色気を武器に男性をとりこにしてしまう「色仕掛け」。映画やアニメのヒーローだって、きれいな女性の色仕掛けにはめっぽう弱いなんてこともありますよね。
自分が「オンナ」であることを全面に出して目的を達する色仕掛けは、同性から見るとネガティブな印象を持たれてしまうこともありますが、上手に使えば、意中の彼を振り向かせるきっかけになるかもしれません。
そこで今回は、上手な色仕掛けの方法をご紹介していきます。
「色仕掛け」の意味とは?
色仕掛けってなに?
色仕掛けとは、女性が自分の色気や色香を使い、男性を思い通りに動かすこと。主に恋愛の駆け引きとして使われるテクニックですが、それだけではなく、仕事や欲しいものを手に入れるなど、自分の目的を達成するために色仕掛けを使うこともあります。
色仕掛けには、「誘惑する」「だます」という意味もあり、女性スパイが機密情報を探るために男性に行うハニートラップも色仕掛けの一つといえますね。
色仕掛けの語源は?
色とは?
色仕掛けの語源を知るには、まず「色」という漢字の由来からお話しする必要があります。もともと色は、血のつながりがあることを表す「いろ」という言葉であり、昔は兄を「いろせ」姉を「いろね」というように呼んでいました。
のちに「色」という漢字ができたのですが、この色という漢字は、男女が体をすり寄せる様を表した象形文字。男女間の交友や女性の美しさを表す文字として使われていたそうです。
そのため、「色情」や「色恋」などと男女関係を表す表現に色が使われることが多いのです。
その後、色が女性以外にも美しいものを表す一般的名称になり、その美しさが色鮮やかさとなり、現在の色彩を表す色となったのです。
色仕掛けとは?
次に色仕掛けの「仕掛け」。「仕掛ける」という言葉になりますが、これは、相手に働きかけるということです。
よって、「色仕掛け」とは、色と呼ばれる女性の美しさによって、相手に働きかけるという意味でできた言葉となります。
「色仕掛け」の方法と効果
「色仕掛け」ポイント①ファッション
素肌をチラ見せする服
胸を強調した服装や短いスカートなどの明らかに「狙ってる」服装よりも、男性は実は「チラ見せ」が好きなもの。そこで注目したいのが、首・手首・足首といったいわゆる「3首」。
3首をチラリと見せることを意識したファッションは、色仕掛けにぴったりなのはもちろんのこと、ファッション感度も高く同性からも好印象を得ることができますよ。
体のラインが出る服
チラ見せにも自信がないという人は、体のラインに沿ったぴったりめのファッションもおすすめ。カジュアルコーデでもジャストサイズのTシャツにするだけで、艶っぽさがプラスされますよ。
色仕掛けするなら、スカートはタイトスカートがおすすめ。ボディラインがくっきりと出ることで、露出がなくても男性は勝手に妄想を膨らませてドキドキしてくれます。
脚を強調する服
きれいな脚は、女性らしさの象徴。ショートパンツからすらりと伸びた脚や、ミニスカートと網タイツの組み合わせなどは特にセクシーで、色仕掛けにぴったりなファッションです。
また、ヒールのある靴も女性らしい色気をアピールするのにぴったり。スタイルもよく見えるので、それだけで色気が増します。
揺れるアクセサリー
男性は、揺れるものを見ると女性らしさを感じる生き物だそう。耳元でゆらゆらと揺れるピアスやイヤリングは、女性の儚さを感じさせてくれるので、色仕掛けにもぴったり。
ほかにもシャツやニットの間からちらりとのぞく、細身のチェーンのネックレスやブレスレットなども華奢さを強調してくれますよ。
色気のあるヘアスタイル
髪型でも色仕掛けを掛けることはできます。ポイントは、普段は隠れている部分を見せること。ロングヘアの女性がうなじを見せたアップスタイルにしたり、前髪をあげておでこを見せたりすると、普段とのギャップでどきりとする男性は多いようです。
また、芸能人にも人気のかきあげ前髪も簡単に色気を出せるヘアスタイル。そこまでしなくても、目の前でさりげなく髪をかきあげたり耳掛けにするだけでも効果があるようです。
目力のあるメイク
カラーコンタクトで黒目を大きくしたり、マスカラでまつ毛を長くしたりといった目力のある目元に惹きつけられる男性は多いよう。ミステリアスな流し目なども色仕掛けにはもってこいですね。
艶っぽい唇
どんなにファッションや髪型に気を使っても、カサカサの唇では色気を感じませんよね。リップグロスを使った艶感のある唇は、色っぽさの象徴になります。
とはいえ、濃い目のメイクは好みではないという男性もいるので、色仕掛けするなら、好きな男性の好みをリサーチしてからメイクしましょう。
女性らしい香り
香りは、人の記憶に一番残るものといわれています。女性らしい香水や石鹸の香りは、嗅ぐ度にあなたを思い出させてくれる絶好の色仕掛け。
