結婚の妥協ポイントとは?
結婚するなら、身長が高くて、収入もあって、見た目もよくて性格もいい…なんて理想を上げればきりがないもの。
とはいえ、アラサー・アラフォーともなると、そんな完璧な男性はいないという現実を知って多少の妥協が必要かもと思い始める頃と思います。
そこで今回は、これから結婚を考える女性のために、結婚に妥協は必要なのか、妥協するとすればどんな点なのか、妥協した結婚で不幸にならないためにはどうしたらいいかなどを赤裸々にまとめてみます。
女性が理想とする結婚の条件
結婚の妥協点を考える前に、多くの女性が考えている理想の結婚の条件を見ていきましょう。
結婚の決め手にはどんな条件があるのか気になりますね。
浮気をしない
結婚するからには、最後まで仲良く添い遂げたいと願うもの。
お互いを愛し合い信頼しあうためには、浮気をしないというのは妥協できない絶対条件ともいえますよね。
モテる男性は魅力的ではありますが、浮気性で常に女性の影が見えるというような男性と結婚しては、心が休まるときがありません。
安定を求めるはずの結婚なのにスリリングな毎日では、後悔の人生を送ることになってしまいそう。
自分より年収がある
いまは、共稼ぎの家庭も増えていて、男性に高い年収を求めるということは少なくなりましたが、それでも自分よりは稼いでいてほしいと考える女性も多いのではないでしょうか?
特に女性は、子育てや介護などで働けない期間ができることも考えられるので、彼の収入である程度生活できるくらいにはしてほしいというのが、本音かもしれません。
優しい・思いやりがある
結婚するなら、それ以前に付き合うなら、優しくて思いやりがある男性がいいに決まっていますよね。
特に結婚生活となると、独身の時以上に二人で乗り越えなければならない出来事がたくさんあります。
そんな時にあなたのことを第一に考えてくれる男性なら、この人と結婚して良かったと実感できるはずです。
顔が好みのタイプである
毎日の生活を共にするなら、顔がタイプでないと無理と感じる女性も多いよう。
この場合は、「イケメン」かどうかというよりは、自分が好感を持てる容姿であるかというところに重きが置かれているようです。
顔のタイプはもちろん、体型やファッションセンスなども当てはまるようですよ。
学歴がある
彼は仕事ができるのか?出世はしそうか?
同じ会社なら近くで彼の働きぶりを見ることができますが、そうでないなら、学歴が一つの目安になることも。
学歴があるということは、いままでそれだけ努力をしてきてそれだけの能力があるということなので、未来への可能性も期待できますよね。
価値観が合う
離婚理由で「価値観の違い」がよく使われるように、結婚生活を長く続けるには、価値観が合うことを重要視する人が多いのも確か。
好きなもの嫌いなもの、趣味や考え方など内容は多岐にわたりますが、考え方が似ていることで、共感できたり同じ趣味を持つことで一緒に過ごす時間が増えたりすれば、結婚生活がより充実することは間違いないですね。
結婚で妥協してもいい条件
見た目から内面まで、結婚相手に求める理想は尽きませんが、実際に結婚で妥協してもいい条件はなんなのでしょうか?
ここからは、既婚者の意見などをもとに実際に結婚で妥協して良かった点や結婚してからそんなに重要視しなくても良かったと感じている条件をまとめてみました。
年齢
理想の結婚を考えると相手の年齢は気になるものですが、じつは結婚に年齢差はあまり関係ありません。
あまりに年上だと、話が合わないとか、年下だと頼りないなどという外野の声はあるかもしれませんが、世の中には年齢差があっても楽しく結婚生活を続けているカップルがたくさんいます。
お互いが相手を魅力的と感じているのなら、相手の年齢にはこだわらなくてOKです。
見た目
結婚相手を見た目で選んで失敗したという話は聞きますが、見た目に妥協して失敗したという話があまり聞いたことがないと思いませんか?
そもそも芸能人でもない限り、本当に完璧な見た目の男性に出会えるというのもなかなかない話。
見た目が少し理想と違っても話していて楽しいとか、優しい性格であるとかの方が相手に魅力を感じますよね。
また、見た目で結婚相手を選んでも、年を取ることで見た目が変わっていくのも当たり前のこと。
その時に見た目以外の魅力がなければ、結婚に失敗したと感じてしまうかもしれませんよ。
収入
確かに収入は多いに越したことはありません。
とはいえ、足りないならば二人で働いて稼げばいいと妥協点を見だすこともできます。
また、今現在は収入が少なくても出世したり転職したりしてこれから収入が増える可能性もありますよね。
今の彼だけを見るのではなく、彼の未来に期待してみませんか?
