エアコンの前面パネルとは、エアコンの正面についているカバーのことです。前面パネルを外すことにより、中のフィルターを外すことができます。今回はエアコンの前面パネルの外し方と、前面パネルのお掃除方法をご紹介していきます。
お掃除する前に
お掃除を始める前には必ず運転を止め、電源プラグを抜いておきます。そして、本体表面に掃除機をかけておきましょう。ホコリを掃除機で吸っておく事で、前面パネルを外した時にホコリが降ってくるのを防ぐ事が出来ます。ハンディタイプの掃除機があると便利ですね。
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自分でできるエアコンの前面パネルの外し方
フィルターと前面パネルの外し方、ルーバーの外し方
普段のお掃除は、前面パネルを開閉位置まで開けて、フィルターを外して洗いますよね。可能であればそのままパネルやルーバーも取り外して洗ってみましょう。
パネルの取り外し方は機種によりますので、取扱説明書を読んで、エアコンのカバーを完全に開け、左右の接続部分から順に外しましょう。また、フィルターも取り外してこの機会に掃除をしてしまいましょう。
多くの場合、エアコン本体の左右に手をかける出っ張りなどがありますので、そこに手をかけて止まる位置までパネルを上げます。ここでフィルターを取り外します。
フィルターを外したら、パネルを右(または左)にずらしたり、もしくは少したわませるようしてストッパーから外し左右順番に外します。(取扱説明書に従ってください)
無理に力を入れて外そうとすると、破損してしまう可能性があるので、難しいと思ったら開けるのは開閉位置までにして表面を拭くなどにとどめましょう。上手く前面パネルを外せたら、次はルーバーも外してみましょう。
ルーバーとは、エアコンの風の吹き出し口についていて、風向きを変えるための羽のことです。こちらも右(または左)にずらしたり、少したわませたりしてストッパーから外し、左右順番に外します(取扱説明書に従ってください)。難しい場合は無理に外さずに、取り付けてある状態のまま表面を拭くなどしましょう 。
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前面パネルが外せない時は
エアコンの種類によっては、前面パネルが簡単に外せないものもあります。また、分解できたのはいいが、元に戻そうとしてもうまく嵌められないということも。そんな時は、無理に外そうとせず、布などで全体を乾拭きしホコリを落とすだけにしましょう。
どうしても気になる汚れを落としたい時は、プロのクリーニングにお任せ下さい!ご家庭では困難な分解洗浄まで、徹底的に行ってくれますよ。
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前面パネルを外した後の掃除方法
石鹸・重曹
- 前面パネルを取り外します。
- 布などで前面パネルを拭き、ホコリを落とします。
- 石鹼をつけて泡立てて、重曹を振りかけたスポンジなどで汚れを擦り落とします。
- 水ですすぎ、布などでよく拭いて仕上げます。
- パネルを元に戻し、電源を入れ乾燥運転(20~30分の送風運転)をして終了です。
パネルを取り外して運ぶ時は慎重に、壁などにぶつけたりしないように注意しましょう。プラスチックのツメなどが割れてしまったりする可能性があります。
全体を布などで拭いたら、スポンジを泡立てて軽く擦れば綺麗になります。洗い流す時は浴室でシャワーを使えば簡単です。
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水洗い
- 取り外した前面パネルを浴室等に運び、シャワーで汚れを落とします。
- 落ちにくい汚れは使い古しの歯ブラシなどで優しく擦り洗いしましょう。
- パネルを元に戻し、電源を入れ乾燥運転(20~30分の送風運転)をして終了です。
キッチンのシンクでは十分な広さがない場合が多いので、浴室でシャワーをかけて洗い流すと良いです。軽い汚れなら十分落ちます。歯ブラシや細いブラシを使って擦れば、掃除機で吸い取るよりも細かな汚れまで簡単に落とすことができます。洗い流して綺麗になったら、よく拭いて水分を残さない ようにしましょう。
ひどい汚れの時の前面パネルの掃除方法
中性洗剤
- 布などに中性洗剤を溶かした水を含ませ、よく絞ってから拭き取ります。
- 必ず水拭きをして仕上げます。
- 綺麗になったら、パネルを元に戻し、電源を入れ乾燥運転(20~30分の送風運転)をして終了です。
食器用の中性洗剤は泡立ちがよすぎるため、掃除に使う場合は水で薄めてから使いましょう。洗剤を使った後は拭き残しがないように水拭きをしましょう。水洗いができない場合は、水拭きでしっかりとふき取りましょう。
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セスキ炭酸ソーダ・重曹
- セスキ炭酸ソーダ溶液や重曹水などを少量使って汚れを落とします。
- ぬるま湯でよくすすぎます。
- 水気を十分に布などで拭き取った後、日陰に干して乾かします。
- パネルを元に戻し、電源を入れ乾燥運転(20~30分の送風運転)して完全に乾かせば終了です。
<セスキ炭酸ソーダスプレー>
スプレー容器にセスキ炭酸ソーダを小さじ1~2、水500mlを入れて軽く振れば出来上がりです。
パネルにスプレーし、その後ぬるま湯ですすぎます。
<重曹スプレー>
スプレー容器に重曹大さじ1、水200mlを入れて軽く振って出来上がりです。
汚れが落ちにくい場合は、重曹を粉のままスポンジにつけて擦ってみましょう。いずれの場合も水分がついたままだとカビのもとになってしまいます。しっかり乾燥運転をして、完全に乾かしましょう。
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最後に
基本的に、分解洗浄する時にはプロのクリーニングにお任せすることをオススメします。無理に分解しようとして壊してしまったり、分解したのはいいが元に戻せなくなったり、閉まらない・開かないなどのトラブルに繋がりかねません。
またパネルやフィルターは洗えても、内部までのお掃除は難しいですので、初めからプロのエアコンクリーニングにお任せすることで、エアコンの分解洗浄がスムーズにピカピカに終えられますよ!
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