【クレマチスの花言葉】ツル性植物の女王と呼ばれる花の由来や意味を解説

クレマチスの花言葉についてご紹介。 美しい家の窓にかかる、涼やかな花のカーテン。白やピンク、紫などで彩られたそのカーテンの主は「クレマチス」です。 ガーデニングでも人気の高いクレマチスは、色や形が豊富。300種類もあるツル性植物の女王、クレマチスの種類や花言葉についてまとめてみました。

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【クレマチスの花言葉】ツル性植物の女王と呼ばれる花の由来や意味を解説

クレマチスの花言葉についてご紹介。

美しい家の窓にかかる、涼やかな花のカーテン。白やピンク、紫などで彩られたそのカーテンの主は「クレマチス」です。

ガーデニングでも人気の高いクレマチスは、色や形が豊富。300種類もあるツル性植物の女王、クレマチスの種類や花言葉についてまとめてみました。

クレマチスについて

ツル性植物の女王、クレマチスとは?

クレマチスは、キンポウゲ科クレマチス属のツル性植物。

ツル性植物とは、強い茎や幹を作らず、他の植物を支えに、細く長いツルを巻きつけて、高いところまで早く伸びていく植物です。

太陽を目指して伸びるので暑さにも強く、クレマチスは緑のカーテンならぬ、花のカーテンとして親しまれています。

イギリスでは「バラに次ぐ花」とも言われ、バラを「ツル性植物の王」と呼ぶのに対し、クレマチスは「ツル性植物の女王」と言われています。

バラとともに庭を飾る花として愛されています。


 

 

カザグルマ?テッセン?

クレマチスという名前から、外国の花をイメージされる人も多いかもしれません。

しかし、実際に花を見てみると「テッセン(鉄線)」や「カザグルマ(風車)」という名前を思いつく人もいるでしょう。

よく見かける大輪のクレマチスは、日本原産のカザグルマなどをもとに、イギリスで品種改良された品種です。

テッセンは中国原産の品種で、こちらもクレマチス属の一種。どちらもクレマチス属に属する品種の1つです。


 

クレマチスの名前の由来

ギリシア語のKlema(ツル、巻きひげ)が由来

クレマチスは「ツルをもつ花」という意味。ギリシャ語のKlema(ツル、巻きひげ)が由来です。学名のラテン語になる際、Clematis(ツル性植物)となりました。

日本原産のカザグルマや中国原産のテッセンなど、北半球の温帯を中心に、原種だけでも300種類もの豊富な品種があります。

クレマチスが愛されているイギリスでは、別名「Traveller’s joy(旅人の喜び)」とも呼ばれ、これは現在の花言葉にも繋がっています。


 

クレマチスの特徴

種類が豊富!300種類もある色や形

 


 

クレマチスの魅力は、花や葉の形、そして色の豊富さです。「これもクレマチスなの?」と聞いてしまいたくなるほど、形の多様さには驚かされます。

花の形では、花びらが4枚のものから、ベル型、キクの花のように花びらが多い品種や、花芯が針状になっているものもあります。

葉の形も、丸いものやギザギザしたもの、複葉や単葉など同じ種族とは思えないほど豊富。

品種以上に色の数は多く、青や黄色、白にピンクなど鮮やかな色が並びます。

花びらを縦に走る色がついている品種や、花びらが壺型で中と外の色が違うというものも。

また、多くは季節が過ぎれば枯れてしまいますが、常緑性の品種や芳香性のある品種もあります。

 

日本でもガーデニングの人気種に

 


 

少し前までは、カザグルマのような大輪を鉢植えで楽しむことが多かったクレマチス。

イングリッシュガーデンが人気となると、庭植えとしても楽しまれるようになりました。

イギリスでは、クレマチスは古くからバラに次いでガーデニングに取り入れられていたのです。

現在はイギリスで品種改良された多様なクレマチスが日本にも多く輸入されており、庭の1年を彩っています。

最近の人気品種は、ベル型やチューリップ型の品種。

冬咲きのクレマチスアンスンエンシス(俗称:ウィンター・ベル)は、冬の夜空に鳴り響く可憐なベルの音が聞こえてくるようです。

 