とはいえ、キツめの香りは敬遠されることもあるので、髪をかきあげたり、ボディタッチをしたときにほのかに香るくらいにとどめるのがおすすめです。
「色仕掛け」ポイント②行動
アイコンタクトと笑顔
好きな人と目が合ったら、恥ずかしくて自分からそらしてしまうという人もいますが、色仕掛けするなら、目が合ったらにっこりと笑顔を作るのが正解です。
男性は、笑顔を向けられると「自分に好意がある」と感じるそうです。何度も繰り返すうちに「ひょっとして?」と思ってもらえるかもしれません。
さりげないボディタッチ
色仕掛けの中でも効果抜群なのが、ボディタッチ。とはいえ、相槌代わりに会話の途中に何度も相手を触るのは、ちょっと下品な印象を持たれかねません。
ポイントはあくまでさりげなさ。「スーツについたごみを取る」「後ろから声をかけるときに肩をたたく」などちょっとした瞬間にボディタッチしてみましょう。
二人きりになれたなら、腕と腕を振れそうな距離に置いたり、ときどき膝に触れたりという大胆なボディタッチも効果的ですよ。
丁寧な所作で指先まで集中
言葉を交わさなくても動作がきれいな女性には見とれていまいますよね。何か動作をするときは、ゆっくりと動きはじめ、指先まで意識を集中させると美しく見えるそうですよ。
彼に何か渡すときには、指先をそろえる、両手を添える。特別な色仕掛けを仕掛けなくても、これだけで彼はあなたの美しさにドキッとするかもしれません。
存在感のある立ち振る舞い
指先の動きと同様に、立ちふるまいにも気を付けましょう。背筋を伸ばして、歩くときには、女優やモデルになった気持ちで堂々と。
存在感のある立ち振る舞いは、彼の視線をあなたに集中させること間違いなしです。
目の前で腕や足を組む
女性の胸というのは、やはり男性には気になるもの。あえて目の前で腕を組むしぐさを見せて、視線を自然と胸に持っていくのも色仕掛けには効果的です。
ポイントはややきつめに組んで胸元を強調すること。また、足を組み替える動作も男性には魅力的に映るといわれています。
とはいえ、腕や足を組むという行為は、場合によっては威圧感を与えることがあるので、あくまで自然と振舞うのがポイントです。
上着を脱ぐ
隠されていた部分が見えるということに男性は興奮を覚えるといわれています。上着を脱ぐだけでも男性はどきりとするようですが、少し意識して体をくねらせたり、胸を強調するようなしぐさで脱ぐと色仕掛けになりますよ。
スキを見せる
あまりにも完璧な女性というのも男性は敬遠してしまいます。ときはスキを見せて男性を油断させるのも色仕掛けのテクニック。
会話の途中で言葉を噛んでしまったり、いい間違いをしたりすると可愛いと思う男性が多いようです。
少し高度ですが、ホームパーティなどで彼のおうちに忘れ物をしたり、結婚式の2次会などで好みの男性と一緒になったときに、うっかりを装って彼のものと自分のものを間違えて持ち帰ったりというのも、次に会う口実を作れる色仕掛けテクに!
押したら引く
男女を問わず「追いかけられると逃げたくなる」という人は多いはず。その反面、自分に興味がない相手を追いかけたくなるということはありませんか?
その心理を利用して、アイコンタクトやボディタッチで好意を表したあとは、一旦引いてノーリアクションを貫くのも色仕掛けのテクニック。そっけないあなたに彼の方が熱をあげるかもしれませんよ。
「色仕掛け」ポイント③会話
「あなただけ」を強調
男性は「特別感」に弱いもの。会話の中に「あなたにだけ」というキーワードを入れると、相手をときめかせることができます。
相談を持ち掛ける
特別感につながることですが、相談事を持ち掛けるというのも色仕掛けによく使われるテクニックです。
みなさんは、付き合っている人の相談を違う異性にしているうちに、結局そちらの相手と付き合うことになったという話を聞いたことはありませんか?
相談事は、二人の距離感を縮めるのに便利な材料。ふたりで秘密を共有することで特別感も高まります。
聞き上手になる
意中の彼が話しているときは、聞き上手を心がけましょう。相槌にぴったりなのが「さ・し・す・せ・そ」のある言葉といわれています。
「さすがだね」「すごい」「それでそれで?」など、相手を持ち上げるような相槌を打ってあげると、相手もいつもより雄弁になるかもしれません。
好意を匂わせる
「一緒に~行きたい」「二人で~行きたい」「~みたいな人が好き」というように、会話の中で彼への好意をさりげなく伝えるのも色仕掛けの効果的なテクニックです。
ただし、誰にでも同じようなことを言っていると思われないように「あなただけ」を強調するのを忘れずに。
今日からすぐできる「色仕掛け」
まずは見た目から!
