新しいお部屋への引越しや、今住んでいるお部屋の雰囲気を変えたくて模様替えするとき、まず最初に何をしますか?ほとんどの方がお部屋の間取りから家具の配置を考えるのではないでしょうか。
今回はお部屋の家具レイアウトのコツをはじめ、何となく気になってしまう風水情報、それらを元にした実例集を多数ご紹介します!居心地の良い、美しい空間を作り出すために是非参考にしてください♪
《部屋の配置》必見!家具レイアウトの虎の巻
「目線のライン」を強調するとお部屋が広く見える
人間の眼の錯覚を利用したテクニックはたくさんあります。
お部屋の奥に向かったラインを強調する配置にすると、その方向へ意識が行くため奥行きが広く感じられる配置となります。
写真はソファやテーブルなどの家具の長辺が部屋の奥に向かっており、さらに照明のレールも同じ方向を向いているので、奥行きある空間に感じられますね。
キッチンから伸びるラインも意識して家具を配置してみましょう。
キッチンカウンターのラインとダイニングテーブルのラインを繋いだ配置にして、窓に抜けるような目線を作り出しています。床の木目のラインも同じ方向ですね。
高低差を利用して部屋を広く見せる
家具の配置でお部屋を広く見せるコツは、眼の錯覚を上手に使うことです。通常人間の目は近いものは大きく、遠いものは小さく見えますよね。
「近いものは大きく、遠いものは小さい」という脳の思い込みを利用し、手前により背が高い家具を置き、部屋の奥に背が低い家具を配置するとより奥行きがある空間だと錯覚し、お部屋が広く見えます。
お部屋の第一印象は「入口の対角線コーナー」で決まる!
お部屋に入って最初に目が行く場所がどこか、皆さんご存知ですか?
リビングダイニングの扉を開けて無意識に最初に目が行ってしまう場所、それは入口の対角線上のコーナーです。この写真ですとちょうどポスターがある部分ですね。
意識上は全体を見ているつもりでも、無意識に最初に見たコーナーの印象が脳に刷り込まれます。対角線上のコーナーは、見せたいものやお気に入りのものを是非配置しましょう。
家具の配置で与える「安定感」「重厚感」
お部屋に重厚感、均質な印象を持たせたい場合は、家具を線対称に配置してみましょう。
東西問わず、有名な寺院や教会などに中央から線対称の形の建物が多いのは、バランスが取れた厳かで静謐な雰囲気を作り出すためです。
写真はテーブルと椅子、照明、窓の線対称が、静かな草原の別荘にいるような落ち着いた印象を与える美しい配置になっています。
《部屋の配置》空間は繋がっているけれど機能を分ける。「ゾーニング」のススメ
間仕切りでダイニングとリビングを区切る
お部屋を区切ってしまうとそれぞれ十分な広さが取れない、という場合は間仕切りなどで空間を区切ってみましょう。
リビングとキッチンがゾーニングされていながらも、空間は繋がっているので家族の気配が感じられる配置となります。
アクセントにもなる間仕切り壁が、ダイニングスペースとリビングスペースの機能を上手に分けてくれています。
柱も空間を分けるアイテム
間仕切りと言えないくらい幅の狭い柱ですが、この存在によって手前と奥のくつろぎスペースがゾーニングされ、違う機能を持つ空間として活用できます。
背板のない棚で圧迫感なくゾーニング◎
柱や間仕切りを使わなくてもゾーニングは可能です!
あまり大きくない部屋の中でゾーニングをする場合は、このような背板のない棚を使うと圧迫感を感じないレイアウトが実現できます。
《部屋の配置》色の効果でお部屋の印象を決める!
暖色系の壁紙でリラックス効果◎
お部屋に光を取り込みにくい場合は、壁紙を暖色系にしてみましょう。
暖かい印象を受けるのでリラックスできる空間になります。
暖色系のアクセントカラーでリビングを癒しの空間に
壁紙の一区画をアクセントカラーにするとお部屋の雰囲気ががらっと変わります。
写真のような暖色を選ぶとお部屋が優しい雰囲気になり、寒色だと落ち着く印象になります。
小さいサイズのサンプルから選ぶのは難しいですが、ポイントとしては面積が大きくなるとその色はより強く見える傾向があるので、面積が小さいサンプルでは理想の色より少し弱めの色を選ぶと良いでしょう。
狭い壁もアクセントカラーで簡単印象チェンジ
細長いキッチンの奥、目が行く壁にアクセントカラーで涼しいライトブルーを配置しています。
模様替えとして壁にペイントするのは、そのお部屋の印象が大きく変わるのでおすすめです。また、賃貸でも剥がせる壁紙などを使えば現状回復できますよ。
《部屋の配置》これからの暮らし方。「ひとりソファ」は心に余裕が生まれます。
オットマンでより心地良く
ひとりソファにさらに心地良さを加えてくれるのがオットマンです。
写真のように同じ素材のもので統一感を持たせても良いですし、あえて違う素材のものを置いてもアクセントになりますね。
オットマンはソファの座面より数cm低い高さのものを選ぶと足を預けやすいです。
二人暮らしならカフェスペースで食事も
「ダイニングスペースには4人以上座れるテーブルを置く」という思い込みにとらわれていませんか?
