インナーカラーをセルフで自分好みに楽しみませんか?インナーカラーとは、髪の内側の一部分を染めてチラ見せを楽しめるセクションカラー。
全体のカラーや髪の長さを変えなくてもイメージチェンジが楽しめるとおしゃれさんの間でも話題のカラーです。
そこで今回は、インナーカラーをセルフで楽しむコツや素敵なインナーカラーの実例をまとめてみました。
インナーカラーとは
インナーカラーとは、髪の一部分を染めるセクションカラーの1つ。インナーの名前の通り、髪の内側の部分をカラーリングすることをいいます。
ダウンスタイルでは、目立たないことが多いインナーカラーは、耳かけやアレンジでチラ見せを楽しめるのが魅力。
目立ちにくい部分を染めるので、普段はなかなかチャレンジできないビビッドなカラーを入れるのも素敵ですよ。
簡単にできる!セルフインナーカラーのやり方
セルフインナーカラーに必要なもの
・ブリーチ剤
・カラー剤やカラーバター
・ヘアクリップ
・ゴム手袋
・ラップ
カラーバターって?
カラーバターとは、髪の中まで染めるヘアカラーと違い、カラー剤を髪の表面にだけ塗るトリートメント剤のこと。
成分の90%以上がトリートメントのため、ヘアカラーをしながら髪のトリートメントが自分でできるんです。
その代わり、カラーバターで染めたカラーの持ちはあまりよくなくシャンプーなどで徐々に色落ちしてきます。
暗い髪にも色が乗りにくいので、使用するときはブリーチ剤が必要になります。
セルフインナーカラーの手順
①インナーカラーを入れる場所をブロッキングする
ヘアクリップなどを使い、インナーカラーを入れたい部分をブロッキングします。
カラー中に髪が落ちてこないようにしっかりと固定しましょう。
②ブリーチ剤を塗る
入れる場所が決まったら、ブロッキングした部分の2~3㎝下からブリーチ剤を塗っていきます。
ブリーチ剤で手が荒れることがあるので、ゴム手袋をします。しっかり塗れているかどうか合わせ鏡などを使って確認しましょう。
③ラップで巻く
ブリーチ剤を塗った部分にラップを巻いていきます。
④時間をおいてシャンプーで流す
一定時間をおいて、ブリーチ剤をシャンプーで流します。これでインナーカラー前のブリーチは終了。
髪色が明るい人は1度のブリーチでもOKですが、もともとの髪色が黒髪に近い人は、2回ブリーチするのがおすすめですよ。
⑤好みのヘアカラーやカラーバターを塗る
続いて、好みのカラー剤やカラーバターを使って、ブリーチ下部分を染めていきます。
ブリーチ後にすぐインナーカラーを入れる場合は、タオルで髪の水分をしっかりと取りましょう。
カラーバターを使うときは、ボウルなどに使う分だけを取って使うようにしましょう。
⑥ラップで巻く
ブリーチと同様に、ラップで巻いて時間を置きます。色馴染みをよくしたい人はドライヤーで熱を加えるのもおすすめですよ。
⑦ラップを取る
一定時間を置いたらラップを外します。染まり具合をチェックして、まだ足りない場合はそのまま5分ほど放置します。
⑧カラー剤を洗い流す
シャンプーとリンスをしてカラー剤を洗い流しましょう。
⑨完成
これでセルフのインナーカラーは完成です。耳かけやアレンジでセルフインナーカラーを楽しみましょう。
セルフインナーカラーのコツ
ブロッキングはジグザグに
セルフで髪を染めるときは、髪の毛にインナーカラーをナチュラルになじませるため、分け目できっちり分けずにジグザグにブロッキングがおすすめです。
また、毛量が多い部分ほどインナーカラーが目立つので、はっきりとしたインナーカラーを作りたいひとは、厚めに髪をとるのがおすすめ。
根元から2~3㎝あけて塗り始める
ブリーチ剤やカラー剤は、ブロッキングした部分の根元から2~3㎝間隔をあけて塗り始めましょう。
少し下から染めるほうがインナーカラーが髪に馴染みますよ。
カラー剤はたっぷり塗る
セルフで髪を染めるときに、なんとなく不安でカラー剤を少ししか載せないという人がいますが、これがきれいに染まらない原因に!
