パートナーと結婚をする時、誰しも永遠の愛を相手にも自分にも誓い合って一緒になったはずです。
ですが、いくら永遠の愛を誓い合ったとしても、それはもう過去のこと。
お互いが努力をしなければ、他人同士が同じ屋根の下で一緒に生活をすることなんて不可能なのです。
ましてや、夫婦なのをいいことに”夫婦なのだから何でも許してくれ”そんな態度で相手に過ごされては、毎日がとたんに色あせてしまうことでしょう。
そんな時に夫以外の素敵な男性が現れたら、あなたはどうしますか?
今回は、既婚者なのに恋愛をしてしまう理由や心理、そして不倫の持つリスクや対処法をご紹介します。
既婚者なのに恋愛をしてしまう理由と心理
結婚をして家庭を築いている既婚者なのにも関わらず、夫以外の男性に惹かれて恋愛をしてしまうのにはやはり理由があります。
今の生活や現在の夫に対して不満がなければ、既婚者である女性が他の男性になんて興味が沸かないはずですよね。
ですが、今の生活や夫からの信頼を失ってまでも恋愛をしてしまうのはどうしてでしょうか。
夫や家族のことを考えられなくなってしまう、自分が既婚者であることも忘れてしまう程に気持ちのコントロールができなくなってしまっている理由は何なのでしょう。
ここでは、既婚者である女性が夫以外の男性と恋愛をしたい、またはしてしまっている時の理由と心理状態について解説します。
夫にはない大人で魅力的な男性が現れた
これは若くで結婚した既婚者妻によく見られる衝動のひとつです。若い時に結婚をしたことで、あまり世間に触れてこなかったために起こります。
例えば、ある程度年齢を重ねて子供が手を離れたので職場復帰した時などに、職場の上司と恋愛関係になってしまうといったケースがあります。
人は少しずつしか成長できないので、若い頃から一緒にいるとお互いの成長に気づきにくく、いつまでも子供っぽいという印象が抜けきれません。
そんな時に会社の上司といった、大人の男性という魅力を持った相手が現れてしまうことで、夫にはない魅力に惹かれてしまうのです。
また同じ職場でしたら忘年会や新年会、節目節目の飲み会などで距離を縮める機会が多く、恋愛へ発展しやすいというリスクがあるのです。
例え職場の先輩や上司のことを”素敵だな”と思うにしても、自分は既婚者であるということを思い出し、自分自身の恋愛感情にブレーキをかける必要があります。
なぜか夫以外の人と一緒に過ごす方が楽しい
男性や女性といったことに関係なく、とりあえず夫以外の人と一緒にいる方に楽しみを感じてしまうというも、既婚者が恋愛に走ってしまう要因です。
不倫という言葉が世の中にメジャーに出回った頃から、夫と2人でどこかに出かけるよりも女友達や男友達と出かけたい、夫と一緒にいても前より楽しみを感じなくなったという既婚者妻が増えてきています。
今まで夫と過ごす方が落ち着くし変に気を使わなくていいし良かった、という既婚者妻でしたらこれはなかなかの危険信号です。
なぜ最近、夫以外の人と過ごすことの方が楽しく感じるのでしょう。
それはもちろん、夫と一緒にいることが楽しくなくなってしまったから。これは一種のマンネリの現象なのですが、たかがマンネリとあなどってはいけません。
早い段階で修復をすることが、既婚者が恋愛に走ってしまうことを防ぐ対策になるのです。
最近夫婦間のマンネリ感を感じてきたのなら、夫と一緒に何か新しいことを始めてみましょう。
2人で新しい刺激を受けることで、マンネリから解消されると言われています。
毎日の生活に物足りなさを感じる
既婚者が恋愛に走ってしまう最大の理由は、今の生活に味気なさや物足りなさを感じてしまっていることが原因です。
毎日の生活に対して”同じことの繰り返し”と感じてしまうことが原因ですが、既婚者女性が一度このような考えを抱いてしまうと、そこからどんどん深みにハマっていってしまう可能性が高くなります。
日々を何事もなく平穏に過ごせることに感謝できれば良いのですが、楽しいことも悲しいこともあまり起きないような日々を送っていると、そう考えるのは難しいかもしれません。
なぜなら、欲があるのが人間です。最初は幸せに感じていた結婚生活も、とくに起伏のない日々が淡々と続くことで、既婚者女性は刺激不足と感じてしまうのです。
毎日の生活の物足りなさを感じている既婚者女性は、もしかすると平穏な幸せを見失っているのかもしれません。
平穏な幸せというものは、当たり前の生活の中に隠れてしまいやすいものです。
もしも今の生活に少しでも手放したくない理由があるのでしたら、安易な気持ちで既婚者の恋愛に進むことは避けた方が良いのではないでしょうか。
