毎日の生活になくてはならないもの、食器。季節や盛り付ける料理によって食器を変えたり、家族の好みのものを購入したりと、気がつくとどんどん増えてしまうアイテムでもありますよね。
しかもキッチンには他にも収納しなくてはいけないアイテムが多くあり、どう収納すればよいのかと悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は上手に食器を棚に収納するコツとアイディアを5つのポイントに沿ってご紹介します。食器棚収納に便利なアイテムも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
食器棚収納のコツは?
①同じもの・大きさでまとめる
お皿に茶碗にグラス、様々な大きさや形の食器を収納する食器棚。すっきりと見せるコツの1つ目は収納するものを種類や大きさによって分けることです。例えば茶碗は種類を問わず重ねて収納したり、お皿はスタンドを使って大きさごとに立てて収納すれば、それだけで食器棚が整頓できますよ。
こちらは引き出し式の食器棚。同じくらいの大きさのお皿を並べて重ねて収納すれば、見やすくて取り出しやすいですね。使う前に器の全体を見ることが出来るので盛り付けのインスピレーションも湧きやすいかもしれません。
個性的な形やデザインの食器類も種類ごとにまとめて収納することでこんなにすっきり。カラーやテイストが違っても、しっくりときますね。種類分けが如何に大事かがわかります。
カラーの違うお皿だって大きさを合わせて重ねるだけでこんなにスッキリして見えます。上段のグラス類も種類や大きさを合わせたことがわかりますね。この一工夫が食器棚をすっきりと見せるコツなんですね。
カトラリーもすっきりとまとめて収納しましょう。種類ごとにグラスに入れておくだけで、雑多な雰囲気がなくなってすっきりときれいな収納になりますね。
②カラーを統一する
カラーごとに重ねられた食器は色味を統一することで食器棚がすっきりして見えます。使用頻度の低い食器や日用品は上段の棚に閉まうアイデアで使い勝手がよくまとめられますよ。
食器全体のカラートーンを統一するというのも良い方法。こちらのようにトーンが整っていると形や大きさが違ってもすっきりとした食器棚収納になりますね。
③使用頻度で収納場所を決める
お料理の度に一日何度も開け閉めする食器棚。使う物の頻度によって収納場所を決めておくと、ストレス無く使うことができます。よく使うグラスやカップを取り出しやすい下の段に、大皿やお客様用の小鉢などは、他の場所にまとめるアイデアで使いやすく。
引き出し式の収納なら、手前に使用頻度の高いものを。後ろに使用頻度の低いものを入れるといいですね。
こちらはカップやグラスを引き出し収納に入れている様子。ここに入れるものは時々使うもので、いつも使うグラスなどはもっと取り出しやすいところに入れておくと見た目にもすっきりしますね。
使用頻度がすごく少ないケーキ用のスタンドなどはホットプレートなどと一緒に吊り戸棚に収納。可愛くて、つい見える所におきたくなる食器も使用頻度で考えると見えない場所のほうがいいですよね。
④食器の適正量を知る
お店に行くと魅力的な食器がたくさん販売されていて、つい手が出てしまいますが、きれいに収納しておくには自分の家の収納にあわせた食器の適正量に保つことも必要です。
食器を詰め込み過ぎた食器棚は使いづらいのはもちろん、見栄えも決していいものではありません。家族の人数や来客の頻度に合わせて断捨離をしていくとすっきりした食器棚が実現できます。適正量を守ったすっきりした食器棚ならインテリアとしてもおしゃれに見えますよ。
食器棚が使いづらくなってきたなと思ったら、定期的に断捨離をしてすっきりした食器棚にするのもおすすめです。使わないものを持っていても食器棚の使い勝手が悪くなるだけ…。好きで買ったものが多いのでなかなか大変ですが、気持ちまですっきりしますよ。
適正量を知るためにはまずすべての食器を出してみる必要があります。このときに「すごく好きで買ったけど何年も使っていないな」というものは心を鬼にして捨ててしまいましょう。スペースがすっきりとすると心もすっきりとしますよ。
⑤見せると隠すを使い分け
大きさやカラー、使用頻度によって分けた食器。それぞれを食器棚の中身が見えてもいいように収納しておくには、出して見せるものと箱などに入れて見えないようにするものと2つの方法が必要です。こんなときにセリアのプレンティボックス(写真上段の箱)はとても重宝しますね。
こちらは扉つきのつり戸棚の下にオープンの棚がある背面収納。こちらなら隠したいものを上に出しておきたいものを下においてしまえば、見せる収納と見せない収納の両方がかないますね。
アイテム別食器棚収納
ディッシュスタンド
100均ショップなどで気軽に購入できるディッシュスタンド。お皿を立てて収納できるディッシュスタンドは、食器棚収納に便利なプチプラアイテム。平置きするよりも省スペースでおまけに取り出しやすいといいことばかり。
こちらも大きさをそろえてディッシュスタンドに立てておけば、すっきりと見えても気にならない収納の出来上がりです。中段のかごを使った収納も上手ですね。
ファイルケース