貯金がない
収入にもつながることですが、貯金がないというのも妥協できる条件になり得ます。
と、いうのも独身時代は貯金をする習慣がなくとも、結婚することで責任感が出て貯金の意識が高まることもありますし、結婚後はあなた自身が家計を握って貯金に励むという手もあるからです。
「貯金がない=この人とは結婚できない」と安易に決めつけず、彼とお金の使い方や貯金に関する考え方を話し合ってみましょう。
住む場所
「結婚しても同じ場所に住みたい」「できれば相手の親とは同居したくない」など住む場所を結婚の条件に挙げる人もいますが、長い結婚生活では、予測できないようなことも起こるものです。
相手が転職して転勤することになったり、家族の介護などが必要になったりと自分では住む場所を決められないような状況になることも十分にあり得ますし、逆にあまり期待していなかったのに希望の場所に落ち着けたりということも。
最初から「ここに住めないならダメ」と決めつけずに少し妥協してみるのもおすすめですよ。
長男である
結婚するなら、親の同居や介護の心配のない次男や三男がいいという女性もいますが、これも悩んでも仕方ない部分といえます。
逆に苦労したくないから次男と結婚しようなどと考えると失敗したりもしますので、きちんと相手のことを見て結婚を決めるようにしましょう。
結婚で妥協してはいけない条件
では、続いて結婚で妥協してはいけない条件について考えてみましょう。
どうしても妥協できない条件なら、残念ながらこの結婚はあきらめた方がいいといえるかもしれません。
既婚者の意見も参考にしながら考えてみてくださいね。
収入
なんと妥協できる条件でもある収入が、妥協できない条件にもなっています。
「愛があればお金なんてなくても」なんてきれいごとを言ったところで、残念ながらお金がないという状況は、家庭不和の原因になり得るということですね。
共稼ぎで頑張ればという意見もありますが、男性のなかには女性が働くことを快く思わない人や、自分より妻が稼ぐことにコンプレックスを抱く人もいるので、結婚前から彼の性格を見極める必要がありそうです。
お金の使い方
お金をかける場所と節約する場所、この価値観が合わないと夫婦げんかの原因にもなります。
恋愛中は、あなたにお金を掛けてくれても結婚した途端に「釣った魚に餌はやらない」とばかりに財布のひもをしめるような男性もいますので、要注意です。
学歴の差
学歴の差などあまり問題にならないように感じるかもしれませんが、長い間一緒に過ごすと、なんだか話がかみ合わないというようなことも起こり得ます。
特に女性は、会話をすることが好きなので、同じレベルで話ができない男性だと物足りなさを感じてしまうこともあるようです。
また、自分より高学歴の男性の中には、女性を下に見て威圧的な態度をとるような人もいるので、注意したいところ。
食の好み
一緒に暮らすとなると、食事を毎日共にすることになるので、味覚が合うのは大事なこと。
最初のうちは、自分が相手に合わせればいいと妥協できても、だんだんと辛くなってしまいます。
性癖
結婚を考えている相手が、アブノーマルな性癖を持っていると気づいたなら、その結婚は残念ですがあきらめた方がいいでしょう。
いま、現在あなたに被害がなくとも、結婚すれば強要される可能性もありますし、あなたが拒否をすれば、外へ興味が向くこともあります。
セックスレスになったり、浮気をされたりすることもあり得ますし、最悪の場合、犯罪に巻き込まれてしまうこともあり得ます。
義母との関係
彼が自分のお母さんと仲が良すぎるというのも注意したいポイント。
彼が自分の親を大切にする気持ちは大事ですが、子離れ親離れがきちんとできていないと、いざという時に彼はお母さんの味方に!という状況も考えられます。
彼が母親を頼りすぎていたり、彼のお母さんが二人の交際に口を出してくるようなら、結婚条件として妥協してはいけません。
お金にルーズ
ギャンブルに依存する、借金がある。こんな男性との結婚を考えるのはやめた方が賢明です。
理由がどうあれ、金銭でトラブルを抱える人は、いずれあなたにも迷惑をかける可能性大。
あなたが彼氏の面倒をすべて見る!というくらいの収入や心意気があるならいいですが、そうでないならきっぱり諦めましょう。
妥協して成功した結婚
妥協して結婚しても幸せになれる?実際に妥協して結婚して、「成功した!」と感じている人の例を見ていきましょう。
見た目を妥協して成功!