既婚者が恋愛をしてしまったらどうすれば良いのか
既婚者の恋愛なんて倫理に外れた行為だ、将来を誓いあったパートナーを裏切るなんて言語道断。世間には既婚者の恋愛に対してそのような印象が強いのも事実です。
では、どうしても夫以外の人を好きになってしまった時、現在生まれてしまっているこの恋愛感情はどうしたら良いのでしょう。
頭ではイケナイことだと分かっていても、人の気持ちをコントロールすることなんて出来る訳がありません。
自分は既婚者だからと、好きな気持ちを隠して生きていけばよいのでしょうか。無かったことだと割り切れば良いのでしょうか。
ここでは、既婚者が恋愛をしてしまい、どうすれば良いのか分からなくなってしまった時の対処法をご紹介します。
つらい気持ちを抑える必要がある
既婚者の恋愛は簡単なものではありません。もしもパートナーや家庭がある既婚者でありながら、夫以外の男性と恋愛関係になってしまうとしたら、普通のカップルのような恋愛をすることは難しいでしょう。
不倫はもちろんいけないことですし、既婚者の恋愛は、自分の感情で様々な人を巻き込み不幸にしてしまう行為だと頭に入れましょう。
ですが、やはり人の心というものは誰にも分からないものです。既婚者であっても、どうしても今の恋愛から抜け出せないのでしたら、とりあえず家庭内では平静を保つ必要があります。
あなたはあくまで既婚者です。たとえ恋愛相手と喧嘩をしても、会えない苦しみに潰されてしまいそうになってもその気持ちは堪えなければなりません。
もしも準備不足の段階の時にパートナーにバレてしまっては、全てを失ってしまうことになる可能性が高くあるのです。
ですから、恋愛相手に会えなくても家庭内でつらい顔をしてはいけませんし、恋愛相手との仲が上手くいっている時もやたらに幸せそうな雰囲気を出すことはおすすめしません。
相手をただ好きなのか本気で好きなのかを整理する
既婚者の恋愛は、とてもおすすめできるものではありません。できることなら避けるべきことでしょう。
ですから、自分が既婚者であると改めて認識した上で恋愛相手に対する思いを見つめ直してみてください。
果たしてそれは本当の愛なのでしょうか。それとも、日々の単調な生活から抜け出したいための”刺激欲しさ”だったのでしょうか。
もしも少しでも恋愛相手への気持ちに迷いがあるのでしたら、ここは少し既婚者であることを自覚して立ち止まってみることをおすすめします。
自分が既婚者でありながらも、本気で夫以外の男性に恋愛感情を抱いてしまった場合はもう仕方のないことです。
人生にはいろんな選択肢があるように、人の生き方も十人十色です。人生に正解なんてありませんが、人の道というものから外れて良い訳ではありません。
ですから、もしも既婚者であっても恋愛相手のことを本気で好きなら、恋愛相手と一緒になるための準備を始めることをおすすめします。
どのように行動すべきか計画を立てる
既婚者という身分をわきまえた上でも、恋愛相手への気持ちを捨てきれない。既婚者であることを押し通してでも、今の恋愛相手と一緒になりたいと願うのであれば、その未来に向けて一日でも早く準備すべきなのではないでしょうか。
今の関係をズルズルと続けていれば、既婚者の恋愛にはいつか必ずとんでもない修羅場が訪れます。不倫は夫婦間の貞操義務に違反します。
ですから、不倫がパートナーである夫にバレて夫が裁判でも起こそうものなら、既婚者であるあなたと恋愛相手は多額の慰謝料を払わなければならなくなります。
それに、もしもあなたに子供がいる場合にはどうしますか?子供を手放して幸せになれた既婚者女性なんているのでしょうか。
子供を手放したくないのなら、尚更離婚に向けてしっかりと準備していく必要があるのです。
本来なら自分が既婚者である以上、夫ときちんと別れてから恋愛をできたら良かったのですが、人の縁や出会いは全てタイミングありきのものです。
少しタイミングがズレてしまったのだと割り切り、離婚に向けてしっかりと対策と準備をしましょう。
きちんと離婚が成立するまでは自分が既婚者であるという立場をわきまえ、恋愛相手への感情を抑え、上手く自分の気持をコントロールできるよう努力と我慢が必要です。
既婚者が恋愛に走ってしまう前に知っておきたいこと
既婚者の恋愛には大きなリスクがつきものです。「今の生活がつまらないから」だとか「夫への恋愛感情がもう無いから」といった安易な気持ちで既婚者が恋愛に走ってしまうと、取り返しのつかないことになりかねません。
もしも安易な気持ちで行動したことで、どうしようもないくらい離れられない男性に出会ってしまったらどうしますか?
