ほこりの掃除方法。部屋のほこりを減らす対策・予防法を解説

ほこりを放置しているとアレルギー性鼻炎や喘息を引き起こす可能性があります。ほこりが溜まりやすい場所や、場所別に効率的なほこり掃除方法や必要な道具、部屋にほこりを溜めない予防方法を解説します。

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ほこりの掃除方法。部屋のほこりを減らす対策・予防法を解説
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お掃除や料理の代行や片付け、衣類クリーニングなど、皆さまの生活に関わるサポートを「家事のプロ」たちで行っています。仕事の現場で培ったアイデアや情報など、プロのノウハウを皆さま向けに利用しやすくアレンジ、もしくはわかりやすくご紹介します。

ほこりの掃除方法。部屋のほこりを減らす対策・予防法を解説

ほこりの掃除方法

ほこりを放置しているとアレルギー性鼻炎や喘息を引き起こす可能性があります。ほこりが溜まりやすい場所や、場所別に効率的なほこり掃除方法や必要な道具、部屋にほこりを溜めない予防方法を解説します。

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ほこりが溜まりやすい理由

ほこりの掃除方法2

ほこりの正体、ご存知ですか?ほこりは、繊維や紙のくず、ダニ、砂埃や花粉など色々なものが混じり合って溜まっていきます。原因別にどこからやってくるのか見てみましょう。

 

繊維や紙のくず

繊維のくずは、布製品から発生します。寝具や布製ソファー、カーペット、カーテンなどが原因になります。紙のくずは、本や雑誌、新聞、書類から発生します。

 

ダニ

人の皮脂や髪の毛をえさに、ダニは家の中ならどこでも発生します。

 

花粉や砂埃

窓から入ってきたり、外出時に外から持ち込んだりします。このように、ほこりは日々の生活の中にあるものが原因となって出てきます。そのため、掃除をしてもどんどん溜まっていってしまうものなのです。

とはいえほこりが出てしまうことはやはり仕方がないこと。原因と対策をより詳しく学ぶには以下のコラムを参考にしてみてください。

★あわせてこちらをご覧ください

原因と対策を知ってホコリのない生活を♪効果的な掃除方法もご紹介!

 

ほこりが溜まりやすい3つの場所

部屋の隅

特にほこりの溜まりやすいのが、部屋の隅のほう。人が動き回る部屋の真ん中あたりで舞い上げられたほこりは、部屋の隅のほうに溜まっていきます。

何も置いてないのであれば、フロアワイパーなどでサッとお掃除できますが、ベッドや机などが置いてある場合は掃除がしにくく、ほこりが溜まりがち。

 

コンセントの差し込み口

またこの部屋の隅のあたりというのはパソコンやテレビなどのコンセントが密集しやすいところでもあります。

気をつけたいのは差し込み口から抜けかかっているコンセントにほこりが溜まってしまうこと。ここに溜まったほこりに湿度が加わると、漏電し発火の恐れがあり大変危険です。

これを「トラッキング現象」といいますが、ひどいときは火災に繋がることもあります。テレビ台の裏などは特に日常的にお掃除をすることが少ないところですが、定期的にほこりを取り除くことが大切です。

 

タンスや冷蔵庫の裏や側面

そして、特にやっかいなのは、重たいタンスの後ろや側面に溜まるほこり。これはタンスを移動しない限り掃除をするのは難しいですよね。

同じように冷蔵庫の後ろや玄関の靴箱の後ろなど、重たくて移動が大変なものの後ろにはしっかりとほこりが溜まってしまっています。

こういった重いものを移動させての掃除というのはなかなか自分一人では難しいもの。年に一度の大掃除の時まで放置されがちです。

こんな一人では大変なお掃除も、ハウスクリーニングに頼むと良いでしょう。タンスの後ろにコンセントがあって、延長コードが差してあるという人は特に気をつけてお掃除をしたいものです。

 

ほこり掃除のコツ

ほこりを撃退するには、まずほこりの性質を知ることが大切です。ほこりの特徴は「空中に舞いやすい」「静電気に付きやすい」「物に付きやすい」ということ。これらを上手に利用して、効率よく掃除していきましょう。

