雪に関連する言葉はこんなにもおしゃれで美しい。その意味も合わせて知りたい表現

日本には四季があり、それぞれの季節で趣を見せてくれます。なかでも冬の雪の時期には素敵な表現が多いのが特徴です。雪に関連するおしゃれで美しい言葉をまとめました。手紙や俳句などさまざまな場面で織り込んでみてはいかがでしょうか。

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雪に関連する言葉はこんなにもおしゃれで美しい。その意味も合わせて知りたい表現
たがめかめの

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ライター

子育て完了期からの卒母宣言を検討している40代主婦です。スタイリッシュな生活にあこがれています。ライター歴14年、あらゆる引き出しから情報を皆様にお届けします!

雪を表現する美しい言葉を知ろう

四季を彩る言葉で「雪」を表現する言葉や関連する言葉は日本にはたくさんそろっています。世界でも雪が降る地域が多く、雪を表現する言葉に冬のワクワク感や寒い冬の生活を垣間見ることができます。

これらの言葉の意味を知ることで、言葉の美しさやおしゃれな感覚を養うことも可能です。

ここでは日本や世界で表現される雪に関連する言葉や雪を表現する言い方についてまとめました。ロマンチックな冬の風景を連想してみてくださいね。

雪に関連する言葉《日本》

雪に関連する言葉《日本》

日本国内は雪の時期が長く、地域によっては「豪雪地帯」とされる地域もあります。今だからこそ除雪や融雪がなされていますが、古い時代には暗く寂しい雪の時期を楽しく過ごすために、美しい言葉でしのいできたのではないでしょうか。

冬の時期にしか感じることができないおしゃれな言葉に触れてみると、寒く冷たいだけの雪のイメージが180度変わります。意味も併せて知ると、その美しい様子も想像できることでしょう。優美な雪の時期を楽しむきっかけにして下さいね。

 

 

花に見立てた美しい言葉

【瑞花(ずいか)】豊年を予兆とするおめでたい花

出典:topic.life-ranger.jp

冬の厳しい寒さが、春や夏の恵みを生み出すこともあります。雪の結晶は気温が低いほど美しい形を作り出します。また、雪が多く積もるほど春の雪解け水が田畑をしっかり潤してくれることでしょう。

瑞花の雪は春以降の豊年を予言するおしゃれな言葉で、農作業をしている人にとって良い兆候の意味があります。寒い冬、多い雪は生活の不自由さをばかりが先行してしまいますが、「あと少し」といったゴールの先を見せてくれるものでもあります。

 

言葉を聞いただけで想像ができる雪

【淡雪(あわゆき)】うっすらと積もってすぐに消えてしまうことを表現

出典:topic.life-ranger.jp

淡雪という言葉は春の始まりに降る雪であることを想像させてくれます。気温が少し上がったころ、ふんわりと降るけれど地面に積ることはなく、うっすら白くなったかと思えば、すでに地面の色に戻ってしまう感覚です。

よく目を凝らしてみると、黄色いフクジュソウの花が開いているということも。春の足音が遠くから聞こえてくるかもしれないと、春へ向かう期待が高まる言葉です。日本の雪を表す言葉はいろいろな表現があって美しいですね。

 

夕暮れの闇とのコントラストが浮かぶ言葉

【暮雪(ぼせつ)】夕方降る雪、または夕方に見る積雪

出典:writersskill.com

冬の時期の夕暮れは早く、夕焼けを楽しむ間もなく暗くなってしまいます。闇に包まれる瞬間に浮かび上がる白いふんわりとした雪といった、日本古来の美しい風景を想像できることでしょう。

積雪も同様、ほのかに輝くように浮かび上がる様子と、街灯に照らされて反射する様子も同時に思い浮かべられるのではないでしょうか。

雪の日の外の寒さが際立つおしゃれな言葉ですが、同時に暖かな家の中のことも想像できる素敵な言葉です。たった二文字の言葉からさまざまなストーリーが沸き上がります。

 

雪が積もるさまを意味する日本の言葉

【綿帽子(わたぼうし)】樹木などに積もった雪の様子

出典:www.i-nekko.jp

山などに生える背の高い木に積もる雪は、綿を帽子のようにかぶせたように見えることからこう呼ばれます。もともとは婚礼衣装の「綿帽子」に由来しているようです。無垢なイメージが重なり、日本の冬を想像できるおしゃれな言葉ではないでしょうか。