ふたり暮らしなら、こんなカフェのようなスペースを作って食事をすることもできます。
一緒に住む人の構成により家具の配置を楽しむことで、その家独特の個性ある空間が出来上がっていきます。
《部屋の配置》ダイニングスペースの新提案☆
デザインの異なるチェアがおしゃれ
ダイニングチェアは全て同じ種類で揃える、と決めて選んでいませんか?
北欧ではヴィンテージのものや家族で受継がれている椅子も多いので、木材やデザインが違う種類のダイニングチェアを置くことも多いです。
デザインや木の種類が違ってもオリジナリティある空間になっていますね。少しずつお気に入りを買い足しても楽しいです♪
丸テーブルが今っぽい!
スペースに余裕があるなら丸形のテーブルをチョイスしても良いかもしれません。
心理的効果で、対面より斜めに座ったほうが人は警戒心が解きやすいそうです。家族の会話も増えますね。
《部屋の配置》お部屋のレイアウトシミュレーション
シュミレーションソフトを使おう
色々とレイアウトや模様替えを考えたいけど、家具のサイズや部屋の大きさを考えたこんな図はなかなか書けないと考えている方は、シミュレーションソフトを使ってみるのはいかがでしょう。
パソコン用の有償のもの以外に機能は限られますが無料のもの、さらにスマホで使えるアプリも最近は見付けることができます!是非試してみましょう。
ワンルームにおすすめの配置をシュミレーション
ワンルームのように余分なスペースがほとんどない部屋に家具を配置するときには、まず部屋の特徴をつかむようにしましょう。
凹凸やデッドスペースになりそうな場所を確認して、サイズを測ってデッドスペースができない家具選びや配置を考えてから、実際の作業に入るようにしましょう。
家具を使って空間を仕切る
1つの部屋に生活空間のすべてを詰めこむワンルームでは、部屋を区切るという考え方も大切です。
こちらのようにベッドスペースとリビングスペースの間にソファを置くと、リビングスペースで過ごすときにベッドが目線に入らないというメリットがありますよ。
フレキシブルに使える家具を使って配置を変えるアイディアも
さまざまな用途に使える家具を使うというのもワンルームにはおすすめ。
こちらではベンチにもテーブルにも使える無印良品のコの字の家具を使って、必要なときにその用途に合った場所に家具を配置して使用しています。
一般的な配置を忘れる
キッチンにすこし余裕があるこちらのような間取りなら、ベンチを配置してリビングスペースとして活用するのもおすすめ。
料理をしているときには、ベンチを収納や作業スペースとして活用することもできますよ。
《部屋の配置》やっぱり気になる!風水インテリア
大きい窓は家具で遮らないように
腰高でも掃き出しでも、大きい窓は出来る限り家具で開口部を邪魔しない配置を心掛けましょう。
光がたくさん入る居住空間は暮らす人の心も明るくしてくれます。
吉方向にテレビを置くと人間関係が良好に
リビングの中心には、テレビを置いてあるご家庭が多いかと思います。
お部屋の中で吉方向に賑やかなテレビがあると、人間関係の運が向いてくると言われています。
観葉植物は風水的に
方角限らずお部屋に取り入れると良いと言われているのが観葉植物です。
お世話が大変と考える方は、ミニ観葉でもドライフラワーでも良いので何かひとつ置いてみましょう。
少しずつ変化する植物の姿に心が落ち着き、お部屋が居心地の良い空間になりますよ。
部屋の配置アイデアまとめ
いかがでしたか?毎日過ごすお部屋を居心地良い空間にするために、取り入れられるアイデアはありましたでしょうか。
毎日少しずつで良いのでお部屋を見直してインテリアのアップデートを進められるようにしましょう!
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実用的でデザイン性が高いものが多いので、きっとお気に入りのものが見つかるはずです。
ベッドやソファも小さめのサイズを多く扱っているので、狭いスペースでも選択肢の幅が広がります。
また価格帯を絞っての検索も可能なので、予算が決まっている人も探しやすいですよ。
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