今回は、お部屋のレイアウト術をまとめてご紹介します!
素敵な家具を揃えても、配置次第ではかえって雑然として見えてしまうことも。折角なら、おしゃれで使いやすくレイアウトしたいですよね。
ここでは、限られたお部屋の空間を機能的に使うことができ、なおかつおしゃれに見えるレイアウト術を、一般的なお部屋の広さ・間取り・住む人数別にそれぞれ挙げていきたいと思います☆
記事の後半では、リビングにスタディコーナーやキッズコーナーを設ける方法や、置き場所に困るピアノ・こたつなどの大物家具配置のアイデアなど、具体的なレイアウトの実例もたくさんご紹介。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
お部屋の広さ・人数・間取り別レイアウト集
お部屋の広さや間取り、住む人数によって悩みが違うように、レイアウトの方法も様々。ワンルームやLDKなどの間取り、一人暮らしや子供との暮らしなど、ジャンルに分けてそれぞれ実例を挙げていきたいと思います。
ワンルーム
ワンルームのお部屋では、ダイニングや寝室などいくつもの役割を一つの空間に持たせるので、大物家具とコンパクト家具のメリハリが重要です。
こちらのお部屋は、ダイニングテーブルをお部屋の中心に配置。
他の家具をシンプルにすることで、よりテーブルが引き立ったレイアウトになっています。
シンプルながら洗練されて見えるのは、縦に家具を配置していて、奥行きが出るように見せているから。
ワンルームだと、ベッドやチェストのような大物家具は奥に配置しがちですが、壁付けにしたことで人の通り道が確保できています。
導線がスムーズになるので、スッキリとした印象に。
ゆったりめのソファでリラックスできそうなお部屋。ソファ以外はコンパクトサイズの物を選んでいるので、ごちゃついて見えません。
ソファを二つ置いて、ワンルームをくつろぎ重視の空間に。
家具はアイアン&ウオールナットの物でまとめており、家具も落ち着いたテイストになっています。
トライアングル型のサイドテーブルが、斜めに置いたソファのレイアウトにマッチしていておしゃれ!
LDK
ダイニングとリビングを分ける方法は、最もオーソドックスなレイアウト術。
ソファを背中合わせに置くことで、手前はリビング、奥はダイニングと、見た目も分かりやすい配置になっています。
ソファで視界を遮ることにより、家族が他のことをしていても気にならず、自分のテリトリーを守れるという効果があります。
モノトーンやブルックリン調の壁紙など、インテリアのテイストも落ち着いた色合いになっていて、居心地が良さそうですね。
こちらも空間を仕切るようにソファを配置して、リビングと多目的に使えるスペースを分けて、居心地の良いレイアウトにしています。
白を基調としていますが、差し色にモノトーンや茶色を上手くミックスさせていて、大人っぽいテイストになっています。
モノトーンに使われている色は、黒ではなくチャコールグレーなので柔らかい印象に☆
一人暮らし
窓がある壁側にデスクを配置したり、オレンジのヴィンテージチェアを置いたりして、デスク前を明るく演出しています。
反対に、ベッドは窓側を避けてお部屋の一番暗い場所に配置する事で、メリハリの効いたインテリアになっていますね。
大きく枝葉を伸ばしたドウダンツツジを始め、グリーンがあちこちに置いてあり、清潔感がありますね。
たくさんの緑に囲まれて、リフレッシュできそうなお部屋です。
好きなものを詰め込んだ、一人暮らしならではの遊び心溢れる空間ですね。
デスクがお部屋の中心に配置されており、周りには大きな本棚も。仕事が捗りそう☆
二人暮らし
二人暮らしなら、やはりダイニングテーブルは置きたいもの。低めの照明とのバランスが絶妙です。
コンパクトなダイニングですが、物が少ないおかげでスッキリとして見えますね。
子供のいる暮らし
ゆったりとしたソファを置くことで、くつろげそうなリビングになっています。少し壁から離して配置したことで、採光も導線もバッチリ。
お子さんがいても、シンプルなインテリアを諦める必要はありませんよ☆
ホワイトの遊具なら存在感もあまり出ず、壁とも同系色なので、シンプルなリビングに置いてもしっくり馴染みますね。
手前はリビング、奥には子供の遊ぶスペース。
仕切りの壁に沿ってテレビを配置したり、子供スペースにはラグを敷くなどして、しっかりとくつろぎスペースと遊びスペースを分けています。
