試し行為をする恋人の対処法が分からずに困っている人必見です!
今回は、試し行為の具体例から行動心理などをご紹介します。試し行為をする人の心理を知り、上手に対応できるようになりましょう。
試し行為とは
相手の愛情を試す行為
試し行為とは、相手の愛情を試す行為のことです。恋人が自分のことを好きかどうかを試す行為全般を、試し行為と言います。
試し行為をする側は、愛情を確かめることができるので満足しますが、試し行為をされる側は「うざい」「冷めた」「疲れた」などと思うようになります。
もし付き合う前の関係で試し行為をした場合、相手は試されていることにショックを受けて、恋は実らず失恋することもあります。
恋人だけではなく友達にも
試し行為は、恋愛関係だけではなく、友達付き合いにおいてもあります。試し行為をして、自分と仲良くしてくれるか、友達でいてくれるかを試すのです。
本来、友達関係には明確な線引きがなく、自然と気が合って仲良くなったり、信頼していくものです。
そのため、試し行為があまりにもひどいと、縁を切られることもあります。
愛着障害が原因になっている可能性
本来人間は、愛情を受けて育つものですが、何らかの原因で、幼少期に親や養育者との間にきちんとした愛着関係が形成されずに育つ場合があります。
そうした幼少期の環境が原因で、大人になっても対人関係に問題を抱えている状態のことは、愛着障害と言われます。
自分に気を向かせようとしたり、愛情を確かめようとしたりといった試し行為をする人は、愛着障害が原因になっていることが少なくありません。
試し行為の例
無視する
試し行為の例1つ目は、無視することです。試し行為をする人は、気に障らないことがあるとすぐに無視します。
自分が怒っていることを表現して、謝ってくるか、それでも好きでいるか、離れていかないかを試すのです。
試し行為をする人にとって、無視する行為というのは、話したくない、話し合うつもりはないという感情なのではなく、怒ることによって相手の態度を見て気持ちを確かめたいという意図なのです。
すぐに別れ話を切り出す
試し行為の例2つ目は、すぐに別れ話を切り出すことです。試し行為をする人は、喧嘩や何かある度にすぐに別れ話を切り出します。
「どうせ私とは別れたいと思ってるんでしょ」「別れたければ別れればいいじゃん」などと、相手が別れたいと一言も言っていないのに、勝手に別れ話を切り出します。
試し行為をする人が別れ話を切り出すのは、決して、自分が本気で別れたいと思っているわけではありません。
相手に別れたいと言われて傷つきたくないので、自分から切り出すのです。そして、最終的に恋人から「別れたくない」「好きだよ」という言葉を引き出したいがために言っています。
恋人や友達の周囲の人を悪く言う
試し行為の例3つ目は、恋人や友達の周囲の人を悪く言うことです。試し行為をする人にとって、恋人や友達は自分だけの存在でいてほしい、自分だけを大事にしてほしいと思っています。
自分以外の人を大事にしていたり、仲良くしている姿を見たくないのです。そのため、恋人や友達の周囲にいる人を悪く言い、反応を見ることで、自分の方が大事に思われているということを確認したいのです。
自分をどう思っているか聞く
試し行為の例4つ目は、自分をどう思っているか聞くことです。分かりやすい例としては、恋人に対して「俺のどこが好き?」「俺のこと愛してる?」などと聞くことです。
本来は、付き合っているという事実や、普段の恋人の態度から愛情を汲み取れるものですが、試し行為をする人にとっては、言葉で聞かないと気が済みません。
言葉を引き出すことで相手が自分をどう思っているかを推し量ろうとします。
わざと「嫌い」と言う
試し行為の例5つ目は、わざと「嫌い」と言うことです。本当は好きなのに、嫌われたくないがために、わざと恋人に対して「嫌い」と言うこともあります。
本当に嫌いで言っているのではなく、傷つきたくなくて自分を守るための行為です。
自分が恋人に嫌われることが耐えられないので、自分から恋人を嫌いになったということにしたいのです。
