キッチンの食器棚や収納が少ない、狭い、と悩んでいる方は多いと思います。例えば来客用の食器は、普段使いの食器棚に入れておくと場所を取りますね。たまにしか使わないなら、他の場所にしまっておきましょう!
今回は、災害に強くて引っ越しもラクになる、食器の収納アイデアをご紹介します。
たまにしか使わない食器
日常使いの食器の中に、来客用や季節モノを一緒にしていると、量が多くなって探すのが大変。
コーヒーカップやガラスのコップ、セットのお皿など、高さも幅もバラバラの食器を平置きして収めれば、それだけでスペースが取られてしまいます。
我が家は、日常使い以外の食器は別の場所にしまっています。その場所は、ズバリ本棚。本と一緒に食器を収納しているんです。
ファイルボックス収納
使うのは、100均キャンドゥのファイルボックスです。棚のサイズに合わせて8個使います。
食器を入れるので、底が外れないようにテープなどで補強するといですね。
アイテム別に収納
お皿を平置きすると、直径分の幅を取ります。スペースを有効に使うために、ファイルボックスに立てて収納しましょう。
お皿同士の間には、緩衝材のプチプチシートを挟むのがおすすめ。こうすることで割れる心配もなくなります。
もちろん、割れにくい工夫も必要です。こちらでは、牛乳パックをカットして間に挟んでいます。
ちょっとしたことですが、引き出したときにカチャカチャ音が鳴らないので便利ですよ。
並べていきます
種類別に収納します。全ての量が全部収まりました!
本棚に食器が収まっているとは思えないですよね。
取り出すのも簡単
ファイルボックスが並んでいる様子は、まるで書類が入っているように見えます。棚の幅全部を同じファイルボックスにすることで統一感が出ますよ。
上から除くと中が見えるので、取り出す時も簡単です。必要な食器がすぐに取り出せますね。
実は理に適った収納法
「食器をファイルボックスに入れるなんて衛生的ではない」「立てて収納するなんて割れやすいのでは?」など、あまり良いイメージがないかもしれませんが、実は理に適った収納法なのです。
ファイルボックスを幅10㎝の収納ケースと考えると、何を入れてもいいんですね。もちろん食品でも大丈夫ですよ。
地震で被災した時、食器棚から食器が飛び出して割れた経験があります。床一面が食器の割れた破片だらけになりました。後片付けにずいぶん時間がかかったことを覚えています。それ以降、食器を飾るように並べることをやめました。
ファイルボックスに入れて、この状態で収納していると、食器はファイルボックスの中だけでゆすられるので、割れても床に飛び散ることはありません。万が一落下しても、箱の中だけで終わります。
緩衝材のおかげで傷つくこともありません。つまり、災害に強い収納法なのです。
しかも立てて収納することで、幅は10㎝しか取られません。収納量は多いのに省スペースで収納できるんですよ。
まとめ
食器をファイルボックスに入れて、本棚に収納するアイディアをご紹介しました。
この状態だと、引っ越す時もボックスのまま段ボールに詰め込めるだけなので楽なんですよ。
災害に強く、スペースを有効に使える収納法を、ぜひお試しください。
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