自他ともにみとめる面食いで、付き合う男性は顔で決めてきたという女性が、顔は正直タイプではないけど、彼の優しくて誠実なところにひかれて結婚を決めたというパターン。
ほかの女性からも「カッコいい」といわれるような男性は、確かに魅力的ではありますが、美人が3日で飽きるというように、イケメンだって毎日見ればときめきも薄れてきます。
それよりも内面にひかれて結婚した相手なら、長い結婚生活も心穏やかに過ごしていけるはずです。
収入を妥協して成功!
一説によると30代の男性の平均年収は約450万円。40代は約580万円。
サラリーマンの彼と30歳で結婚したとして、同じ会社にそのまま勤めていれば、10年で130万円ほど収入が増える可能性があるということです。
さらに、あなたが内助の功を発揮すれば、さらなる収入アップも夢ではありません。
結婚した時は彼の収入に妥協したとしても長いスパンでみると成功と言える例がたくさんありそうですね。
長男で妥協して成功!
彼が長男だったけれど、結婚してみたら案外大変じゃなかったという意見も良く聞かれます。
家長制度が根強かった昔に比べ、長男にこだわる家庭が減ったこともありますし、同居をしなければそこまで辛いことはないということもあるようです。
また、いざ同居をしてみたら、子供の面倒を見てもらえたり、家のローンを負担してもらえたりといったメリットを感じている人もいるようです。
妥協して後悔した結婚
では、反対に妥協して失敗したというポイントはどこでしょうか?こちらも既婚女性の意見を参考にまとめてみました。
性格に妥協して失敗!
独身の頃は許せた性格も結婚したり子供が生まれたりしてライフスタイルが変わると、我慢できなくなるということもあるよう。
結婚前に「あれ?」と思うような言動があれば、独身のうちから直してもらえるように働きかけたりして、妥協しないことが必要です。
住む場所に妥協して失敗!
「転勤族の彼だけど、妥協して結婚した」という女性に多いのがこのパターン。
転勤に伴い、仕事をやめなければいけなくなったり、子供が生まれたことで、赴任地に家族で住むのが難しくなったりすることで、そう感じることが多いようです。
こういった場合は、結婚前にいつまで転勤を伴う仕事を続けるのか、子供が生まれたらどうするのかなどを具体的に話し合っておくことが重要です。
収入で妥協して失敗!
収入が少なくても二人で稼げば大丈夫!と安易に結婚を決めてしまうと失敗することも。
子供が生まれたり、彼が転勤になったりしてあなたの収入がなくなると、一気に家計が破綻することも考えられます。
せめて彼のお給料で生活できるくらいを基準に妥協点を設定しましょう。
外見で妥協して失敗!
少数派ですが、外見で妥協して失敗したと感じる人もいるようです。
どこかでカッコいい旦那さんを見たり、友達に何かを言われて落ち込む人もいるようですが、あなたが選んだ相手なのですから、堂々と彼を愛してほしいものです。
実は彼も妥協している?!男性が結婚で妥協する条件
家事ができない
料理が得意でない!掃除や整理整頓が苦手という女性もいますよね。
結婚してみたら意外に家事ができなくてショックだったいう男性もいるようですよ。
とはいえ、家事は女性がするものというのも古い考え。お互い得意分野を生かして家事も分担できるといいですよね。
お小遣いが少ない
結婚したら彼女が家計を握ってしまい、お金が自由に使えないと感じる男性も多いよう。
とはいえ、独身の頃と違って、家計や将来の貯金などなにかと出費があるので仕方のないことと、少ないお小遣いでも妥協しているようです。
義実家との仲
奥さんの実家の近くに住んだり、子供を奥さんの実家に預けたりといったことを妥協しているという男性も。
とはいえ、奥さんの両親が協力的なことは、結果的に家庭のためになるので、良かったと感じていることが多いようです。
結婚で妥協するポイントを見極めて
いかがでしたか?
結婚で妥協してもいい条件や妥協した結果をご紹介しました。どんなに素敵な人との結婚でも、すべてが理想通りということはありません。
また、同じ条件でも妥協すべきポイントにも妥協すべきでないポイントにもなり得るということがお分かり頂けたでしょうか?
幸せの形は人それぞれですから、結婚を考えるなら、妥協できる部分と妥協できない部分を自分の立場で考えることが必要になります。
末永く幸せな結婚生活を続けるためにもぜひ結婚で妥協するポイントを見極めてくださいね。
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