クレマチスの種類

大きく分けて3タイプ

クレマチスの種類は300にも上りますが、大きく3つのタイプに分けることができます。


 

旧枝咲き(早咲き)

旧枝とは昨年伸びた枝のこと。旧枝の節から新芽を伸ばして花を咲かせるタイプです。4月中旬〜5月中旬に咲き、一季咲きの種類が多いのも特徴。

種類:パテンス系、モンタナ系、アルピナ系、ニュージーランド系(ペトリエイほか)など。

 

新枝咲き(遅咲き)

旧枝が枯れ、地中からの伸びた新芽から花を咲かせるタイプです。5月下旬から咲き、秋まで3〜4回花を咲かせる種が多いことが特徴。

種類:テキセンシス系、ビチセラ系、インテグリフォリア系など。

 

新旧両枝咲き

旧枝から新芽を伸ばして花を咲かせるタイプです。5月上旬から咲き出し、剪定することで、年に2〜3回花を楽しむことができます。

種類:ジャックマニー系、フロリダ系、ラヌギノーサ系(白雪姫ほか)など。

 

クレマチスの花言葉

そもそも花言葉って?

花言葉は、古くは恋人への贈り物として、花に想いをのせて贈る習慣から、現在の花言葉に繋がったといいます。

同じ種類の花であっても、国によって違う花言葉がついていることがありますが、それは各国の神話などに起因することが多いようです。

また、花言葉は、見た目や特性に由来することも多くあります。

 

花言葉①美しい心

クレマチスは他の植物とは違い、茎や幹を作らない植物ですが、代わりにその細いツルはとても頑丈にできています。

細いツルから大輪の花を咲かせるその姿は、したたかで美しい。そのような姿から「美しい心」という花言葉が連想されたようです。


 

花言葉②高潔

イギリスでは、バラとともにガーデニングされることが多いクレマチス。立体的に咲くバラと平面的なクレマチスは、お互いを補いながら庭を賑やかにします。

華やかに主張するバラの中で、さらに気高く咲く姿は、まさに高潔という花言葉がふさわしいとい言えるでしょう。


 

花言葉③たくらみ

花言葉は良い意味だけではありません。クレマチスの花言葉「たくらみ」は、クレマチスの葉が持つ毒からきています。

昔物乞いをする際、クレマチスの毒を自分の肌に塗り、爛れさせることで乞うたという話がこの花言葉の由来です。


 

花言葉④貧弱

クレマチスには大輪の花のほかに、ベル型や壺型など小ぶりな花もあります。

小ぶりな花はツルの様子も相まって弱々しく見えるということが、この花言葉の由来といいます。実際にはツル性植物のため、ツルは強く丈夫な植物です。


 

花言葉⑤旅人の喜び

 


 

新約聖書の中に「ヘロデ王が生まれたばかりのイエスを殺しに来るため、天使たちは聖母マリアにエジプトに逃げなさいと伝え、イエスを連れて慌てて逃げた」という場面があります。

その際、聖母マリアたちは「クレマチスの茂みで休息をとった」と言われており、この花言葉はそのエピソードに由来しているといいます。

また、クレマチスはイギリスで「Traveller’s joy(旅人の喜び)」とも呼ばれます。

古くからイギリスの寝宿にはクレマチスが多く植わっていたため、神話と合わさって、このような俗称と花言葉が生まれたようです。

花言葉の由来のように、旅の途中に一面に咲くクレマチスを見れば、安らぎと元気をもらえるでしょう。

 

クレマチスの花言葉まとめ

クレマチスの花言葉をご紹介しました。多種多様なクレマチスは、庭先や茶室、花束など利用シーンにも富んでいます。

花屋さんに行けば、飾りたいイメージや贈りたい相手の雰囲気に合うクレマチスがきっと見つかりますよ。他の花とともに彩りを添えるクレマチスを見れば、花言葉のような、あなたの美しい心を垣間見ることができるでしょう。

バラなど他の花と組み合わせて、ぜひたくさんの花言葉の詰まった贈り物にしてみてください。

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