本当は好きだし好かれたいので、自分の嫌いという発言に対して、「私は好きだよ」「嫌いにならないで」などと言って欲しいという気持ちの表れでもあります。
心配させる
試し行為の例6つ目は、心配させることです。風邪をひいたかも、お腹が痛い、などと言って心配してくれるかどうか試します。
相手が仕事中の時や用事があることを知っている上で、わざと体調不良を訴えて、仕事や予定よりも自分を優先してくれるかを確かめる人もいます。
また、体調不良レベルであればまだいいのですが、ひどくなると、リストカットをしたり、飛び降りようとしたりと、命の危険を伴うレベルで心配させて気を引こうとすることもあります。
試し行為をする人の心理
ほとんど無意識である
1つ目は、ほとんど無意識であるということです。他人の気持ちを試そうとする試し行為は、幼少期時代にきちんとした愛着関係が形成されなかったことによる、愛着障害が原因となっていることが多いです。自然と昔からの思考回路が癖付いているのです。
愛情が気になって仕方がない
2つ目は、愛情が気になって仕方がないということです。恋人の気持ちが本当に自分に向いているのか、恋人が本当に愛してくれているかが気になって、仕事も手につかなくなることも少なくありません。
本来、恋人関係というのは、安心や信頼があるものです。しかし、試し行為をする人は、恋人関係になっていても不安な時が多いのです。常に自分に対する愛を気にしています。
辛いのは自分だと思っている
3つ目は、辛いのは自分だと思っているということです。他人を試すような発言や行動を取ってしまう人というのは、自分本位であることが多いです。
自分に自信がない、愛されている状態が分からない。だからその愛を確かめる発言や態度を取る、という思考回路なのです。
自分本位のため、辛いのは自分だけであって、自分の試し行為によって相手を傷つけていることに気付けないという人も少なくありません。
傷つきたくない
4つ目は、傷つきたくないということです。試し行為を取る人は、本来の自信のなさが影響して、相手が自分から離れてしまう前提で考えてしまっていることが多いです。
相手が離れていくのを見て傷つきたくないが為に、自分からわざと相手を苦しめる発言や態度を取ります。自らが離れていくきっかけを自ら作ることで、自分を守ろうとしているのです。
愛を感じたい
5つ目は、愛を感じたいということです。本来受けて育つはずだった愛をきちんと受けられずに育った愛着障害の人は、根本に愛を感じたいという心理を持っています。
しかし愛されることに慣れていなかったり、愛のある状態が分からないため、試すような発言や態度を取ってしまうのです。
恋人の愛が欲しい、自分を見てもらいたいという気持ちの表れが、試し行為につながっています。
試し行為をする人への対処法
信頼関係を築きたい旨を伝える
試し行為への対処法1つ目は、信頼関係を築きたい旨を伝えることです。恋人に気持ちを試されるような発言や態度を取られると、自分を信頼してくれないのかと思い、逆に相手のことも信頼できなくなるものです。
しかし「信頼できなくなる」とそのまま伝えると、「じゃあもういいよ、別れよう」などと試し行為がエスカレートしたり、愛情がもうなくなったと捉えられる可能性があります。
そのため、これからも一緒に付き合っていく前提で、信頼関係を築きたいのだと伝えることは、試し行為をやめさせるきっかけになることでしょう。
試し行為をされると傷つくことを伝える
試し行為への対処法2つ目は、試し行為をされると傷つくことを伝えることです。試すような発言や態度を取っている方は、自分が傷つかないことに必死です。
そのため、されて嫌な気持ちになる、悲しくなるということをストレートに伝えることは、自分の発言や態度によって相手を傷つけてしまうという事実を知るきっかけになります。自分本位な言動で恋人が傷つくことを意識してもらうことが大事です。
めいっぱい愛情表現をする
試し行為への対処法3つ目は、めいっぱい愛情表現をすることです。相手の気持ちを試してしまう人は、自分への愛を確認することが目的です。
日頃から惜しまず愛情を注ぐことで、不安に感じる時間を減らし、愛情を確認する必要がない状態を保つことができます。日頃からめいっぱいの愛情表現を意識しましょう。
