旬食材で春の紫外線ケア!「春キャベツと柑橘の美肌サラダ」レシピ
春キャベツがおいしい季節になりました。巻きが緩くてふんわりとしている春キャベツは、生で食べると甘くてとてもみずみずしい旬食材。
紫外線ケアに欠かせないビタミンCや胃腸をケアする栄養素が豊富で美容・健康面でも注目です。
今回はそんな旬の春キャベツを使った簡単レシピをインナービューティー料理研究家の筆者がご紹介します。旬食材を楽しみながらインナービューティーを実践しましょう!
ビタミンC豊富な旬食材のサラダで紫外線対策!
ご紹介するレシピは春キャベツが主役。写真の柑橘は甘夏(あまなつ)。甘夏の代わりにグレープフルーツなど他のお好みの柑橘類を使ってもOk!
旬の食材は栄養価が高くなにより味が濃くておいしいものです。4月は紫外線が急増する時期なので、ビタミンC豊富な食材を意識して積極的に摂り入れましょう!
ビタミンCが紫外線対策に必要な理由
・ビタミンCは紫外線ダメージ(光老化)による肌細胞の老化を防ぐ「抗酸化力」が豊富な栄養素のひとつ。老化のもとになる活性酸素の働きを抑え、細胞を健やかに保つ働きが期待されています。
・ビタミンCはコラーゲンの生成をサポートする働きも期待されています。ハリ・弾力のある健やかなお肌作りに欠かせません。
・ビタミンCはメラニン色素の沈着を防ぎ、シミやそばかすを防ぐ働きが期待されています。春夏は特に、日焼け止めの使用などアウターケアに加えて、体の内側から紫外線対策を心掛けるインナーケアに取り組むことも大切です。
ビタミンCを無駄なく摂るためには?
ビタミンCは加熱調理に弱く、また水分に溶けだしやすい性質の水溶性ビタミンです。そのためなるべく生食でおいしくいただくことが、無駄なく摂取するためには大切です。
そのため今回は生食でおいしくいただけるサラダのレシピをご紹介します!キャベツは加熱調理してもおいしい食材ですが、「紫外線ケアのためのビタミンC摂取」を目的にするなら生食で。
旬の甘夏などの柑橘類もビタミンCが豊富ですが、ジャムや焼き菓子などの加工品にすると加熱によりビタミンCが損失します。
※ビタミンCは体内にストックされない栄養素なので、一度に大量に摂るよりも「少しずつでも毎日とる」ことが大切です。
「今月のインナービューティーレシピ!」~春キャベツと柑橘の美肌サラダ~
旬の春キャベツと甘夏のサラダは、スパイス香るヨーグルトソースでヘルシーに。スパイスはお好みに合わせて調整してくださいね。
小さなお子様のおかずにも、大人のお酒のお供にもピッタリなひと品になります。ヨーグルトで整腸作用も期待できます。
●材料
・春キャベツ 200g
・甘夏 1/2個
・オリーブオイル 大さじ1.5
・ピンクペッパー(飾り用)あれば少々
-A-
・プレーンヨーグルト 大さじ2
・塩 ひとつまみ
・こしょう ひとつまみ
・クミンシード(パウダー) ひとつまみ ※お好みで調整
●作り方
1.キャベツを太めの細切りにする。甘夏はうす皮をむき、種があれば取り除く。Aはよく混ぜ合わせておく。
2.ボウルにキャベツを入れオリーブオイルを加えてよく和える。しんなりしてきたらAを加え全体によく和える。
3.甘夏を食べやすい大きさに手でちぎり、加える。
4.器に盛り、あればピンクペッパーをトッピングすれば完成!
旬食材で春の紫外線ケアをしよう!
身近な旬食材で手軽に作れる美肌にうれしいヘルシーサラダは、素材のおいしさが引き立つ体にやさしいおいしさです。春の紫外線対策に、是非お試しくださいね。
来月からも「お手軽インナービューティーレシピ」をどうぞお楽しみに!
【参考文献】
・「あたらしい栄養学」(高橋書店)吉田企世子・松田早苗/監修
・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部) 上西一弘/著
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店) 板木利隆/監修
・「旬の野菜の栄養辞典」(X-Knowledge) 吉田企世子/監修
・「美肌美人栄養学」(X-Knowledge) 蒲生桂子/監修
・「からだにおいしいフルーツの便利帳」(高橋書店) 三輪正幸/監修
・「食べる美女肌セラピー」(エクスナレッジ) 伊達友美/著
・「果物の新常識」(誠文堂新光社) 田中敬一・原田都夫・間苧谷徹/共著
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