 

ほこり掃除は朝一番か帰宅直後がベストタイミング

ほこりは空中に舞いやすいため、人が部屋の中で動き回っている日中は掃除をしても取りきれません。ほこりが下に落ちてきた状態の朝一番か外出後に掃除をすると、より多くのほこりを取り除くことができます。

 

掃除をするときは換気をしながら

窓を閉め切った状態で掃除をしても、ほこりを舞いあがらせるだけです。窓を開けて空気の流れを作り、掃除で舞い上がったほこりを窓から追い出すようにしましょう。

 

掃除は上から下に

ほこりを取り逃さないよう、掃除は上から下に進めるようにしましょう。また、ほこりは静電気や物に付きやすいという性質があります。

床を掃除する前に、棚や電化製品のほこりをモップでゆっくりと優しくからめとりましょう。足元の床掃除は最後に行います。

 

掃除機の前にフロアワイパーを活用する

掃除機は排気が出るため、ほこりを撒き散らしてしまう可能性があります。掃除機をかける前にフロアワイパーでほこりを取っておきましょう。

その後に掃除機で大きなゴミを吸い取っていくと、床のゴミをきれいに取り除くことができます。

 

ほこり掃除は最後に水拭き

掃除機まで終わったら上から下に向かって水ぶきをします。少し面倒ですが、水ぶきまで行うと完璧にほこりを除去することができますね。

天井のほこりはどのようにしてお掃除すれば良いのでしょうか?

床のように気軽に掃除できる場所ではないため、どんな風に掃除したらいいのか分からない人のために、天井の掃除の方法を順を追って解説していくコラムをご紹介します。

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天井にもホコリがたまる? 天井の掃除方法を解説

上記のほこり掃除のコツを踏まえてエアコンにもホコリがたまりやすいポイントがたくさんあるのをご存知ですか?

日頃から注意が必要なのでこちらの記事ではエアコンから出るほこりの原因と対策を紹介します。

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エアコンがホコリ臭い?万全なエアコンのホコリ対策で年中快適な生活環境

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場所別のほこり掃除の方法

家電の裏のほこり掃除はドライシートを使おう

ほこりの掃除方法3

モップの先につけてササっと使える「ドライシート」は家電の裏のほこり掃除にぴったりです。掃除機だと取れきれないほこりも、奥までほこりを立てずに綺麗にできます。

もはや生活の一部となっているテレビ。テレビを消したときに画面の手垢やホコリが気になったことはありませんか?

そんな時にご家庭にある道具でキレイにテレビ本体からリモコンの掃除方法をこちらのコラムで詳しくご紹介しています。

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気が付いたらホコリだらけ!今すぐ出来るテレビの掃除方法とは

 

コンセントや電源プラグのほこりは軍手を使おう

ほこりの掃除方法4

軍手を使うことでコンセントや電源プラグについたホコリを簡単に取ることができます。細かい場所のホコリを指先でしっかり取ることができるからです。

 

棚の上や中のほこりはハンディモップを使おう

ほこりの掃除方法5

棚の上や中もホコリが溜まりやすいので掃除機ではなくハンディモップを使うと掃除が楽です。水拭きだとホコリが残るので、掃除の時は乾いた状態ですることがポイントです。

 

網戸のほこりは水洗いがおすすめ

ほこりの掃除方法6

網戸は外のほこりも中のほこりも付着しますから、気が付かないでいると真っ黒になっていたりします。簡単なのは、網戸を外して庭などで水洗いしてしまうこと。

汚れが落ちにくい場合は住居洗剤を吹きかけてブラシやたわしでこすり洗いすると良いでしょう。このように水洗いしてしまえば、網の部分だけでなく、アルミ枠の部分もきれいさっぱり汚れが落ちて気持ちがいいです。

★あわせてこちらをご覧ください

とっても簡単!網戸掃除の方法とは?必要なものと手順

 