おもちゃの散らかり防止にもなりますね。
リビング横の和室コーナー。リビングの隣に和室がある間取りは、今の主流なのだそう。畳はクッション性があり、ゴロンと寝そべることもできます。
小さいうちは、子供部屋として使う方が多いのだそうですよ。
縦長リビング
長いリビングの間取りを上手く活かして、大きな家具をぎゅっとコンパクトにまとめていますね。奥行きが感じられるレイアウトです。
キッチンから全て見渡せるようなレイアウトになっています。これなら家族がどこで何をしているか、家事をしながらでも一目瞭然♪
一家仲良く過ごせそうな配置です。
余計なものを削ぎ落としたスタイリッシュなお部屋。
カーペットを敷いていたり、大きなソファが置かれていたりとポイントは押さえていて、のんびりリラックスできそうな空間になっています。
リビング部分を広く取っており、ダイニングはコンパクトに。温かみのある家具のテイストも、居心地が良さそうで素敵です☆
こちらもダイニング部分はコンパクトになっていて、その分チェストなどを置いて収納を増やしています。
テレビはリビングからしか見えないようにすることで、くつろぐ場所とダイニングスペースをきっちり分けています。
リビング学習するのにも良さそうですね。
正方形リビング
正方形のお部屋の作りは、家具を置いた時に導線を確保するのが難しいのだそう。
ダイニングテーブルをコンパクトにすることで、リビング部分への移動をスムーズにすることができますね。
リビングにはテーブルやソファは一切置かれておらず、イームズのチェアが一つだけ。
隣が和室なので、ゆっくりしたい時は畳のスペースでゴロンと寝そべることができます。
スタイリッシュな雰囲気はそのままに、くつろぐ場所もしっかり確保していますね。
L字リビング
L字の間取りはダイニング部分はコンパクトになりますが、キッチンと距離が近く使い勝手が良いのがメリット。
リビング側は広々と使うことができるので、奥行きのあるソファも導線を気にせず置けちゃいます♪
キッチンとダイニングテーブルが繋がっているので、料理を運びやすく導線もしっかり確保☆
窓側部分には何も置かず人の通り道にすることで、外のお庭がよく見えて視覚的にも広く感じます。
こたつ・ピアノ・ベッドルームのレイアウト集
置き場所に困る代表的な大型家具と言えば、【こたつ・ピアノ・ベッド】。これらのものをおしゃれに配置しながら、お部屋をスッキリと見せることができれば良いですよね。
大きくてインテリアに合わないからといって、置くことを諦めなくても大丈夫!レイアウトを工夫して生活に取り入れているお部屋を紹介します。
こたつ
旅館などで見かけるシンプルなデザインの座椅子は、和室専用のものと思いがちですが、実は洋室にもバッチリハマります。
ラグを敷くことで、フローリングでもこたつが違和感なく馴染んでいますね。
こたつのカバーにこだわると、和以外のテイストとも合いますね。こちらはカバーを白にしていて、上手くフレンチシックなお部屋と馴染ませています。
こたつテーブルの色は濃いめのブラウンで、ツートンカラーが可愛らしい印象ですね♡
ソファと合わせたレイアウト。こたつのあるリビングは、一層くつろげる空間になっていますね。
こたつカバーとソファの色味、コタツの天板とダイニングテーブルの向きや色味を合わせていて、上手く調和が取れています。
男前なインテリアにパッチワークのカバーをチョイスすることで、味のある空間に。
カバーには部屋の差し色であるマスタードイエローを取り入れています。
こたつがお部屋の主役になりながら、バッチリ他のインテリアとも馴染んでいますね。
可愛らしい印象のお部屋のリビング。天板は水玉模様で一見派手に見えますが、他の家具がシンプルなので浮いて見えません。温かみのある印象が◎
北欧インテリアとこたつも合いますね。
シンプルなインテリアの中に、ボーダーのこたつカバーがアクセントになっています。
こたつは生活感が出やすいアイテムですが、とてもおしゃれに見えますね。
ピアノ
ピアノはサイズが大きいので、どうしても目立ってしまいがち。
こうしてあらかじめ置くスペースを決めて置くことで、圧迫感がないリビングになりますよ。
ピアノの上のポスターや花瓶に高級感があって、モダンな雰囲気ですね☆
階段下のスペースは天井が低く、レイアウトに困る場所ですが、ピアノの収納には条件ピッタリ!