試し行為を無理にやめさせようとしない
試し行為への対処法4つ目は、試し行為を無理にやめさせようとしないことです。他人の気持ちを試したがる人に対して、無理にやめさせようとしても悪化するだけです。やめさせようとするよりも、根本的に不安を改善することを意識しましょう。
上述したように、信頼関係を築こうとしたり、試される側は傷つくということを伝えたり、愛情をめいっぱい注いだりすることで、自然とやめられるようにすることが大事です。
不安を聞き出す
試し行為への対処法5つ目は、不安を聞き出すことです。他人の気持ちを試してしまう人は、何かしらの不安を感じているはずです。
「自分は不安を感じさせていないからそう思われても困る」と思う気持ちになるかもしれませんが、試し行為をする人なりの思考回路があります。
どんなことに不安を感じるのか、何に不安を感じたのかを聞き出して、一緒に対処法を考えていくことで、寄り添ってくれる姿に信頼できるようになり、徐々に不安になることも減っていくでしょう。
試し行為をやめる方法
自分の対応で信頼がなくなることに気付く
試し行為から抜け出す方法1つ目は、自分の対応で信頼がなくなることに気付くことです。まずは、これらの行為が自分本位であることに気付きましょう。
そして、自分の対応により、愛情を確かめるどころか、相手に信頼されなくなることに気付くことが、試し行為をやめるきっかけになります。大事な人の信頼を失って後悔しないようにしましょう。
失恋につながる可能性があることに気付く
試し行為から抜け出す方法2つ目は、失恋につながる可能性があることに気付くことです。相手の気持ちを試すような発言や態度を取ることで、自分は愛情を確かめることができて安心するかもしれません。
しかし、その対応が行き過ぎると、失敗して愛情確認どころか、別れの原因につながる可能性があります。大事な恋人の気持ちを確認することが、大事な存在を失うきっかけになってしまっては元も子もありません。
自分の軸で判断できるようになる
試し行為から抜け出す方法3つ目は、自分の軸で判断できるようになることです。試し行為を取ってしまう人の多くは、相手の言葉や態度で愛情を判断しています。
そのままでは、相手に依存していることになります。他人に依存していると、自分の価値や幸せが正しく判断できません。
自分の軸をしっかりと持ち、自分自身で判断できるようになりましょう。他人の言葉や態度に依存するのではなく、自分で自分の精神を鍛える意識が大事です。
相手の言動を観察する
試し行為から抜け出す方法4つ目は、相手の言動を観察することです。自分で愛情確認を持ちかけて引き出した言葉を信じるよりも、相手の言動を自分の目で観察するようにしましょう。
相手の言動をよく観察してみると、相手の本当の気持ちが分かってくるものです。自分で相手の気持ちが分かるようになると、とても楽になります。
言葉で話すことも大事ですが、言葉に依存するのは危険です。自ら相手の言動を観察することで、相手の気持ちや考えていることが分かるようになりましょう。
愛されているポイントを探す
試し行為から抜け出す方法5つ目は、愛されているポイントを探すことです。恋人関係になっている時点で、愛されているはずです。
それなのに恋人に対して、愛情を試すような発言や行動を取ってしまうのは失礼です。不安になって確認する前に、まずは自ら愛されているポイントを探してみましょう。
探そうとしないと見えないものもあります。実際に観察して、愛されているポイントを探すことで、今まで気付かなかった愛情表現が見つかるでしょう。
試し行為をする人の心理を知ろう
試し行為をする恋人との接し方が分からなくて困っていた人も、行動心理や対処法を知ることで、これから上手に対応できるようになるのではないでしょうか。
拒絶したり上辺の言葉だけでやり過ごすのではなく、しっかり向き合い、愛情を注ぐことが大事です。
愛情と信頼を感じることで、試す必要もなくなってくることでしょう。
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