サッシのほこりにはお湯をかけて拭き掃除

ほこりの掃除方法7

また、サッシのレール部分もほこりが溜まりやすい場所です。放っておくと雨などの水分を含み、ほこりが固まってしまうこともあります。

割り箸にいらなくなったタオルを巻き付けたものなどで掃除をすればきれいになります。もし汚れが固まってしまっていたら、熱めのお湯を流し、固まった汚れをゆるめてからお掃除をしましょう。

ドライバーでガリガリとやるよりも簡単に汚れが取れますが、窓サッシを簡単に掃除できる方法はこちらのコラムでご紹介しています。

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窓サッシの簡単掃除方法を伝授!

 

玄関でのほこり掃除にはちぎった新聞紙を使おう

ほこりの掃除方法8

玄関のお掃除は濡れた新聞紙をちぎって玄関に撒いてから掃き掃除をしましょう。ほこりも泥汚れも新聞紙に付着しお掃除が楽になるだけでなく、土ぼこりが舞い上がるのを防ぐため、室内を汚すことがありません。

 

部屋にほこりを溜めない予防方法

モップがけから掃除機、水ぶきまで毎日出来れば一番ですが、仕事や家事、育児でできない人もいるでしょう。

そのため、出来るだけほこりを溜めないようにすることも大切です。ほこりの溜まらない部屋を目指すには、次の点を気を付けてみましょう。

 

ほこりが溜まらないよう換気をしっかり行う

外出時間が長かったり冷暖房をかけていたりすると、窓を閉め切ったままにしてしまいがちです。

そうすると、家の中にほこりがどんどん溜まっていきます。定期的に窓を開けて空気の流れを作り、ほこりを家の外へ追い出してください。

 

棚などに物を並べない

写真や雑貨、観葉植物など、かわいいものやおしゃれなもので部屋を飾るのはとても楽しいですね。しかしほこりを溜めないという点で見ると、物はできるだけ置かない方が良いでしょう。

ほこりは物に吸着しやすいですし、飾りが多いと掃除もしにくくなります。必要なもの以外は引き出しや蓋付きの入れ物にしまうと、ほこりの発生を防ぐことができます。

 

布製製品を減らす

繊維のくずを出す布製製品を減らすと、ほこりの量も格段に減ります。ソファを革製のものに変えたり、カーペットやクッションを処分したりすると良いでしょう。

カーテンや寝具などなくすことのできない布製品は、こまめに洗濯をすることが大切です。

 

帰宅前に外で体をはたく

外から帰ってきた体には、思った以上にゴミが付着しています。玄関を開ける前に体をはたき、ほこりや花粉などを落とすようにしてください。上着やマフラー、帽子などは、玄関の外で脱いではたくようにすると、より効果的です。

 

ほこりを溜めない家具の配置

家具の配置はいったん決めてしまうと移動が難しいものです。ですが、先に述べたように移動しにくいタンスの後ろにコンセントの差し込み口がある場合などは配置換えを考えても良いかもしれません。

 

テレビやソファはコンセントに被せない

コンセントの差し込み口にものを配置してしまうということは結構あるもので、ソファやテレビなどもその代表。

配置を変えたくないからと延長コードを使っている人もいますが、コードが抜けかかっていても気が付くことができないので、できればコンセントの差し込み口はいつも見えるようにしておくことが安全に繋がります。

 

コレクション棚も扉付きが◯

同じように細かいオモチャやお皿などのコレクションの飾り棚なども、扉つきのものを選べばほこりをためることがありません。

こまごまとしたものは特にほこりがついてもひとつひとつ掃除していくのは大変ですからほこりがつかないようにすることが時間と労力の節約になります。

また、家具の下にほこりが溜まるのが気になる人は、足つきの家具を選ぶようにしましょう。移動しなくても家具の下の掃除がしやすくなります。

ハウスダストの性質を利用した上手な掃除の仕方をこちらのコラムでご紹介しています。ハウスダストを除去して、気持ちの良い居住空間を作っていきましょう。

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ハウスダスト対策には正しい掃除を!ハウスダストの正体とは?

 

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