夏の間はシャワーで過ごしてお風呂の掃除をちょっとサボってしまっていた・・・、なんて人もいらっしゃるのではないでしょうか?
水が冷たくて寒くなる前のこの時期に、お風呂の大掃除を終えておくのはおすすめです。今日はお掃除上手さんの掃除術をご紹介します。
秋はお風呂の大掃除に最適!
お風呂掃除の手順は「天井」から
お風呂掃除というと気になるのが、カビや水アカ。タイルの目地や床面近くに目立ちますよね。
お掃除の基本は「上から下へ」。まずは天井からきれいにしましょう。
換気扇
換気扇は湿気を吸うと同時に、埃やカビの汚れがフィルターに付いています。
フィルターの汚れを中性洗剤でこすり洗いし、カバーは掃除機で埃を吸ってから水拭きを。
換気扇カバーを外して
換気扇のカバーを外すと、隅や溝に黒カビが見つかることがあります。
凸凹して汚れが取りずらいところには、綿棒に洗剤やアルコールを含ませてこすり取ると効果的。
天井
フロアワイパーを逆さまに使って、天井をこするように拭きましょう。
天井の掃除には2度拭きのいらない洗剤がおすすめ。
パストリーゼなどの除菌機能のあるアルコール系洗剤が良いですよ。
見落としがちな部分も徹底的に
天井の汚れがすっきりしたら次は壁です。浴室で一番面積が広く、パーツや物が多い壁面。
見落としている汚れをすっきり退治しましょう。
壁
「徹底的に石鹸カスや水アカを落としたい!」、そんな方には壁パックが効きます!
こちらはクエン酸スプレーとキッチンペーパーでパックした例。
クエン酸なら塩素系のような刺激臭がないので安心です。
棚・鏡・水栓
ユニットバスの壁はお手入れがしやすくできています。
しかし、棚・鏡・水栓などには汚れが溜まって目立つことも。
それらにもキッチンペーパーパックがおすすめ、クエン酸でツルン&ピカピカが叶います。
浴室カウンター
湯桶やシャンプー類を置くカウンターを外した例。
この裏に汚れがびっしりだったのだとか。
見えないところまで清潔&安心のお手本ですね。
エプロン
エプロンとは浴槽のカバー部分のこと。
これを外すと、驚くほど汚れていることが多いのです。
浴槽のタイプによっては、簡単に取り外すことができます。
すっきり綺麗になると達成感もありますね。
エプロン下部
メーカーやデザインによってはエプロンを外せないものもあります。
その場合には無理しないこと。
メーカーの保証が受けられなくなる場合もあります。
丁寧にブラシと雑巾で汚れをこすり取ってください。
シャワーラック
バスルームの小物パーツは簡単に取れるものが多いんです。
隅や角まで洗おうとして無理な姿勢で頑張るより、外して漬け置きが正解かも。
拭くにも乾かすにも楽ですね。
水栓
シャワーヘッドや水栓ハンドルだけでなく、こんな固定ボルト部分も実は汚れています。
水栓の下部は水がしたたり、シャワーを伝って汚れが溜まってしまうのです。
古歯ブラシなどで溝の奥までお手入れを。
ドア
ドアは特に溝だらけのパーツなのでお掃除が難しいところ。
パッキンやガラスの凹凸にも汚れが溜まりやすいので、ブラシでこすり洗いを。
こちらの方はなんとドアを外して汚れが積もるのを予防しているそう。
網戸
お風呂の網戸はお掃除をうっかり忘れがち。
洗剤で汚れを緩めてから、しっかりブラシで洗いましょう。
しつこい汚れの場合には、手順の早い段階で終わらせておいたほうが良いですね。
汚れ難易度MAXの床
水と一緒に全ての汚れが集まる床。石鹸カスや皮脂など、汚れの種類も酸性・アルカリ性が混ざって難易度MAX!
こまめなお掃除が基本ですが、大掃除には見落としていた汚れをリセットしたいですね。
パッキン&コーキング
なかなか掃除できないでいると、こんな汚れを発見することがありますよね。
ゴムパッキンやコーキング剤があったら、そこにはカビ菌がいるかもしれません。
根っこを張られてしまうと劣化の元。
諦めずに洗剤とブラシでこすり取りましょう。
壁と床の角
お風呂の床は自然に排水されるよう、微妙な傾斜が付いています。
そして水が集まるところにはピンクヌメリやカビが出やすくなります。
日頃から水が溜まりやすい場所をブラッシングできれいにしましょう。
床の細かい溝
「すぐに乾いてヒヤッとしない床」はとても人気。
一方で床の細かい溝に汚れが溜まってお手入れが大変という声も。
基本は中性洗剤+ブラシですが、お掃除が大変すぎるようなら専門業者に防汚コーティングを施工してもらう方法もあります。
排水口
排水口は「見ないことにしたいパーツ」ナンバー1!
キッチンでもお風呂でも苦手とされる箇所です。
日頃はゴミを取って、ヌメリ予防にクエン酸をシュシュっと。
大掃除には塩素系で根こそぎ汚れをやっつけてリセットしたいですね。
キレイを長持ちさせる仕上げ
お風呂全体の汚れが落ちたら、汚れがつきづらくなる仕上げをしましょう。数か月後に「頑張ったかいがあった!」と嬉しくなりますよ。
拭き上げ
お風呂掃除や入浴の後に水滴を取るようにすると、水アカ汚れとカビを予防できます。
無印良品のお掃除シリーズなら様々なパーツを継ぎ足せて便利ですね。
カビ予防
防カビくん煙剤で黒カビを予防して、きれいなお風呂をキープしましょう。
防カビ成分は銀イオンだから肌にも安心。
効果の目安は2か月なので、次のお掃除のタイミングも教えてくれます。
掃除機のフィルターもお手入れ
換気扇や網戸の埃汚れを吸い取った掃除機。やっぱりカビ菌が気になります。
掃除機の掃除・・・という難しい掃除ですが、タイミングを先延ばしにせず忘れずにフィルター掃除をしておきましょう。
業者さんに頼む手もあり
全てのお掃除を常に一人で完璧に・・・なんて頑張りすぎないでください。
大掃除でリセットする時だけでも、誰かの手を借りる方法もあります。
家事代行を依頼
エアコンや換気扇と一緒に、お風呂のお掃除も業者さんに依頼しましょう。
相場は15,000~20,000円ほど。
妊娠や子育てなど時間の制限がある時こそ、徹底的にリセットしたいお掃除の強い味方になってくれます。
まとめ
いかがでしたか?毎日のように使うお風呂は、きめ細かくお掃除をするのが難しい場所。
でも、お掃除上手の例に習って輝くバスルームを維持したいですよね。
皆さんも是非寒くなる前に、お風呂場の汚れリセットに取り組んでみてくださいね。
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