在宅ワークに適した環境を作る
最近、ご自宅でお仕事をする在宅ワークスタイルを始める方が世界中に増えています。これまでも、コワーキングスペースやレンタルオフィス、あるいはカフェを転々としながら働くノマドスタイルに注目が集まっていました。
ですが、ご自宅を仕事場にする場合、より生産的な活動がしやすい環境づくりが大切になってくるのではないでしょうか。新しいライフスタイルをより生産的にするためのヒントをご紹介します。
ワークスペースの場所を選ぶ
ダイニングテーブル
在宅勤務を始める場合、まず最初に決めなければならないのは「家の中のどこで働くか」ということです。
在宅勤務の最大の敵は、お仕事とプライベートライフをはっきりと分けることが難しいという点ではないでしょうか。
すでにあるスペースの中で、ノートPCを置いたり書類を広げたりしやすいのはダイニングテーブルです。
リビングルーム
リビングルームの一画にデスクを設置してワークスペースにする方法もおすすめです。
一般的には、パソコンを壁に向かって配置するスタイルが一般的ですが、テレワークで背後に家族が映り込んだりリビングの様子が見えたりしてしまうので要注意。
壁を背にするように設置すると良いでしょう。長時間勤務の場合は、デスクと椅子、パソコンの高さの調整もお忘れなく。
ワークスペース
ご自宅のスペースに余裕がある場合は、専用のワークスペースを作ってみてはいかがでしょう。
お部屋が余っていれば一室をオフィスにしてしまう方法もあります。
そのほかにも、廊下の突き当りや階段の踊り場を利用したり、クローゼットの中にデスクを取り付けたりすることもできます。
寝室の一画をシェルフで区切ってもOKです。
ワークスペースのインテリア
ワークスペースはすっきりと
集中力を維持するために、ワークスペースのデスクまわりは整理整頓を心がけましょう。
気を散らしてしまいそうなコミックや雑誌は、勤務時間中に目につかない場所へ片づけてしまうことが大切です。
逆に、プライベートタイムにはお仕事アイテムが目に入らないように工夫する必要があります。
見せない収納
ワークスペースをすっきりさせるためには、見せない収納がおすすめです。
書類などの紙類やお仕事に必要な資料は、ファイルボックスや収納ボックスを用意してざっくり収納すると簡単です。
文房具類は引き出しや収納ケースにまとめておきましょう。収納アイテムは色や形をそろえると、よりすっきりします。
心を落ち着けるグリーン
観葉植物のグリーンは、心を落ち着けてくれるアイテムです。
また、目にも優しい色味なので、ワークスペースの近くに配置しておくとリラックス効果が期待できそうです。
窓からの景色も同様です。ご自宅のお庭や周辺の街路樹、近所の公園などの借景でも構いません。
勤務時間中、時折そうしたグリーンを眺めて落ち着く時間を確保すると良いでしょう。
香り物でリラックス
香りはリラックス効果があるとされています。在宅勤務のメリットの1つが、自分の好きな香りに囲まれてお仕事ができることではないでしょうか。
香り付きのキャンドルを灯したり、お気に入りのアロマを焚いたりしてみましょう。手軽なディフューザーもおすすめです。
ワークスペースを心地よい雰囲気にしてくれます。
メリハリを付けるワークスタイル
スケジュールにメリハリを
毎日のお仕事を考えると、勤務時間は8時間という方も多い事でしょう。8時間をフルに集中し続けるというのは至難の業。
心身ともにメリハリを付けたスケジューリングがポイントになります。
オフィスにいるときと同じように、その日のスケジュールをチェックし効率的なプランを考えましょう。
目に見えるところに貼り付けておくと、 一日中チェックすることができます。
休憩時間の重要性
オフィスでの勤務は、出勤で歩いたり階段を上ったり体を動かしています。
社内でも他部署との連絡や社外のお客様との打ち合わせなどがあるかもしれません。
在宅勤務では、運動量が圧倒的に少なくなるので注意が必要です。意識して休憩を取るようタイマー設定をしても良いでしょう。
歩き回ったり体を伸ばしたりしてください。
水分補給にもメリハリ
コーヒーブレーク、ティーブレークは気晴らしにもなります。
在宅勤務の場合、その都度キッチンに立って飲み物を用意すると集中が切れてしまうかもしれません。
ランチタイム以外は、ワークスペースにお水のボトルを持ち込んでおくと便利です。魔法瓶にコーヒーやお茶を用意しておく方法もあります。
在宅勤務でも生産性を上げよう
世界中で在宅勤務スタイルの働き方が急増しています。オンタイムとオフタイムを分けることが難しい在宅ワークですが、インテリアの工夫によって集中力を高め生産性をアップすることができそうです。
お部屋が余分にない場合でも、ダイニングやリビング、あるいは廊下の一家などを利用してワークスペースを作ってみましょう。
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