カラー剤を塗るときは、たっぷりと塗りこんでくださいね。
根元を指でぼかす
カラーを塗り始めた根元の部分は、指を使って少しぼかすようにすると、髪の毛にカラー剤が自然に馴染みます。
グラデーション効果が出て、セルフインナーカラーがきれいに見えますよ。
染まり具合をチェック
カラー剤をのせて時間を置いた後は、すぐに洗い流さず毛束を少しとって染まり具合をチェックしましょう。
染まり方が足りないと感じたらさらに時間を置きます。
インナーカラーは入れる場所がポイント
ショートはサイドにさりげなく
レングスの短いショートは、サイドの毛先にアクセント的にインナーカラーを入れるのがおすすめ。
立体感が出てショートヘアがより印象的になりますよ。
ボブ~ミディアムは後ろにも
ボブスタイルやミディアムヘアの人は、サイドだけでなく後ろの髪まで全体的にインナーカラー。
毛先をはねさせるトレンドの切りっぱなしボブとの相性も抜群ですよ。
アレンジのしやすいレングスでもあるので、少し派手な色を使ってアレンジの際にチラ見せさせてもおしゃれです。
ロングは耳上から耳後ろで艶っぽく
ロングヘアなら耳の周辺の髪をインナーカラーにしてメリハリをつけるのがおすすめ。
しっかりと長さもあるので、セルフカラーでもグラデーションがきれいに見えますよ。
インナーカラー×ショート
黒髪ショートヘアは、もみあげ部分をブラウンのインナーカラーに。
前からも見えやすい場所なので、自分でもきれいに染めることができますよ。耳かけにするだけで印象が変わります。
前下がりのショートボブヘア。
表面はアッシュ系のブラウンカラーですが、内側の髪は低めのトーンでシックな雰囲気に。
ダークトーンのインナーカラーなら、会社などでもOKですね。
バイオレットカラーの表面に対し、内側の髪を明るいイエローに。
コントラストがついて、ストレートのショートもあか抜けた雰囲気になります。
セルフで染める際は、カラーバターを使えば、自然と色落ちしていくので、自分で染めても派手すぎる心配もありません。
エッジの効いたうねりのあるウェーブがおしゃれなショートパーマスタイル。
毛先を中心に明るめのインナーカラーを入れてより立体感を出しています。
自然なグラデーションが外国人のような雰囲気を作りますよ。
インナーカラー×ボブ
外はねでデザインした切りっぱなしボブ。ナチュラルなグラデーションカラーの髪色に、もみあげだけトーンを挙げています。
耳かけにしたときだけインナーカラーがちらりと見えて、トレンド感のなかに個性を演出できますよ。
グレージュカラーのミディアムボブスタイル。
内側の髪のトーンを低くすることで、シンプルながら奥行きのあるスタイルに。セルフで染めるときには、鏡などで後ろを自分で確認しながら染めるときれいにできますよ。
ボブスタイルによく似合うのがピンクのカラー。甘さのあるカラーですが、長すぎないボブならナチュラルに決まります。
インナーカラーで内側の髪色を少しダークにすると、メリハリがついて大人っぽく見えますよ。
ダウンスタイルのままだと清楚なゆるふわパーマのボブスタイルですが、サイドをめくるとこの通り、ハイトーンのインナーカラーが入っています。
平日はダウンスタイル。週末はアップスタイルで個性的にといった使い分けもできますね。自分で染めるならブリーチ剤だけでもOKです。
全体は、地毛に近いダークトーンのカラーを使い、毛先にかけてグラデーションを入れたボブスタイルです。
毛先にパーマをかけているので、ハイトーンのインナーカラーがより立体感を演出してくれますね。
インナーカラーを入れることで、髪が伸びてきてもまとまりのあるスタイルになります。
インナーカラー×ミディアム
