大好きな人と愛を育んでお付き合い期間が長くなれば、次第に意識してくるのが「結婚」ではないでしょうか。
お付き合いがスタートしたばかりの頃から結婚について考え始める人もいますが、結婚のメリットとデメリットを考え始めるということは、それだけあなたの中で「結婚」が間近に迫ってきたという証です。
もしかして、愛する恋人にもうプロポーズをされたのでしょうか。または、プロポーズを予定しているのでしょうか?
今回は、結婚することで生まれるメリットとデメリットを男女別に見ていきましょう!
結婚のメリット・デメリットを知りたい!
結婚をするとなると、やはりどうしても様々なことが変わります。結婚は人生の分岐点というだけあって、あなたのライフスタイルを良くも悪くもガラッと変えてしまうのです。
そして、物事にメリットだけの恩恵を受けられるというものはほとんどありませんが、結婚は特にそうです。
メリットと同じようにデメリットがありますが、大切なのは「二人の間にメリットとデメリットを超えるだけの愛情があるか」ということではないでしょうか。
結婚後の生活は、損得勘定だけでは乗り越えられるものではありませんが、結婚後のメリット・デメリットを知るということは、二人の「結婚への覚悟」にも繋がりますので、ぜひ結婚のメリットとデメリットを学んでください。
結婚のメリット【女性】
結婚をすることで女性が受けられるメリットといえば、やはり「愛する男性と家族になれる」ということではないでしょうか。
今までは「彼女」として側にいたとしても、結婚をすることであなたは愛する男性の「妻」となります。
女性にとって、愛する男性の奥さんと呼ばれるのはとてもくすぐったくて幸せな気分になれることですよね。
では、そんな幸せな気分だけではない「リアルな結婚のメリット」についてもしっかり把握しておきましょう。
ここでは、女性が結婚をすることで得られるリアルなメリットについてご紹介していきます。
経済的な安定を得られる
結婚をすると、ほとんどのカップルが「財布をひとつ」にしますよね。
最近では「夫婦であっても財布は別々」というカップルも珍しくはありませんが、全くもって別々という訳にはいかないでしょう。
やはり「家賃」や「光熱費」、「食費」や「生活雑費」といった夫婦のライフスタイルに関するお金は折半するか、お互いにお給料の高い方が多めに負担するなどして、お金を出し合って生活していきます。
ですから、今まで一人分のお給料で生きてきて今後もずっと一人分のお給料で生きていく、というよりも旦那さんの経済力に守られているという安心感が生まれるのではないでしょうか。
精神的にも経済的にも支え合える相手がいるというのは、結婚することならではのメリットだと言えます。
子供に関するライフプランを立てられる
子供を欲しいと思っているカップルでしたら、やはり女性は「子供を生んで育児に取り組むための年齢」というものを強く意識しますよね。
もちろん若い年齢で出産をした方が体力的に出産しやすいし、育てやすいです。
子育てには、想像以上に体力が要るものです。子供が小さい内は、子供を抱っこしながら重い買い物袋を持ったり、子供をおんぶしながら家事をするなんて当たり前のようなもの。
ですから、結婚をすることで「出産はこの歳までに」だとか「社会復帰のために、この歳までに育児を落ち着かせたい」といったライフプランの設計が明確になってきますよね。
女性にとって、出産と育児は人生が180度変わることだと言っても過言ではないので、きちんと計画を立てることをおすすめします。
結婚のメリット【男性】
結婚をするだけでメリットを受けられるのは、女性だけではありません。
男性だって同じように「精神的な安心感や安らぎ」という目に見えないメリットから「社会的な信用度が大きく変わる」といった、ハッキリ実感できるようなメリットまで得ることができるのです。
結婚をすると、男性は「一家の大黒柱」になる訳ですから、メリット・デメリットをしっかりと把握して責任感や覚悟を持つことが大切なのです。
ここでは、結婚をすることで男性が得られるメリットについて見ていきましょう。
男性は特に会社内での社会的信用を受けられる
結婚をすることで、男性が得られるメリットのひとつに「会社内での社会的な信用が得られる」ということがあります。
