作り置きできる副菜レシピを紹介
冷蔵庫に一つでも副菜が作り置きしてあると、ご飯のメニュー決めも負担が軽くなります。今回は、一汁三菜を成立させる料理や、お弁当の隙間を埋める副菜まで、人気で美味しいおすすめレシピをご紹介します。
メインメニューに合わせやすいように、定番と野菜、和食のおかずを3カテゴリーに分けました。同じ料理法でもメニューバリエーションを増やせるポイントを入れました。ぜひ作り置きお惣菜にチャレンジしましょう。
作り置きできる副菜レシピ「定番」
ごぼう派?レンコン派?定番の「きんぴら」
作り置き副菜の定番は、人気で美味しいきんぴらです。きんぴらは汁気も少ないのでお弁当の副菜にも最適です。
また、ごぼうやレンコンをベースにきのこ類をプラスして、きのこのエキスを活かすとおいしい常備菜です。
根菜やきのこ類は食物繊維も豊富なので、栄養バランスの調整にもおすすめのメニューです。
ある日はごぼうで、別の日にはレンコンで作ったら、作り置きレシピのメニューが増やせます。
詳しいレシピはこちら
作り置き副菜の定番!簡単美味しい「ごま和え」
ごま和えの作り置きは、インゲンやほうれんそうなど、おなじみの食材で簡単に準備できます。
ごま和えレシピというとインゲンや青菜が定番ですが、和え衣さえ準備してしまえば、にんじんや根菜など他の野菜に入れ替えて応用できるおすすめのメニューです。
また、和え衣には、ごまの代わりにクルミなど別の種実類を使っても香りのよい仕上がりになります。
クルミ和えは、クルミ独特の味わいがあるので、ほんの少しのお醤油で十分です。
マヨネーズ好きにおすすめ簡単ポテトサラダ!
人気作り置きメニューのポテトサラダ。ジャガイモはマッシュにしたり、ごろごろのままにしたり形も自在なレシピです。
ジャガイモだけでなく、かぼちゃやさつまいもなどもマヨネーズによく合って美味しいです。
たらこを加えてタラモサラダにもできます。
副菜にしてはちょっと炭水化物が多いのではないかと栄養バランスが気になる時は、スライス玉ねぎやにんじん、パプリカなどの野菜をプラスするとビタミンが整うのでおすすめです。
副菜なのにご飯が進む定番の「肉じゃが」
メインほどのボリュームがないのに、日本のおかずの定番といえば、美味しいと男性にも人気のメニュー「肉じゃが」です。
作り置きしておくと、冷ます間に汁気がよくしみて美味しいです。
必ずしもレシピは牛肉と限らず、豚肉や鶏肉を使って豚じゃがや鶏じゃがにしてもおすすめです。
多めに作り置きしたら、他の日にはコロッケの具にしたりと、別の料理への転換がきく便利なおすすめ副菜です。
野菜がより美味しい「そぼろあんかけ」
そぼろあんかけの料理法は、根菜のようにごろごろした野菜だけでなく、ゆでた青野菜やお豆腐にも使えるおすすめの簡単な作り置きレシピです。
そぼろあんがあると、少し苦手だった野菜も美味しくいただけます。
あんかけは冷めにくいので、寒い季節の副菜に適しています。
逆にお弁当に入れたい時や、作り置き用に冷蔵庫にしまう時には冷めているかよく確認が必要です。
作り置きできる副菜レシピ「野菜」
簡単で華やかさをプラスする副菜「野菜のマリネ」
野菜のマリネを作り置きしておくと、あとひと品という時や、食卓に彩りを添えたい時などに重宝するおすすめ副菜です。
また、肉料理や味の濃い料理に添えると、メニューのバランスが整います。
鮮やかな野菜を使うと、ちょっとしたおもてなしにも、お弁当の差し色としてもおすすめです。
マリネレシピは慣れておくと応用がききます。
バリエーションに富むおすすめ副菜「浅漬け」
浅漬けは薄塩でもむだけのレシピですが、前の日に作り置きしておくと、実に簡単に別のメニューに仕上がります。
例えば、きゅうりの浅漬け。青じそやいりごまを混ぜるだけで、香りが立ちます。
他にはすだちやゆずなどの柑橘系のしぼり汁を加えるだけで、おすすめの口直しメニューに仕上がります。
使いそびれた青じそやみょうがや、4個入りで買ったのに、このままでは干からびてしまいそうなすだちなどを活躍できます。
作り置きできる「千切り野菜のサラダ」
サラダといっても、ドレッシングをかけずに作り置きできるようにするには、マヨネーズを和えること。
きゅうりのような水分の多い野菜ですと、作り置きした翌日にはきゅうりの水分によって水っぽく、全体の味が薄まってしまいます。
ごぼうやにんじん,れんこんなどを使えば、作り置きしても野菜から出る水が出にくくなります。