このところでは、洋風なデザインの和装も増えており、婚礼衣装に綿帽子を被る花嫁さんも増えています。清らかで周囲をすべて白くしてしまう雪を表現する言葉は、こんなにも美しいのかとため息が出てしまいそうです。

 

気温が低く寒い日に見られる美しい雪

【風花(かざはな)】晴れた空から、はらはらと舞い落ちる雪

出典:writersskill.com

からっ風に乗って、軽くふんわりとした雪が舞い落ちてくることがあります。はたから見ると、花びらが舞い落ちるように見えることから「風花」と呼ばれます。ふんわりとした雪が風に乗って飛んでくる日は気温が低く寒いのが特徴です。

雲が厚く垂れこめている日にも同様の現象が見られますが、どちらかといえば、青空に浮かぶ雪のほうが似合うでしょう。冬の日特有の乾いた強い風が吹くと、おしゃれな風花を期待したくなるかもしれませんね。言葉の意味を知ると雪のタイミングも待ち遠しくなります。

 

雪にも負けない強さを表すことわざ

【柳に雪折れなし】柳のように一見弱そうに見えるものでも、柔軟性のあるものは堅いものよりも強い

出典:writersskill.com

雪は単体で見ると軽いものです。手のひらで溶けてしまうほどはかないものですが、それが積もると重さを感じられるものに変わります。車や家をつぶすことも容易です。もちろん木も倒してしまいます。

しかし、柳の木のしなやかさは多くの積雪にも耐えられるほどの柔軟性を持っています。春にはしなやかな枝先から葉が芽吹きます。雪のような重さにも耐えられるしなやかさを持ちなさいといった意味にとらえられます。雪のたとえ方だけを切り取ると面白いですね。

 

雪の別名を指すおしゃれな言葉

【不香の花(ふきょうのはな)】 雪の別名で、『香りのしない雪』という意味。

出典:karens8.com

かっこいい響きの言葉です。雪を花に見立てた言葉の種類の中でも、静けさや凛としたたたずまいなどがこの言葉から感じられるのではないでしょうか。香らない花は気づかないうちに驚くほどの高さに積もります。

しかし、この言葉の響きから推察すると水気を含んで重く沈む雪ではないでしょう。さらさらと軽く空気を含みながら積もっていくようなさまが想像できます。このような雪の表現も、とてもおしゃれですね。雪の季節に住む先人たちの機知に富んだ思考が垣間見られます。

 

雪に関連する言葉《世界》


世界でも雪の美しさや寒さを表すおしゃれな言葉が多くあります。日本の四季とは異なる部分もありますが、世界でも雪が降る地域は多いです。北欧などでは冬の時期は日照時間が短いなどの弊害はありますが、楽しい生活を送るすべを身に着けています。

こういった生活の中で生まれた世界の「雪」を表現する言葉を紹介します。日本との雪に対する意識の違いがあるかといったところも読み解いていくと、言葉の意味が深く伝わることでしょう。

 

 

美しいものを総称した言葉

【雪月花(せつげつか)】自然の美しい景物を指す語 白居易の詩「寄殷協律」の一句

出典:www.tutitatu.com

冬の雪、宵の月、四季折々の花、いずれも美しいものを指しています。「雪月花時最憶君」という漢詩が由来で、意訳になりますが「美しい雪や月、花を見たときにあなたのことを思い出す(でもあなたの美しさとは比べ物にならない)」といった内容の意味を持ちます。

とてもおしゃれでロマンチックな言葉ですね。漢詩ですが、日本でも美しいものを例える言葉として根強く残っています。雪を表す美しい言葉は日本に限らず、世界共通の言葉ですね。

 

北欧ならではの雪を示す言葉

【Loska(ロスカ)】フィンランド語で「溶けかけの雪」という意味合いを持った単語。

出典:projectnord.jp

フィンランドの気候でしか表現できないおしゃれな言葉です。雪の時期は過ぎてもなかなか気温が上がらないフィンランドでは、Loskaな状態が続きます。天気は雨なのに地面が凍っているため、氷に変化しまうこともあるようです。