家庭を持つということは、それだけ責任感と覚悟が必要になることですし、一家の大黒柱となる男性は「家族を守らなければいけない」という暗黙の掟のようなものがあるのです。
ですから、自由がきく独身男性ではなく、家庭を持っている男性に対して、会社は自然と「家族がいるのだから簡単に仕事を辞めたり投げ出したりしないだろう」という信用をしやすくなるのです。
結婚が出世に関係すると考えている人もいるくらいですから、結婚というものはこんなにも社会的信用を受けやすくなるのです。
仕事に対するモチベーションが上がる
結婚をすることで、男性は特に「これから頑張っていかなければ」と感じるようです。
「家族を養っていくために仕事を頑張って昇給しよう」だとか「妻や子供に良い生活をさせたい」と思うことが良い刺激、良いプレッシャーになり男性の仕事に対するモチベーションを向上させるのです。
家族のためにモチベーション高めに仕事を頑張る夫の姿を見たら、妻もきっと惚れ直すことでしょう。
二人の間に今後生まれてくる子供も、そんなお父さんの姿に憧れと尊敬の眼差しを向けるはずです。
結婚は男性の仕事だけでなく、人生のモチベーションすら上げてしまう素敵なきっかけなのかもしれませんね。
結婚のデメリット【女性】
光があるところには影が生まれるように、結婚においてもメリットもあればもちろんデメリットとなることだってあるのです。
そのデメリットをポジティブに考えることができれば良いのですが、中には結婚のデメリットに足が止まってしまう女性だっているでしょう。
結婚という後戻りできない人生の分岐点で「間違った選択」をしないためにも、結婚に対してのデメリットをきちんと把握して受け入れることができるのかを自問自答しなければならないのです。
ここでは、結婚後に考えられるデメリットについてご紹介します。
家事の負担
結婚をすることで、特に女性は「家事の負担」を痛烈に実感することでしょう。
今まで一人暮らしをしてきてそもそも家事に慣れている女性や、家事が得意な男性と結婚をする予定の女性なら特に問題はなさそうですが、今まで実家でお世話になってきて「家事に携わってこなかった女性」は、かなりここで面食らうことになるでしょう。
結婚をすると経済的余裕がなければ、毎日のように料理を作らなければなりませんし、仕事をしている女性からすればいくら分担制度を設けてみたって、仕事の後に料理や炊事、洗濯をするとなるとかなりの負担ですよね。
また、家事に慣れている女性でも料理・洗濯物の量が2倍になることで疲れや負担を感じてしまうのです。
結婚後の各種手続きが大変
結婚することで女性が感じるデメリットは「結婚後に変わってしまった氏や住所の変更手続き」に追われるということです。
結婚をすると、夫の名字になったり、住む住所が変わったりしますよね。
男性は名字が変わることなんてほとんどないでしょうから、これは女性特有の大変さなのですが、これがなかなか大変です。
運転免許証から始まり、銀行の口座の氏名やキャッシュカードの手続き、持っているクレジットカードや保険の手続きなど手続きの数は人によってバラバラですが、大抵の場合は一日で終わらないことなんてザラです。
また、生命保険に加入している人は、受取人の変更をする場合に様々な手続きが出てきます。
結婚のデメリット【男性】
結婚をすることで、男性に生じるデメリットももちろんあります。
女性のように目に見える「氏の変更やカード類の手続き」は必要ではないでしょうが、目に見えない精神的な負担などが生じることがあります。
性格的に真面目で責任感の強い男性ほど、精神的な負担やリスクを強く感じる傾向にありますが、その負担やリスクこそが結婚への覚悟へとなるのですから一概にデメリットと捉えるか、良い刺激と捉えるかは本人次第なのです。
自由に使えるお金が少なくなる
今まで独身を貫いてきた男性が、結婚をすることで真っ先に感じるデメリットは「お金を自由に使えなくなる」という思いではないでしょうか。
特に30代頃になると、会社の中でも責任感のある立場に立たされる人も少なくないでしょうから、経済的にもそれなりに余裕が出てきますよね。
今まで給料日の度に好きな物を買ったり、好きな時に友人や会社の人間と飲みに行けていたとしても、結婚をすることで「家庭へお金を入れる」という暗黙の義務のようなものが生じます。
