地震や予期できない自然災害が増えている近年、災害に遭わないことを一番に願っていたいですが、いざという時に安心できる備えがあると心強いですよね。
私達は、日々出来ることから災害対策を行っておく必要があります。今回は、身の回りの手に入りやすい災害対策グッズをはじめ、今日から出来る災害対策についてお伝えします。
非常時のための食料品や日用品の買い置きについて
水のストックは必須
非常時に水のストックは必須です。特に、飲料水は十分なストックとして1日3リットルが必要となります。
飲料水の保管ケースとして、こちらは無印良品の「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」を使用しています。災害用品の備蓄にも安心できる頑丈さが頼もしいですね。
飲料水の備蓄は1日3リットル
飲料水の備蓄は1日3リットル必要です。「えっ! そんなに?」と疑問視する人もいるでしょう。この量は、食べ物や飲料水から体内に取り込む水分と、尿や汗として体外に出ていく水分の収支バランスで決められた値です。生活用水は含まれていません。例えば、絹ごし豆腐100g(水分89.4ミリリットル)、レタス100g(水分95.9ミリリットル)、みそ汁おわん1杯(150ミリリットル)を食べたとすると、合計約335ミリリットルの水分がとれます。しかし、災害時には食べ物が不足するので、食事から水分がとりにくいのです。飲料水は普段以上に補給することが大切です。飲料水の備蓄は、むしろ食べ物の備蓄よりも大切です。
出典:https://www.nhk.or.jp/
非常食のストック
災害時に役に立つのが、温めなくても美味しく食べられるパウチ食品や、アルファ米などのお湯で戻せるご飯などです。電気が使えない時に役立ちますよね。
食材は「ローリングストック」で
非常食を買っておいて困るのが、気づかないうちに古くなっていて必要なときに使えないこと。
保存が効く食料品を買っておき、古いものから普段の生活で消費しておき、新しいものをまた備蓄するという「ローリングストック」のやり方がおすすめです。
防災用の消耗品もストック
災害時に使う消耗品も、多目にストックしておきましょう。
雨や寒さから凌げるポンチョ、カイロ、簡易トイレなどは普段の生活が出来ない時に必須です。
家族の必要なものを
赤ちゃんのいる家庭では、おむつやおしりふき、ミルクなど赤ちゃんのお世話に必要なものも多く買い足しておく必要があります。
生理用品なども忘れずに用意しておきたいですね。
ストックの整理方法
防災用の食料品や日用品は、いざというときにすぐに使えたり持ち出せる事が大事ですよね。
収納場所が分からなくならないように、一ヶ所にまとめるのが良いです。ポリプロピレンの引き出し棚にまとめて入れておくのも分かりやすいです。
「食料品」「日用品」を分けて分かりやすくしています。
非常の際にすぐに持ち出せるように、重さがあっても大丈夫なように玄関近くの部屋に置くのがおすすめです。
手元に置きたい災害対策グッズ
懐中電灯・ランタン
次に、いざというときの為に家に常備しておきたい防災用品についてです。
まず、懐中電灯やランタンです。電気が使えなくなった場合、想像以上に生活は困難になります。LEDタイプの懐中電灯や立てておけるランタンを用意しておきたいですね。
電池
電気がない環境で生活しなければならなくなったときの為に、電池は多目にストックするのが安心です。懐中電灯に、携帯電話の充電器にと万能に活躍します。
スニーカー、帽子
災害時には足元に割れたガラス等怪我の原因になる物が多く、避難の際に気を付けたいです。歩きやすい厚手のスニーカーを用意しておきましょう。
また、頭の怪我を防ぐために帽子も用意しておくと安心です。
これらのものは自宅だけでなく、会社などにも置いておくといつ起きるか分からない災害に備える事ができます。
非常用給水袋
災害時の水の確保に、非常用給水袋を用意しておくと便利です。給水のタンクよりも軽く、折り畳んで収納しておけるので、場所もとらず便利ですよ!
持ち運ぶ時の滑り止めに、ゴム手袋もあると便利です。
「避難用のリュック」を作りましょう
すぐ持ち出せる防災対策に
防災用リュックを持つのがおすすめです。
「半日~一晩を過ごすための一時避難用品」をまとめた防災袋の作り方です。以下の物は、 100円ショップでも手に入り簡単に揃えることが出来るそうです。
- 飲料水(500mlペットボトル2本)
- 非常食(菓子類・ゼリー状の食品)
- 衣類(防寒具※100均の場合、保温ポンチョ、アルミシートなど)
- 医薬品(消毒薬、三角巾、マスク)
- アイマスク、耳栓(避難所は眠れない・体を休めるために必須)
- 懐中電灯 (手巻き式が良い)
- 携帯電話・スマートフォン用の充電器
- 風呂敷
- 雨具(雨ガッパ)
- タオル(大小)
- 洗面道具(旅行用で可)
- ウェットティッシュ(携帯用のものを数パック)
- 筆記具(油性マジック、ボールペン)
- ビニール袋(大小3-4枚) 半透明・黒色、保存用袋数枚
これらに加えて、100円ショップで手に入らないものですが…
- 携帯ラジオ(手巻き式充電でき、携帯スマホの充電もできるタイプ)
- 現金(10円玉も) 数千円~2万円位を個人で判断(千円札、硬貨含む)
- 1週間分の胃薬、解熱薬など
- お薬手帳
- 貴重品(※財布、印鑑、通帳など枕元に別途まとめて避難時に持ち出す)
※メガネ、コンタクトの保存液と洗浄液など、個人によって変わるものも追加してみてください。
出典:https://www.tbsradio.jp/
家族で1人一個ずつ
防災リュックは1人一つずつ持っておきましょう。
同じものを2つずつ用意して入れ、それぞれに別に必要な物を追加していくのがおすすめです。
赤ちゃん・子どものいる家庭はその準備も
赤ちゃんのいる家庭では、大人のものに加えて赤ちゃんのミルク・おむつなどの準備が必要になります。
寒暖差に対応できるようにしたり、授乳のためにケープとして使えるおくるみもあると安心です。
哺乳瓶の消毒が難しい場合には、使い捨てが出来る紙コップを使用すると便利です。また使用するお湯は必ず煮沸しましょう。災害時だからこそ赤ちゃんの衛生面には十分配慮するべきです。
出典:https://www.nhk.or.jp/
非常用袋は会社用もあると安心
いつ大きな災害は起こるかわからないもの。本格的な大きな防災リュックは自宅用にして、会社のロッカーにはコンパクトな緊急用持出袋を置いておくのも安心です。
職場でも防災意識を高めるきっかけになると良いですよね。
まとめ
日頃から防災意識を高めて準備しておくことで、実際に必要になった際に安心して行動することが出来るはずです。防災について詳しく調べたり、便利なグッズを購入することで備えておきたいですね。
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