また少量のお醤油をマヨネーズに混ぜてから和えても、和テイストになり、おすすめアレンジです。
フライパンでも簡単にできる「なすの揚げ浸し」
和食料理では、なんとも上品な天盛りにされて出されますが、簡単に作り置きできるレシピです。
ひと袋に5本、6本と入ったナスの残りに困ったときにおすすめなのが揚げびたしです。
なすは皮の張っているうちにいただきたいものです。
油を吸ったなすをめんつゆなど手元にある調味料につけておくだけの簡単料理です。
他にも余ったピーマンを伴ってもおいしい副菜の出来上がりです。
ちょい足し副菜におすすめな「野菜のナムル」
ナムルは、ちょっとアジアンティックなメニューの日に作り置きしてあると便利なおすすめ副菜レシピです。
定番のもやしをベースに、おかずに野菜を増やせるチャンスです。
韓国料理ではありますが、簡単で和食のメニューに合わせても美味しいおすすめ副菜です。
また、きゅうりのような水分の多い食材を使いたい時には、早くから作り置きするときゅうりから出た水が調味料を薄めるため、別に保存をして、いただく直前に混ぜ合わせると美味しいです。
作り置きできる副菜レシピ「和食」
作り置き和食におすすめな「煮豆」
正月料理にも黒豆煮があるように、作り置きして幾日もいただくのに煮豆は安定しています。
煮豆は決してハードルの高い物ではありません。乾燥した豆から準備しなくても、現在は水煮にしてある商品があります。
五目豆ならば、水煮大豆とにんじんやこんにゃく、ゴボウなどと一緒に煮るだけです。
冷ましながら味が染みて美味しいメニューです。
時にはさつま揚げのような練り物をだし代わりに使ったりして、バリエーションも楽しめます。
作り置きにもお弁当にも人気の「筑前煮」
鶏肉の脂と根菜が相まって、美味しい人気の和食料理です。
筑前煮が作り置きしてあれば、あとは塩焼き魚のお供の小鉢に添えて、和定食の出来上がり。
時にはにんじんの花切りや、型抜きをして見た目に映える副菜ができ上がります。
作り置きしておく間に、じっくりと味がしみておすすめの嬉しいひと品です。
簡単なのに美味しい「厚揚げの煮物」
お魚のメニューに煮物を添えたいけれど、がっつり煮物をするほど余裕がない時に、短い時間でも作れる副菜レシピは厚揚げの煮物です。
厚揚げは、だし汁の味を後押ししてくれる、作り置き副菜に利用したいおすすめの食材です。
合わせる野菜は根菜や小松菜、きのこ類など少量でも使いかけで十分です。
早く味を染みさせたい場合は、材料を薄めに切っておくと早めに仕上がります。
和食の小鉢におすすめの「ひじき煮」
和食の定番副菜にひじきの煮物があります。普段から乾燥ひじきや缶詰になったひじきが常備してあると、作り置きには大変便利です。
ついつい作りすぎてしまっても、炊き込みご飯の具にしたり、酢飯と混ぜてちらしご飯にしたり、冷やご飯と炒めてお昼にいただいたり、別メニューへの変身可能な副菜です。
おでんの人気者を簡単に作る「大根の煮物」
他のレシピに使おうとしていたお肉があれば、それを少しでもだしに使って大根の煮物が簡単に作れます。
冷蔵庫でかさばっている大根を消費できて、さらに美味しいおかずができるという、おすすめの副菜メニューです。
よく染みた大根はおでんの中でも人気ですが、大根をあまりに大きく切ると、味がしみこむまでに時間がかかります。
カットする厚さに気を付けて、隠し包丁をいれるなどすると、料理の時間が短縮できます。
時短におすすめのちりめんじゃこ炒め
メインのおかずにお肉が多いなと気になる時には、ちりめんじゃこを使うと美味しい副菜が出来上がります。
そしてカルシウムやビタミンDを補えるので、健康にも良いおすすめレシピです。
ピーマンや小松菜など、少し噛み応えのある野菜を一緒に炒めると、ちりめんとの食感が合います。
野菜を切ってさっと炒めるだけで、簡単なのに栄養満点な副菜です。
作り置きできる副菜レシピまとめ
今回は馴染みのある、簡単に作り置きできる副菜をご紹介しました。おなじみのおかずでも、違うバリエーションを楽しめるようなポイントを加えました。作り置きしても、傷まないように早めに食べることも、よく冷まして保存することも大事です。
多く作りすぎたり、続けて同じ副菜を出すことに飽きたら、それを別のレシピに使ってしまうのも手です。いつもの料理法でも、少し食材の種類を変えてオリジナル常備菜のお役に立てたら幸いです。
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