そうなると、給料を妻に握られることも考えられますから「お金の不自由」を感じてしまう男性が多いのです。
妻や子供の人生を背負うというリスクが生まれる
男性が結婚することで「デメリット」だと感じてしまうことは、男性は妻や今後生まれてくる子供を守っていかなければならない「妻や子供の人生を背負う責任やリスク」を感じてしまうということです。
このことは男性にとってはあまりに重く、妻や未来の子供への責任をしっかりと考えているからこそ結婚に慎重になってしまうし、簡単に「結婚しよう」なんて言えなくなる理由なのです。
確かに「一家の大黒柱」である男性が感じる負担やリスクというものは、女性には想像つかないものがありますが、どんなことでも妻と協力しながら生きていくということを考えれば、少しだけデメリットに感じる部分が解消されるのではないでしょうか。
社会的なメリット・デメリット
結婚をすることで男女問わず受けられる「社会的メリット」は、結婚をするとどちらかの社会保険に扶養申請をすれば、年末調整時や確定申告の時に社会保険料の扶養控除を受けることができます。
どちらかお給料の高い方に、お給料の少ない方を扶養者として加入させることがポイントです。
また「社会的なデメリット」としては、家庭に入ることで社会の人間からのお誘いやコミュニケーションが減りがちになるということです。
例えば、友人や会社の同僚の立場からすると、独身の時には気軽に誘えたランチや飲みのお誘いがしづらくなるのです。
結婚をした本人達も「飲みやランチなど、人からのお誘いが減る」ことで寂しさを感じることがあるかもしれません。
後悔のない結婚をするためのポイント
結婚というのは、お互いの人生を大きく変えるライフイベントです。もちろん愛する相手と結婚をしてひとつの家庭を築けることはとても素晴らしいことです。
しかし、それにはやはりメリットもあればデメリットもあるもの。
肝心なのは「後悔しない相手と結婚をする」ということです。結婚をした後に後悔することのないように「後悔のない結婚をするためのポイント」をしっかり押さえておきましょう。
共働きの場合は家事の分担を最初で決める
後悔のない結婚をするためには「最初から無理をしない」ということです。良い奥さん、良い夫になろうとするのはとても素敵な考えです。
ですが、共働きなのにも関わらず家事を一心に背負ったり頑張り過ぎると、後々後悔することになりそうです。
共働きの場合は、最初からきちんと家事の分担を決めておく、共に暮らしていくためのルールをしっかり話し合って決める、ということが後悔のない幸せな結婚生活を送るためのポイントです。
一生を添い遂げられる程の覚悟があるか
結婚というものは、半端な覚悟で気軽にやっていいものではありません。
一度でも入籍してしまえば、離婚となった時に戸籍上についた「結婚・離婚歴」は一生消すことはできません。
結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、この相手と一生一緒に協力し合って生きていく覚悟はできるのか。
後悔しなさそうかということをしっかりと考えなければなりません。
また、変な相手と結婚をすると結婚後にあなたの負担が増え、後悔することになってしまうかもしれません。
結婚後に後悔させない相手かどうかを見極めることも大切なポイントです。
メリットもデメリットも含めての結婚!
結婚をすることでメリットとデメリットが生まれ、そのことであなたが結婚に対して迷ったり悩んだりすることもあるでしょう。
しかし、結婚後の人生の変化をメリットに感じるかデメリットに感じるかは、実はあなた次第なのです。
愛する人と家庭を築いていくメリットがデメリットより上回るのか、それとも結婚のメリットよりもデメリットの方が上回ってしまうのか、自分にとって結婚のメリットとデメリットの度合いをしっかりと考えなければいけません。
結婚というのはあなたの人生を大きく左右することですが、結婚にはタイミングが重要ですので自分と相手にとってベストな選択をしましょう。
メリットもデメリットも含めての「結婚」だということをきちんと認識しましょう!
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