータ化すると場所をとらずに保存できるので、部屋が物で溢れて困っているという方にはおすすめです。
原因③まだ使うと思っているから
断捨離できない人の多くは、部屋にある物を「まだ使うかもしれない」と思っていることが多いです。そのため断捨離しなくてもできないパターンに陥ってしまいます。
部屋の中になんの付属品かわからないケーブルや充電器はありませんか?そういったものは「いつか使うかもしれない」と思って取っておいてしまいがち。
しかし大抵の場合、使わずにスペースをとるだけの存在になってしまいます。部屋の片付けがしたいのなら、「使うかもしれない」の思想は1度手離しましょう。
原因④人からもらったものだから
友人やお世話になった方や恋人などからプレゼントされたものだと、断捨離しようと思ってもなかなかできないということもあるでしょう。自分で購入したものならまだしも、人からもらった物を捨てるなんてできない!と考えている方も少なくないでしょう。
しかしそうしたプレゼントの類が置き場所に困って収納スペースから溢れ出てしまっては、豊かな暮らしを実現することはできません。ある程度は取捨選択をして部屋を片付けることをおすすめします。
原因⑤片付けるのが面倒だから
断捨離できない人の中には、そもその片付けをするのが面倒という理由から断捨離ができないと思っている方もいます。確かに部屋の片付けは正直言って面倒臭いもの。時間も労力もかかることから、部屋の掃除を後回しにしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしそれでは暮らしのレベルが下がってしまいかねません。どうしても面倒という方は、簡単にできる収納術や片付け術がありますので時間があいたときにぜひとも実践してみてください。
「断捨離できない」からできるようになるコツ
断捨離をすると生活スペースが広くなり、暮らしがより一層豊かになるでしょう。さらにそれだけではなく断捨離をすれば、物への執着心が薄れて精神面も穏やかになることでしょう。つまり断捨離をすることで得られるメリットはたくさんあるということなのです!
断捨離ができないと困っている方はこれからご紹介する断捨離のコツをチェックして、少しずつ断捨離を行っていきましょう。断捨離ができないと思っている方でも、簡単にできるようになる方法をご紹介しますよ。
コツ①1年使わなかったものは捨てる
1年以上使用しなかったものをどんどん捨てていくと、自然と断捨離ができるようになります。例えば使用していない古い家電や、流行からはずれたお洋服など、1年以上使用していなかったら潔く手離すと部屋が片付いていきます。
そうすると収納スペースにあった無駄なものがなくなり、収納スペースを有効活用することができますよ。部屋をきれいにしたいと思ったら、まずはこの「1年使わなかったら捨てる」というルールを設けて、断捨離を実践してみてください。
コツ②順を追って断捨離する
断捨離を行うにはある程度の手順があります。片付けが苦手で断捨離ができないという方はその手順を参考にして断捨離を行ってみてくださいね。まず断捨離したいエリアやジャンルのものを1度広げます。広げたものの中から「使うもの」「要らないもの」「要らないけど捨てられないもの」に分けましょう。
要らないものは捨てて、要らないけど捨てられないものはゆっくりと時間をかけて再び「使うもの」「要らないもの」で仕分けて断捨離を行っていくことをおすすめします。
コツ③売れそうなものは売る
捨てるのがもったいないという気持ちから断捨離ができないという場合は、不要なものを売るという方法をおすすめします。人気ブランドのお洋服や美容家電などは状態が良いと高く買い取ってもらえることもあるので、予想外の収入をゲットすることもできるでしょう。
ものを捨てるのはなんだか申し訳なくてできないという方も、「売る」という選択肢を持つことで罪悪感なくものを手離すことができるでしょう。リユースは地球に優しいエコな活動なので、断捨離方法として特におすすめです。
コツ④ときめかないものは捨てる
「まだ使うかもしれない…」と思って断捨離できないという方は、自分の心がときめかないものは捨てるという方法を実践してみてください。お部屋にある本やお洋服やインテリア雑貨などの中には、あまり気に入ってないけどとりあえずとっておいてあるというものがあるかと思います。
この「あまり気に入ってないもの」を部屋に置くこと自体がもったいない!自分の心がときめくものだけを置いて、素敵な部屋づくりを目指しましょう。そうすれば暮らしがもっと豊かになりますよ。
コツ⑤無理に全て手放そうとしない
断捨離できない人の中には深層心理で「物がかわいそう」と思っていることから断捨離ができないという場合もあるでしょう。そういった思いがあるのにも関わらず無理に断捨離をするのは、心に負担をかけてしまいかねませんのであまりおすすめはできません。
だからこそ無理にものを手離すのではなく、「もうこの物は役目を終えた」と思うものから断捨離を行うと良いでしょう。物を大事にできるのは素晴らしいことです。ご自身の感情を否定せずに断捨離を行ってくださいね。
断捨離できない原因や解決法まとめ
断捨離できないという方に向けて、断捨離できない原因や断捨離ができるようになるコツをお伝えしました。
断捨離ができないのはそれだけものに愛着を持ち、ものを大事にすることができる優しい心を持っているということです。ですので無理をしてまで大切にしているものを捨てる必要はありませんよ。
ただ生活スペースに溢れるほどものがいっぱいになっている場合は、1度断捨離を行うことをおすすめします。それだけで暮らしの空間にゆとりが生まれて、心も穏やかになりますからね。
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