ヨーロッパの家で見かける事の多いニッチ。厚い漆喰の壁の家だからこそ出来るニッチですが、近年は日本の住宅でも付いた家が増えています。そんなニッチを上手に活用したインテリアをご紹介します。
ニッチという空間
ニッチは本来、柱などに作られたヨーロッパの「璧がん」とよばれる彫刻などを飾るスペースの事です。その雰囲気に憧れて作ってみたものの、サイズや深さ、形状など様々あり、実際の飾り方って意外と難しいですよね。そんなニッチを上手く活用した実例をみていきましょう。
インテリアスペース
季節に合わせて
こちらはいろんな形のフラワーベースに生花が飾られています。季節のお花を飾ってあげれば、それだけで四季を感じることが出来ますよね。そして、単調にならないように飾られた雑貨やフェイクグリーンがいい仕事をしています。
こちらはハロウィンの雑貨で飾られたニッチです。イベントに合わせてあげることで、季節感も感じることが出来ます。ニッチインテリアの課題の一つに余白をどうするかという問題がありますが、主張の少ないワイヤーガーランドが上手くバランスを取っていますね。
収納
キッチン
人に見せるニッチも素敵ですが、ニッチには隙間という意味もあり実は収納に適してもいるのです。こちらはキッチンカウンターの下に作られたニッチです。調味料を上手く収納できていますよね、こうすればキッチンスペースを広くとることが出来ます。
こちらはキッチンの壁につけられたニッチです。上部を棚として、下部をティッシュケースにしてあります。ティッシュって家族がいると定位置から動いてしまうことも多く、必要なときに探す羽目になることもありますがこれなら心配ないですね。
マガジンラック
キッチンカウンターの足元部分に設置されたマガジンラックです。棚などのでっぱりがあるものを付けると、ぶつけてしまったりして邪魔になりがちですがニッチならスッキリしますね。また足元に設置すれば目立つこともありません。
洗面収納
こちらは洗面台の横につけられたニッチです。メガネや歯ブラシなど用途に分けて綺麗に置いてあります。洗面所は何かと大小問わず、物が多いスペースなのでこんな風にすっきりと片づけることが出来たらいいですよね。
トイレ収納
こちらはトイレの中に設置された2つのニッチです。上のニッチにはグリーンなどの小物。下の段にはトイレットペーパーが置いてあります。トイレットペーパーの収納はどこの家でも課題になります。こんな風に飾られていたら小物の1つのようですね。
スペース節約
モニター
インターフォンや電気、ガスなど、どこの家にもいくつかあるモニターですが、壁から出っ張ってると部屋を狭く感じさせます。ほんの数センチのニッチを作ってあげるだけで、こんな風にスッキリとさせることが出来ます。
洗面スペース
トイレが狭い家というのは意外と多いものです。トイレに洗面ボールが付けたくても、あまり余裕がなかったりして諦めてしまう話もよくありますよね。そういう時はニッチを活用するという手があります。数センチ引き算できればそれだけで随分変わります。
まとめ
いかがでしたか?ニッチにも色々ありますよね。ただ飾るだけでなく収納したり、スペースを上手く使うためにもニッチはとても便利です。自宅にニッチがある方、これから作る予定のある方の参考になればうれしいです。
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