ファッションやメイクといった外見に関する色仕掛けなら、思い立った時からすぐに実践できます。
また、ヘアスタイルを変えることはできませんが、おろしている髪をアップにしてみたり、前髪のアレンジを変えてみたりといったことなら今日からでも実践できますね。
意中の彼の好みのファッションや髪型をさりげなく聞き出して、すぐに実践するのも「もしかして自分に好意があるのかも」と思わせるのに有効な色仕掛けですよ。
笑顔を作る!
ツンとした表情の女性より笑顔の女性の方が魅力的。口角をあげて「ニコッ」とほほ笑むのは、今日からすぐにできる色仕掛けです。
デートで使える「色仕掛け」
彼と二人きりになったときこそ活用したい色仕掛け。ここからは、デートなどのシチュエーションで使える色仕掛けをご紹介します。
間接キス
デートで彼と食事に行くなら、ぜひ試してほしい色仕掛けが、間接キス。
彼の飲んでいるドリンクを「味見させて」とお願いしたり、自分のオーダーした料理を「食べてみて」と自分の使ったフォークで差し出すなど、さりげなく間接キスのチャンスが作れますよ。
また、人は食卓を一緒に囲むことで、相手に親近感が湧きやすいといわれています。彼とお出かけするチャンスが来たら、食事の時間を作るのはマストですよ!
酔ったふり
ほろ酔いの女性はなんとなく色っぽく見えるもの。酔ったふりをすれば、普段はできない大胆な行動もとりやすくなります。
お酒を口実にして、彼にちょっともたれかかったり、手をつないだりといった積極的な色仕掛けがしやすくなるかもしれません。
会話に「気持ちいい」を入れる
女性から「気持ちいい」と言われた男性は、どきりとすると同時に少しリラックスした気分になるようです。「風が気持ちいいね」など、会話の中にさりげなく「気持ちいい」を取り入れてみましょう。
相手からの誘いをかわす
女性が酔ったといって甘えてきたら、たいていの男性は、そのあとの展開を期待するもの。とはいえ、ここで相手の誘いにすぐに乗ってしまうと「軽い女」に見られてしまいます!
初めてのデートなら上手に誘いをかわすのが色仕掛けのポイント。この時、「また会いたい!」「次はもっと一緒にいたい」など、次回のデートに含みを持たせておくと、彼のドキドキ感が高まるのも間違いなしです。
ビジネスでも「色仕掛け」は使える?
ビジネス上の色仕掛けといわれると、妖艶な女スパイが寝物語のついでに機密情報を聞き出したり、計算高い女性が上司を虜にして出世したりといった悪いイメージを持つ人もいるかもしれません。
ですが、女性らしさや自分の魅力を使うことは、ビジネス上での立派なスキルになるのです。
例えば、商品を契約する場合、内容や価格にあまり差がなければ、相手は「印象のいいセールスマン」から購入したいと思うもの。
女性らしい気配りや柔らかい物腰で、相手に商品や自分の魅力を伝えるように働きかけることが重要になってきます。
とはいえ、ビジネス上で使う色仕掛けは、あくまで「女性らしさ」にとどめ、性的な部分を見せないようにするのがマナーです。
「色仕掛け」が効果的な男性って?
女性経験が少ない
女性経験の少ない男性は、どんな色仕掛けも「自分に好意がある」と受け取ってくれる可能性が高いです。
あなたの好意に素直に乗ってくれたらしめたものですが、女性経験の少ない男性の中には、「色仕掛けで自分をだまそうとしているのではないか?」と不安に思う人もいるので、注意しましょう。
男兄弟で育っている
兄弟に女性がいない男性は、女性の本性を知らない分、女性の行動の裏を読まないので、女性経験が少ない男性同様に色仕掛けが効きやすいといえます。
また、女兄弟がいない男性にとって、女性の色気とは未知のもの。人は自分にはないものに惹かれる傾向があるので、そういった意味でも男兄弟で育った男性は、色仕掛けにかかりやすいといえます。
プライドが高い
意外に思われるかもしれませんが、プライドの高い男性の方が色仕掛けにかかりやすいといわれています。なぜなら、プライドの高い男性は、自分をほめたりおだててくれる女性が大好き。
彼の自尊心を傷つけないように自己顕示欲を満たしてあげれば、すぐにあなたの虜になるかもしれません。
「色仕掛け」で意中の男性を虜に♡
いかがでしたか?色仕掛けのポイントをファッション・行動・会話の3つの項目でまとめてみました。
男性の心を虜にする色仕掛けですが、色気以上に大事になるのが、気配りや女性らしさ。色気だけの色仕掛けでは、彼の心のすべてをあなたに向けることはできません。
色仕掛けはきっかけとして使って、あなたの本来の魅力で、彼を虜にしてくださいね。
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