日本ではなかなか想像がつきにくい言葉ですが、こうして意味を知ると世界の雪の状態に興味がわいてきますね。北欧の冬は長く、生活を楽しむための知恵が多いのが特徴です。日本でもおしゃれな北欧ブームが到来してからずっと根付いていますよね。

 

世界の「白雪姫」の素敵な呼称

白雪姫はlumikki(ルミッキ)と言います。

出典:linnameigetz.com

白雪姫は、童話の中のプリンセスですよね。フィンランドでは「lumi」は雪を意味する言葉です。lumikkiという言葉にすると、「雪の中の少女」という意味にもなるようです。まさに白雪姫を意味するおしゃれな言葉ですよね。

余談ですが、フィンランド語の「lumi」はひとひらの雪を指します。雪が降ることを「Sataa lunta(サタールンタ)」といい、lumi(単数)が決まった形や数量をもたない形で降るさまを表すよう、「lunta」という単数分格系へ変化させています。

 

フランス語の「雪」は女性名詞

neige(ネージュ)はフランス語で「雪」を意味する女性名詞です。

出典:bibliette.com

フランス語の名詞には必ず「性別」を意味する定冠詞が付きます。雪は、女性名詞であり「la neige」です。単語の意味によって「性別の区別」がつくものではなく、文法的な決まり事で単語の語尾の読み方によって機械的に分類されています。

世界では雪男(イエティ)などの不思議な伝説がありますが、日本では「雪女」など雪と女性が結び付けられることが多いですね。こういったイメージから男性名詞・女性名詞について誤解をしがちなので注意が必要です。

 

世界共通の物体「雪だるま」を意味する言葉

「雪だるま」はフランス語で、bonhomme de neige(ボノム ドゥ ネージュ)と言います。

出典:bibliette.com

日本でも丸めた雪を重ねて達磨の形にする「雪だるま」が古くから存在しています。冬の風物詩ですよね。フランスでもおしゃれな雪だるま文化があり、ニンジンで作られた高い鼻と小さめの頭が特徴的です。

また頭には、常緑樹の葉や枯れ木で模された髪の毛が作られるほか、帽子をかぶせてもらうものも見られます。「雪(で作られた)坊や」といった意味合いがあることがです。世界の雪だるまを示す言葉にも興味がわいてくることでしょう。

 

思春期と雪は似ている問題

Snow and adolescence are the only problems that disappear if you ignore them long enough.(雪と思春期は、充分長い間無視していれば消える唯一の問題だ)
Earl Wilson (アメリカのコラムニスト/ジャーナリスト)

出典:www.brainyquote.com

日本でも思春期にある子供の気持ちがわからない!と悩む親御さんが見られます。この言葉では、思春期を「雪」に見立て、時がたてば何事のなかったかのように氷解すると説いています。雪の時期は長く続かない、雪が消えるように、時がたてば子供も大人になるという意味です。

日本の文化では想像もつかないようなおしゃれな響きですが、子供の思春期は長く続くことが多く、「充分長い間」が歯がゆく思えるのが親心です。わかっているけれど、苦い思いを抱く親もいるのではないでしょうか。

 

雪はなくてはならないものを意味することわざ

雪のない冬、太陽のない春、そして仲間のいない幸せは存在しない。
韓国のことわざより

出典:english.chicken168.com

韓国のことわざです。冬には雪がつきもので、雪が降らない冬は異常気象ともいえるでしょう。日本でもそうですよね。太陽がない春も存在しません。「仲間がいない(という現実で感じる)幸せ」なんてありえないでしょう。

自ら周りとの関係を拒む人も見られますが、人は支えあって生きています。韓国の文化では、人とのつながりをとても大切にしますよね。雪はなくてはならない存在であることを感じさせられる言葉です。冬の寒さにも恵みが詰まっているのです。

 

雪を表現する言葉まとめ

雪に関連する言葉を日本や世界に視野を向けてピックアップしました。おしゃれな意味の言葉が多く、「寒い、冷たい、深い」といったネガティブな気持ちを払拭してくれるものとして受け止められていることがわかります。

このほかにも雪を意味する別名を含め、たくさんの言葉があります。雪を待つ秋から冬の時期にかけて探してみてはいかがでしょうか。冬の時期を温かく過ごすためのヒントが見つかるかもしれません。また雪の気配に心が躍ることでしょう。

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