ヘアアレンジもしやすいミディアムヘア。ハイトーンのアッシュカラーをインナーに使うことで、立体感が出て外国人のような雰囲気に。
サイドだけならセルフでも失敗することなく染めることができます。一つ結びなどの簡単アレンジでもこなれた雰囲気を出すことができます。
艶感たっぷりのストレートのミディアムヘア。全体はアッシュブラウンカラーできれいめにまとめて、耳前の髪にだけハイトーンのインナーカラーを入れています。
眉上で切りそろえたショートバングとリンクして、個性的な雰囲気も。
ゴージャスな巻き髪風のパーマは、グレージュカラーで赤みを消すことで、大人っぽい雰囲気に。
インナーカラーを使ってメリハリをつけるとよりウェーブが立体的になりますよ。
インナーカラーも全体に入れず全体に散らすようにすると、外国人のような透明感が生まれます。
ダークトーンのシンプルなミディアムヘアですが、顔回りに細いハイトーンのインナーカラーが入っていて、こなれた雰囲気になっています。
さりげないインナーカラーは、オフィスで働く大人女子でも気兼ねなく入れることができますね。
インナーカラー×ロング
ダークトンのロングヘアのアッシュ系カラーのインナーカラーを入れてアクセントをつけています。
長さのあるロングヘアは、セルフだと後ろまできれいに染められないとこがあるので、お友達にお任せしたり、美容院で染めるのがおすすめですよ。
アッシュブラウンカラーのロングヘアは、毛先だけパープルのインナーカラーを入れて個性的に。
髪が痛みやすいロングヘアは、あえて明るめのインナーカラーを入れて、髪の痛みを目立たせないという手もあります。セルフならトリートメント効果のあるカラーバターを使いましょう。
プラチナ×パープルのカラーをインナーカラーに使い、グラデーションカラーで仕上げたロングヘア。
ベースにも様々なカラーが混じっているので、光の加減でニュアンスのある色合いに見えるんですよ。
黒髪ロングには、カラーバターを自分で使って、ブルーのインナーカラーをオン。寒色系のインナーカラーは、黒髪との相性がぴったり。
大人っぽくセクシーな雰囲気を作ってくれますよ。セルフの場合は、インナーカラーを入れたい部分だけブリーチをしましょう。
インナーカラー×アレンジ
ヘアアレンジをすると、インナーカラーの良さがより強調されます。
アッシュ系のインナーカラーが入ったサイドの髪と後ろの髪をまとめてくるりんぱすると、髪色にグラデーションがついてよりおしゃれに見えますね。
ロングヘアの編みおろしアレンジは、サイドに一束だけ入れたブルーのインナーカラーがアクセント。
黒髪と青いインナーカラーが色の白さをより際立たせてくれますよ。
アッシュ系のローライトのインナーカラーを全体にいれたロングヘアを高めの位置でアップアレンジに。
明るめのまとめ髪と落ち着いた雰囲気のバックスタイルのコントラストが立体感のあるアレンジを叶えてくれます。
インナーカラーはセルフで楽しもう!
セルフでできるインナーカラーをご紹介しました。ブリーチ剤やカラーバターを使えばセルフでも簡単にきれいなインナーカラーが作れることがわかりましたね。みなさんもインナーカラーをするなら、ぜひセルフで思い通りのカラーにしてみてくださいね。インナーカラーをセルフで自分好みに楽しみませんか?
目立たないインナーカラーの入れ方やヘアアレンジを以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください!
会社でバレないインナーカラーのおすすめ5選|目立たない結び方も
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