あなたは既婚者なのです。一度でも夫と永遠を誓い合った身です。それはどんな時にも既婚者であるという責任がつきまとうということ。
もしも夫と生活していくのが心底うんざりしているのでしたら、きちんと離婚してから恋愛に目を向けた方が良いのではないでしょうか。
ここでは、既婚者が恋愛に走ってしまう前に知っておくべき注意点をご紹介します。
不倫は浮気と違って家庭崩壊のリスクがある
結婚を誓い合って役所で婚姻届が受理されたその時から、あなたとパートナーの行動には”既婚者としての責任”がつきまといます。
既婚者の責任を負いたくないのでしたら、少しだけでも恋人期間を延長していれば良かったのです。
そしてこの”既婚者の責任”は、夫婦の貞操義務という重圧としてのしかかるのです。もしも既婚者であるあなたの恋愛が夫だけではなく周囲の人たちにバレてしまったら、それはもう「不倫」です。
夫が裏切られたと大騒ぎをしたら、お互いの両親や親戚だけではなく周囲の人たちをも巻き込んでしまう可能性があります。
既婚者の恋愛は、たくさんの人にバッシングされてしまうことも避けられないでしょう。
そうなると、あなたと夫が今まで築き上げてきた信頼も家庭も今までの生活も、全てを失ってしまうことになりかねません。
子供を失う可能性があるので感情的になるのはNG
既婚者の恋愛というと聞こえは良いかもしれませんが、既婚者の恋愛は「不倫」です。
不倫はパートナーを裏切った方が100%悪いとされますので、パートナーを裏切った方には慰謝料の支払い命令などが発生します。
もしも既婚者であるあなたと夫の間に子供がいたら、子供の人生まで振り回してしまうことになりかねません。
物心ついている年齢の子供でしたら、自分のお父さんとお母さんが揉めていることに心痛めてしまうことでしょう。
既婚者の恋愛から不倫をして離婚ということになると、どうしても子供にも離婚の事実を話さなければなりませんし、子供のメンタル面にも大きな影響を与えてしまうことになるでしょう。
不倫がバレて離婚をしてしまった場合、親権を渡さないと夫が宣言する可能性もあります。
ですから、既婚者の恋愛は夫にバレてはいけないのです。既婚者であることを再認識して、恋愛をしても感情的になることはリスクが大きいので止めましょう。
不倫に走らない対処法を考えることが大切
既婚者の恋愛は、かなりリスクの大きなものです。できることなら既婚者である以上、夫以外の男性への興味は捨ててしまった方が良いでしょう。
やむを得ず、どうしても好きになってしまったのなら周りの人がとやかく言うことはできません。
しかし、まだ特定の男性がおらず恋愛への興味だけだった場合、または夫以外の男性を好きになりかけている場合でしたら、まだ自分の気持ちを抑えることができるのではないでしょうか。
何も、この先の人生で恋愛することを諦める必要がないのです。恋愛がしたいのでしたらきちんと夫と離婚をする、自分の身辺を綺麗にしてから第二の人生をスタートさせましょう。
夫との離婚を考えていないのでしたら、夫以外の男性へ目を向けることはやめましょう。
そして、夫との生活をいかに有意義なものにできるかを考えるということが、既婚者の恋愛にストップをかける対処法になるのではないのではないでしょうか。
既婚者の恋愛は冷静になることが一番大切
いかがだったでしょうか。既婚者の恋愛には大きなリスクがつきまとってしまうものです。
もしもなあなたに子供がいる場合には、子供の人生まで巻き込んでしまう程の大層なことなのです。
今ある生活に魅力を感じなくなってしまったのでしたら、何か趣味を見つけてみることも良いでしょう。
そして何より、失ってしまった夫への気持ちを取り戻す努力も必要なのではないでしょうか。
それは恋愛感情だけではなく、夫への感謝であったり情でも良いのです。今ある幸せを見つめ直してみませんか。
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