最近では家中どこでも使われるようになったファイルケース。食材や細かな調理器具の収納にも使われますが、食器の収納にも便利なアイテムですよ。扉つきの食器棚の中なら、カラフルなファイルケースを使って何が入っているかわかりやすくしてもいいですね。
こちらは無印良品のワイドサイズのファイルボックスを使った食器の収納。これだけの大きさがあれば食器だけでなく、たこ焼き器なども入れておけるのだそうですよ。高さがあるのでワイングラスなどもすっきりと入れられますね。
プラケース
ニトリにIKEAに100均と、用途によって様々なプラスチックケースを使って収納していますが、カラーをホワイトに統一するアイデアですっきりとまとまっています。中身の見えないプラケースは収納の強い味方です。
グラスを高さの低いプラケースに入れて引き出し式の収納に。これなら奥のものも取り出しやすいですね。パーティのときの準備も簡単でいいですよ。
食器棚の高い場所に来客時のためのグラスを入れて、下には普段使いのものを入れて収納している様子。普段は扉を閉めて見えないようにしているのだそうですが、このすっきりとした雰囲気なら見えてもいいですよね。
かご
色々なものをおしゃれに収納できるアイテムとして人気のかご。食器もかごの中に入れて収納すると、とてもおしゃれに見えるんですよ。お客様用の食器をまとめて入れておけば、このままキッチンカウンターに出してしまっても大丈夫ですね。
扉つきの食器棚ですが、扉のない部分でかごが活躍しています。かごなら食器以外にカトラリーやリネン類も入れておけるのですごく便利ですね。
オープンシェルフで見せる食器棚収納。とはいえなにかと見せたくないものだってあるはず。そんな時はおしゃれなかごを使って収納してみましょう。ラタンバスケットならインテリア性も抜群です。
こちらもラタンバスケットを使った美しい収納。扉を閉めてしまうのがもったいないほどのすっきりとした美しさです。高さ違いの物を重ねて使っているのも便利そう。
オープンシェルフにかごを使っておしゃれに食器を収納しています。かごの種類は様々ですし、トタンの箱などもありますが、なぜかしっくりと馴染んでいるのが不思議ですよね。
オープンシェルフに和テイストのバスケットを使って収納している様子。全体的に和のテイストなので、蒸篭などが並んでいても違和感がないですね。かけてあるキッチンツールも素敵です。
こちらはお茶のセットをバスケットに入れて収納しているアイディア。このように一緒に使うものを1つにして収納しておくのもいいアイディア。とても使い勝手がいいですよね。
こちらはワインと一緒にチップスなど海外のお菓子を収納しています。このまま見せておいてもかっこいい収納方法。バスケットに入っているのがさらにかっこよさを増しています。
ディッシュラック
100均やIKEA、ニトリなどで購入できるディッシュラック。種類の違うお皿もラックで仕分けして重ねられるアイデア商品です。また、食器棚のスペースを有効活用できる利点も。
こちらは中段に2つのディッシュラックを使って3段に皿を収納しています。同じディッシュラックを複数使うことでこんなこともできるようになるんですね。
こちらはワイヤーのディッシュラックなので通気性があって、収納にぴったりのアイテムですね。高さの違う皿やボウルもこのアイテムがあれば楽に収納できますね。
モノトーンのすっきりとした食器棚。こちらもディッシュラックを使って大きさの違う食器をきれいに、しかも使いやすく収納していますね。
ワイヤーバスケット
金属性のワイヤーでできたワイヤーバスケットは、水周りでも使えるアイテムということで人気ですよね。高い位置の食器をまとめて入れておけば、取り出すときにとても便利ですね。
こちらは棚に下げて使うタイプのワイヤーバスケット。これなら空間を無駄なく使えてとても便利ですよ。こちらではワイヤーバスケットとディッシュラックの両方を使って機能的に収納しています。
吊り下げて使うタイプのワイヤーバスケットをつり戸棚から下げて使っています。これがシンクの上なら少し湿ったままの食器でもそのまま収納することができますよね。
オープンシェルフにワイヤーバスケットを使って収納しているアイディア。クラフト紙の袋を入れたり布の収納アイテムを入れたりして、見た目を整えているのが素敵です。
背の低い棚の中にワイヤーバスケットを入れてカップを収納しています。この高さはちょうどワイヤーバスケットと同じなので、まるでこの棚とセットで販売されているようですね。
こちらはコーヒーを飲むときに使うアイテムを1つにまとめたアイディア。こうすることでコーヒーを入れるときの動作が簡単になりますね。ワイヤーバスケットは見た目もGOODなので、そのままテーブルに持っていけそう。
アンティークな雰囲気のワイヤーバスケットは、木製の食器との愛称がぴったりですね。これはあえて見せて収納したくなるような雰囲気です。
まとめ
食器棚収納のコツをご紹介しました。毎日使う食器棚だから、きれいに整頓してストレスなく使いたいもの。収納するものの場所を決めたり、収納グッズを駆使するなどアイデア次第で使い勝手の良い食器棚収納を実現することができます。また、思い切った断捨離も時には必要。素敵な食器棚のあるキッチンで美味しいお料理を作ってくださいね。