壁に付けられるので、地震などの災害時にも転倒しにくく、安心して置けます。
こちらも階段下にピアノが置かれています。ホワイトのピアノはインテリアとしてもおしゃれですね。
壁やソファとも同系色で揃えたお部屋は、洗練された雰囲気になっています。
和室の周りを畳ではなく板張りにして、ピアノの重さにも畳がへたらないようにしたそう。
和洋ミックスされたピアノのお部屋は、とてもモダンな雰囲気になっています。
ベッドルーム
寝る専用のお部屋はリラックスできる雰囲気を心掛けたいもの。ホワイトとアイアン調のインテリアは、シンプルで落ち着きがあります。
差し色に黒ではなくグレーを使っているのも、お部屋が柔らかく見えて好印象に。
フレンチシャビーな寝室のテイストが可愛いですね。
ストライプのアクセントクロスは淡いコントラストなので、しつこくなくさりげないアクセントになっています。
真ん中に置いて左右に余白を設けることで、ベッドルームがスッキリとした印象に。
コンクリの床に、アイアンではなくあえて木のベッドを合わせることで、温かみをプラス☆
こちらはベッドを壁付けにしたレイアウト方法。落ち着いた印象になり、部屋も広く使う事ができます。
男前な雰囲気でまとめながら、板壁調のクロスやグリーンがほっこりと優しい雰囲気に。
ヘッドボードがないタイプは、お部屋が広くスッキリと見えますよ。
アクセントクロスやベッドカバーにも落ち着いた色を使っており、ホテルライクな印象になっていますね。
お部屋がコンパクトな時は、ベッドをロータイプにするのがオススメ!視界が広がり、お部屋が広く感じますよ。高級感のある額縁も◎
ダイニングやリビングの一角に、パソコン・スタディ・キッズスペースを作る方法
やっぱりリビングやダイニングは、家族が集まりやすい雰囲気にしたいもの。
ダイニングやリビングにパソコンコーナーやキッズコーナーを作って、家事や他のことをしながらでも家族の気配を感じられるレイアウト方法は、今とても人気があるそうです。
まだ目が離せない小さな年齢を持つお子さんや、リビングで仕事や学習をしたい方にもおすすめです☆
パソコンスペース
ダイニングの一角にデスクを置くことで、パソコンスペースに。
パソコンは今や家計簿をつけたり、調べ物をするのにも欠かせない生活必需品になっています。
この位置なら、パッと家事の合間にもパソコンを使うことができて便利ですね。
スタイリッシュなインテリアがかっこいい雰囲気。キッチンもオープンな作りになっており、お互い作業しながら会話することも可能です。
ロングタイプのデスクなので、仕事の資料を置いても広々使う事ができますね♪
モノトーンのダイニングスペース。スタイリッシュなiMacが、白黒インテリアともマッチしていますね。
スクリーンセーバーの時計も、おしゃれなお部屋の雰囲気に一役買ってくれているようです!
ダイニングのカウンター横にパソコンスペースがあり、奥まっているので目立たず馴染んでいます。
使わないときはパソコンに布を掛けて存在感を消しているので、暖かな木のぬくもり感じるインテリアのテイストの邪魔になりません。
リビング側にパソコンデスクが置かれています。ナチュラルの木の家具のテイストと、グリーンのカラーが爽やかな雰囲気。
パソコンワークも捗りそうですよね☆
スタディスペース
小学校低学年のうちは、ダイニングやリビングで学習するお子さんも多いはず。
プリントなどでダイニングテーブルが散らかってしまうと、やっぱり気になりますよね。
ダイニングテーブルとは別にデスクを用意しておくと、宿題やお勉強をやりかけでも一旦そのままにしておくことができ、見た目も◎
リビングの一角に、家族の勉強用のデスクをそれぞれ置いているそうです。
デスクはシンプルな同じデザインのもので揃えている為、リビングに並べても違和感がありませんね。
リビングの横にロングデスクが置かれています。たっぷりとした作業スペースは、仕事の資料や宿題をするのにも良さそう。
木のテイストが他の家具と統一されているので、スッキリと見えます。
キッズスペース
ダイニングテーブルの隣には絵本棚を設置しています。家事など忙しいときはテレビに頼ってしまいがちですが、
こうしてお子さんがすぐに手が届く位置に絵本棚を置いてあげることで、自然と本を手に取る頻度が増えそうです。
本好きのお子さんに育ってくれそうですね。
ダイニング収納にお子さんの絵本などを置くスペースを確保し、家事をしながらでも目が行き届くレイアウトに。
子供の物を置く時に気になるのは見た目ですが、カーテンで目隠しできるようになっているので、急な来客などでも問題なく対応できそうです。
おもちゃや絵本がたっぷりと収納できるようになっていますね。充実したキッズコーナーで何時間でも遊べそう♪
ソファの後ろに配置することで視界が遮られて、集中して遊ぶことができますね。
一見シンプルなインテリアですが、キッズスペースには星型のガーランドやアニマルヘッドが置かれていて、可愛いテイストになっています。
ソファの配置で上手く目隠しされていて、ごちゃつきも気になりません。
うさぎ耳の椅子や丸みを帯びたフォルムの棚など、まさに子どもならではの可愛いテイストですよね。
小さい子を持つ時期しか楽しめないキッズインテリアを、リビングに取り入れてみてはいかがでしょうか☆
ソファの後ろに子供の遊びスペースを作って空間を上手く遮り、近くにいてもお互いのことに集中できるようなレイアウトになっています。
リビングもキッズコーナーも、両方ともナチュラルトーンでまとめているので統一感がありますね☆
まとめ
レイアウト次第でお部屋の印象が見違えるようにスッキリしたり、驚くほど使い勝手が良くなったりする事もあります。
今のお部屋に不満がある方は、ぜひ家具を買い替える前にレイアウトを見直してみてはいかがでしょうか。配置替えだけなら予算もかかりません。
ちょっとしたレイアウトの見直しで、快適に過ごせるようになれば嬉しいですね☆
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